2022.03.24
転職でいい会社に入社したいと考えている方へ。転職活動において「いい会社」とはどんな会社なのでしょうか。
今回は、いい会社の特徴や転職でいい会社を見つけるためのコツを合わせてご紹介します。
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<目次>
1.転職においていい会社とは?
2.客観的に見たいい会社の特徴
給与や待遇が他社より優れている
労働時間(残業時間)が少ない
退職率が低い
緊急時の対応が素早い
3.転職活動でいい会社を見つけられない人の特徴
転職活動に目的がない人
自己分析をしていない人
転職サイト・転職エージェントを活用していない人
4.転職活動でいい会社を見つけるためのコツ
転職活動を行う前に目的を決めよう
自己分析を徹底的に行う
転職サイト・転職エージェントを上手く活用しよう
5.まとめ
転職においていい会社とはどんな会社なのでしょうか。
明確な基準が無いので、どんな会社がいいのか悩む方もいるでしょう。
まず、いい会社の判断基準として、以下の2つが考えられます。
・主観的に見たいい会社の基準
・客観的に見たいい会社の基準
「主観」とは、あなた自身の考えや意見に基づくものです。
例えば「あの会社は雰囲気が合うからいい会社だと思う」「働いている社員が楽しそうにしているからいい会社だと思う」などがあります。
しかし主観的に見た基準なので、いわゆる「ブラック企業」に充てはまる会社であってもいい会社だと判断してしまう恐れもあります。
一方「客観」とは定量的な事実やデータに基づくいた見方から判断します。
例えば「この会社の平均年収は業界平均より100万ほど高いからいい会社だ」といったようにデータに基づいて相対的に判断されます。
主観的な考えとは違い「いい会社だと思っていたのに入ってみたらブラック企業だった」といったミスマッチを防ぐ意味でも重要な考え方です。
今回は、「客観的に見たいい会社の基準」とはどのようなものであるのか説明します。
客観的に見たいい会社の特徴としてあげられるのが以下の3つです。
・給与や待遇が他社より優れている
・労働時間(残業時間)が少ない
・退職率が低い
・緊急時の対応が素早い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
あなたは何のために仕事をするのでしょうか。やりがいや夢のためなどさまざまなことが考えられますが、まず優先順位が高いものとして「給料や待遇」ではないでしょうか。
給与や待遇がいいと働くのが楽しくなりますし、生活が楽になるので嬉しいはずです。
優れたビジネスモデルを持っていて、会社の利益が上がるだけでは「いい会社」とは言えません。
出た利益を社員に還元して、給与や待遇が競合他社より優れている会社こそ転職先の候補になり得る「いい会社」と言えるでしょう。
社員を大切にしている会社かどうかもも給与や待遇面から読み取ることができるでしょう。
労働時間(残業時間)が少ないことは転職においていい会社の判断基準のひとつです。
例えば年に同額の利益を出している会社が2社ある場合、平均残業時間が少ないほうが「生産性の高い労働」を行っている可能性は高いです。
また、労働時間が短く残業が少ない方がプライベートな時間を増やせるため、「いい会社」と判断できます。
つまり、労働時間(残業時間)が少ない会社は「生産性」が高く「社員の負担」が少ないいい会社だと言えるでしょう。
退職率が低いということは転職においていい会社の判断基準のひとつです。
退職率が低いということは、会社の居心地が良く会社に愛着を持って働いている会社が多いということになります。
一方で退職率が高いということは、社員の入れ替わりが激しく、給料面や待遇、労働環境や労働時間などいずれかについて問題を抱えている可能性が高いと言えます。
しかし、業界・職種によって退職率の高さも変わってくるため、あなたが行きたい業界・職種の平均退職率を事前に調べて、志望している会社が平均退職率に比べて高いのか、それとも低いのかを調べるようにしましょう。
緊急時の対応が素早い会社ということは転職においていい会社の判断基準のひとつです。
例えば、地震や津波による災害が起こった場合は、緊急時のマニュアルがしっかりしている会社ほど「社員を大切にしている」会社ということになります。
身近な例ですと、「大型台風が接近しており、通勤が困難または危険な状況下において、会社に行くかどうか迷う場合」などがあります。
自分で行くか行かないかを判断する前に会社が「今日は休みにするのか、それとも通常運行なのか」を迅速に対応することで、社員も安心することができるでしょう。
そのため、緊急時の対応が素早い会社ということは転職先の候補になり得るいい会社であると言えます。
中には、転職活動でいい会社を見つけられない人もいます。
前の会社も今の会社もいわゆる「ブラック企業」で、もうこれ以上働きたくない.....というケースも。
転職活動でいい会社を見つけられない人の特徴は以下の通りです。
・転職活動に目的がない人
・自己分析をしていない人
・転職サイト・転職エージェントを活用していない人
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずは転職活動に目的がない人です。
転職活動において、「何のために」転職をするのか定まっていない人は上手くいかない可能性が高いです。
例えば、「どこでもいいから早く就職したい」など目的が定まっていない状態で転職すると、次の職場でもまた辞めたくなってしまうといった可能性もあります。
転職活動を失敗しないためにはまずは「目的」を見つけることをおすすめします。
自己分析をしていない人も、なかなか転職活動でいい会社を見つけられません。
自己分析とは、自分を見つめなおして客観的に判断することです。
例えば「一人で黙々と作業する職人気質」な人が「協力プレーを必要不可欠とする職場」で働いても上手くいかない可能性があります。
そのため、転職活動において自分に合う職場を見つけるためにもまずは自己分析をして客観的に見つめ直してみることをおすすめします。
転職サイト・転職エージェントを活用していない人も、転職活動でなかなかいい会社を見つけられません。
転職サイトは、求人情報のチェックや、求人や企業への応募など自分で転職活動を進めていけるサービスです。
転職エージェントは、転職サイトとは異なり、転職をサポートしてくれるキャリアアドバイザーの人がついて、転職を二人三脚で進めてくれるサービスです。
具体的には、「求人の紹介」「履歴書・職務経歴書などの添削」「面接対策」「企業との面接日の調整」など様々なサポートをしてもらえます。
転職活動は基本的に一人で行うことがほとんどです。何から始めていいかわからないことも多く、非効率な転職活動をしてしまうこともあります。
転職活動でいい会社を見つけるためのコツを紹介します。
ポイントは以下の3つです。
・転職活動を行う前に目的を決めよう
・自己分析を徹底的に行う
・転職サイト・転職エージェントを上手く活用しよう
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずあなたは何のために転職をするのかを自分自身に問いただしてみることをおすすめします。
例えば転職をしたい動機としては、以下のような例があります。
・給料・待遇が競合他社に比べて低く、不満である
・職場の人と上手くいっていなく、人間関係が悪い
・もっと責任のある仕事がしたいなど、スキルアップのため
気を付けて欲しいのが、転職の目的を考えたときに「ポジティブ」な理由であるのか、「ネガティブ」な理由であるのかです。
ポジティブな理由であれば特に問題はありませんが、ネガティブな理由であった場合は、また同じ過ちを繰り返してしまう可能性もあります。
例えばネガティブな転職理由の一つとして「給料・待遇が競合他社に比べて低く、不満である」があります。
一見給料・待遇が悪いのは仕方がないに思われますが、例えば「会社の上司に給料・待遇が悪いので改善を申し入れる」「給料を上げるために資格を取得する」などの努力をしたかどうかは重要です。
改善を試みることで、給料・待遇がアップして会社を辞めずに済む可能性もあります。
また、改善を試みないでそのまま転職してしまうと、次の職場でも同様のことが起きた場合辞めたくなってしまうこともあります。
そのため、ネガティブな退職理由の場合は、まずは改善ができるように努力しましょう。
転職活動において自己分析は重要です。
自己分析をすることでのメリットは以下です。
・ライバルに勝つための「アピールポイント」を見つけられる
・自分に合う就職先を見つけられる
・本当に転職するべきかどうか、今一度確かめることができる
自己分析を行うことで、ライバルに勝つためのアピールポイントを見つけられます。
例えば「自分は努力家である」「自分は真面目さは誰にも負けない」など誰にでも長所はあるはずです。
自己分析を行うことで、強く自分を面接官にアピールすることができます。
また、自己分析を行う一番の理由は「自分に合う就職先」を見つけるためです。
あなたが将来どんな仕事をして、何を頑張りたいか、5年後、10年後の自分はどうなっていたいかを冷静に考えることで、一番行くべき就職先が見つかるでしょう。
さらに、自己分析を行うことによって、本当に転職するべきかどうかを確かめることができます。
「今の職場の何が不満なのか」「転職理由は何かしら改善できるのではないか」など冷静に見つめ直すことで、本当に転職すべきか再認識できるでしょう。
上記のように、転職活動において自己分析をすることにはさまざまなメリットがあります。
特に転職活動が初めての方は、転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントを活用するメリットは以下の通りです。
・職務経歴書・履歴書の書き方をレクチャーしてもらえる
・模擬面接練習を行ってくれる
・面接日程の調整、給与交渉など面倒な手続きを全て任せられる
・あなたに合う転職・就職先を紹介してもらえる
転職サイトや転職エージェントは、転職活動にかかる手間を大幅に減らして、効率良く進めることができる特徴があります。
転職エージェントを活用することで、あなたに合う転職先を見つけることができるでしょう。
また、転職活動を何度か経験している方や、転職活動を一人で行うのに自信がある方は転職サイトで仕事を探してみましょう。
転職エージェントの場合は、基本的にエージェント側から案件を提示された中での転職が多いですが、転職サイトの場合は自分で好きな企業に応募することが可能です。
転職サイト・転職エージェントを上手く活用して、転職活動を有利に進めましょう。
今回は、いい会社の特徴や転職でいい会社を見つけるためのコツを合わせてご紹介しました。
転職活動においていい会社を見極めるためには「転職活動の目的」「自己分析」「転職サイト・転職エージェントの活用」などを上手く実践する必要があります。
本記事を良く読んで、いい会社に入るためにはどうすれば良いかを実践して頂ければ幸いです。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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