公開日:2019.10.17
更新日:2025.03.24
フリーランスとして活躍をされている方は現在どのぐらいの単価で稼働していますか?
正社員して活躍をされている方は現在どのぐらいの月収を貰っていますか?
フリーランスとして活躍をしていくためにはより充実した単価が必要です。
そんな今回はフリーランスはどのぐらいの単価で活躍しているのか、より高額な単価を獲得するための方法や注意点などを解説していきます。
ぜひ本記事をご一読いただき、フリーランスとして高単価で活躍をしましょう。
この記事を特に一読して欲しい方は以下のような方です。
・フリーランスを今後検討している方
・フリーランスとして高単価の収入を得たい方
・フリーランスの単価相場を把握したい方
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.フリーランスの単価相場
2.各フリーランスエンジニアの単価相場
Javaフリーランスエンジニアの単価相場
PHPフリーランスエンジニアの単価相場
JavaScriptフリーランスエンジニアの単価相場
Rubyフリーランスエンジニアの単価相場
Pythonフリーランスエンジニアの単価相場
Swiftフリーランスエンジニアの単価相場
3.フリーランスとして単価交渉で重要なこと
4.フリーランスとして単価交渉をするべきタイミングとは?
5.フリーランスとして単価交渉の際の注意点
6.まとめ
フリーランス白書2019によると、フリーランスの単価相場は200万未満が23.1%、200~400万未満が26.6%、400~600万未満が18.4%、600~800万未満が12.4%、800~1000万未満が7%、1000~1200万未満が5.3%という結果です。
副業/すきまワーカー/フルタイムワーカーなどを含むフリーランス全体の数字です。
フルタイム(140~200時間/月)で活躍をしているフリーランスエンジニアの単価相場に焦点を当ててみると、200万未満が14.6%、200~400万未満が21.2%、400~600万未満が22.2%、600~800万未満が18.7%、800~1000万未満が11.6%、1000~1200万未満が5.1%、1200万以上が5.5%、無回答が1%という結果です。
上記結果からみると、400~600万未満で活躍をしているフリーランスエンジニアが一番多いです。
300~500万未満が27%と一番割合が多かった2018年度のフリーランスエンジニアの単価相場と比較すると、全体的に100万円ほどの単価水準が上がっていることがわかります。
単価水準が上がった背景として、急速なIT業界の発達によるITエンジニア人口不足やフリーランスとしての働き方が年々認められてきているなどが挙げられるでしょう。
参照:フリーランス白書2019
この章では各フリーランスエンジニアの単価相場を経験年数別にして見ていこうと思います。
Java案件の単価相場ですが、Java経験1年程度の初級エンジニアの30万からJava経験5年以上の上級エンジニアの100万までと非常に幅広いです。
Javaでの開発経験が5年以上になると年収1000万を超えができる可能性があります。
-Java開発経験1年未満
30万円~40万円/月(週5日常駐案件の単価相場)
-Java開発経験1年
35万円~45万円/月(週5日常駐案件の単価相場)
-Java開発経験2年
45万円~60万円/月(週5日常駐案件の単価相場)
-Java開発経験3年
50万円~65万円/月(週5日常駐案件の単価相場)
-Java開発経験4年
60万円~75万円/月(週5日常駐案件の単価相場)
-Java開発経験5年以上
65万円〜100万円/月(週5日常駐案件の単価相場)
PHP案件の単価相場ですが、PHP経験1年程度の初級エンジニアの25万からPHP経験5年以上の上級エンジニアの80万までと非常に幅広いです。
PHPでの開発経験が5年以上になると年収1000万を超えができる可能性があります。
-PHP開発経験1年未満
25万円~30万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-PHP開発経験1年
30万円~45万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-PHP開発経験2年
40万円~55万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-PHP開発経験3年
50万円~65万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-PHP開発経験4年
55万円~75万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-PHP開発経験5年以上
65万円~85万円/月(週5常駐案件の単価相場)
JavaScript案件の単価相場ですが、JavaScript経験1年程度の初級エンジニアの25万からJavaScript経験5年以上の上級エンジニアの70万までと非常に幅広いです。
JavaScriptでの開発経験が5年以上になると年収1000万を超えができる可能性があります。
-JavaScript開発経験1年未満
25万円~30万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-JavaScript開発経験1年
30万円~40万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-JavaScript開発経験2年
40万円~50万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-JavaScript開発経験3年
50万円~65万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-JavaScript開発経験4年
60万円~75万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-JavaScript開発経験5年以上
70万円~100+万円/月(週5常駐案件の単価相場)
Ruby案件の単価相場ですが、Ruby経験1年程度の初級エンジニアの40万からRuby経験5年以上の上級エンジニアの100万までと非常に幅広いです。
Ruby1年でも他の開発言語と比べて単価が高い理由は、Rubyはシンプルな文法で他の言語に比べてキャッチアップが容易で早期にエンジニアとしてのパフォーマンスを発揮できるケースが多いからです。
Rubyでの開発経験が5年以上になると年収1000万を超えができる可能性があります。
-Ruby開発経験1年未満
25万円~30万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-Ruby開発経験1年
40万円~55万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-Ruby開発経験2年
50万円~65万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-Ruby開発経験3年
55万円~70万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-Ruby開発経験4年
70万円~85万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-Ruby開発経験5年以上
70万円~100万円/月(週5常駐案件の単価相場)
Python案件の単価相場ですが、Python経験1年程度の初級エンジニアの25万からPython経験5年以上の上級エンジニアの80万までと非常に幅広いです。
Pythonでの開発経験が5年以上になると年収1000万を超えができる可能性があります。
-Python開発経験1年未満
25万円~35万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-Python開発経験1年
40万円~55万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-Python開発経験2年
45万円~55万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-Python開発経験3年
50万円~65万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-Python開発経験4年
60万円~75万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-Python開発経験5年以上
80万円~100+万円/月(週5常駐案件の単価相場)
Swift案件の相場単価ですが、Swift経験1年程度の初級エンジニアの30万からSwift経験5年以上の上級エンジニアの120万までと非常に幅広いです。
Swiftでの開発経験が5年以上になると年収1000万超えができる可能性が高いです。
-Swift開発経験1年未満
30万円~40万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-Swift開発経験1年
45万円~50万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-Swift開発経験2年
55万円~60万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-Swift開発経験3年
65万円~70万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-Swift開発経験4年
75万円~90万円/月(週5常駐案件の単価相場)
-Swift開発経験5年以上
85万円~100+万円/月(週5常駐案件の単価相場)
フリーランスとして最適に活躍していく上で高単価で稼働出来ることが重要になってきます。
高単価で仕事をするためにフリーランスとして単価の交渉において大切なことを解説します。
信頼
フリーランスとして単価交渉をする上でクライアントやフリーランスエージェントとの「信頼」は一番大切なことです。
クライアントやフリーランスエージェントとの信頼を築き上げるには、しっかりと日々の仕事をこなしたり、納期を厳守したり、常に相手のことを考えた行動をしましょう。
また、クライアントから要求された成果物以上の結果を出すことにより「信頼」の他に「期待」や「安心」もされるため、さらに単価交渉しやすくなります。
仕事の成果や人柄が信頼されていなければ、単価交渉することは非常に困難になるでしょう。
フリーランスとして単価をあげるために信頼を得ることの重要性を認識しましょう。
スキル
開発スキルは単価交渉を成功させる上で非常に重要な材料です。
1つのスキルを極めているフリーランスや複数のスキルを使用し開発経験があるフリーランスは単価交渉の際、簡単に話がまとまる可能性が高いです。
例えば、Javaの開発経験が豊富にあること以外に、PythonやRubyなどの開発経験が豊富にあるなどであれば、幅広い開発経験スキルがあるマルチなプレイヤーとして評価されるでしょう。
その他、どのようなシステム開発を経験してきたのかなどの、開発してきた成果物も一緒に伝えるとより相手が伝わりやすくなるでしょう。
クライアントなどに単価交渉を提案するタイミングも重要になります。
単価交渉するタイミングを2つお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
仕事量が増加した際
長期案件に参画していると、自然と多くの業務を任されるケースがあるかと思います。
仕事量が増加するということは、納期期限が決まっているフリーランスにとっては負担が大きくなります。
そのため、仕事量が増加したタイミングでしっかりと単価交渉を行うことにより、提案が通りやすくなります。
また、仕事の負担量が増加したことはクライアントも能力を評価しているケースが考えられます。
仕事量に対して単価額を相関させるためにも、積極的な交渉を行うことをオススメします。
クライアントから案件継続の打診を受けた際
案件継続を打診を受けているフリーランスは、クライアントから高い信頼を寄せられている可能性が高いです。
もし案件を継続して参画するのであれば、単価交渉してみることをオススメします。
フリーランスエージェントから案件の紹介を受けている際はご自身でクライアントに直接交渉をするのではなく、フリーランスエージェントとの面談の際に単価交渉をしてもらえるよう相談してみましょう。
フリーランスとして単価交渉を行う際、事前に準備して交渉することをオススメします。
単価交渉を行う際に留意すべき注意点を以下にまとめましたので、是非確認しておきましょう。
単価交渉をするための情報や材料の事前準備をする
単価交渉を行うには、単価を上げるための情報を正確クライアントやフリーランスエージェントへ伝える必要があります。
仕事のスキル、稼働時間、市場相場など、様々な観点から情報を収集し、自身の貢献度を論理的に伝えられるようにしておきましょう。
何も単価交渉する情報や材料がない上で交渉をすると、評価対照がなく、単価を上げれない可能性が高いです。
クライアントに要求された成果物以上の成果を残す
依頼された仕事や参画している案件の成果物に対して、最低限の成果しか報告できていない場合、単価交渉を成立させるのは多少困難になります。
クライアントからすれば単価をあげることは大きな決断です。
クライアント側より単価を上げていいと思ってもらうには、それに見合った大きな成果を日頃から提供できていることが重要です。
つまり、クライアントの期待値を超える成果を上げることで初めて、フリーランスは単価交渉が成立するします。
フリーランスの単価相場や高単価案件への参画方法を今回は詳しく解説してきました。
フリーランスとして単価交渉をする際は、上記でお伝えしたことをしっかり理解し、事前に準備しましょう。
単に現在の単価が低額だからといって、情報や材料もなく単価交渉をすることは控えましょう。
単価を上げることはクライアント側も非常に大きな決断になります。
なぜ、その単価がご自身にとって最適なのかクライアントやフリーランスエージェントしっかりとに伝えられるように、情報を精査して上手く単価交渉をしてみましょう。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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