公開日:2021.03.01
更新日:2025.03.24
フリーランスを目指している方の中には「具体的にどれくらいのスキルが必要なのか」や「自分ではスキル不足ではないか」と悩まれることがあります。
実際問題としてフリーランスは自分自身の実力のみで稼ぐことになるため、特定のスキルだけでは通用しないのでは?と感じることは間違っていません。
今回はフリーランスに必要なスキル・準備、フリーランスはスキルの切り売りなのでスキルアップがしにくい点、フリーランスになってからスキル不足を防ぐ方法についてお話します。
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<目次>
1.フリーランスに必要なスキル・準備
専門の領域で目安として3年以上の経験
自分の経験・スキルを分かりやすく記載した職務経歴書の準備
営業が苦手な方はフリーランス専門エージェントに相談する
自己管理能力
2.フリーランスはスキルの切り売りなのでスキルアップしにくい
3.フリーランスになってからスキル不足を防ぐためには
新しい技術をキャッチアップするなど自己研鑽を怠らない
プログラミングなどのスクールを利用する
できるだけ難易度の高い案件にチャレンジする
4.まとめ
はじめにフリーランスに必要なスキルや準備しておくべきことについてご説明します。
フリーランスのエンジニアに必要な最低限のスキルや知識を積むためにも専門の領域で目安として3年以上の経験しておくのがおすすめです。
例えば、専門の領域でプログラミングするために必要なツールやサービス、作業手順や業務体制の流れを学んでおくこと、または特定のプログラミング言語に関連する基礎知識などを身に付けると良いでしょう。
その他にも自分の得意とする領域や言語、技術だけでなく、応用や関連するスキルについても学んでおくことで、フリーランスとしての仕事の幅が広がります。
同時に具体的に自分が何をできるのか、スキルやプログラミング言語に関する習熟度についても把握しておくことをおすすめします。
次に自分の経験やスキル、知識の棚卸しをしつつ職務経歴書を純撫しましょう。
答えられる範囲で参加したプロジェクトや具体的な成果物、携わった作業や業務の範囲を記載すると分かりやすくなります。
実務経験や実務レベルのスキルや知識だけなく、趣味や独学で学んだ部分のスキルや知識も記載すると良いでしょう。
ただし、できないことまで「できる」というのはマイナスにしかならないので、確実に身に付いたもの、実務経験はないけれど実務で対応できそうなものを記載するのがおすすめです。
同じく、興味の範囲や将来的に学んでみたい言語やスキルについては面接などの段階まで進んでから伝えても遅くはありませんので、あくまでも身に付いたもののみ記載するよう心がけましょう。
プログラミングやプロジェクト支援など実務に関することは得意でも「営業」が苦手な方もいらっしゃるでしょう。
そういった場合はフリーランス専門エージェントに相談するのがおすすめです。
なるべくなら在職期間中にエージェントに相談し、案件や仕事が決まってから退職した方が収入や生活も安心と言えます。
また、フリーランス専門エージェントの場合、営業以外の「交渉」の部分についてもサポートを受けることができます。
具体的な年収、収入、労働条件などなど、今まで会社に任せきりだった場合は交渉で悩んだり、困ったりすることもありますので、初めてフリーランスになる場合はフリーランス専門エージェントに相談することを前提として情報収集や活動すると良いでしょう。
フリーランスは自己管理能力も必須のスキルと言えます。
体調管理や収支の管理、自分や家族の生活や人生の計画も含めて、総合的な判断と管理が必要になるからです。
また、タスクや進捗の管理、納品や成果物の提出までの作業配分、場合によっては周囲との作業分配なども行わなくてはなりません。
同時に契約の条件以上の作業や業務を行わないこと、お金にならない時間外の労働を行わないことなど、自分の能力や経験不足を理由に「無理をしない」ことも重要になります。
いわゆるライフワークバランスを大切にした上でお金や仕事に力を入れるようにすることが、長くフリーランスとして働き続けるための前提条件ということを忘れないようにしましょう。
フリーランスを目指すエンジニアの中には「フリーランスとして働きながらスキルアップ・キャリアアップしよう!」と考える方もいらっしゃいます。
もちろん、現実問題としては不可能ではないのですが、あくまでもフリーランスのエンジニアは「既存のスキルの切り売り」で案件を取得したり、プロジェクトに参加したりすることが主となるためスキルアップしにくい可能性が否めません。
言い換えれば、フリーランスになる前に将来的に取得した言語やスキルに目星をつけておくか、独学や学習スタイルを確率しておかないと伸び代や成長が厳しいということでもあります。
未知で未経験の領域に挑戦させてくれるクライアントがゼロとは言いませんが、基本的にフリーランスは「能力ありき」で選べるからこそ重宝される人材だといことを覚えておきましょう。
次にフリーランスになってからスキル不足を防ぐ方法をご紹介します。
フリーランスエンジニアとしての伸び代や成長するためにも、常にアンテナを高くし、新しい技術をキャッチアップするなど自己研鑚を怠らないことが大切です。
実際問題としてフリーランスエンジニアとして働いていると、必ずしも自分の得意分野や領域だけで働けるとは限りません。
むしろ、知らなかったことやわからないことを、自分で調べて身に付けていくスタイルでなければ、当然頭打ちになります。
同じく、得意とする分野や領域においても、新しい技術との組み合わせや応用によって裾野を広げることも可能であり苦手意識のあるスキルや知識だからこそ、学んでみることで新しい発見や新しい案件との出会いが生まれることも少なくありません。
まずは何にでも興味を持ってみること、可能な範囲で新しい技術に触れてみることから始めてみてください。
独学での学習に限界を感じるのであれば、プログラミングなどのスクールを利用するのもおすすめです。
オンライン学習が可能なサービスも増えていますし、自宅でもメンターや講師から指導を受けることも可能です。
その他にも働いていても通えるプログラミングスクールに通学する生活リズムを取り入れることで着実にスキルアップにつながります。
同時にフリーランスエンジニアの働き方によっては、無理に働かなくても、スキルアップしなくてもそこそこの収入を得られてしまう可能性があります。
しかし、今のスキルや知識で満足してしまい、伸びしろがなくなり、成長できなくなりますので注意しましょう。
せっかくフリーランスのエンジニアになるのですから、良い意味でも何事にもチャレンジする精神を持つことをおすすめします。
自分のスキルや知識、経験で対応できる範囲で、できるだけ難易度の高い案件にチャレンジすること、スキルの高い人材と働ける環境に飛び込んで行くことも時には必要です。
例えば、簡単な仕事ばかりでは簡単な仕事しか回ってきません。何よりも自分自身が成長できませんし、周囲の環境もそれなりのスキルと経験のある人しか集まってこないのです。
独学や自己研鑚、プログラミングスクールでスキルアップしながら、案件や仕事も少しずつキャリアアップできるよう工夫することをおすすめします。
今回はフリーランスに必要なスキル・準備、フリーランスはスキルの切り売りなのでスキルアップがしにくい点、フリーランスになってからスキル不足を防ぐ方法についてお話しました。
フリーランスのエンジニアを目指す場合、やはり人それぞれメリットを考えて独立したいと思うのが自然と言えます。
しかし、メリットだけでなく、デメリットとなる部分や自分の苦手とする部分、または経験したことがないことも自分自身で対応していかなくてはなりません。
言い換えれば、スキル不足と感じたらスキルを身に付けること、できなかったことをできるようにすること、常に変化と成長を意識することが大切です。
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