公開日:2021.04.13
更新日:2025.03.24
公務員からエンジニアへの転職を目指している方はいませんか?
エンジニアはIT業界の中でも、注目を集めている職種の1つです。
スキルを身に付けて、さらなる高収入を目指したいという方もいるでしょう。
しかし、
・本当に転職して大丈夫なのか
・自分にエンジニア職は向いているのか
と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、公務員からエンジニアに転職する人の理由と、向いている性格についてご紹介します。
合わせて、公務員からエンジニアに転職するために必要な方法を解説。
記事をご一読いただくと、エンジニアに転職するときの不安を解消できます。
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.公務員からエンジニアへの転職理由
転職理由①:手に職を付けたい
転職理由②:高収入を得たい
転職理由③:社会に貢献したい
2.エンジニアに向いている公務員の性格
粘り強く努力家
好奇心旺盛
面倒くさがり屋
効率主義
3.公務員がエンジニアへ転職する方法
プログラミングスクールを受講する
独学でプログラミングスキルを習得する
未経験OKな企業(会社)へ転職をする
4.エンジニアやIT業界の将来性
5.まとめ
安定している公務員からエンジニアになろうと考えている、公務員の転職理由は次の通りです。
・スキルを習得したい
・高収入を得たい
・社会に貢献したい
公務員である現状に満足せず、さらによい環境を目指して転職を志すのでしょう。
もちろん、上記で上げた理由だけではなく他にもあるかと思いますが、転職理由などの参考にしてください。
次に、エンジニアに転職を検討している方の理由についてご紹介します。
エンジニアに転職すると、専門的なスキル、いわゆる手に職を身に付けられます。
身に付く代表的なスキルとして、
・パソコンスキル
・プログラミングスキル
・業界に関する知識
といったものが挙げられるでしょう。
いずれも企業(会社)を退職した後でも、個人で活かせる専門的なスキルです。
公務員のままだと、こういった専門的なスキルを身に付けるのは難しいでしょう。
スキルが積み重なっていかないので、キャリアアップも困難です。
しかし、専門的なスキルを身に付けると、さらに好待遇な企業(会社)への転職にも有効に機能します。
スキルをさらに磨けば、フリーランスエンジニアとしてのキャリアも見えてくるでしょう。
公務員の頃よりも、さらに高収入を目指してエンジニアに転職を検討されている方もいます。
確かに、現在IT業界は急激に成長しており、人材不足が深刻化しているのでエンジニアの需要は大きいです。
実際、経済産業省の調査によると、2030年までに最大で79万人もの人材が不足するとされています。
ただでさえ人手不足の業界ですので、需要も高く高収入も期待できるでしょう。
例えば、マイナビエージェントによると、システムエンジニアの平均年収は約443万円です。
ただし、このデータはあくまで平均であって、スキルや経験、勤めている企業(会社)によって年収が異なります。
高収入を目指したいのであれば、転職先に検討している企業(会社)の年収を調べましょう。
より社会に貢献できるような仕事を目指して、エンジニアに転職を検討されている方もいます。
実際、IT関連の技術が普及している現代において、インターネットに触れたことがないという方はほとんどいないでしょう。
総務省の調査によると、日本のインターネットの利用率は全体の89.8%となっています。
特に、20代から30代のインターネット利用率は99%を超えており、ほぼすべての人が使っているといえるでしょう。
さらに、IoTや人工知能といった最先端技術の発展もあり、社会への貢献が期待されています。
これから先の社会において、より多くの人に貢献していくのはITエンジニアとなってくるでしょう。
エンジニアには誰でもなれるわけではなく、向いている性格というものがあります。
次のような性格の公務員の方であれば、エンジニアに転職してうまくいきやすいでしょう。
・粘り強い努力家
・好奇心が旺盛
・面倒くさがり
・効率主義
もちろん、上記で挙げた性格に当てはまるというだけでなく、エンジニアになりたいというやる気も大切です。
参考の1つとして、エンジニアに向いている性格を知っておきましょう。
それぞれの性格について、なぜエンジニアに向いているのか解説します。
ITエンジニアが行う業務の1つであるプログラミングは、忍耐強く取り組める性格でなければ務まりません。
なぜなら、プログラミングにはエラーがつきものだからです。
例えば、ソフトウェアの開発を行っているときに、エラーに遭遇したとしましょう。
エラーをすぐに直せるケースもありますが、常にそうであるとは限りません。
エラーが発生した箇所を特定できずに何時間も費やすケースも考えられます。
もちろん、はじめから正確なプログラミングを構築すればエラーを減らせますが、どれほど気を付けていても防ぐのは難しいでしょう。
大切なのは、エラーが発生したときに粘り強く原因や解決方法を調べ続ける根気です。
すぐに解決を諦めてしまっては、エンジニアとして活躍できないでしょう。
IT業界は日進月歩の世界ですので、好奇心旺盛な性格の方は向いています。
最新の技術や知識が次々と登場し、常に新しい情報に更新され続けている業界です。
例えば、近年最先端技術であるIoTが台頭し、さらには次世代の通信技術である5Gに注目が集まっています。
さらにいえば、現在250以上あるプログラミング用語は今もなお、新しい言語が開発され続けているのです。
様々な情報に関心を持ち、積極的に自分に取り込めるような人でなければエンジニアとしての成長は見込めないでしょう。
IT企業に入ってからも常に最新技術の勉強を続け、自身のスキルとして身に付けられれば、転職やフリーランスへの転向にも有効です。
一見、仕事には向いていないように感じられる面倒くさがりな性格も、エンジニアであれば向いています。
なぜならプログラミングで用いるソースコードを凝らずに、シンプルに仕上げるほど評価されるからです。
ソースコードとはコンピューターやロボットに与える、命令のようなものと考えてください。
プログラミング言語でソースコードを記述するのですが、プログラミングが正常に動作するソースコードは1つではありません。
プログラミングの技術力が高ければ複雑なソースコードにもできますが、複雑すぎるとかえって効率が悪いです。
コンピューターがソースコードを読み込むのに時間がかかります。
なので、必要がない限りテンプレートなどを使って、シンプルに仕上げるほうが生産性が高いです。
シンプルなソースコードは可読性を上げるだけでなく、バグ修正や他エンジニアがソースコードを改修する際にも非常に役立ちます。
エンジニアが受注している案件には常に納期があるので、効率主義的な性格の方であれば活躍できるでしょう。
エンジニアと一口にいってもプログラミングのみを担当する職種のほか、システム開発の企画段階から携わる職種もあります。
システム開発において、全ての工程を、一つ一つ効率的に行うことが理想です。
さらに、開発するシステムや規模によってはエンジニアだけでなく、デザイナーなどの職種も関わってきます。
別職種に依頼するまでにある程度システムができていないといけませんから、そこにも納期が発生してしまうのです。
複数の納期に間に合わせるために、効率よく段取りを決めて仕事を行う力が求められるでしょう。
公務員からエンジニアに転職するためには、次の3つの方法が挙げられます。
・プログラミングスクールに通う
・独学でプログラミングを学ぶ
・未経験OKの企業(会社)に入って経験を身に付ける
どの方法にもメリットとデメリットがあるので、自分に合っている方法を選んでみてください。
次にそれぞれの方法について、メリットとデメリットを交えて詳しく解説します。
未経験からエンジニアに転職するうえで、プログラミングスクールに通ってスキルを身に付ける方法は有効です。
スクールに通うメリットとして、
・エンジニア経験のある講師から直接指導を受けられる
・ポートフォリオを作成できる
・スクールによっては転職支援を受けられる
・同志の仲間に出会える
といった点が挙げられます。
スクールによってはオンラインで講義を受けられるので、時間や場所を問わず学びやすいのも魅力です。
一方デメリットとして、
・受講料が高い
・通学型の場合、時間と手間がかかる
・オンライン型の場合、ネット環境整備にお金がかかる
といった点が挙げられるでしょう。
時間やお金が掛かりやすいのは、プログラミングスクールに通う上でのデメリットといえます。
とはいえ、効率よくスキルを身に付けられるので、財布に余裕があればスクールに通うとよいでしょう。
書籍やWebサービスを活用して、独学でプログラミングスキルを習得するのも有効な方法です。
独学で学ぶメリットとして、
・受講料を抑えられる
・自分のペースで学習を進められる
・トラブル対応力が身に付く
といった点が挙げられます。
スクールと違いカリキュラムや授業時間がないので、要領のよい人だと独学のほうが学習が早いです。
一方デメリットとして、
・挫折しやすい
・トラブル解決に時間がかかる
・間違った知識が身に付いてしまう可能性がある
といった点が挙げられます。
何をすればよいか分からず、相談できる相手もいないので深みにはまってしまいやすいです。
独学に挑戦するなら、Q&Aサイトやプログラミングに詳しい知人など、相談できる環境を用意しましょう。
現在、オンライン学習サービスも人気で、Progate(プロゲート)、ドットインストール、Udemy(ユーデミー)が代表的なサービスです。
未経験でも丁寧に解説してくれたり、現役エンジニアの講師に質問できたりと、躓きにくい環境が整っています。
未経験者もOKとしている企業や会社に転職して、プログラミングスキルを学ぶという方法もあります。
この方法のメリットとして、
・給料をもらいながらプログラミングスキルを身に付けられる
・業務経験の中で生きたスキルが身に付く
といった点が挙げられるでしょう。
給料をもらいながら実践的なプログラミングスキルを身に付けられるのが、この方法における最大のメリットです。
ただしデメリットとして、
・残業が発生しやすい
・年収が落ちる可能性がある
といった点が挙げられます。
ただでさえ仕事が忙しいのに、始めの頃は自分のスキルが追い付いていないので、ストレスをため込んでしまいやすいです。
もし、未経験OKの企業や会社に転職したいのなら、転職エージェントを活用するとよいでしょう。
無料で利用できるので、気軽に頼れるのがポイントです。
2020年の国内におけるIT業界の市場は18兆2518億円であり、2021年は19兆234億円と言われており、今後も成長を期待さらえている点で将来性がある市場といえるでしょう。
また、以下の要素もあり、エンジニアの需要も十分にあるといえます。
・最先端技術の発達
・IT人材不足
・経済産業省によるDX勧告
IT企業だけでなく一般企業でもエンジニアを募集しているので、エンジニアとしてのキャリアは無駄にならないでしょう。
公務員からエンジニアへの転職について解説しました。
エンジニア含むIT業界は将来性があり実力主義なので、スキルアップを続けていけば高収入も期待できるでしょう。
スキルアップし、会社員エンジニア以上に高報酬を得られるフリーランスエンジニアへ独立することも将来的には検討してみましょう。
しかし、未経験からエンジニアを目指すなら、しっかりと勉強しなければなりません。
ぜひ記事を参考にして、スキルを身に付けながら転職に挑戦してください。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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