データベースエンジニアのフリーランス求人・案件の単価相場と市場動向【フリーランスで活躍しているデータベースエンジニア必見】

市場動向分析

2020.12.21

データベースエンジニアは、Webアプリ・システム・ソーシャルゲームなどのデータベースの開発や設計・運用・管理を行う職種です。
近年、IT業界の著しい成長やそれに伴う他業界のIT化促進などを考慮すると、データベースエンジニアはフリーランスエンジニア向けの案件の中でも人気があると言われています。
そんな今回は、データベースエンジニアの詳細を紹介していこうと思います。

[目次]
1.データベースエンジニアの仕事内容とは?
2.データベースエンジニアに必要とされるスキル
3.エンジニア未経験でデータベースエンジニアになれるのか?
4.データベースエンジニアのフリーランス求人・案件の相場単価
5.データベースエンジニアのフリーランス求人・案件の数
6.データベースエンジニアのフリーランス求人・案件は浅い商流で案件参画すれば高単価
7.データベースエンジニアのフリーランス求人・案件で高単価を目指すために必要な4つの経験
8.データベースエンジニアの今後の動向
9.まとめ


データベースエンジニアとして単価相場と案件数を知らないということは、営業時や単価交渉時に非常に損をします。

フリーランスのデータベースエンジニアができるだけ良いデータベースエンジニアのフリーランス求人・案件を受注出来るように単価相場と案件数について解説します。

 

データベースエンジニアのフリーランス求人・案件の動向を掴み、データベースエンジニアとして損なくお仕事を行いましょう。

 

「単価が低い気がするフリーランスのデータベースエンジニア」
「データベースエンジニアとして仕事を続けるか迷っている」
「これからデータベースエンジニアとしてフリーランスになりたい」

 

などのデータベースエンジニアの方向けの記事です。

 

 

 

1.データベースエンジニアの仕事内容とは?


データベースエンジニアの仕事内容について見ていきましょう。

 

データベースエンジニアは、データベースにデータを保存したり、必要なときにデータを瞬
時に取り出せるようシステムを構築・運用することです。

 

データベースエンジニアの仕事は以下3つの分野に分けることが出来ます。

 

データベースの開発・設計
データベースの管理
データベースの運用

 

・データベースの開発・設計
顧客がデータベースでどんなデータを管理したいのかを確認し、ニーズごとに最適なデータベースを開発・設計していく仕事です。

 

OracleやMicrosoft SQL Server・PostgreSQL・MySQLなどのデータベースアプリケーションを使い、データベースを作り上げます。

 

 

・データベースの管理
データベースシステムを稼動するには、データの適切な管理が必要です。

データを保存しているサーバーの最適化や効率化などのチューニングを行います。

 

 

・データベースの運用
データベースへのアクセス権の管理やデータのバックアップなど、システムの運用を行います。

また、稼動中のデータベースへの不正侵入やデータ流出を防止するためにセキュリティ設計を行います。


最近ではビッグデータを活用する業界や企業も多くあります。
例えば、The Walt Disney Companyは、アトラクションの混み状況や滞在時間などのビッグデータを活用し、来場者がスムーズに楽しめるようにスタッフの配置管理や在庫補充に役立てています。

 

 

 

2.データベースエンジニアに必要とされるスキル


データベースエンジニアとして必要とされるスキルは以下です。

 

開発スキル
コミュニケーション能力や論理的思考能力
インフラスキル

 

・開発スキル
データベースエンジニアはOracleやMySQL・PostgreSQL・Microsoft SQL Serverなどデータベーススキルが必要です。

 

その他、ビッグデータの解析など高速なデータ処理が必須のシステムはMongoDBやRedis・Memchachedのデータベースソフトのスキルを要求されます。
今後ビッグデータを活用する業界や企業が多くなっていくことを考慮すると、より多くのデータベーススキルが必須になるでしょう。

 

 

・コミュニケーション能力や論理的思考能力
データベースエンジニアには、他部署と連携を取ることが多く、コミュニケーション能力が求められます。

 

ビッグデータを活用する時代であるため、データをビジネス全体や戦略に活かすことを考える思考能力や利益感覚も大切です。
データベースエンジニアとしてコミュニケーション能力や論理的思考能力を身につけ、重宝される人材になりましょう。

 

 

・インフラスキル
データベースエンジニアはLinux・Windows・UNIX・MacOSのOS開発経験やAWS・Azure(Microsoft Azure)などIaas開発経験の知識・知見やCiscoなどネットワーク関連の知識があると、クライアント企業の信頼に繋がり、求人や案件に参画しやすくなるでしょう。

 

データベースエンジニアのフリーランス求人・案件はこちら
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3.エンジニア未経験でデータベースエンジニアになれるのか?


開発経験のないエンジニアがデータベースエンジニアのフリーランス求人・案件に参画することは非常に難しいのが現状です。

 

データベースエンジニアのフリーランス求人・案件が少ない理由は企業が必要としているのは即戦力であるため、ある程度開発経験があるエンジニアの方が求人・案件に参画しやすいことなどが挙げられます。
その他、IT業界は技術の進歩が早く、知識や情報を素早くキャッチアップすることが大変であることも理由の1つです。

 

しかし、エンジニア未経験でも現在のIT人材不足に伴い積極的に採用している企業も存在します。

 

 

 

4.データベースエンジニアのフリーランス求人・案件の相場単価


データベースエンジニアの相場単価ですが、業務委託における月額相場単価は、作業時間の目安を週5常駐で月140~180時間とした場合、60~80万円程度です。

 

平均単価は65.4万円、中央値単価は65万円、最高単価は150万円、最低単価は30万円です。(フリーランススタート運営事務局調べ:2020年12月時点)

 

データベースエンジニア経験が5年以上になると年収1000万超えができる可能性があります。
データベースエンジニアのフリーランス求人・案件は他の職種に比べても比較的高単価であると言えるでしょう。

 

しかし、単価はデータベースエンジニアとしての経験年数や開発スキルなどにより大きく異なります。
これまでのフリーランスのデータベースエンジニアのご支援や参画案件の実績から、経験年数別の相場単価をまとめました。(フリーランススタート運営事務局調べ:2020年12月時点)

 

※独自調査であるため、あくまで目安としてお考え下さい。
 

データベースエンジニアのフリーランス求人・案件の相場単価
データベースエンジニアのフリーランス求人・案件の相場単価

データベースエンジニア経験1年未満        25万円~30万円/月(週5常駐案件の相場単価)
データベースエンジニア経験1年        30万円~40万円/月(週5常駐案件の相場単価)
データベースエンジニア経験2年        40万円~50万円/月(週5常駐案件の相場単価)
データベースエンジニア経験3年        50万円~60万円/月(週5常駐案件の相場単価)
データベースエンジニア経験4年        60万円~80万円/月(週5常駐案件の相場単価)
データベースエンジニア経験5年以上        80万円~100万円/月(週5常駐案件の相場単価)

 

データベースエンジニアのフリーランス求人・案件にて参画中または営業中のデータベースエンジニアは自身の現在単価と相場単価を比較してみましょう。

 

データベースエンジニアの経験年数に対して相場単価から大きく下回るようでしたら、参画する案件や営業支援していただいているフリーランスエージェントの変更または単価交渉なども検討に入れるべきです。
案件やエージェントの変更を行うだけで、単価が月10万アップしたという話は良く耳にします。月10万の単価アップを年収に換算すると100万以上の差が生まれます。

 

 

 

5.データベースエンジニアのフリーランス求人・案件の数


データベースエンジニアのフリーランス求人・案件数は946件あります。(2020年12月時点)

 

データベースエンジニアの需要は他の職種エンジニアと比較すると高いです。

またデータベースエンジニアのフリーランス求人・案件数は増加していくと予想されます。

 

その理由は、ビッグデータやIoT・AI(人工知能)・ブロックチェーンを含む最先端技術の発展や今後IT市場全体の成長においてエンジニア不足になり、求人有効倍率が上昇していることなどが挙げられます。

 

フリーランスのデータベースエンジニアは希望する単価の求人・案件を受注しやすいです。
もし相場単価と経験年数が大幅にずれている場合は案件変更やエージェント変更など営業手法を積極的に見直しましょう。

 

実際にデータベースエンジニアのフリーランス求人・案件が多いフリーランスエージェントはどこなのか?

 

各サービス上に公開されているデータベースエンジニアのフリーランス求人・案件数をまとめました。(2020年12月時点)
数多くあるフリーランスエージェントの中からデータベースエンジニアのフリーランス求人・案件を豊富に持つエージェントを厳選しています。

 

データベースエンジニアのフリーランス求人・案件のフリーランスエージェント別
データベースエンジニアのフリーランス求人・案件のフリーランスエージェント別

 

データベースエンジニアのフリーランス求人・案件を保有しているフリーランスエージェントを分析するとTechStockが62件、レバテックフリーランスが39件、エンジニアルーム(Engineer Room)が32件、テクフリが23件、フォスターフリーランスが19件、SEES(シーズ)が16件、Juntoが15件、スキルコネクトが14件、ギークスジョブが12件、ビズリンクが12件となっています。(※フリーランススタート調べ/2020年12月)

 

フリーランスエージェント各社は公開中のデータベースエンジニアのフリーランス求人・案件だけでなく、登録中のデータベースエンジニア専用の非公開のフリーランス求人・案件を保有しています。
非公開のフリーランス求人・案件はまだインターネットには出回らない優良なデータベースエンジニアのフリーランス求人・案件が多いため、複数フリーランスエージェントに登録し、定期的に非公開のデータベースエンジニアのフリーランス求人・案件情報を取得しましょう。

 

データベースエンジニアのフリーランス求人・案件はこちら
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6.データベースエンジニアのフリーランス求人・案件は浅い商流で案件参画すれば高単価


マージン(手数料)を取るSIerやフリーランスエージェントなどの中間企業の数を減らせば減らすほど、データベースエンジニアのフリーランス求人・案件の単価はアップします。

 

下記の商流を目安にデータベースエンジニアのフリーランス求人・案件を探しましょう。

エンド企業⇛フリーランスエージェント⇛フリーランスエンジニア

 

データベースエンジニアのフリーランス求人・案件のオススメ商流
データベースエンジニアのフリーランス求人・案件のオススメ商流


ここで「エンド企業⇛フリーランスコンサルタント・エンジニアの商流が最も良いじゃないか!」と思った方もいると思います。
もちろん金額的に見れば最も効率の良い商流ですし、直接知人やご自身の信頼できる方からの紹介の案件は積極的にエンド企業から直接受注するべきです。

 

ですが、訴訟のリスク、営業工数がかかりすぎるリスクなどを考慮に入れた際に、やはりフリーランスエージェント企業を1社商流に挟む事をおすすめします。

手数料(マージン)を払うことでリスク・営業工数・事務工数などを肩代わりしてもらうのです。

 

 

 

7.データベースエンジニアのフリーランス求人・案件で高単価を目指すために必要な4つの経験


データベースエンジニアのフリーランス求人・案件で高単価を目指すためには、データベースの開発経験と熟練度のアップが欠かせません。

 

その上で下記のようなことに経験したり、意識付けることにより高単価でデータベースエンジニアのフリーランス求人・案件を受注する事が出来ます。

 

・上流工程やマネジメントの開発経験

要件定義や設計などの上流工程経験やマネジメント経験を打ち合わせ時にアピールする事で、実装だけでなく上流工程での参画が想定されるため、高単価になる可能性があります。

 

 

・業界・業務知識ごとの専門知識

データベースエンジニアのフリーランス求人・案件に該当するもしくは類似する業界・業務知識ごとの専門知識を打ち合わせ時にアピールする事で、高単価になる可能性があります。
例:ビッグデータ、インフラ、ネットワーク、SNS、EC、CtoC、ブロックチェーン、機械学習、AI(人工知能)、クラウド、5G、xR(VR、AR、MR)など

 

 

・データベースエンジニアに関連する開発スキルを使用した開発経験

データベースエンジニアには

 

<Database>

 

<OS>

 

<IaaS>

 

などを使用します。

 

データベースエンジニアが活用する開発スキルに該当するもしくは類似する経験を打ち合わせ時にアピールする事で、高単価になる可能性があります。

 

 

・大規模なシステム開発の経験 

データベースでの大規模システム開発経験を通して得た

 

-大量アクセスの分散やシステム設計
-Linux/Unixコマンドを活用した負荷調査

 

などの経験をアピールしましょう。

 

 

 

8.データベースエンジニアのフリーランス求人・案件の今後の動向


今後フリーランス業界でデータベースエンジニアはどうなっていくのでしょうか?

 

データベースエンジニアはWebアプリ開発・システム開発・ソーシャルゲーム開発など幅広く案件があるだけでなく、開発エンジニアの人口も年々増加傾向であるため、今後もニーズが減少することはないでしょう。

 

現在、IT業界の急速な成長や他業界でもIT化が促進されていること・今後のビッグデータ活用が広範囲にわたることなどの理由から、データベースエンジニアの需要は高まっています。
2030年までに最大で約78.9万人のエンジニア人材不足が見込まれ、2019年3月現在の有効求人倍率は約8倍です。

 

今後もデータベースエンジニア求人・案件は増加し、データベースエンジニアのニーズが増すことが予想されます。

 

フリーランスエンジニア市場が拡大することが予想されるため、データベースエンジニアと類似しているサーバーサイドエンジニアやインフラエンジニアも需要があることが見込まれます。

 

そのためデータベースエンジニア以外のトレンドや動向を常に確認し、様々な知識や知見を蓄え、自身の希少性を高めたり、フリーランスのデータベースエンジニア以外の職種も選択できるようにしましょう。
フリーランスのデータベースエンジニアとして、常に開発スキルを磨いていくことで、将来がより安泰になるでしょう。

 

 

 

9.まとめ


この記事ではデータベースエンジニアのフリーランス求人・案件の動向と単価相場についてお話させていただきました。

 

多くのデータベースエンジニアさんやデータベースに興味のあるエンジニアさんにとって参考になれば幸いです。
本記事を執筆しているフリーランススタートはフリーランスエンジニア向けの案件検索サイトです。
データベースエンジニアのフリーランス求人・案件探しは是非フリーランススタートにお任せください。

 

データベースエンジニアのフリーランス求人・案件はこちら
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なお、フリーランススタートはiOSアプリ版も2020年6月にリリースしています。

通勤しているエンジニア・デザイナーでちょっとしたスキマ時間で手軽にフリーランス求人・案件を検索したい、開発言語の単価が知りたい、フリーランスを将来的に検討している方などは是非インストールしてみてください。

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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

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