フリーランスも住宅ローンは組める!住宅ローン審査を通すためのチェック項目付

フリーランス常識

2023.01.05

フリーランスと会社員と比較した場合「フリーランスが住宅ローンを組むことは難しい」というイメージをお持ちの人もいるでしょう。結論から言うと、フリーランスでも住宅ローンを組めます。
ただし、フリーランスが住宅ローンを通す場合、いくつかのポイントをクリアする必要があります。

そこで本記事では、フリーランスと会社員の住宅ローンの違いを説明した上で、フリーランスが住宅ローンを通すためのチェック項目を詳しく解説します。
住宅ローンを通すためのチェック項目をクリアして、フリーランスでも堂々と夢のマイホームを手に入れましょう。

 

 

 

1.フリーランスと会社員の住宅ローンの違い


住宅ローンに申請する場合、年収によって借りられる額が変わるのはフリーランスと会社員どちらとも違いはありません。

しかし、フリーランスにとっての「年収」の意味合いは、会社員と異なります。

 

フリーランスが住宅ローンを申し込む場合、銀行へ「確定申告書」と「納税証明書」の提出しなければありません。

住宅ローンで参考にする年収とは、確定申告書に記載されている「所得」を指します。

 

ただし、フリーランスは会社員とは異なり、所得の変動が大きくなっています。

そのため、その年の年収に加え、前年と前々年の年収も確認されるのが一般的です。前年と前々年の年収が低い場合は、住宅ローンが通らないケースもあります。

 

また、フリーランスの中には節税対策として経費を増やし、所得を低く設定している人もいるでしょう。

経費で落とすのは節税に有効である一方で、所得が下がる分、住宅ローンが通りにくくなるので、節税対策のやり過ぎには注意してください。

 

フリーランスが住宅ローンを組む場合、3年前から計画的な確定申告が必要です。

 

 

 

 

2.フリーランスが住宅ローン審査を通すためのチェック項目


住宅ローンを組む場合のフリーランスと会社員の違いを解説しました。ここからが、本題です。フリーランスが住宅ローン審査を通すためのチェック項目を解説します。

主なチェック項目は6つです。どれか1つの項目が抜けていると住宅ローンが通らない場合があります。各項目しっかり確認しましょう。

 

それでは、フリーランスが住宅ローン審査を通すためのチェック項目を詳しく解説していきます。

 

フリーランスとしての経験年数

フリーランスとしての経験年数が高いほど、「社会的信用」が高くなり、住宅ローンは通りやすくなります。

一方で、フリーランスに活動をし始めてすぐの人は住宅ローンが通りません。

 

住宅ローン審査の申請条件としては、自営業の場合は事業年数が3年以上となります。

ただし、個人事業主(フリーランス)から法人化した場合は、法人としての事業年数になるので、注意してください。

 

 

過去の支払い実績

過去の支払い実績とは、納税やクレジットカード、ビジネスローン・車のローンなどが含まれます。

返済の遅延や税金の未納などの記録があると、住宅ローン審査の申請が不利になります。

 

細かいものだと、レンタルショップでのDVDやマンガなどの延滞も確認される場合もありますので、注意してください。

 

 

自己資金

自己資金が多いほど、頭金の割合を高くできるため、借り入れ金額や返済負担率を抑えることができます。

物件価格に対して、自己資金率は20%が目安です。ただし、シニア層や親からの相続も含む平均的な割合であるため、実際はもう少し低いでしょう。

 

例えば、自己資金率20%を基準として、物件価格4,000万円・返済期間35年・金利1.36%の住宅ローンに申し込んだ場合、自己資金率が10%下がると月々の返済額が1万2000円・返済総額が約100万円増えます。

準備できる自己資金を考慮した上で住宅ローン審査に申請しましょう。

 

 

健康状態

一般的に、住宅ローンを組む場合、団体信用生命保険に加入する必要があります。
団体信用生命保険とは、住宅ローンを返済期間中、万が一のことがあった場合に保険金によって住宅ローンをカバーする保険制度です。

 

この保険があることにより、急病や事故に見舞われた場合でも残された家族にローンを残すことなく、安心してマイホームで過ごせます。

同保険への加入にあたり、重要視されるのが健康状態です。健康状態が悪い場合は、保険に加入できません。つまり、住宅ローンが組めないこと意味します。

 

 

連帯保証人の有無

会社員が住宅ローンを組む場合、保証会社と保証契約を結びため、保証品は不要です。

フリーランスの場合、保証人を求められるケースもあります。

 

年収に対して住宅ローンの申請金額が大きい場合、連帯保証人を求められる確率が高くなります。

「連帯保証」とは、債務者が住宅ローンを返済できなくなった場合に返済義務を負うことです。

 

一般的には、親もしくは親族に依頼することが多いでしょう。

連帯保証人を求められる可能性を考慮して、保証人になってくれる家族や親族がいるか、事前に確認しておきましょう。

 

 

 

 

3.まとめ


フリーランスでも住宅ローンを組むことは可能です

ただし、会社員とは異なり、いくつかの条件をクリアする必要があります。

 

条件をクリア出来ないと場合によっては住宅ローン審査に通らず組むことは出来ないでしょう。

フリーランスになる前に、住宅ローン審査を通すためのチェック項目を必ず確認しておきましょう。

 

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