PMO転職 | PMOの転職実情や年収、転職実現のコツを解説!

2021.04.07

プロジェクトを成功させるための重要なポジションとして、「PMO」への注目が集まっています。
PMOによるサポートを導入することで、プロジェクト全体の効率化が進み、よりスムーズに成果を挙げることにつながるでしょう。

本記事ではPMOという職業・役割にスポットを当て、仕事内容や年収、将来性などを確認します。
PMOへの転職に興味があるのなら、以下の情報をぜひ参考にしてみてください。

<目次>
1.PMOとは
PMOの役割
・PMOアドミニストレータ
・PMOエキスパート
・PMOマネージャー
2.PMOの仕事内容
プロジェクトマネジメントのサポート
会議体運営
プロジェクト内部の基準化
プロジェクトマネジメント関連の人材開発
3.PMOとPM(プロジェクトマネージャー)、PdM(プロダクトマネージャー)の違い
4.PMOの年収
5.転職市場からみるPMO需要
PMOの現状
PMOの将来性
6.未経験からPMOへの転職を実現させるには
プロジェクト管理/マネジメント経験を身に付ける
業界や技術の知識を身に付ける
PMO関連の資格を取得する
転職理由と志望動機を一貫させる
転職サイトや転職エージェントを活用する
7.まとめ

 

 

 

1.PMOとは


PMO転職関連画像
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PMOとは、「Project Management Office(プロジェクト・マネジメント・オフィス)」の略称です。
組織において事業を牽引するPM(プロジェクトマネージャー)を支援し、横断的に補佐する組織・システムを意味します

 

PM(プロジェクトマネージャー)はプロジェクトにおける要件定義やチームの結成、全体の管理などを行うのが仕事です。
全体を統括する重要な仕事であるゆえに、PM(プロジェクトマネージャー)の業務は増えてしまい、ときに重要な意思決定やマネジメント業務が停滞することもあります。

 

PMOは考えられる問題を排除し、スムーズにプロジェクトが進行するようにサポートするポジションです。
PM(プロジェクトマネージャー)のパフォーマンスを最大限に引き出すために、欠かせない仕事であると言えるでしょう。

 

PMOの役割

PMOの役割は幅広く、企業の体制やプロジェクトの内容によって臨機応変に対応することが求められます。
PMOの一般的な役割として3つの役職・職種が設けられていて、それぞれの役割に分担した上で仕事を行います。

 

PMOの主な役割について解説します。

 

・PMOアドミニストレータ

PMOアドミニストレータとは、プロジェクトに関係する社内プロセスをスムーズに進める役割です
事務的な業務が多く、以下の業務内容が想定されます。

プロジェクトに関わるデータの収集と更新
必要に応じた情報共有、リマインドなど
会議開催のコーディネート
業務に必要な書類の作成
書類管理
経費処理
プロジェクトメンバーの管理

 

これらの事務作業は細かな作業が多くて時間もかかるため、PM(プロジェクトマネージャー)にとっての負担になっています。
PMOアドミニストレータを導入することで、負担を軽減しその分のリソースを別の業務に回すことが可能です。

 

 

・PMOエキスパート

PMOエキスパートとは、プロジェクトを動かす環境を整備し、PM(プロジェクトマネージャー)やチームメンバーが働きやすい状態を作るのが役割です
細かなルール作りを担当し、仕事内容や方向性にブレが生じないように務めます。

 

PMOエキスパートの担当領域は、以下のものが考えられます。

プロジェクトの各種プロセスの策定・改善および標準化及び文書化
情報収集および情報化の手法の確立
プロジェクトのパフォーマンスを可視化する
プロジェクトに使用する社内ツールの作成や改善
プロジェクトの利害関係者との連携やニーズの確認
プロジェクトに携わる人材の育成、教育
チームメンバーのメンタリング管理やサポート

 

プロジェクトの標準となる形を策定し、基本となる地盤を作ります。
PMOアドミニストレータが集めたデータを用いて、アウトプットするのもPMOエキスパートの仕事です。

 

PM(プロジェクトマネージャー)が業務を遂行しやすくなる状況を考案し、プロジェクトに最適な環境を追求していくことが求められるでしょう。

 

 

・PMOマネージャー

PMOマネージャーとは、企業におけるPMOの組織全体を管理する役割です
PM(プロジェクトマネージャー)1人に対してPMOが複数人ついている場合などは、PMOマネージャーは相互の意思疎通やスケジュール調整をサポートします。

 

PMOの業務が円滑に進めることが目的となり、業務内容には以下のものが含まれます。

・PMOの組織戦略の考案
・PMOに携わるメンバーの勤怠や移動の管理
・PMO組織の予算管理
・PMOメンバーの教育
・ルールの管理や定着化
・パフォーマンスの安定化を図る

 

PMOの業務そのものを支える役割であり、人員が限定される場合にはそのほかの役職と兼任することもあります。

 

フリーランスのPMOの案件を覗いてみたい方↓

 

PMOのフリーランス求人・案件
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2.PMOの仕事内容


PMO転職関連画像
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PMOの仕事内容をまとめると、大きく以下の4つに分けることができます。
それぞれの詳細から、PMOに求められる働きやスキルを確認してみましょう。

 

プロジェクトマネジメントのサポート

プロジェクトマネジメントのサポート、およびプロジェクトマネジメントを行っているPM(プロジェクトマネージャー)のサポートがPMOの基本となる仕事です。
PM(プロジェクトマネージャー)が本来力を入れるべき「スピード感のある意思決定」がスムーズに行えるように、必要な情報の提供や作業ツールの整備などを行います。

 

PMOの仕事はPM(プロジェクトマネージャー)が見落としているプロジェクトの課題や問題点を洗い出したり、リスクを可視化することも必要です。
そのほか、進捗を管理して納期までのスケジュールを調節し、かつプロジェクトの品質が一定以上に保たれているのかを確認します。

 

PM(プロジェクトマネージャー)が何に困っているのか、どんな作業を負担に感じているのかを読み取り、起こすべき行動を選定していくのがポイントです。

 

 

会議体運営

プロジェクトの進行に欠かせない会議の運営サポートを行うのも、PMOの仕事です。
議題に必要な書類の作成、関係者のスケジューリングなどを行い、結果を記録して次の会議の準備を行います。

 

各部門の責任者にヒアリングを実施し進捗状況をまとめて会議資料を作成することもあります。
もしプロジェクトに遅延が生じている場合にはその旨を報告し、どのような原因と解決方法があるのかを提示するのもPMOの役割です。

 

 

プロジェクト内部の基準化

プロジェクト内部におけるルールや制度の基準を作り、メンバー全員統一した動きができるように備えるのもPMOの仕事内容です。

 

品質管理における評価基準、進捗管理方法の定型化などを定めて、明確な数値にできるよう整備します。
また、使用するツールや形式の基準を作り、それぞれのプロジェクトメンバーの成果や提出データをスムーズにまとめられるようにすることもポイントです。

 

基準ができていないと、人によって評価や進捗状況の報告内容が変わる恐れがあり、正確にプロジェクトを管理することが難しくなります。
PMOとして、あらかじめ仕事におけるフォーマットを基準として作成することが重要です。

 

 

プロジェクトマネジメント関連の人材開発

プロジェクトマネジメントに関係する人材の開発・育成も、PMOの仕事に含まれます。
例えば研修や勉強会を企画して、業務に役立つノウハウやスキルを全体で共有します。

 

チームメンバーの状態を管理して、どんな指導が必要なのかを個別に提案することも考えられるでしょう。
同時にプロジェクト全体の勤怠・稼働状況を管理することも、PMOの仕事です。

 

 

 

3.PMOとPM(プロジェクトマネージャー)、PdM(プロダクトマネージャー)の違い


PMO転職関連画像
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PMOは、PM(プロジェクトマネージャー)やPdM(プロダクトマネージャー)と混合されることも多いですが、それぞれの意味は異なっています。

 

PM(プロジェクトマネージャー)は、プロジェクトの具体的なスケジュールやメンバーを決めて、その内容に責任を持つ立場です。

 

PdM(プロダクトマネージャー)とは、事業の目標や目的を達成するために指揮をとる職業・立場を意味します。

 

プロダクト(成果や製品)の価値を向上させたり、売り上げを高めるための計画を進めたりするのが、PdM(プロダクトマネージャー)の仕事です。

一般的にPM(プロジェクトマネージャー)は、事業を指揮するPdM(プロダクトマネージャー)から指示を受けます。

 

単純なプロジェクトの構造としては、以下の流れになります。

PdM(プロダクトマネージャー)

PM(プロジェクトマネージャー)

PMO

 

このように、PMO、PM(プロジェクトマネージャー)、PdM(プロダクトマネージャー)は、それぞれ違う立場でプロジェクトを動かしています。

 

 

 

 

4.PMOの年収


PMO転職関連画像
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PMOの会社員の平均年収は、約600万円というデータがあります。
会社員のエンジニアの平均年収が469万円であることを考えると、年収アップを目的に転職を実行することも十分検討されます。

 

また、フリーランススタートの求人情報を参考にすると、PMOのフリーランスの平均単価は以下になっています。

  平均単価 中央値単価 最高単価 最低単価
PMO 83.5万円 75万円 210万円 25万円

 

こちらのデータを参考にすると、PMOの平均年収は1,000万円を超えます。(単価を年ベースで算出)
転職だけでなく、フリーランスとして働くことも視野に入るのではないでしょうか。

 

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PMOのフリーランス求人・案件
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5.転職市場からみるPMO需要


PMO転職関連画像
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PMOはプロジェクトに多くのメリットを与えますが、実際にその需要がどうなっているのかは気になるところです。
転職市場からみて現状のPMOがどのような立ち位置になるのか、今後の将来性には期待できるのかといった点を確認します。

 

PMOの現状

PMOの転職市場は、案件が豊富なことから安定した状態が続いていると判断できます

 

例えば転職エージェント「doda」で「PMOの転職・求人検索結果」をみてみると、2021年4月時点で700件以上の募集があります。
転職市場におけるPMOの需要は、多くの企業に浸透していることがわかるでしょう。

 

転職市場だけでなく、フリーランスとしての需要が高い点もPMOの特徴です。
フリーランススタートのPMOの公開求人・案件数は、7,000件を超えています。

 

転職とフリーランスへの転身のどちらも選択肢に挙げられるため、理想とする条件の職場を選定しやすいでしょう。

 

 

PMOの将来性

PMOは将来的にも高い需要が見出せる職業として、今後も転職市場を賑わせていくことが予想されます

 

PMOの将来性に期待できる理由の一つが、IT系職種の人材不足です。
経済産業省の「IT 人材需給に関する調査」によると、2030年には最大で79万人ものIT人材が不足する可能性が示唆されています。

PMOもまたIT人材の一部であることから、多くの企業にとって「必要なのに獲得できない業種」となることが考えられるでしょう。

 

また、PMOと密接な関わりを持つPM(プロジェクトマネージャー)の価値が高い点も、PMOの将来性を評価することにつながります。
PMOはPMの補佐をすることが主な仕事になるため、PMの需要が高まればそれだけ必要とされる機会が増えます。

 

今後はPMの需要との兼ね合いによって、さらに高い需要が見出されるかもしれません。

 

 

 

 

6.未経験からPMOへの転職を実現させるには


PMO転職関連画像
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PMOへの転職は、未経験からであっても必要な準備を整えることで実現できます。
特に重要なポイントを以下で解説しますので、未経験からPMOを目指す場合には参考にしてみてください。

 

プロジェクト管理/マネジメント経験を身に付ける

未経験からPMOへの転職を考えるのなら、プロジェクト管理やマネジメントの経験は欠かせません

 

実際にプロジェクトの最中にどんな判断が求められ、どういった対応が優先されるのかは、実際に現場でマネジメントを経験しなければわかりません。
転職前に経験を積むことで「こういうときは〇〇」「〇〇の作業を重視すべき」といった、PMOに必要な判断力を養えます。

それはPMOへの転職時に、スキルとしてアピールに使えます。

 

本や講座でマネジメントスキルを学ぶことも重要ですが、実際にプロジェクト管理やマネジメントに自分で携わったという実績を作って、実際の現場で学べることを吸収していくこともポイントです。
成功例だけでなく、失敗例も自身のノウハウとして役立ちます。

 

PMOを目指すのなら失敗も無駄にはならないので、なるべく多くのプロジェクトに関わっていきましょう。

 

 

業界や技術の知識を身に付ける

PMOへの転職を未経験から目指すときには、ITや関連業界、関連技術の知識を身につけることも必要です

 

専門知識がなければプロジェクトの全貌を把握することは難しく、的確なサポートも困難となります。
IT業界であれば開発知識や作業フローは事前に学び、プロジェクトをきちんと理解できるように努めましょう。

 

また、今後のIT業界はクラウドを主流にプロジェクトが進行する可能性もあります。
PM(プロジェクトマネージャー)とPMOは、プロジェクトを進行・サポートしていくために、クラウド関連の知識やトレンドを把握しておくことも考えられます。

 

知識を持っていると、PM(プロジェクトマネージャー)やエンジニアから信頼を得やすくなります。
それはスムーズなコミュニケーションのきっかけになり、PMOの仕事がやりやすくなるでしょう。

 

人間関係の構築という面においても、業界や技術の知識を身につけることはメリットになるのです。

 

 

PMO関連の資格を取得する

PMOに関するスキルを客観的に証明するために、未経験からの転職時には関連する資格を取得しておくことも重要です

 

例えば「プロジェクトマネジメント・アソシエイト認定資格」や「PMOスペシャリスト認定資格」を取得することで、プロジェクトマネジメントの基礎を学習したことを示せます。
オンラインだけで取得を目指せる資格も多く、転職と並行して学習を進めやすいのもPMO資格の特徴です。

 

 

転職理由と志望動機を一貫させる

PMOへの転職を未経験から進めるときには、転職理由と志望動機に一貫性を持たせて、採用担当者を納得させる準備が必要です

 

PMOに転職する理由が曖昧だったり、志望動機と関係のない内容だったりすると、採用される可能性は低いです。
その会社に転職したい明確な理由があることを提示して、未経験というハンデを乗り越えましょう。

 

転職理由と志望動機を一貫させるには、「自分が〇〇がしたい」→「だからこの会社に入りたい」という流れで構成します。
転職理由と志望動機をそれぞれを別で考えるのではなく、互いに関係する事柄として捉えるのがポイントです。

 

 

 

転職サイトや転職エージェントを活用する

転職サイトや転職エージェントを利用することも、未経験からPMOを目指すときの基本です
転職サイトや転職エージェントには、未経験からPMOの仕事に就ける求人・案件が多数あります。

 

転職エージェントであれば、求人の紹介や面接のサポートなども行ってくれるので、転職活動中の負担を軽減することが可能です。
スムーズに自分の条件に合ったPMO求人・案件を見つけられるので、まずはいくつかの転職サイト・転職エージェントに登録することがおすすめです。

 

 

 

 

7.まとめ


PMOへの転職を考えるのなら、まずは必要な情報を収集して転職活動に備えることがおすすめです。

 

PMOは今後のIT業界においても欠かせない職種になる可能性もあり、転職活動が自身のキャリアプランに大きな影響を与えることにも期待できるでしょう

この機会にPMOの基本と転職に必要なポイントをチェックして、具体的な行動計画を立ててみてはいかがでしょうか。

 

 

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