面接での転職理由や退職理由は重要です!転職理由を上手く答えるコツを解説!

転職

2021.11.18

転職を希望している、検討している人の中で「転職理由や退職理由」についてどう伝えれば良いのか悩んでいる方の悩みを解決します。
転職理由や退職理由は面接において重要視されており、採用不採用に関わる大きなポイントでもあります。

本記事では、面接での転職理由や退職理由が何故重要なのか転職理由を上手く答えるコツ、その具体例も合わせてご紹介します。

<目次>
1.転職理由を分析してみよう
2.面接で転職理由や退職理由を聞く理由とは?
自社との相性を確認している
人柄や意欲・モチベーションの確認
転職理由や退職理由から仕事の向き合い方を知る
3.面接において転職理由や退職理由を上手く伝える方法
転職理由や退職理由は正直に!
転職理由や退職理由と志望動機やキャリアプランに一貫性がある
状況と行動を具体的に説明し客観性を持たせる
入社に対して前向きであることを伝える
4.面接において転職理由や退職理由のNGポイント
転職理由や退職理由をネガティブな視点で語る
転職理由や退職理由のみ伝える
5.面接において転職理由や退職理由のサンプル
転職理由や退職理由の良いサンプル
転職理由や退職理由の悪いサンプル
6.まとめ

 

 

 

1.転職理由を分析してみよう


転職理由関連画像
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面接で必ず聞かれる「転職理由」について、上手に答えられるようにまずは自己分析してみましょう。

例えば、以下のように転職理由を分析出来るでしょう。

前の職場ではやりたいことが実現出来なかったから
職場の人間関係に不満があったから
会社(企業)の給与・待遇に不満があったから

 

採用する会社(企業)側からしてみれば、転職理由や再就職理由はどうしても確認しておきたい事柄です。

上手く説明して、あなたという魅力を会社(企業)にしっかり伝えるために、あなたが何故転職したいのかを分析するようにしましょう。

 

転職理由の分析をしっかり出来ている方は意外に少ないです。

例えば、「現職/前職ではやりたいことが実現できなかった」という転職理由の場合、自分の希望していることを抽象的に捉え過ぎて、具体的になっていないことが多くあります。

 

転職理由が具体的ではないと、結局「やりたかったから」「転職先だと実現できる環境が整っているから」など、抽象的な表現になってしまう可能性が高いです。

そのため、第三者が聞いても納得できるように自己分析を行いましょう。

 

 

 

2.面接で転職理由や退職理由を聞く理由とは?


転職理由関連画像
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面接で転職理由や退職理由を聞く理由とはなんでしょうか。

主な理由は3つあります。

自社との相性を確認している
人柄や意欲・モチベーションの確認
転職理由や退職理由から仕事の向き合い方を知る

 

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

自社との相性を確認している

まずは自社との相性を確認しているケースがあります。

採用する会社(企業)側もできるだけ長く働いてもらえて、自社に合う優秀な人材を手に入れたいという気持ちがあるため、慎重に見極めています。

 

例えば、繁忙期で残業が多い会社(企業)の場合、転職理由が「残業が多く、定時で帰りたいと思い退職しました」だと「この人は定時で帰りたいだけの人なのではないか」と面接官に不安を与えてしまいます。

もちろん、採用する会社(企業)側だけではなく求職者側も相性の良い会社(企業)に入社したいと考えているので、上記のケースは単純にミスマッチな部分もあるので仕方がないでしょう。

 

しかし、あなたがどうしても入社したい会社(企業)の場合は、ネガティブな理由ではなく、ポジティブな理由を上手く伝えるようにすれば、少なくとも面接官に不安を与えることは無くなるはずです。

例えば、「現職/前職の1人あたりの仕事量が多い」というネガティブな理由の場合「担当している/していた業務範囲が幅広い」ということですので、「幅広い業務を経験し、様々な経験をした」などとポジティブな理由(表現方法)に変換すると言った感じです。

 

 

人柄や意欲・モチベーションの確認

人柄や意欲・モチベーションの確認のために、転職理由を聞かれる場合もあります。

前職の不満や不安について解決するために、どんな努力をしてきたかということは重要な点です。

 

例えば、下記のようなことが面接官は気になります。

仕事内容に不満があった場合、上司に相談をしてアクションを起こしたか
給料が低さに不満があった場合、資格を取ってアピールする、給与交渉を行うなどのアクションを起こしたか

 

どんな会社(企業)にも不満点を覚える所はあります。

不満点を改善できる所はないか、アクションに移せることが、社会人として重要な能力であり評価の対象にもなります。

 

ただ不平不満を述べるだけだと責任が無い人、すぐに逃げ出してしまう人と思われてしまう可能性が大きいでしょう。

上記に当てはまった方は、今後気を付けるようにして意識するようにしましょう。

 

 

転職理由や退職理由から仕事の向き合い方を知る

面接官は転職理由や退職理由から、仕事の向き合い方を知りたいと考えています。

多くの場合、転職理由は職場で嫌なことがあったり、不満な所も少なからず出てくるでしょう。

 

しかし、ネガティブな理由をを面接で話した場合、あなたは後ろ向きな人だと捉えられてしまうでしょう。

ネガティブな表現はできるだけポジティブな表現に変えて面接官に良い印象を残すべきです。

 

ポジティブに転職の理由話すポイントは、ネガティブ→ポジティブの順番で話すことです。

例えば、「残業が多かった」だけよりも「残業が多かったが、今度の仕事では仕事効率の改善を測り、スキルアップに費やす時間をより多く確保したい」などネガティブ→ポジティブの順番で話すことで、仕事に対して前向きな印象を与えることができます。

 

 

 

 

3.面接において転職理由や退職理由を上手く伝える方法


転職理由関連画像
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面接において転職理由や退職理由を上手く伝える方法について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

具体的には以下の4つを心掛けることで、面接官に良い印象を与えることができます。

転職理由や退職理由は正直に!
転職理由や退職理由と志望動機やキャリアプランに一貫性がある
状況と行動を具体的に説明し客観性を持たせる
入社に対して前向きであることを伝える

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

転職理由や退職理由は正直に!

出来るだけ面接官から良い印象を持たれたいという思いから、嘘の転職理由を作り、話してしまう人もいるでしょう。

しかしながら、相手は百戦錬磨の面接官なので嘘か本当なのかはすぐにバレてしまい、悪い印象を与えてしまう可能性もあります。

 

また運よく嘘の理由で内定を勝ち取ったとしても、後ほど前職の退職理由と同じパターンが起こった時、退職を繰り返してしまうこともあります。

そもそも、転職理由を考えるときに嘘をつく必要はありません。

 

転職をしようと思ったからには、少なからず前職の不満や不安があったことは、面接官も理解しています。

伝え方には気を付けるべきですが、基本的に嘘はつかずに正直に答えた方が誠実な印象を与えることができて、会社(企業)と自分のミスマッチを防ぐことにも繋がるでしょう。

 

 

転職理由や退職理由と志望動機やキャリアプランに一貫性がある

本当に入社したいと感じさせる人は、転職・退職理由と志望動機やキャリアプランに一貫性があります。

一貫性を持たせることで相手に説得力を感じさせることができるからです。

 

例えば、退職理由に年収や待遇・人間関係などの不満があって辞めた人は本当の理由は話したくないので、抽象的な表現になってしまいます。

また、条件面で転職先を選んだ人は、「何故ウチの会社(企業)を選んだのか」に対して深掘りされると答えることが出来ないので、面接官に「この志望動機なら、別の会社(企業)でも良いんじゃないの?」と思われてしまうでしょう。

 

一貫性を持たせるためには、個々の「オリジナル性」を持たせると良いでしょう。

例えば、転職ノウハウで学んだ「模範回答」のような回答を実際に面接官に伝えられる方は少ないでしょう。

 

些細なことでも構わないので、転職理由や退職理由と志望動機に一貫するようにオリジナル要素を追加してみてはいかがでしょうか。

 

 

状況と行動を具体的に説明し客観性を持たせる

例えば退職理由が「休日が少ない」や「給料が少ない」のような愚痴・不満だけであれば面接官もどこを評価して良いのかわかりません。

休日が少なかった場合、「◯日連続で勤務していた」、「月に◯回しか休日がない状況が半年も続いた」
給料が少なかった場合「業績悪化でボーナスが無しになった、基本給が上がらなくなった」

 

上記のように、もう少し具体性を持たせ状況を具体的に説明し客観性を持たせることで、面接官にも納得して貰えるでしょう。

また、状況の説明だけではなく、あなたが改善に向けてどのように努力したのかも重要です。

 

課題に対してどうアクションをしたのかを上手く伝えられないと、受け身で問題解決能力が無い人と思われてしまう可能性が高いです。

どのように努力したのか、独自のオリジナル性を持たせると良いでしょう。

 

 

入社に対して前向きであることを伝える

転職理由についての質疑応答は面接における答えにくい話題の一つです。

時には自分の足りなかった点、弱みに繋がる出来事を話さなければいけないので、伝え方にも注意を払う必要があるためです。

 

面接官はスキルや協調性なども見ていますが、あなたの人柄や意欲も重要視しています。

つまり、「自分に弱みがあるのは当たり前。弱みや至らない点をどのように努力してどのくらい改善できたか」を知りたいわけです。

 

時には回答した内容に関して、さらに厳しい追及をされるかもしれません。

厳しい追及に対して顔をしかめたり、自信なさげに振舞ってしまってはいけません。

 

指摘されたことに対しては真摯に受け止め、自分自身を変えたいと思っていることを面接官に伝えましょう。

「そのような経験があったからこそ、御社に入りたい、御社で活躍したい」と言葉にして、入社に対して前向きであることを伝えるようにするのがベストです。

 

 

 

 

4.面接において転職理由や退職理由のNGポイント


転職理由関連画像
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面接においてのNGポイントを2点紹介します。

転職理由や退職理由をネガティブな視点で語る
転職理由や退職理由のみ伝える

 

NGポイントを知らないと、面接において大幅な減点対象になってしまう可能性もあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

転職理由や退職理由をネガティブな視点で語る

ネガティブな視点で語るのは辞めておきましょう。

面接官にとって不安を感じさせる可能性が高いからです。

 

転職理由や退職理由を語る際は、できるだけポジティブな視点で語るようにしましょう。

具体例をあげると、こんな感じです。

残業が多くて、体力的に辛いので辞めました
業務終了後に資格取得のための自己啓発の時間や、家族と触れ合う時間が欲しかったので、退職しました

 

上記はほぼ同じことを言っていますが、後者の受け取り方の印象は全く違うものになります。

ネガティブな意見でも、具体性を持たせることにより前向きなポジティブな意見に変えることができます。

 

 

転職理由や退職理由のみ伝える

転職理由や退職理由のみを伝えるのは辞めましょう。

先述しましたが、「給料が少ない」や「人間関係が悪かった」だけでは、あなたのことをどう評価して良いのか面接官も困ってしまいます。

 

なぜ前職から転職したいのかという退職理由や、なぜこの会社に転職したいのかという志望理由がセットになっているばずです。

自分なりに努力して改善してきたことなど、オリジナル要素を加え、志望理由も伝えることにより、説得力のある回答にすることができます。

 

転職理由や退職理由と、志望理由をセットで面接官に説明することで「目的意識を持ち、入社後もパフォーマンスが期待できる人材」であると印象づけらるでしょう。

 

 

 

5.面接において転職理由や退職理由のサンプル


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面接において転職理由や退職理由のサンプルを用意しました。

今回は良いケースと悪いケースをそれぞれ見ていきましょう。

 

転職理由や退職理由の良いサンプル

下記の例が良いサンプルです。

SES企業で仕事に従事しており、自社開発企業への検討を目指している転職事例です。

今後の自身の人生設計を考えて、仕事とプライベート両方を充実させて働きたいと考え、転職を決意しました。
前職ではIT系のSES企業でシステムエンジニア(SE)として5年間働いており、継続してお仕事をいただくなど、顧客先では良い評価をいただいておりました。

 

しかし個人の評価が「実際の現場で仕事をしていない上司の人」によって行われるため、正確に評価されず年収も入社時とほとんど変わりません。

正確に評価されるよう、上司と話合ってみたのですが、自社の評価体制は「リーダー」が行うことになっており、話が進まず平行線のままでした。

また、年収面もエンジニアのスキル毎に比例するように改善案の提案や交渉致しましたが改善が見込めませんでした。

 

そのため客先常駐が無く、直属の上司と密のコミュニケーションを取れ、自社でサービス展開しているまた、エンジニアとしてのスキルを評価していただける御社に入社してモチベーション高く仕事をしていきたいと考えています。

 

上記の例では「年収」や「評価制度」を不満に上げており、評価軸を改修して貰えるように、改善や努力を試みましたが今の会社(企業)の方針では期待できない状況を説明できています。

さらにより高い報酬を得たい、家庭を持ちたいといった前向きなポジティブ意見も取り入れているのが良い所です。

 

 

転職理由や退職理由の悪いサンプル

下記の例が悪いサンプルです。

下記例も自社開発企業への検討を目指している転職事例です。

上司の指示が頻繁に変わる上に、いきなり「今日中に御願い」と膨大な資料を渡されることもあります。マネジメントの問題は自分では解決出来ないので、上司と一緒に働くのは難しいと思い辞めました。

 

本当のことだとしても、上司や同僚のストレートな悪口・批判はNGです。

マネジメントは本人の問題ではなく、上司を含む会社(企業)側の問題ですが、課題解決に向けて自分がどう動いてきたのかを伝えられるとベストです。

 

例えば、「上司の指示が頻繁に変わるので、体系的なマニュアルを用意したが、全く変化が見られなかった。」などと伝えると良いでしょう。

 

 

 

 

6.まとめ


今回は、面接での転職理由や退職理由が重要な点と、上手く伝えるコツ、具体例も合わせて解説しました。

転職理由や退職理由は自分の足りない点や弱みをさらけ出すことになるので、伝えるのが難しいです。

 

ただし、伝え方を注意したり、工夫したりすれば、正直に話しても面接官は分かってくれることが多いです。

本記事をご一読いただき、面接での転職理由や退職理由を上手く伝えるコツを理解して頂ければ嬉しいです。

 

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