入社1年目だけど、転職出来る?1年目の離職率の実情や転職成功のためのコツを解説!

転職市場動向分析

2022.01.26

入社1年目の会社員で転職活動を現在しているまたは検討している方はいますでしょうか?


2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、多くの方が頭を悩ませる日々が続いています。
現在の仕事の将来に不安を覚え、転職を検討している方も多いのではないでしょうか。


今回は入社1年目で転職活動を現在しているまたは検討している会社員に向けて、転職/離職率の実情や入社1年目で転職を考える理由、転職を成功させるコツについて以下に焦点を当てながら解説します。


・入社1年目で転職はできるのかについて
・離職率の実情について
・入社1年目で転職を考える理由について
・入社1年目の転職で理解しておくことについて
・入社1年目の転職でIT業界はおすすめなのかについて
・入社1年目で転職を成功させるためにはどうすればいいのか


転職のために行動することは多くの時間と労力を要すだけでなく普段かからないストレスもかかるため体への負担も増えますよね。


そんな負担を少しでも減らすために、本記事を役立てていただけましたら幸いです。
入社1年目で転職活動を現在しているまたは検討している会社員は是非ご一読ください。

<目次>
1.入社1年目での転職は出来る?
2.離職率の実情を知ろう
離職率
1年以内離職者の割合
20代の転職者の割合
3.入社1年目で転職を考える理由
やりたい仕事が以前と変わった
給与面や福利厚生での不安
会社(企業)の不適切な対応
会社(企業)の業績不振
仕事での過度なストレス
上司や同僚との人間関係
4.入社1年目での転職において理解しておくこと
会社(企業)の採用担当者からの評価が厳しい
収入は転職前と同程度か下がる可能性が高い
自己分析や業界分析を徹底する
転職理由や退職理由、志望動機を明確にしておく
5.入社1年目の転職においてIT業界はおすすめ?
6.入社1年目での転職を成功させるために
転職サイトや転職エージェントを活用する
キャリアプランを考える
転職理由や退職理由、志望動機に一貫性を持たせる
7.まとめ

 

 

 

1.入社1年目での転職は出来る?


転職1年目関連画像
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結論から申し上げると、入社1年目でも転職することは十分可能です。

しかし転職の際、以下のようなリスクがあることについても理解する必要があります。

転職先がすぐに見つからない
現職より年収が下がってしまう可能性が高い
新しい環境に馴染むのに時間が掛かる

 

現職から転職することで、現職への不満点や嫌なポイントの改善はできるかもしれません。

しかし、その他の部分で新たに納得できないポイントが出てくる可能性は十分考えられます。

 

また、現職を転職したい理由が転職をしなくても解決できないのかについてよく吟味することも大切です。

現職の先輩の姿を見て、将来的な自分の姿をイメージしてみてください。

 

転職のリスクを考慮した上でなおかつ現職の先輩が自分の思い描くキャリアビジョンと一致しないのであれば、思い切って転職を考えてみることをおすすめします。

 

 

 

2.離職率の実情を知ろう


転職1年目関連画像
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男女問わず20代の転職率/離職率が他の年代に比べて高いというデータが抽出できました。

 

以下ではその実情についてより具体的に理解するため、詳細なデータを用いながら検証していこうと思います。

 

離職率

【表①|令和2年の常用労働者の動き

転職1年目関連画像
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表①は厚生労働省が公式に調査した令和2年雇用動向調査結果の概況の一環で、令和2年の常用労働者の動きを表したデータです。

 

表①を見ると、令和2年に離職した男性は常用労働者数27,479.0 千人に対して、3,511.2千人となっています(離職率は12.8%)。

女性は23,616.8 千人に対して3,760.9千人となっています(離職率は15.9%)。

また、一般労働者とパートタイム労働者の離職率を比較してみると、一般労働者が10.7%でパートタイム労働者は23.3%となっています。

 

この表から、男女問わず離職する割合は各常用労働者数の1割弱であることが読み取れます。

特に女性の方が離職率が高い傾向にあることがわかります。

 

女性は結婚や出産を機に退職する方も多いので、その結果がこの離職率につながっている可能性が考えられます。  

 

 

1年以内離職者の割合

【表②|新規大卒就職者の事業所規模別離職状況:1年目で離職した人数と離職率の割合

  規模累計
卒業年度 就職者数(人) 離職者数(人) 離職率(%)
平成28年3月卒 447,628 50,627 11.3
平成29年3月卒 457,956 52,642 11.5
平成30年3月卒 461,041 53,326 11.6
平成31年3月卒 465,944 54,439 11.7
令和1年3月卒 457,581 48,286 10.6

 

表②は新規大卒就職者の事業所規模別離職状況において、1年目で離職した人数と離職率の割合を表した表です。

表②を見ると、新卒1年目で離職している方の割合は11%弱〜12%弱であることがわかります。

 

この数値は全体の就労者数から見れば少なく感じるかもしれませんが、新卒1年目でも11%弱〜12%弱の方が毎年離職しているということがわかります。

また、令和1年3月卒の離職率が減少していますが、やはりコロナの影響で企業側も第2新卒採用を控えていたりと、転職窓口が狭まっていることが要因でしょう。

 

 

20代の転職者の割合

【グラフ①|令和2年度の転職入職者の状況の年齢階級別転職入職率

転職1年目関連画像
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グラフ①は令和2年度の転職入職者状況の年齢階級別転職入職率を表したグラフです。

男女問わず20代の転職入職率が高い点も特徴的です。

 

つまり、男女問わず20代に転職・入職が行われやすい傾向があるということになります。

この結果から、20代の転職事情は他の年齢よりも高い。特に女性の転職率が高いということがわかります。

 

その他女性の転職入職率(一般)は30~34歳で急激に下がっています。

これは結婚や出産、子育てなどにより入職率が下がっている可能性があります。

 

 

 

3.入社1年目で転職を考える理由


転職1年目関連画像
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入社1年目で転職と聞くと「せっかく新卒で入社したのにどうして?」と考える方もいるかもしれません。

しかし、入社1年目で転職を考えることにはそれ相応の理由があるのです。

 

ここでは入社1年目の社会人が一体どんな理由で転職を考えているのかについて6つほど解説します。

 

やりたい仕事が以前と変わった

皆さんが学生から社会人になる際、明確にやりたい仕事が決まっていましたでしょうか。

周りに合わせた義務感から、特に興味のない会社に焦って就職をしてしまったという方も少なくありません。

 

就職先が決まることは確かに素晴らしいことなのですが、内定後の会社で仕事をするうちに、仕事内容や労働環境が自分に合わないことに気づいたり、社会に触れたことで本当にやりたい仕事が明確になる若者も多いのです。

 

 

給与面や福利厚生での不安

学生時代に行う企業研究ではなかなか深い部分までは知ることができず、入社して初めてわかる給与面や福利厚生面の実態があります。

家賃補助が思っていたより少なく、新卒1年目がもらえる給与では家賃の負担が大きいなんてこともよくある話です。

 

また昇任や昇給の仕組み、特別手当(ボーナス)が思っていたものと違うと不満に思うこともあります。

この場合、ワークライフバランスの観点から将来性を見据えて転職を考える若者は多いのです。

 

 

会社(企業)の不適切な対応

会社(企業)からのパワハラやセクハラ、モラハラが原因で転職を考える方も多いのではないでしょうか。

パワハラ:職場における有利な立場を利用し、業務上適正な範囲を超えて精神的、あるいは肉体的な苦痛を与える行為や職場環境を悪化させる行為
セクハラ:職場において、労働者の意に反する性的な言動が行われ、労働者に大きな悪影響を及ぼしたり、それを拒否したことで解雇や降格、減給などの不利益を受けること
モラハラ:職場や家庭などで無視や暴言の他、わざと不機嫌に振る舞ったり嫌がらせをするといったモラルに反した行為を受けること

 

近年、これら3つのハラスメントに悩まされる若者は少なくありません。

あまりにも度を超えた劣悪な環境では各々が持つ本来の能力を発揮することが困難になってしまいます。

 

もし職場で上記のような被害を受けた場合は一人で抱え込まずに必ず誰かに相談するようにしましょう。

 

 

会社(企業)の業績不振

会社(企業)の業績が好調の時は、社内の雰囲気も明るく、非常に仕事をしやすい環境だと思います。

上司や先輩の気持ちにも余裕があるため、人間関係も良好で特に不満を持つことなく仕事をこなせるはずです。

 

しかし、業績が悪くなると状況は一変します。会社(企業)の中心だった取締役や上司が次々に退職していき、社内に暗いムードが漂います。

加えて大規模なリストラや早期退職なども始まり、自分もいつ首を切られるかと不安を感じながら毎日を過ごすことになります。

 

また社内の暗いムードは負の連鎖を生み出し、今まで優しかった上司からの風当たりもきつくなったり、会社は働きにくい環境へと変化します。

このような状況になれば転職を考えるのも当然です。

 

現職の会社(企業)が倒産などして手遅れになる前に、早目の転職活動が大切です。

 

 

仕事での過度なストレス

企業説明会や入社前に聞かされていた仕事内容とは異なり、現実の実務は非常に過酷だったり、終電まで残業をしないと業務が終わらないなど仕事での過度なストレスがかかる場合も多いですよね。

他にもノルマや会社からのプレッシャーが厳しかったり、社風や社内体制に不満があるなどが原因で転職を考える方も多いです。

 

 

上司や同僚との人間関係

職場の上司や同僚との人間関係がうまくいかないことも転職理由にとしては多いですよね。

皆さんの職場にも下記に当てはまる上司や同僚はいませんか?

陰で悪口を言っている人
会話の全てを批判してくる人
自分勝手な人
高圧的な態度をとる人
人を見下してくる人

 

どんな環境に言っても人間関係はつきものです。ある程度は飲み込まないといけない場面もあるかとは思いますが、どうしてもという場合は転職を考えた方が賢明な判断です。

特に面倒な人間関係が慢性化している職場や自分に対して不利益を与えてくる職場からは早急に転職することをおすすめします。

 

皆さんの大切な時間は有限です。自分が成長できる良質な環境を探してみてください。

 

転職活動をしている方/今後転職活動を検討している方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

4.入社1年目での転職において理解しておくこと


転職1年目関連画像
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入社1年目で転職を考えることは何一つ悪いことではありません。

しかし、転職の際にはいくつ理解しておかなければならないリスクが存在します。

 

ここでは入社1年目での転職において理解しておくべきことについて4つほど解説します。

 

会社(企業)の採用担当者からの評価が厳しい

入社1年目の方が転職活動をする際、採用担当者は次のように考えています。

なぜ入社1年目で転職なのか?
仕事に対する労働意欲はあるのか?
メンタルが弱いのだろうか?
そもそもスキルが足らないのか?
うちの社風に合うだろうか?
またすぐに辞めてしまわないだろうか?

 

人材採用は会社(企業)にとって時間的・金銭的なリスクが発生します。

入社してきた方にはできるだけ長く働いてもらいたいと考えるため、転職採用は担当者の目線が厳しくなりがちです。

 

入社1年目で転職する場合、採用担当者は人間関係構築力や仕事に対する労働意欲、スキルや経験不足による問題なのかと様々な観点を意識しながら面接をします

この点は転職時に理解しておく必要があります。

 

 

収入は転職前と同程度か下がる可能性が高い

新卒で大手企業に就職すると、他業界や他会社の実態を知らないまま、社会人としての道を歩み始めます。

しかし、いざ転職活動をはじめ、他会社の求人情報に目を向けると、その給与待遇や福利厚生が異なることが多いです。

 

場合によっては現職よりもあらゆる条件が良くない会社(企業)もあります。

現職で1年目は実績がほとんどないため、採用企業も評価するポイントが少なく、ポテンシャルで採用する可能性が高いです。

 

大手企業に限らず、転職を考える際は現職の年収や福利厚生などの諸条件が下がる可能性がある点に理解しておく必要があります

 

 

自己分析や業界分析を徹底する

転職の際には、自己分析や業界分析を徹底することが非常に大切です。

転職先の採用担当者は皆さんのことを知りません。自己分析を疎かにすると、転職面接時に話す内容が薄くなり、採用担当者に皆さんの魅力が伝わりづらいです。

 

自分の強みは何か、これからどんな社会人になりたいのかなど採用担当者にアピールするためにも自己分析は徹底するようにしましょう。

具体的には、以下のような観点で分析してみましょう。

どんな時にモチベーションを感じるのか。
どんなことに苦手意識があるのか。
物事を論理的に考えるタイプか、感覚的に考えるタイプか。
協調性があるタイプか、独走タイプか。
周囲の人から頼られるタイプか、周りを頼るタイプか。
挑戦的か、慎重派か。
感情的か、冷静か。
周りの人からどんな人だと言われることが多いか。

 

自己分析をすることで、仕事選びの軸を明確化したり、自分の魅力を他人にわかりやすく伝えられるようになるので必ず行うようにしましょう。

 

転職活動をしている方は下記記事をご一読ください↓

 

 

転職理由や退職理由、志望動機を明確にしておく

転職時には転職理由や退職理由、志望動機を明確にしておくことは非常に大切です。

採用担当者は応募書類の退職理由と志望動機を見れば、どういう人物かおおよそ見当がつくようです。

 

例えば、社風や人間関係などの環境面を理由に前職を退職した方は、本当の退職理由を隠そうとする心理が働くため、発する言葉一つ一つが抽象的な表現になりがちなのだそうです。

また、年収や福利厚生などの条件面での不満を理由に転職先を選んだ方は志望動機が薄いため、強いモチベーションが感じられず、「他の会社でもいいんじゃないの?」という印象を受けるそうです。

 

本気で転職を考えるのであれば、テンプレートな回答は捨て、自分が本当にやりたいことについて吟味し、それを成し遂げようとする意欲を磨くことがベストなのではないでしょうか。

 

転職活動においてより知識をつけたい方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

5.入社1年目の転職においてIT業界はおすすめ?


転職1年目関連画像
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入社1年目の転職においてIT業界は非常におすすめと言えます。

その理由は、以下の3点です。

IT市場自体が伸びていること
IT業界は人材不足であるということ
ITスキルが身につくこと
年収もそこそこ高い

 

特に身につくITスキルに関しては、IT企業だけで必要となるものではなく、他の業界や企業に行ったとしても通用する可能性が高いです。

例えば、社内のITツールのノウハウやプログラミングによる業務効率化などはどの企業においても必要な要素になりえます。

 

最近ではAI(人工知能)やIoTなどの最先端技術の普及により深刻な人材不足となっています。

市場自体が伸びているだけでなく、人材不足となれば、IT業界は転職に最も適していると言っても過言ではありません。

 

また、市場自体が伸びていることもあり、年収や福利厚生など待遇面が良心的な会社もたくさんあります。是非、この機会にIT業界について調べてみてはいかがでしょうか?

 

エンジニアに強い転職エージェントを見てみたい方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

6.入社1年目での転職を成功させるために


転職1年目関連画像
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ここまでは転職の際のリスクや転職事情について解説してきました。
リスクをわかった上で、それでも転職したい!そんな皆さんのために、ここからは入社1年目で転職を成功させるためにはどうしたら良いのかについて3つのポイントに分けて解説します。

 

転職サイトや転職エージェントを活用する

転職に対する考え方や転職の軸が定まってきたら、転職サイトや転職エージェントを積極的に活用することがおすすめです。

自分の転職条件に沿った具体的な条件を膨大な求人から絞り込むことができるので、自分に最適な企業を早急に見つけることができます。

 

同時に複数の転職サイトや転職エージェントを利用し、状況によって使い分けるという方法もおすすめです。

転職サイトによって強みにしている分野や特長は違います。

 

自分に適した転職サイトや転職エージェントを活用しましょう。

 

【人気の転職サイト】

リクナビNEXT
マイナビ転職
doda

 

 

【人気の転職エージェント】

doda転職エージェント
リクルートエージェント
マイナビエージェント

 

転職エージェントについて詳しく知りたい方は下記記事をご一読ください↓

 

 

キャリアプランを考える

キャリアプランとは、自分の将来の理想像を明確にし、理想を実現するためにはどうすればいいのかと構築された具体的な行動計画を指します。

キャリアプランを設計すると逆算して今行うべきことが明確になりやすいです。

 

例えば、5年後には年収500万円は欲しいと考えるのであればそれ相応の行動が必要になります。それは現職でも達成できるのか。それとも転職するのか。

現職を退職し独立を考えるのであれば、どんな分野で独立したいのか、その分野のスキルを磨くにはどうすれば良いかなど、考え、行動することができます。

 

また、キャリアプランを作成すると、毎日の業務が将来のビジョンに繋がっていると実感しやすくなり、仕事に対してのモチベーションが上がります。

特に入社1年目の若い方なら、キャリア選択をする機会は何度もあります。

 

結婚や出産、転勤、転職などのタイミングでどのような選択をするのか考える際に有用なのがキャリアプランです。

キャリアプランは十人十色です。各々が考える理想を実現できるような結論を導き出してください

 

 

転職理由や退職理由、志望動機に一貫性を持たせる

転職理由や退職理由、志望動機に一貫性を持たせることで入社1年目での転職を成功させやすくなるということは先ほど解説しました。

ここでは、転職理由と志望動機の一貫性を持たせるポイントについて解説します。

 

転職理由と志望動機に一貫性を持たせためには、以下の3つに分けて考えると整理しやすいです。

転職理由を整理する
転職によって実現したいことを考える
志望動機を考える

 

①転職理由を整理する

なぜ皆さんは入社一年目にして転職する結論に至ったのでしょうか。

今とは異なる業界・職種の仕事にチャレンジしたいため、収入を上げたいため、転勤が頻繁にあり落ち着かないため、勤務体系を変えたいためなど、様々な理由が挙げられます。

 

まずは自分の転職理由を書き出してみましょう

 

②転職によって実現したいことを考える

次に転職理由から転職によって何を実現したいのかを考えましょう

例えば、転職理由が「今とは異なる業界・職種の仕事にチャレンジしたいため」であれば、「どのような仕事がしたいのか?何を実現させれば満足なのか」を考えましょう。

 

転職理由が「勤務体系を変えたいため」であれば「土日休みの仕事に転職する」ことが実現したいことかと思います。

転職によって実現したいことは各々違います。自分にとっての、自分だけの結論を出してみてください。それが皆さんが転職で求めている答えそのものです。

 

③志望動機を考える

最後に導き出した転職理由と転職によって実現したいことに一貫性を持たせる志望動機の作成です。

転職によって実現したいことは、面接を受ける会社(企業)でどのように叶えることができるのかという観点で志望動機を考えると、一貫性を持たせやすくなります。

 

転職理由から考えた志望動機は、一般論になりやすいです。

転職で実現したいことが叶う会社(企業)は複数あるかもしれません。しかし、実現したいことが叶えられる+αの視点からその会社(企業)に魅力を感じていることを伝えられれば、採用担当者からも評価も高いでしょう。

 

上記の①〜③ようなステップで段階を踏んで考えていくと、簡単に転職理由や志望動機に一貫性を持たせられるでしょう。

本当に転職したい理由は、自身の言葉で伝えること。本音を語ることこそ、転職を成功させる1番の方法かもしれません。

 

 

 

7.まとめ


今回は、入社1年目で転職活動を現在しているまたは検討している会社員に向けて、転職を成功させるために必要なことについて解説してきました。

入社1年目での転職は十分可能です。ただし、転職先がすぐに見つからない、現職より年収が下がってしまう可能性が高い、新しい環境に馴染むのに時間が掛かるなどのリスクも伴います
 

男女問わず20代の転職率/離職率が他の年代に比べて高いです
 

入社1年目でも転職を考える理由は、やりたい仕事が以前と変わった、給与面や福利厚生での不安、会社(企業)の不適切な対応、会社(企業)の業績不振、仕事での過度なストレス、上司や同僚との人間関係などがあります。
 

入社1年目の転職において理解しておくべきことは、会社の採用担当者からの評価が厳しい
 

収入は転職前と同程度か下がる可能性が高い、自己分析や業界分析を徹底する、転職理由・退職理由・志望動機を明確にしておくことなどがあります
 

入社1年目の転職においてIT業界はIT市場自体が伸びていること、IT業界は人材不足であるということ、ITスキルが身につくこと、年収もそこそこ高いなどの観点からおすすめできます
 

入社1年目で転職を成功させるためには、転職サイトや転職エージェントを活用したり、キャリアプランを考えたり、転職理由・退職理由・志望動機に一貫性を持たせることが重要です

 

入社1年目で社会人経験が少ないとしても自分を卑下する必要はありません。

入社1年目でも努力次第で転職することは十分可能です。

 

自分のポテンシャルと未来への可能性を信じて、転職活動に励んでいきましょう。

 

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