公開日:2020.09.01
更新日:2025.03.24
フリーランスとして成功するためには、良い仕事・案件を獲得できるかが重要です。
2015年の小規模企業白書では「直面した課題」としてフリーランスの4割が「顧客の確保」と答えました。
そこで本記事ではフリーランスの仕事・案件の探し方について紹介していきます。
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.フリーランスで仕事を探す前に準備しておくこと
会社員時代での経験・身に着けたスキルを整理して職務経歴書を書く
実績を分かりやすく見せるポートフォリオ作成する
SNSで自身のアカウントを作る
2.フリーランスの仕事・案件の特徴
会社員の転職よりも即戦力性が求められる
スケジュール・タスクなどの自己管理が重要
研修などの場がないため業務外での自己研鑽が重要
3.フリーランスの仕事・案件の探し方
フリーランス専門のエージェントに相談する
クラウドソーシングで自身で仕事・案件を探す
SNSで自身のスキルをアピールする
異業種交流会に参加して人脈を作る
4.まとめ
フリーランスで仕事を探す前に準備しておくべき3つのことを紹介します。
フリーランスではクライアントとの面談や商談の際に職務経歴書やポートフォリオの提出を求められることが多いです。
会社員時代での経験や身に着けたスキルを整理して、職務経歴書を書きましょう。
特に重要なのは会社員時代の経験や身に着けたスキルが生かせるかです。
応募する仕事に活かせそうな経験・スキルを中心に書きましょう。
もう1つ重要なのがコミュニケーション能力のアピールです。
フリーランスに対して、「協調性がないのではないか」「チームワークが苦手なのではないか」といった不安を感じている採用担当者は多いでしょう。
採用担当者にコミュニケーション能力があることを理解してもらう必要があります。
いくら実績のあるフリーランスでも、実績が担当者に伝わらなければ、採用してもらえる可能性は低いです。
実績を分かりやすく伝えられるポートフォリオを作成することをおすすめします。
紙媒体のポートフォリオも有効ですが、現在はポートフォリオサイトと呼ばれるWebサイトを作成し、インターネット上で公開することが多いです。
なおポートフォリオサイトを作成する際に注意が必要なのが、過去の実績として紹介する場合にはクライアントから事前に掲載許可を取っておくことです。
特に守秘義務が発生している案件を勝手に掲載したり、会社員時代の業務内容を自分の実績として公開するとトラブルの原因になります。
実績がない場合には知人のWebサイトを無料や格安で作成したり、クラウドソーシングで受注して実績を増やしましょう。
フリーランスとして分かりやすい職務経歴書やポートフォリオの書き方を知りたい方は下記記事をご一読ください↓
フリーランスの仕事を獲得方法として最も一般的なのが人脈による紹介です。
2018年の総務省のフリーランス白書によれば69.8%の方が人脈で仕事を獲得しています。
人脈で仕事を獲得すると、クラウドソーシングサイトを利用するのと異なり手数料が発生しません。
また通常よりも良い条件で仕事の依頼を受けることが可能といったメリットが予想されます。
しかし人脈がないという方も多いでしょう。
そんな方はSNSで自身のアカウントを作成しその業界に関する情報発信を行い、SNS上で人脈を形成しましょう。
またクラウドワークス、ランサーズ、ココナラなどのクラウドソーシングサイトや求人サイトから仕事に応募する場合でも、フォロワーが多いことで、信頼性を得やすいといった効果も期待できます。
フリーランスの仕事・案件の3つの特徴を紹介していきます。
会社員の転職は即戦力が求められると言われることがありますが、それ以上にフリーランスには即戦力が求められます。
企業はフリーランスには育成コストをかけられないためです。
会社では困難な仕事を任されても、周りのスタッフに頼ることができますが、フリーランスの立場では自身の力だけで仕事上の課題を解決する必要があります。
技術力に自信がない場合には、独立する前に十分にスキルを磨きましょう。
安易に独立してフリーとして仕事を受けると一人では仕事がこなせず、孤立する可能性もあります。
企業に常駐して仕事をこなすフリーランスの方は、自己管理は簡単かもしれません。
しかし在宅でフリーランスをやっている方はスケジュールやタスクなどを全て自己管理する必要があります。
自己管理できず、スケジュール通りにタスクをこなすことができずに納期に遅れれば、信頼を失うでしょう。
またモチベーション管理も重要です。モチベーションを保てずに仕事量が減ってしまえば、収入が減少します。
フリーランスは業務外での自己研鑽が重要です。
フリーランスには研修などの成長の場がクライアント企業から与えられることはありません。
クライアント企業はフリーランスのスキルが足りないと判断すれば、そのフリーランスにスキルアップしてもらうのではなくスキルの高い他のフリーランスを採用します。
自分に足りないスキルや知識は自分自身で獲得する必要があります。
フリーランスの方の仕事の探し方を4つ紹介します。
フリーランスを専門とするエージェントに相談しましょう。
自分自身で営業活動を行わなくても、エージェントが企業に営業をかけて仕事を取ってきてくれます。
またエージェントが営業を行うため、非常に多くの案件にアプローチ可能です。
条件に合う案件を見つけるには数が重要ですが、エージェントが数を保証してくれます。
フリーランス専門のエージェントをメインに利用するかにかかわらず、エージェントに登録しておいて案件の獲得チャンスを増やしましょう。
主なフリーランスエージェントは、レバテックフリーランス、Midworks(ミッドワークス)、フォスターフリーランス、FREE-DA(フリーダ)などがあります。
より数多くのフリーランスエージェントをご覧になりたい方はこちらから→
ライターなど、フリーランスとして働く業界によっては、専門エージェントが利用できないケースもあります。
そのような場合にはクラウドソーシングで自身で仕事を探す必要があります。
報酬の低い仕事も少なくありませんが、クラウドソーシングで実績を積めば、ポートフォリオを充実させることが可能です。
安定的に仕事が獲得できるまでは、希望報酬に満たなくとも、仕事を受けるとよいでしょう。
主なクラウドソーシングサービスは、クラウドワークス、ランサーズ、ココナラなどがあります。
また、タイムチケットなどのシェアリングエコノミーサービスを活用するのも良い方法でしょう。
SNSで業界に関わる情報発信を行いながら自身のスキルをアピールしましょう。
自身のスキルをアピールできれば、SNS経由で仕事が獲得できる可能性があります。
また支障がなければ実名・顔出しで運用を行えば、信頼を得やすいです。
フリーランスにおいて信頼性は強い武器になります。
異業種交流会で人脈を形成し、仕事を獲得する方法もあります。
SNSとは異なり直接会って話すことができるため、より強い信頼を得られるでしょう。
対面で自分を売り込める方は異業種交流会をおすすめします。
しかし必ずしも実際に会って話すことがプラスに作用するとは限りません。
異業種交流会に参加しても社交辞令の挨拶だけで終わってしまったという方も多いです。
フリーランスとしてどんなコミュニティや交流会があるのか、詳しく知りたい方は下記記事がおすすめです↓
フリーランスの仕事・案件探しに不安を持っている方は多いかもしれません。
しかし職務経歴書やポートフォリオを作成したうえで、エージェントやクラウドソーシング、SNSなどを駆使し、応募すれば、仕事・案件を獲得できるでしょう。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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