公開日:2020.11.25
更新日:2025.03.24
本記事では、Javaの特徴とJavaでできることを解説していきます。
Javaの学習を考えているものの、決めきれないといった方は参考にしてください。
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<目次>
1.Javaのプログラミング言語としての特徴
どんな環境でも実行可能なプログラミング言語
オブジェクト指向である
数あるプログラミング言語の中で需要がある
2.Javaでできること
業務系システムの開発
Webサービスの開発
Androidアプリの開発
組み込み系システムの開発
ゲームの開発
3.Javaエンジニアの年収
4.まとめ
Javaのプログラミング言語としての特徴を3つ紹介していきます。
これらの特徴を読めば、Javaがどんなプログラミング言語なのかを理解できるでしょう。
Javaは世界的に見ても、最も広く使用されており、習得したいプログラミング言語として1位を記録しているプログラミング言語です。
その理由の1つが、どんな環境でも実行可能なプログラミング言語であることです。
Javaを開発したサン・マイクロシステムがつけたJavaのスローガンは「Write once, run anywhare」です。
これは直訳すると「一度書けば、どこでも実行できる」ことを意味します。
Javaは汎用的でOSに依存しません。OSに依存しないという点は重要です。
作成したソフトが動く環境を考えるのはプログラマーにとっては簡単な問題ではありません。
しかしJavaはiOS・Windows・Linuxなど、OSに関係なく動作させること可能です。
さらに洗濯機などの組み込みコンピュータでもJavaで書いたプログラムが動きます。
プログラミングとはコンピュータが理解できる言葉を並べて、プログラマが意図した通りの順番でコンピューターが動作するようにすることを意味します。
この時、プログラムをどのように表現するかにはいくつかの方法があり、オブジェクト指向のプログラミングはそのうちの1つです。
オブジェクト指向のプログラミング言語のメリットは「プログラムを分かりやすく表現できること」です。
オブジェクト指向のプログラミング言語では、モノとモノができること(役割)を決めます。
モノAやモノBというようにいくつかのモノを用意し、モノAがモノBにモノBができることをお願いする形でコンピュータを動作させます。
Javaを学習し、オブジェクト指向を理解することで、同じくオブジェクト指向のプログラミング言語であるRubyやPHPの学習にも役立つでしょう。
プログラミング言語を選ぶ上では、需要があるプログラミング言語を選ぶことも重要です。
JavaはオランダのTIOBE Companyが発表するプログラミング言語の人気の尺度であるTIOBE Indexによれば、2021年11月時点でのJavaの人気は3位となっており、数あるプログラミング言語の中でも高い人気を誇っています。
2019年時点ではJavaは1位でしたが、C言語とPythonに越されて3位になりました。
しかし依然として3位と人気は高く、C言語などと比較すると学習難易度が低いですが、初心者にとっては少し難しいと言われています。
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Javaでできる5つのことを紹介していきます。
これらの5つの業務に興味がある方はJavaの学習を検討すると良いでしょう。
業務系システムは基幹系システムや基幹業務システムと呼ばれることもあります。
生産管理から販売管理、在庫管理、財務管理などに関与するシステムを指すことが多いです。
企業内の業務に直接的に関わり、物事を円滑に進めるための重要な役割を担います。
大規模な開発となることがあるため、要件定義や基本設計などの上級工程をSEが担当し、下流工程をプログラマーが担当することもあります。
業務系システムの開発に必要なプログラミング言語の代表がJavaです。
Webサービスは人々の生活に欠かせないツールですが、Webサービスの開発にはJavaが利用されています。
例えば多くの人が利用しているWebサービスであるTwitterはもともとRubyで開発されていました。
しかし利用者が増加したことで、遅延が発生するようになり、Javaによる開発にシフトしたといわれています。
またECサイトやチケットなどの予約サイトやSNSなど多くのWebサービスがJavaで制作されています。
スマホに搭載されているOSのうち、Googleが開発したモバイル用OSであるAndroidです。
日本ではAndroidアプリの開発に利用されるのもJavaです。
Javaは他のプログラミング言語では難しいことを効率良くできるほか、高い人気を維持しているプログラミング言語のため、GoogleはJavaを選んでいます。
組み込み系システムの開発はハードウェアとソフトウェアを組み合わせたものを指します。
工業用機械や農業用機械、生産工場が使われる機械など、あらゆる分野で組み込み系システムは存在します。
Javaは当初、組み込みシステムの構築には不向きであるとされていましたが、CPU性能の向上により、現在はあらゆる組み込み系システムでJavaが採用されています。
JavaはGUI(ユーザーが視覚的にPCを操作するためのインターフェース)を作成して、ユーザーの入力に対してプログラムを応答させることが可能です。
これを利用してゲームとしてユーザーが遊べるようにプログラムを組み込み、Javaでゲーム開発ができます。
Javaで開発されたゲームとしては、Minecraftが有名です。
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少し古い情報ですが、求人検索エンジンのスタンバイがプログラミング言語別平均年収ランキングを公開しました。
その中でJavaのエンジニアの平均年収はプログラミング言語別で6位で、552万円です。
国税庁の調査では日本人の平均給与は467万円となっています。平均よりも高い年収が期待できるでしょう。
本記事ではJavaの特徴とJavaでできることを解説しました。
Javaは初心者にとって学習難易度は高いですが、プログラミング言語の中でも需要があり、エンジニアの年収も悪くありません。
興味を持った方は、習得を検討してみましょう。
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