週2フリーランス案件の探し方や参画方法メリット・デメリットまで完全網羅

営業転職

2020.05.19

こんにちは!フリーランスエージェントの元コンサルタントです。
フリーランスエンジニアになったからには

「週2日で生活費を稼ぎ、残りの3日で自分のサービスを開発したい」
「週2と週3で複数の企業で仕事をして新しい技術を身に付けたい」
などと思う方も多いのではないでしょうか?

私が以前努めていたフリーランスエージェントではこのような希望をもつフリーランスエンジニアの方がとても多かったです。

そんなエンジニアさんのために、本記事ではITフリーランスエンジニアの週2案件の参画方法と週2のITフリーランスエンジニア案件・求人をもつおすすめのフリーランスエージェントをご紹介致します。

<目次>
1.フリーランスの市場動向
2.週2のフリーランスエンジニア向け案件・求人のメリット
・複数の企業で働くことができる
・自由に使える時間が増える
3.週2のフリーランスエンジニア向け案件・求人のデメリット
・案件数が少なく受注が困難
・開発環境や作業PCの切り替えが面倒
・複数の案件に参画した場合に事務作業が倍になる
4.週2のフリーランスエンジニア向け案件・求人は実際あるの?
5.週2フリーランスエンジニア案件に参画するためにするべき3つの事
・エンジニアとしての経歴を積んで経歴書を見栄え良くする
・週5日で案件に参画し、稼働日数を減らす交渉をする
・週2の案件を紹介しているフリーランスエージェントに登録する
6.週2勤務案件に参画できるオススメのフリーランスエージェント6選
・レバテックフリーランス
・geechsjob(ギークスジョブ)
・Midworks(ミッドワークス)
・株式会社A-STAR エージェントチーム
・Bizlink(ビズリンク)
・3スタ
7.まとめ

 

 


1.フリーランスの市場動向


まず、週2案件についてお話する前にフリーランス市場の動向を説明します。

2018年日本におけるフリーランス人口は1,119万人であり、2015年日本のフリーランス人口913万人と比較すると、年々増加していることがわかります。
フリーランスの経済規模は約20兆円以上にも上り、2018年のフリーランス人口は日本の総労働人口の約17%、つまり日本の総労働人口の1/5がフリーランスです。

2027年アメリカではフリーランスが会社員の数を上回るという調査結果が出ています。

アメリカでフリーランスという働き方を選択する人が半数以上になる見込みがあることを考えると、今後日本のフリーランス市場も今以上に拡大をする可能性が高いです。

 

フリーランス市場が大きくなる要因の1つとして政府が推進している働き方改革があります。
働き方改革の目的は、下記4点になります。
・非正規と正社員の格差是正
・女性/高齢者の就労促進
・長時間労働の抑制
・労働生産性の向上

 

これらの目的達成のために、場所や時間にとらわれないフリーランスという働き方が広まっていく可能性が大いにあります。
つまりフリーランス市場は働き方改革という観点から見ても拡大する見込みが大いにあることがわかります。

 

 


2.週2のフリーランスエンジニア向け案件・求人のメリット


週2案件の参画方法を見る前にまずは週2案件のメリットを見てみましょう。

 

・複数の企業で働くことができる

過去、キャリア支援を行って来た週2希望のフリーランスエンジニアさんは複数企業に参画したいという希望をもつ方が多かったです。
様々な企業の案件に参画することで、業務知識の吸収スピードや人脈の広がりなどは間違いなく早くなります。
頭の切り替えなどなれるまでコツがいるようですが、なれると苦なく対応ができるようになるみたいです。

 

・自由に使える時間が増える

週に5日は余裕があるので、自由に使える時間が増えます。
平日が休みなので割安な料金で旅行に行くことが可能です。
また、個人でサービスを開発することも可能です。とにかく自由に時間を使うことができるのは一番大きなメリットです。

 

 


3.週2のフリーランスエンジニア向け案件・求人のデメリット


・案件数が少なく受注が困難
週2勤務のフリーランス求人・案件数は週5日のフリーランス案件と比較して、豊富とはいえません。
当然週2を希望するフリーランスエンジニアさんはたくさんいますので、受注の倍率が高いです。
また、企業の負担も増えるため嫌がる担当者さんも少なくありません。
週5のエンジニアさんであれば、契約は1本ですが、週2と週3のエンジニアさんに発注するとなれば契約は2本です。面談も2回行うことになり、通常の倍の労力が掛かってしまいます。

 

・開発環境や作業PCの切り替えが面倒
毎日開発環境を切り替える、会社ごとのPCを持ち歩くなんてこともあるようです。
そのため可能な限り連日で案件に参画できるように調整を取ることをおすすめします。

 

・複数の案件に参画した場合に事務作業が倍になる
当然ですが、毎月の発注書・請求書・作業報告書などは契約企業の数だけ増えることになります。これはフリーランスにとって意外と面倒です。送り間違えてしまうなんてことが無いようにしましょう。
フリーランスエージェント経由で案件に参画している場合にはこの限りではありません。

 

 

 

4.週2のフリーランスエンジニア向け案件・求人は実際あるの?


週2で参画できるフリーランスエンジニア向けの案件は年々増えています。
実際にフリーランススタートでも週2案件は豊富にあります。

しかし、週2勤務のフリーランス求人・案件数は週5日のフリーランス案件と比較して、豊富とはいえません。
多くのフリーランスエンジニアは案件探しを行うときに、週5の案件に参画することになります。
希望する稼働日数を選ぶことが出来るフリーランスエンジニアですが、実際の所、週5の案件が非常に多いためです。

つまり週2のフリーランス求人・案件の倍率は非常に高く、週2のフリーランス求人・案件兼に参画出来るフリーランスエンジニアは多くないということです。

 

 

 

5.週2フリーランスエンジニア案件に参画するためにするべき3つの事


数多くない週2日のフリーランスエンジニア案件に参画するために何をすればよいのでしょうか?
週2のフリーランス求人・案件に参画するために行うべきことは大きく3つあります。

 

・エンジニアとしての経歴を積んで経歴書を見栄え良くする

 

週2勤務に参画するためには、クライアントが要求するスキルが備わっていることが前提となります。
フリーランスエンジニアとして、しっかりと時間配分を行い、短時間で成果出す必要があります。
エンジニアとしての実務経験が1~2年の方と5~6年の経験がある方では、当然ですが、週2日の案件に参画できる可能性が大きく違います。
エンジニア歴が短いと、経歴書が通過しにくく、クライアントやフリーランスエージェントに面談してもらえる可能性が低いためです。

クライアントやフリーランスエージェントも案件を発注する際にはスキルをしっかりと見て、発注を判断するべきですが、まだまだ経験年数で見送りの判断をするケースが少なくありません。

せっかく磨いたスキルも面談や商談というアピールの機会がなければ、相手に伝えることができません。

短いエンジニア経験で週2の案件を受注するためにはプライベートでも開発を行い経歴書を手厚くしておく、ポートフォリオを用意しておくなどの対策をおすすめします。

 

・週5日で案件に参画し、稼働日数を減らす交渉をする

 

今IT業界は慢性的なエンジニア不足です。エンジニアの手は週2でも借りたいというのが本心です。
まずは週5で参画し、パフォーマンスを出した後に、契約更新のタイミングで徐々に作業日数を減らす交渉を行えばよいのです。
本来、かかる人月工数に対して報酬を支払うため、企業から見たコストパフォーマンスという意味ではあまりかわりません。
※コストパフォーマンスって言葉、あまり良くないですかね。。。
コミュニケーションが滞りなく、開発がスムーズに進む事を示すことができれば、クライアント企業もフリーランスエンジニアも双方何ら問題はないのです。
当然、交渉を行うためにはクライアント企業からの信頼を勝ち取っていることが前提になります。
交渉を行ったことが理由でいきなり、案件が終了することはないと思いますが、 成果を出さないうちに無茶な交渉は厳禁です。
実際にコンサルタント時代に無茶な交渉をしたがるフリーランスエンジニアの方もいらっしゃいましたが、しっかりとお断りしておりました。笑

このパターンはかなり有効でこれまでご支援を行ってきた多くのフリーランスエンジニアさんが稼働日数を減らすことに成功しています。
クライアント企業やフリーランスエージェントに「ゆくゆくは週2も視野に入れている」と事前に伝えておくとスムーズです。

 

・週2の案件を紹介しているフリーランスエージェントに登録する

 

週2専門のフリーランスエージェントはクライアント企業に週2でエンジニア紹介をすることを事前に伝えています。
また過去に週2でフリーランスエンジニアを受け入れたことのある企業とのパイプを豊富に持っています。
個人的には週5と週2の受け入れに関してはクライアント企業やエージェント「慣れ」の部分もあると思っています。
もちろん同じスキルでどっちか選ばなくてはいけない状況では週5のエンジニアに案件を発注するかもしれませんが、実際はそのようなケースは少なく両方に発注しますよね。
クライアント企業へ週2の働き方を啓蒙しているフリーランスエージェントに登録することで週2案件を獲得しましょう!

 

 

 

6.週2勤務案件に参画できるオススメのフリーランスエージェント6選


週2勤務案件を扱っているオススメのフリーランスエージェントを6つご紹介致します。
ご興味のフリーランスエージェントがあれば、まずは登録を行い話を聞いてみましょう。

 

 

・レバテックフリーランス

 

レバテックフリーランス
レバテックフリーランス

 

レバテックフリーランスはレバテック株式会社が運営する78,000人の登録者数を誇る業界トップクラスのフリーランスエージェントです。レバテック株式会社は2017年8月にレバレジーズ株式会社のレバテック事業を分社化し設立されました。
フリーランスエージェントとしては国内最大手で、ベンチャー企業から大企業まで案件を幅広く取り扱い、市場にあまり出回っていない非公開案件を多数保有しています。
高単価案件の数が多いことや週2勤務案件が多いことなど、レバテックフリーランスの特長です。
エンド直請けであること、クライアント企業との信頼も厚いことなどが高単価案件になっている理由です。
また、年間3000回現場を訪問している専門知識豊富な専任カウンセラーがサポートします。フリーランスをヒアリング、案件紹介、参画中、参画後の全ての場面において手助けします。そのため案件のマッチング精度が高く、利用しているフリーランスの評価も高いです。

 

レバテックフリーランスを見てみる→
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なお、レバテッククリエイター(クリエイター系専門フリーランスエージェント)も週3勤務案件が多く、Web関連のクリエイター案件をお探しの方はぜひご覧ください。

 

レバテッククリエイター
レバテッククリエイター

 

レバテッククリエイターを見てみる→
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・geechsjob(ギークスジョブ)

 

geechsjob(ギークスジョブ)
geechsjob(ギークスジョブ)

 

geechsjob(ギークスジョブ)はギークス株式会社が運営するエンジニア・デザイナー向けのフリーランス専門エージェントです。フリーランス支援の実績が10年以上あり、これまでのフリーランス支援実績は累計52,500人月に登ります。Web系の案件に強いことが特徴の業界最大手のフリーランスエージェントです。 自社サービスとして、ソーシャルゲーム事業やメディア事業にも取り組んでいるため、IT/WEB業界への理解度も非常に高く、フリーランスエンジニアの契約のリピート率は90%を超えています。
週2勤務案件をお探しの方やPHP、Ruby、JavaなどのWeb系のスキルを持つエンジニアは登録必須です。

 

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・Midworks(ミッドワークス)

 

Midworks(ミッドワークス)
Midworks(ミッドワークス)

 

Midworks(ミッドワークス)は、株式会社Branding Engineerが運営する正社員並みの保障つきでフリーランスエンジニアとしての独立をサポートするフリーランスエージェントサービスです。 
首都圏を中心に3000件を超えるフリーランスエンジニア向けの案件を保有しており、週5案件はもちろんの事、週3勤務案件・リモート案件・時短案件など、フリーランスエンジニアの希望に合わせた柔軟な案件の提案を受けることができます。
その他、Midworksのマージン(手数料)は10%~15%と低い事も特徴であり、フリーランスエンジニアのニーズを最大限汲み取ったフリーランスエージェントです。

 

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・株式会社A-STAR エージェントチーム

 

株式会社A-STAR エージェントチーム
株式会社A-STAR エージェントチーム

 

株式会社A-STAR エージェントチームは株式会社A-STARが運営するフリーランスエンジニアに特化したフリーランスエージェントです。2012年に株式会社サイバーエージェント・ベンチャーズからの出資を受け設立され、2018年には世界最大の人財会社であるアデコ株式会社のグループ会社となりました。 
A-STARはITフリーランスに特化したマッチングエージェントとして、ITフリーランスのライフスタイルや希望するキャリアに合わせて、働き方と働く場を選択する事が出来ます。 
これまでのマッチング実績は1,000名を超え、常時100名のITフリーランスのマッチング活動を行っています。そして創業からプロパーは存在せず、ITフリーランスのみをサポートしてきた事も最大の特徴です。
特に関東(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城)のWeb業界、ゲーム業界での週2高単価案件・求人が多いことも特徴です。

 

株式会社A-STAR エージェントチームを見てみる→
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・Bizlink(ビズリンク)

 

Bizlink(ビズリンク)
Bizlink(ビズリンク)

 

Bizlink(ビズリンク)は、株式会社Growtherが運営するハイクラス層特化のフリーランス・副業支援を行っているフリーランスプラットフォームです。 
Bizlinker(ビズリンカー)として認定されるとBizLinkの登録フリーランサーに仕事のオファーをする事ができたり、プロジェクトを立ち上げてチームを作ることができるというユニークな仕組みがあります。
常駐案件や週2勤務案件、半日常駐案件、打ち合わせをベースとしたコンサルティング案件など、バラエティーに富んだ案件を保有しています。ワークライフバランスを重視したいフリーランスや、組織で案件に参画したいフリーランスにおすすめです。

 

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・3スタ

 

3スタ
3スタ

 

3スタは株式会社gravieeが運営するデザイナー、フロントエンド、マークアップエンジニア、HTMLコーダー、Webディレクター向けのフリーランス案件紹介サービスです。「ワークスタイルをデザインする世の中へ」というコンセプトで運営されています。 
元々株式会社gravieeがWeb制作会社であるため、Web関連の優良案件を数多く揃えています。また専属コーディネーター全員がWeb制作の経験が有るため、クライアント企業の求めるニーズを細部までヒアリングすることが出来ます。 
なお、案件数の70%が週2・週4勤務案件であり、その中の25%はリモートワーク案件です。そのため、フリーランアエンジニアが希望するワークスタイルに最適な案件をご紹介可能です。

 

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7.まとめ


今回は週2勤務案件・求人に参画するための方法週2案件を取り扱っているオススメのフリーランスエージェントについてお話しました。
週2案件は少ないからと諦めるのではなく、週5案件からでも参画して、経験を積むと同時に週2を狙い続けるというのが王道ではないかと思います。
もちろんフリーランスエンジニアとして豊富な経験や実績がある方、スキルにとても自身のある方はストレートに週2勤務案件・求人への参画を狙いましょう!

 

本記事が皆様にとって少しでもお役に立てると幸いです。

 

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