公開日:2020.11.11
更新日:2025.03.24
システムエンジニア(SE)をしているものの、プログラミング言語に自信がなく、学習しようか迷っている方は少なくないかもしれません。
そこで本記事ではシステムエンジニア(SE)がプログラミング言語を習得するべき理由と、おすすめのプログラミング言語を紹介します。
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<目次>
1.システムエンジニア(SE)がプログラミング言語をの知識を習得すべき理由
習得すればプログラマーとのコミュニケーションが円滑に
実装工数の見積をプログラマー任せにしなくてよくなる
コードレビューが可能になり品質を担保できる
2.システムエンジニア(SE)が習得すべきおすすめのプログラミング言語
最も使用されているプログラミング言語のJava
多くのWebサービスで使用されているRuby・PHP
AI(人工知能)領域で活躍するPython
3.まとめ
システムエンジニア(SE)がプログラミング言語の知識を習得するべき3つの理由を紹介していきます。
システムエンジニア(SE)の仕事は顧客の要求から仕様を決定し、大まかな設計をするまでの、情報システム開発の上流工程を担当することです。
その際にプログラマーへの指示を出すことになりますが、プログラミング言語を習得していれば、プログラマーとより円滑なコミュニケーションを取ることができます。
プログラミング言語を理解していない状態で指示を出そうとしても、指示が曖昧になったり、適切な指示が出せないといったことが考えられます。
プログラミング言語を習得しそのプログラミング言語でどんなことができるのか、どの程度のコストや時間がかかるのか、プログラマーが書いたコードは正しいのか等を理解できる状態にすることで、システムエンジニア(SE)の仕事をより円滑に進めることができるようになるでしょう。
またプログラマーとして経験を積んだうえで、システムエンジニア(SE)としてキャリアアップする方も多いです。
システムエンジニア(SE)として活躍するのであれば、プログラミング言語を習得していないことはマイナスに働く可能性があります。
システムエンジニア(SE)がプログラミング言語を習得していれば、実装工数の見積をプログラマー任せにしなくてもよくなります。
情報システム開発の予算管理や人員管理、進捗管理などのマネジメント業務もシステムエンジニア(SE)の仕事の1つです。
しかしプログラミング言語の知識がなければ、実装工数の見積がプログラマー任せになり、上流工程にいるはずのシステムエンジニア(SE)自身が工数を正確に理解できていないといった事態になりかねません。
それではシステムエンジニア(SE)の重要な仕事であるマネジメント業務が難しくなってしまいます。
また実装工数の見積を誤って完成が遅れてしまえば、信頼を失ってしまいます。
プログラミング言語を習得することで、プログラマーに実装工数の見積を依頼するのではなく、自分で見積もった工数に従ってプログラマーに指示を出せる状況を作りましょう。
システムエンジニア(SE)がプログラミング言語を習得していれば、コードレビューが可能になり、品質が担保可能です。
システムエンジニア(SE)がコードレビューをできなければ、プログラマーに依頼することになるでしょう。
しかしプログラマーがコードレビューを行いソースコードの誤りを検出できなければ、上流工程のシステムエンジニア(SE)の責任です。
システムエンジニア(SE)がプログラミング言語を習得していれば、上流工程でのコードレビューが可能になり、より誤りを減らすことができます。
また誤りがあった場合には改善案を出したうえでプログラマーに修正を依頼することが可能です。
改善案が分かれば、ソースコードの修正にどれほどの期間を要するかも把握でき、より円滑に開発を進められるでしょう。
さらにコードレビューで修正を依頼する際にはプログラマーとのコミュニケーションに注意が必要になります。
伝え方によっては意欲を削いでしまう可能性があるためです。
しかしプログラミング言語を習得していれば、プログラマー目線での修正依頼が可能になるでしょう。
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システムエンジニア(SE)にはプログラミング言語の習得をおすすめしますが、どのプログラミング言語を習得するのかが非常に重要です。
そこでおすすめのプログラミング言語を3つ紹介していきます。
Javaはクラスベースのオブジェクト指向の実装の依存関係を最小限にしたプログラミング言語です。
世界中の基幹システムで利用されています。
レバテックキャリアの行なった調査によれば、2019年のプログラミング言語別新規求人割合ランキングの1位は2位のPHPと大きな差をつけてJavaです。
それだけJavaを利用する機会が多いことを意味します。
Javaを習得していれば、生かせる機会が多いでしょう。
Javaは他にも以下のような特徴を持ちます。
・一度書けばどこでも実行できる
・大企業のシステムで採用されている
・大規模開発に向いている
・独学でも学べる学びやすさ
・Androidのアプリ開発が可能
・処理速度が早い
・ライブラリが豊富
Javaは需要が多く、さらに独学でも学べる学びやすさがあります。
システムエンジニア(SE)としてプログラミング言語を習得したいものの、どのプログラミング言語を選べば良いのかわからない方におすすめです。
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Rubyは日本のまつもとひろゆき氏により開発されたオブジェクト指向スクリプト言語です。
日本で開発されたプログラミング言語としてははじめて国際規格に認証されました。
レバテックキャリアのプログラミング言語別求人数ランキングにおいてRubyは5位となっており、人気の高いプログラミング言語です。
ショッピングサイトやブログサイト、アプリケーションサイト等、フレームワークを用いて構築可能なWebサイトの開発に強みを持ちます。
PHPは動的にWebページを生成可能なサーバーサイドのスクリプト言語です。
他のプログラミング言語と比較すると仕様な文法が簡単なため、比較的習得が簡単だといわれています。
その一方で求人数は多く、Javaに次いで2位です。Javaと同様に需要が多く習得しやすい言語のため、どのプログラミング言語を選べば良いかわからない方はPHPを検討すると良いでしょう。
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Pythonはインタープリタ型の高水準汎用プログラミング言語です。
現在Pythonは初心者から職業プログラマーまで様々な方に利用されています。
Pythonはシンプルであることを重要視したプログラミング言語のため、他の言語と比べて覚えるべき構文規則が少ないです。
そのため初心者でも学習をはじめやすい特徴を持ちます。
またPythonは機械学習やAI(人工知能)領域で活躍するプログラミング言語です。
レバテックキャリアのプログラミング言語別求人数ランキングでは3位ですが、今後AI(人工知能)や機械学習の需要がより高まるに連れて、Pythonの需要も高まることが予想されます。
なおAI(人工知能)領域や機械学習の他にもWebアプリケーションやデスクトップアプリケーション、Webアプリケーションの開発など、Pythonを利用してできることは多いです。
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本記事ではシステムエンジニア(SE)がプログラミング言語を習得するべき理由を解説してきました。
プログラミング言語を習得することで、システムエンジニア(SE)の仕事をより円滑に行うことが可能になるでしょう。
どのプログラミング言語を習得するべきか分からない方は、Java・Ruby・PHP・Pythonがおすすめです。
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