公開日:2021.03.02
更新日:2025.03.24
転職活動によくある相談や悩みってどのようなものであるのか、気になっている方の悩みを解決します。
転職者の悩みは主に3つで「給与・待遇」「人間関係」「やりがいや将来性」です。また、転職の相談をする際にも注意を配る必要があります。
今回は、転職者のよくある相談や悩み、転職の相談って誰にすれば良いのか、おすすめの転職相談サービスなどを解説していきます。
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<目次>
1.転職者のよくある相談や悩み
転職者の相談内容①:給与・待遇面
転職者の相談内容②:労働環境や人間環境
転職者の相談内容③:仕事のやりがいや将来性
2.転職の相談って誰にすれば良い?
転職の相談相手に適している人
転職の相談相手に適していない人
3.転職相談の前にすべき準備
相談内容のポイントを整理
自分のキャリア目標を明確に
4.おすすめの転職相談サービス
転職エージェント
おしごとアドバイザー
ジョブカフェ
5.まとめ
転職者のよくある相談や悩みとして、主に3つのケースが考えられます。
・給与・待遇面
・労働環境や人間環境
・仕事のやりがいや将来性
・それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずは給与・待遇面です。多くの転職者が給与が上がらないという悩みを抱えています。
実際に厚生労働省発表のデータによると、「転職入職者が前職を辞めた理由」として、給与等の収入が少なかったという結果が上位に来ています。
特に男性においては、「定年・契約期間」の満了による辞職の19.5%に次いで、7.4%と二番目に多い結果になっています。女性の場合でも6.9%と比較的上位に位置している結果となっております。
そのため、転職を考えるにあたって「給与・待遇面」は大きな要因になっているのが分かります。
(参考:厚生労働省発表:転職入職者の状況)
余裕のある生活をしていく上で、給与・待遇面は切っても切れない関係です。
給与は働くためのモチベーションでもあり、働く人の評価を客観的な示した数値でもあります。
給与・待遇が良くない原因としては、「平均年収が低い業界・職種で働いている」「年功序列で給与体系がはっきり定められている」「正当に評価されていない」「評価制度が整っていない」などさまざまな理由があります。
そのため、成果を挙げても給与・待遇が悪いと感じているのであれば、転職を検討することも視野に入れると良いでしょう。
労働環境や人間環境が良くないということも、転職によくある相談や悩みの一つです。
フルタイムの会社員であれば、一日最低8時間以上は会社に居るのが普通です。
一日の中で会社に居る時間が長いため、どうしても労働環境や人間環境が良くないと、居心地が悪くなり転職を検討する理由にもなってきます。
実際にエン転職が出したアンケートによると、転職にあたり「転職先での人間関係に不安を感じる」と答えた方は87%、特に不安を感じる相手は「直属の上司」「先輩」「同僚」と回答がありました。
そのため、仕事を続けていくにあたって労働環境や人間関係の良し悪しは大きな影響を与えていると言えます。
労働環境や人間環境が良くない原因としては、職場の雰囲気や社内の制度などに問題があるケースもありますが、自分と反りが合わない同僚や、上司なども存在します。
精神的に辛かったり、仕事に支障をきたす場合は転職を視野に入れると良いでしょう。
なお、人間関係のトラブルはどこの職場でも起こりうる可能性があります。
転職先でも良い人間関係が気づける保障はないため、まずは転職以外の方法で解決できるか試してみましょう。
仕事のやりがいや将来性がないという悩みも、転職時によくある相談や悩みとして挙げられます。
一日に多くの時間を仕事に費やす人ほど、仕事のやりがいや将来性がないと不安に感じる人も少なくありません。
特に20代など比較的若い世代や、ルーティンワークに従事している人が感じやすい悩みです。
実際に厚生労働省発表のデータによると、「転職入職者が前職を辞めた理由」として、会社の将来が不安だったという結果が上位に来ています。
特に男性に多い転職理由になっており、6.1%とアンケ―トの中でその他理由を除くと7番目です。女性は、5.2%で男性と比較して少ない結果です。
コロナの影響により、男女ともに転職を考える際「仕事のやりがいや将来性」は比較的大きな要因になっているのが分かります。
今後のキャリア設計を考えた時に、今の仕事に熱意を持って取り組む自信が無い場合は、転職を視野に入れると良いでしょう。
転職を考える際は、今の仕事自体にやりがいを感じていないのか、それとも職場環境によって、やりがいのある仕事を出来ていないのかを検討してみましょう。
もし後者の場合は、上司に相談するなどをしてみることにより、転職以外の方法で解決できる可能性もあります。
転職の相談はどのような人にすれば良いのでしょうか。
転職の相談は非常にシビアな問題なので、「転職の相談をするべきでは無い人」も存在します。
・転職の相談相手に適している人
・転職の相談相手に適していない人
それぞれ見て行きましょう。
転職の相談相手に適している人は以下の通りです。
・会社のOB・OG
・転職エージェント、厚生労働省のおしごとアドバイザーなどの外部サービス
基本的に相談相手に適している人は「現在、会社の業務に携わっていない人」です。
会社のOB・OGや、外部が運営している各種転職エージェントや、厚生労働省のおしごとアドバイザーなどの外部サービスに転職相談をすると良いでしょう。
例えば会社のOB・OGであれば、「実際の職場を体験した上で転職をした人」なので、相談相手としては最適で、有益な情報を貰える可能性もあります。
また、転職エージェントやおしごとアドバイザーなどのサービスも転職に関してプロのキャリアアドバイザーが相談に乗りながら、あなたが今後どうすれば良いかを客観的に示して貰える存在です。
そのため、転職活動に関して有益な情報を貰える可能性があるため、利用してみることをおすすめします。
転職の相談相手に適していない人は以下の通りです。
・職場の上司・同僚
・家族・友人・恋人など身近な人
基本的に「職場の上司・同僚」への相談は適していません。一見同じ仕事をしている人なので、親身になってくれる存在かと思いきや、誰でもあなたの転職を応援してくれるとは限りません。
例えば職場の上司や同僚に相談したのが原因で「転職を検討していることが職場にバレた」「会社内での立場が悪くなった」「転職妨害をされる」などのケースもあります。
そのため、安易な考えで職場の上司や同僚に相談することは辞めましょう。
また、家族・友人・恋人など身近な人は親身に相談にのってくれるので一見良い相談相手と思いがちです。しかしその「親身さ」が転職を妨害してしまうケースもあります。
例えば、結婚の予定や子供がいるという場合、家族や恋人は転職するリスクを考えて、転職に前向きな意見を貰いにくくなります。
家族・恋人の考え方にもよりますが、安定志向で転職に否定的な意見を持つ方もいます。中には転職を経験していない方もおり、意見に偏りが生じてしまう可能性もあります。
そのため、転職相談をするのであれば、実際にその会社の業務を経験した「OB・OG」や転職エージェントなどの転職のプロに任せた方が良いでしょう。
転職相談の前にすべき準備として、いつかのポイントがあります。
・相談内容のポイントを整理
・自分のキャリア目標を明確に
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずは、相談内容のポイントを整理しましょう。
本当に自分が転職すべきかを検討してみることをおすすめします。
「自分が何のために転職するのかが分からない」「他責思考がある」場合だと、転職に失敗してしまうケースがあります。
転職理由についての悩みを「言語化」してみましょう。
例えば仕事にやりがいを感じられないのであれば、「何故やりがいを感じられないのか」を深掘りしてみることが重要です。
上記のことを実践すれば、どのようなことを相談したいのがが見えてくるはずです。
自分が将来どのようなキャリアを積んでいきたいのか、5年後、10年後などの目標を明確にすることをおすすめします。
キャリア目標を明確にすることで、自分がどのような業界・職種で転職活動を行うべきなのか、見えてくるはずです。
おすすめの転職相談サービスをいくつかご紹介します。
・転職エージェント
・おしごとアドバイザー
・ジョブカフェ
転職エージェントとは、人材紹介サービスのひとつです。
転職のプロであるキャリアアドバイザーが転職者が抱えるさまざまな悩みを解決し、最適な転職をお手伝いしています。
転職活動は基本的に一人で行うので、人によっては何から始めたら良いのか分からなかったり、不安になることもあります。
そのような時は転職エージェントを活用することで、効率的に転職活動を進めることができます。
転職エージェントでは一般的に以下のようなサービスを受けることが可能です。
・提出書類の添削(履歴書・職務経歴書等)
・転職の面接対策
・プロ視点の適性判断
・面接日の調整や給料交渉など
転職活動をしたことがない方や、自分の希望する業界が未経験の方の場合だと、履歴書や職務経歴書の書き方、面接について不安を感じる方も多いでしょう。
転職エージェントでを利用すると、業界、職種ごとにポイントを絞ってレクチャーをして貰うことができます。
また、転職活動で時間にかかる、面接日の調整や書類の提出などの事務作業を全て代行してくれるので、効率良く転職活動を進められるでしょう。
おしごとアドバイザーとは、厚生労働省が若年者雇用対策の一環として行っている事業のことで、主に正社員の就職・転職に関する相談を受けれるサービスです。
転職や就職に関する相談であれば、無料で利用できるのが特徴でメールは24時間受け付けている上、電話での相談も、指定された時刻であれば、土日祝日の対応も可能です。
何より、厚生労働省の直轄事業で信頼性があるのが大きなメリットです。
なお、対面での相談は受け付けてはおらず、オンライン専用のサービスとなっています。
ジョブカフェは各都道府県が設置する若者の就職支援をワンストップで行う施設です。
都道府県によっては、ジョブカフェにハローワークを併設して、職業紹介を行っている所もあります。
また、ジョブカフェは通称で本当の名前は「若年者のためのワンストップサービスセンター」です。
ジョブカフェでは、就職セミナーや職場体験、カウンセリングや職業相談、職業紹介などさまざまな就職・転職に関するサービスを行っており、全てのサービスを無料で受けることができます。
本記事では、転職のよくある相談や悩み、転職相談は誰に言えばよいのか、おすすめの転職相談サービスなどをご紹介させていただきました。
転職活動において、まず行うべきなのが「自己分析」です。
転職活動を行う目的は何か、将来自分はどんなキャリアを目指しているのかなどを言語化して分析することで、自分が本当に転職すべきかどうか、行きたい業界・職種などが分かってくるでしょう。
本記事を読んで、転職活動の進め方について理解を深めて頂ければ幸いです。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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