公開日:2020.11.26
更新日:2025.03.24
2020年のフリーランス人口は約462万人と、近年フリーランスでの働き方が注目されています。
そもそもフリーランスとは、特定の会社や団体には所属せず、仕事に応じて自由契約することで働くことができ、成果が収入に直結するため収入アップが期待できます。
しかし、フリーランスで働けば、必ずしも収入アップできるということではありません。
今回は、フリーランスで稼ぐために重要となるスケジュール(タスク)管理について、詳しく解説していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.フリーランスとしてスケジュール(タスク)管理をするには
前日までに翌日のスケジュール(タスク)を決める
規則正しい生活をする
1日の定時(終了時間)を決める
スケジュール(タスク)管理のツールを使用する
2.フリーランスはなぜスケジュール(タスク)管理が大切なのか?
仕事の予定を忘れる
自分で現状把握が出来なくなる
クライアント(企業)からの信頼を失う可能性がある
3.おすすめのスケジュール(タスク)管理ツール4つ紹介
Google Calendar(Google カレンダー)
TimeTree(タイムツリー)
TeamHack(チームハック)
Trello(トレロ)
4.スケジュール(タスク)管理で稼げるフリーランスになろう
6.まとめ
自分で働く内容・時間などが決められることがフリーランスのメリットですが、フリーランスは自由な分、仕事に関することを自分で管理する必要があります。
特に、大変なのがスケジュール(タスク)管理です。
ここでは、フリーランスとしてスケジュール(タスク)管理をするためのコツを紹介します。
フリーランスは前日までに翌日のスケジュール(タスク)を決めましょう。
当日のスケジュール(タスク)をその日に決めていると、優先度の高い仕事の抜け漏れや緊急事態が万が一起きた場合に効率よく対応できない可能性があります。
フリーランスとして、前日までに翌日のスケジュールを決めておけば、優先度の高い仕事の抜け漏れや緊急事態が万が一起きても、スケジュールへの影響を最小限に出来たり、時間に余裕ができるため、適切に焦らずに対応できます。
フリーランスとして働くのなら、不規則な生活をしていたことでスケジュール(タスク)に影響がでないように、規則正しい生活を心掛けましょう。
フリーランスは、生活リズムの乱れで仕事に影響が出ても、誰も気を配ってくれません。
不規則な生活によって納期が遅延するなどスケジュール(タスク)に影響が出た場合、クライアントからの依頼も減少する可能性が高いです。
規則正しい生活といっても、早寝早起きを心掛けた方がよいということではありません。毎日、同じ時間に仕事をして、同じ時間に休んだり、適度に体を動かしたりといった生活リズムを意識することが大切です。
フリーランスとして活躍している方は下記記事もご一読ください
フリーランスはスケジュール(タスク)管理を行うため、1日の定時(終了時間)を決めましょう。
フリーランスの特徴として、働く時間を自分で自由に調整できます。
収入を稼ぐために、詰め込んだスケジュール(タスク)にしてしまう方も少なくありません。
確かに毎日長時間仕事をすれば、その分クライアントからの案件をこなせるため、収入は上がります。
しかし、フリーランスとしてそのような働き方は長く続きませんし、体調を崩す危険性もあるため、結果として仕事の効率を下げてしまったり、最悪、病気になる可能性もあります。
フリーランスで長く稼ぎたいのであれば、無理なく働けるスケジュール(タスク)を心掛けることが大切ですから、1日の仕事時間はしっかりと決めておきましょう。
フリーランスとして、1日の定時(終了時間)を決めておけば、働き過ぎることを防ぐことができます。
フリーランスはスケジュール(タスク)管理を効率良く行うため、スケジュール(タスク)管理のツールを使用しましょう。
フリーランスとして働く場合、働き過ぎないために時間のバランスを考えながらスケジュール(タスク)管理するのは大変です。
効率のよい働き方をサポートしてくれるスケジュール(タスク)管理ツールも登場しています。(※詳細については後述します。)
フリーランスは、スケジュール(タスク)管理のツールを活用すれば複数案件の進捗管理に困まらなくなりますし、スケジュールの抜けや漏れも防げるでしょう。
ここでは稼げるフリーランスになるため、スケジュール(タスク)管理が大切な理由を紹介します。
フリーランスとして働いている方で多いミスが、つい仕事の予定を忘れてしまうということです。
フリーランスとしてスケジュール(タスク)管理が出来ていないことが原因となっているでしょう。
フリーランスで働くのであれば、仕事の予定を忘れない、納期を守ることは大前提で、必ず守らなければならないことです。
フリーランスはスケジュール(タスク)管理をきちんとすることにより、仕事の予定を忘れる・納期が守れないといったミスを防ぐことができます。
クライアントから受けている依頼・案件が1つであれば、現状把握ができなくなることはほとんどありません。
しかし、依頼が増え複数の案件を同時進行する場合、しっかりとスケジュール(タスク)管理ができていなければ、納期の期限を守れなくなってしまいます。
稼げるフリーランスになるためには、現状把握をしながら複数の依頼・案件を同時に効率良く進める必要がありますから、スケジュール管理はしっかり行いましょう。
スケジュール(タスク)管理がしっかりできていなかったことで、仕事の予定を忘れたり納期が守れなかったりします。
フリーランスとしてこれが何度か続くと、クライアントからも信頼を失ってしまうでしょう。
企業の場合は、担当を変更することでクライアントからの信頼を回復できる可能性もありますが、フリーランスはそういうわけにはいきません。
フリーランスとしてクライアントから案件を発注してもらうには、信頼が重要です。
一度信頼を失ってしまうと、そのクライアントからは二度と仕事をもらえない可能性もありますので、注意しましょう。
フリーランスとして納期に追われないようにしたい方は下記記事をご一読ください↓
ここでは、おすすめのスケジュール(タスク)管理ツールを、詳しく紹介します。
Google CalendarはGoogleが提供しているオンライン時間管理ツールです。
利用するためにはGoogleアカウントが必要ですが、無料なのでコストをかけずにスケジュール(タスク)管理を行えます。
カレンダーに自分の予定を入れることができるだけでなく、他のユーザーとスケジュールを共有も可能なので、Google Calendar(Google カレンダー)を使ってクライアントとのスケジュールを共有すると効率的に活用できるでしょう。
また、Googleが提供しているサービスですので、GoogleドライブやGmailへの紐付けや、Googleマップなどのサービスと連携してのスケジュール管理ができるなど、さまざまな使い方が可能です。
Web版やAndroid版・iOS版のアプリもあるため、パソコンからだけでなくスマートフォンやタブレットでも活用できることは、大きなメリットといえるでしょう。
いずれも無料で利用できます。
フリーランスとしてメールアドレスってGmail使っていいの?と疑問に思った方は下記記事をご一読ください↓
クライアントなどとスケジュール共有をしたいのならTimeTree(タイムツリー) がおすすめです。
家族や仲間、取引先とスケジュールや予定を簡単に共有できるスケジュール共有アプリです。
共有とコミュニケーションを前提にして作られているアプリのため予定を入力すると、すぐにカレンダーが更新される仕組みです。
共有している相手に最新のスケジュールが通知されるため、スケジュールの共有がしやすいことは大きなメリットでしょう。
また、登録した予定画面にはチャットでコミュニケーションができるスペースがあり、スケジュールを共有した相手にコメントや画像の送信ができるため、クライアントとの打ち合わせにも活用できます。
TimeTree(タイムツリー)のアプリは、iOS版・Android版・Web版があるため、パソコンやスマートフォン、タブレットを活用して無料で使えます。
TeamHack(チームハック)は、生産性を高めるタスク管理ツールです。
複数のツールでスケジュール(タスク)を管理すると、クライアントや一緒に仕事をしている方との共有にタイムラグが起きたり、何らかの抜け・漏れが起きる可能性があります。
TeamHack(チームハック)は、複数のツールで行っていた業務が1つのツールで一元化できスケジュール管理が容易にできます。
TeamHack(チームハック)には無料版と有料版があり、有料版は1,200円/月、フリーランスなどの個人利用の場合は1,500円/月です。
無料版と有料版の概要を下表にまとめますので、ご覧ください。
無料版 | 有料版 |
・プロジェクト内メンバー招待・無制限 |
・プロジェクト内メンバーの招待が無制限 ・タスク作成が無制限 ・プロジェクト作成が無制限 ・ドキュメント作成が無制限 ・メッセージ内の全文検索機能あり ・1ユーザー10GBストレージ ・組織管理、組織内メンバー管理 (ライセンス管理)あり |
ちなみに無料版でも以下の機能が使えるため、フリーランスの方のスケジュール(タスク)管理には無料版でも十分かもしれません。
パソコンやスマートフォン・タブレットで利用可能ですが、Android版やiOS版の専用アプリはありません。
Trello(トレロ)は、まるで付箋紙を貼るような感覚で、スケジュール(タスク)を視覚的に管理できるツールです。
2016年4月20日以降、日本語に対応したため使いやすくなっています。
Trello(トレロ)の特徴は、スケジュール(タスク)を「Card(カード)」で登録し、「Board(ボード)」と呼ばれている場所で管理することです。
そのため、各プロジェクトの進捗が把握でき、現在受注している案件の仕事量も分かりやすいと評判です。
複数の案件を同時進行する場合、それぞれの案件をCard(カード)で管理するため、現状を把握しやすくなります。
利用するためにはアカウントを作成する必要がありますが、Googleアカウントでのログインが可能です。
無料なのにBoardの作成が無制限ででき、クライアントと共有することもできます。
もちろん、パソコンやスマートフォン・タブレットで使うことができ、iOS版・Android版の専用アプリも存在します。
フリーランスは、高収入が獲得できる案件をこなすほど大きな収入を得ることができます。
しかし、フリーランスは、誰でも稼げるということではありません。
フリーランスで稼げるか、稼げないかを判断するには、スケジュール(タスク)管理が大きく影響します。
フリーランスがスケジュール管理をするうえで、必要なことは次の2つが挙げられます。
・各案件の進捗状況の把握
・自分のスケジュール(タスク)の許容範囲を知る
フリーランスで活動する場合、複数案件を同時進行するケースも多いです。
そのため、スケジュール(タスク)管理がいかに大切なことなのか、ご理解いただけたことでしょう。
スケジュール(タスク)管理をするということは、稼げるフリーランスになる準備が出来ているということです。
スケジュール(タスク)管理の重要性を理解し、稼げるフリーランスを目指しましょう。
フリーランスとしてスケジュール管理能力をより詳しく知りたい方は下記記事をご一読ください↓
フリーランスは自由に働けて、成果が収入に直結する働き方である一方、すべて自分で管理しなければならない働き方です。
今後フリーランス人口が増加していく可能性は十分考えられます。
しかし成果主義であるフリーランス市場において、稼げるフリーランスは多くはないでしょう。
稼げるフリーランスなるためにも、本記事でご解説した内容を参考にしてください。
フリーランスとしてより稼ぎたい方は下記記事をご一読ください↓
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。
通勤しているエンジニア・デザイナーでちょっとしたスキマ時間で手軽にフリーランス求人・案件を検索したい、開発言語の単価が知りたい、フリーランスを将来的に検討している方などは是非インストールしてみてください。
フリーランススタートのアプリを有効活用して、フリーランスとして第一線で活躍しましょう!
フリーランススタート iOSアプリのインストールはこちらから→
フリーランススタート Androidアプリのインストールはこちらから→
本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
フリーランスお役立ち記事を検索
あなたの経験職種のフリーランス案件を見てみませんか?
SNSアカウントでログイン