フリーランスエンジニアの現実って?フリーランスエンジニアの収入・仕事の真実

市場動向分析

2021.07.12

企業の正社員エンジニアとして活動している方の中には、フリーランスエンジニアとして活動することを視野に入れている方も多くいることでしょう。
しかしフリーランスエンジニアになるうえでは、「いくつまでフリーランスとして活躍できる?」「案件獲得って大変でしょう?」などと心配が尽きないものです。

そこで今回は、フリーランスエンジニアの年齢層や案件獲得、フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの違いについて解説します。

特に、下記の方にこの記事をご一読していただきたいです。

・フリーランスになることを検討している正社員エンジニア
・フリーランスエンジニアになるメリットやデメリットを知りたい方
・フリーランスエンジニアの案件獲得方法について知りたい方
・フリーランスエンジニアと正社員エンジニアの違いを知りたい方

 

 

 

1.フリーランスエンジニアの現実


フリーランスエンジニアの現実関連画像
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この章では、フリーランスエンジニアの年齢層や働くことができる年齢、案件を獲得する難易度について整理し、フリーランスエンジニアの現実をお伝えします。

 

フリーランスエンジニアの年齢層

フリーランス協会が2017年末に実施したアンケート調査によると、フリーランスの年齢とその割合は以下の通りです。

 

<フリーランスの年齢>

年代 割合
20代 7.0%
30代 40.1%
40代 37.8%
50代 13.2%
60代 1.8%
70代 0.1%

出典:フリーランス協会「フリーランス白書2018

 

上記の調査より、フリーランスの年齢層としてメインになるのは30代・40代、そして50代だと言えます。

フリーランスで活動するうえで心配になるのは、やはり収入の不安定さでしょう。

 

10代後半〜20代で実務経験や社会経験を積みスキルや人脈をしっかりと築いたうえで、30代・40代でフリーランスとして独立するという流れが多いのかもしれません。

また、20代でも数年の実務経験を積みフリーランスとして活躍していくことは充分に可能です。

 

例えばエンジニアの場合、就職支援サービス付きのプログラミングスクールを利用してIT企業に就職することで、未経験からでも実務経験を積むことは出来たり、クラウドワークスランサーズココナラなどのクラウドソーシングサービスを活用し実務経験を積んでいくことも出来ます。

 

 

フリーランスエンジニアとしていつまで働くことができるか

フリーランスエンジニアとして働くことに、明確な年齢制限はないと言えます。

しかし70代のフリーランスとして活躍をしている方はほとんどいないのが現実です。

 

また、以下のような理由により、40代~60代のフリーランスエンジニアよりも20代・30代のフリーランスエンジニアの方が仕事を得やすいとは言えるでしょう。

 

・プロジェクトには年齢制限がある
多くのプロジェクトには、年齢制限があります。

年齢制限が設けられていれば原則としてどんなに技術や経験があるエンジニアでも応募すらできないため、高年齢はどうしても一定のハンデになってしまいます。

 

年齢制限を設ける理由には、体力やコミュニケーションなど多くのポイントが考えられます。

企業としては、仕事量の多いプロジェクトを依頼するのであれば体力がある若手に依頼した方が安心だと考えるのが自然でしょう。

 

また、依頼したフリーランスエンジニアが自社の管理者よりも年上だった場合に、教えづらさやコミュニケーション面での不安を覚える可能性もあります。

 

 

・気力や体力が低下する可能性
年齢とともに、気力や体力はどうしても低下する傾向があるのが実情です。

エンジニアの仕事は身体を激しく動かすものではありませんが、頭脳労働には想像以上に体力が必要とされます。

 

年齢を重ねるとともに若い頃のような無理が出来なくなり、新しいスキルや技術を覚えるにも大きな労力を必要とする可能性があります。

しかし先程の年齢層調査の通り、現在では40代以降のフリーランスが半数を占めているのも事実です。

 

ご自身の気力と体力が続くのであれば、50代・60代になってもフリーランスエンジニアを続けることは不可能ではありません。

40代以上のフリーランスエンジニアは、若手と比較した際のアドバンテージである経験や人脈の豊富さを武器に戦うことが大切でしょう。

 

 

フリーランスエンジニアの案件獲得は難しい?

フリーランスを目指す多くのエンジニアが案件獲得の難しさを心配するものですが、実際はどうなのでしょうか。

結論からお話しすると、現在ではフリーランスエンジニアでも案件獲得のハードルは下がってきていると言えます。

 

案件を獲得するためにまず考えられるのは、クライアントとなる企業へ直営業をかけることです。

初心者には比較的ハードルが高いかもしれませんが、目当ての企業に電話やメールを使ってアプローチをすることで、案件獲得につなげることができます。

 

また、友人・知人にエンジニアもしくはエンジニアを必要とする職場の方がいれば、アプローチすることで案件獲得につなげることもできるでしょう。

人脈が豊富にある人であれば、友人や知人に案件をもらうのも有力な案件獲得の選択肢であると言えます。

 

近年では、非常に案件獲得がしやすい方法として、クラウドソーシングへの応募やフリーランスエージェントの活用が挙げられます。

クラウドワークスランサーズココナラなど、クラウドソーシングサービスには数多くの種類があり、自分の必要なタイミングや自分のペースで仕事探しをすることができます。

 

特にフリーランスエンジニアとしての経験が少ない人にとっては、早期に経験を積んでいくことができるためおすすめでしょう。

 

フリーランスエージェントを活用して案件を獲得するフリーランスエンジニアの方も増加してきています。

レバテックフリーランスtechtree(テックツリー)フォスターフリーランスなどのフリーランスエージェントを活用することにより、今まで世の中に出回ることがなかった非公開案件や商流が浅いエンド直請案件、自分で探すことが出来なかった高単価案件など豊富な種類の案件の中から自分に最適な案件を探すことが出来ます。

 

その他、フリーランスエージェントを活用することにより、正社員並の福利厚生制度があったり、確定申告などの税金対策や独立のサポート制度があることなど、フリーランスエンジニアにとってメリットが豊富にあります。

フリーランスエンジニアとして多くの情報を得て、自分に最適な方法で案件を獲得しましょう。

 

フリーランスエージェントをより詳しく知りたい方

 

 

 

2.フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの違い


フリーランスエンジニアの現実関連画像
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ここでは、フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの収入と働き方の違い、2点を整理してお伝えします。

 

フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの収入の違い

会社員エンジニアの年収は、平均でおよそ500~600万円程度であると言われています。

会社員の場合年収の額だけでなく、福利厚生や「毎月安定して収入が得られる」という安心感もメリットです。

 

もし家賃補助があれば毎月の収入から自由に使えるお金がそれだけ増えることになりますし、社会保険料の半分は勤め先企業が負担してくれます。

会社員エンジニアは大きな収入増は望めない点は否めませんが、やはり経済的な安心感を得られる点は大きなメリットだと言えるでしょう。

 

フリーランスエンジニアの平均年収は700万円~1,000万円程度と言われています。

社会保険料の労使折半や家賃補助などの福利厚生が無いことや、毎月の収入が不安定である点は、多くのエンジニアが心配している点でしょう。

 

しかし、フリーランスエンジニアであれば経験や実力次第で1,000万円を大きく超える収入を得ることも充分できます。

先程お話しした通り様々な案件獲得方法を駆使していくことで安定して案件を獲得し、収入の不安定さも一定緩和することが望めるでしょう。

 

フリーランスエンジニアの職種別の年収について詳しく知りたい方はこちらから↓

 

 

フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの働き方の違い

会社員エンジニアの場合、勤務先企業の命令に従い、自分に与えられた仕事をこなすのが基本的な働き方だと言えます。

近年では比較的働き方の選択肢が増えてきているものの、勤務地や就労時間を自分で自由に選択することは原則できません。

 

自分が希望した通りの仕事ができる訳ではなく、時には望まない仕事をこなしていく必要が出てくるでしょう。

また、職場の人間関係になじめない場合でも、異動するまでの間は何とかしてそこで頑張り続けなければなりません。

 

フリーランスエンジニアの場合、働き方や仕事内容の選択は基本的に自由で自分の意思で決定出来ます。

最初は常駐として案件に参画し、仕事をするフリーランスエンジニアの方も多いかと思いますが、経験が豊富になっていくと、選択肢も増え、作業場所や働く時間など、制限されることは少なくなっていくでしょう。

 

また、自分が望まない案件は引き受けないこともできます。

クライアントとの相性が悪かったり、雰囲気が合っていないと感じる場合でも契約単位での仕事であるため、次回以降契約を更新しないという選択肢も出来ます。

 

生活のために一定の我慢が必要になることもあるでしょうが、自分の目指すもの・やりたいことのために活動できるのが、フリーランスエンジニアの大きなメリットでしょう。

 

フリーランスの働き方についてより詳しく知りたい方はこちらから↓

 

 

 

3.まとめ


フリーランスエンジニアの現実って?フリーランスエンジニアの収入・仕事の真実について今回は解説してきました。

30代・40代を中心として、幅広い年齢層の方々がフリーランスエンジニアとして活躍しています。

 

若いフリーランスエンジニアは実戦経験が少ないことにより、高年齢のフリーランスエンジニアはプロジェクトの年齢制限などによって案件を獲得しづらい可能性があります。

クライアントへの直営業や人脈を駆使した営業や、クラウドワークスランサーズココナラなどクラウドソーシングの活用、レバテックフリーランスtechtree(テックツリー)フォスターフリーランスなどフリーランスエージェントの活用をすることで、継続的に安定した案件獲得ができるようになるでしょう。

 

会社員エンジニアは経済的な安心感を得られることが非常に大きなメリットではありますが、大きな収入増は望めず自分の望む仕事ができないことも多くあります。

フリーランスエンジニアなら確かに経済的な安定はなかなか難しいものの、実力と経験次第では自分の望む仕事をしながら大きく稼いでいくことも望めるでしょう。

 

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