AI実装検定とは?AI実装検定の試験詳細や資格取得メリット、おすすめ参考書を解説

資格

2022.03.03

AI実装検定とは、主にディープラーニング関連の知識や計算能力を証明できる民間資格です。
能力や実績の証明が難しいAI分野において、客観的にAIに関する知識や学習意欲をアピールできます。

「AIエンジニアとして働きたい」「AI分野の業務のスキルアップをしたい」という人の中には、AI実装検定に興味ある方もいるのではないでしょうか。


当記事ではAI実装検定の概要や試験範囲、合格率、難易度、取得のメリット・デメリット、学習におすすめの参考書などを解説します。

<目次>
1.AI実装検定とは
2.AI実装検定の種類
AI実装検定®️B級
AI実装検定®️A級
AI実装検定®️S級
3.AI実装検定の詳細
AI実装検定の受験資格
AI実装検定の試験会場・日程・受験料・試験時間・出題形式・出題数・合格基準
AI実装検定の出題範囲
AI実装検定の受験者数・合格率・難易度
AI実装検定の申し込み手順
AI実装検定の有効期限
AI実装検定の勉強時間
4.AI実装検定の資格取得のメリット
ディープラーニングを含むAI実装関連の知識が身に付く
就職や転職に役立つ
資格手当や報奨金を貰える
5.AI実装検定の資格取得のデメリット
勉強時間を確保する必要がある
6.AI実装検定合格のためのおすすめの参考書
おすすめ参考書①:Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書
おすすめ参考書②:ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装
おすすめ参考書③:Pythonではじめる機械学習 ―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎
公式教材も活用しよう!
7.まとめ

 

 

 

1.AI実装検定とは


AI実装検定とは関連画像
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AI実装検定とは、Study-AI株式会社のAI実装検定実行委員会(AIEO)が設立した民間資格です

運営元は2021年7月1日に、株式会社EQUATIONへ引き継がれています。(学習コンテンツ関連は株式会社Study-AIも提供)

 

AI実装検定は、体系的なディープラーニングの実装知識とスキルを客観的に証明できます。

AI実装検定を創設した意義は「AIを100万人が学ぶこと」です。

 

2022年、日本はAIなどの最先端の技術において、アジアのなかで後進国となりつつあります。

Gleb Chuvpilo氏がMediumに投稿した「Who’s Ahead in AI Research in 2020? Insights from the International Conference on Machine Learning (ICML 2020)」によると、ICML 2020でAI研究をリードするトップ20企業では日本は18位に位置しているNECのみとなっており、20社中12社がアメリカです。

 

また少子高齢化や所得格差拡大などの課題が立ちふさがり、AI技術の普及や進化につながっていません。

AI実装検定実行委員会は、そうした状況を打破するために設置されました。

 

「誰でも受けられること」をコンセプトに掲げています。

AI実装検定は、以下3つのスキルについての基礎力を測定します。

 

AI実装検定の試験範囲

概要

ディープラーニング実装に必要な数学の知識

AIの書籍や論文を読んでスキルアップできるレベルの数学

ディープラーニング実装に必要なプログラミングの知識

AI関連の基礎的なプログラミング・フレームワークの知識

ディープラーニングについての基礎理論

ニューラルネットワークの基礎的な構造

 

AI実装検定に合格した後は「ディープラーニング実装師」のロゴや認定証が配布されます。

 

 

 

2.AI実装検定の種類


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AI実装検定は「AI実装検定®️B級」「AI実装検定®️A級」「AI実装検定®️S級」の3種類が設けられています。

難易度はB級、A級、S級の順に難しくなります。

 

 

AI実装検定®️B級

AI実装検定®️B級は「AIに興味はあるが、知識はまったくない入門者」を対象にしています。

合格すると、黄色の「ディープラーニング実装師B級」の認定証とロゴがもらえます。

 

いままでAIは無縁の仕事に就いていた人、これからAIエンジニアを目指したい人にとって、足がかりとなる資格といえるでしょう。

 

 

AI実装検定®️A級

AI実装検定®A級は「ディープラーニングの実装についての数学やプログラミングに関する基礎的な知識を持ち、独学の準備ができるレベル」を認定します。

合格すると、青色の「ディープラーニング実装師A級」の認定書とロゴがもらえます。

 

1人でAI実装の学習を進めたい人、AIに関する様々な書籍を読みたい人は、AI実装検定®A級の合格を目指すとよいでしょう。

また、E資格の受験を検討している人も、先にAI実装検定®️A級を受けることが公式より推奨されています。

 

 

AI実装検定®️S級

AI実装検定®️S級は「AIの実装力に加えて、画像処理関連の実践的な力や自然言語処理、有名モデル実装などの応用的な実装に挑戦できること」を証明する資格です。

合格すると、赤色の「ディープラーニング実装師A級」の認定書とロゴがもらえます。

 

AI実装検定およびディープラーニング協会の資格のなかで、最高難易度を誇る資格です。

実際にAIエンジニアとして働いている人や、AIエンジニア転職を目指す人に取得をおすすめします。

 

 

 

3.AI実装検定の詳細


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AI実装検定の詳細として「受験資格」「出題範囲」「受験者数・合格率・難易度」「AI実装検定の申し込み手順「AI実装検定の有効期限」について解説します。

 

 

AI実装検定の受験資格

AI実装検定は、中学校までの義務教育を受けていれば誰でも受験できます。

AI実装検定実行委員会が定義する、AI実装検定の対象者は次のとおりです。

 

AIに興味がある人
AIの専門書を読めるようになりたい人
実務でAIを使っているが体系的に学びたい人
ブログ記事などを読んで自分でも実装したい
E資格に挑戦する準備として受験したい人

 

各検定において受験条件はないためAI実装検定®️B級を受験せず、AI実装検定®️S級を受けることも可能です。

 

 

AI実装検定の試験会場・日程・受験料・試験時間・出題形式・出題数・合格基準

AI実装検定®️B~S級の試験会場・日程・受験料・試験時間・出題形式・合格基準を、それぞれ以下の表にまとめました。

 

 

®B級

A級

S級

試験会場

自宅(オンライン)受験

自宅(オンライン)受験

自宅(オンライン)受験

試験日程

2021年は2月・6月・10月に実施 2021年は3月・6月・10月に実施

2020年・2021年は12月に実施

試験時間

40分 60分

60分

出題形式

多肢選択式 多肢選択式

多肢選択式

出題数

30問 60問

50問

受験料(税込)

一般:9,900円
学割:5,500円
一般:14,850円
学割:8,250円

33,000円

合格基準

各回ごとの基準点 各回ごとの基準点

各回ごとの基準点

※2022年2月時点

 

 

AI実装検定の出題範囲

AI実装検定®B級の出題範囲は、公式サイトにて「直感的理解を7つの側面から問う」「AIの超入門」と明記されています。

範囲の広さは、G検定の約10倍狭めているとされています。

 

B級の試験範囲

概要

学習と推論

学習モデルと推論モデルの概念的理解
パラメータの概念的理解

データとタスク

構造化データと非構造化データ(画像・音声データ)
分類と回帰の概念的理解

パターン認識

評価指標(汎化性能やパラメータの更新)
世界モデルの概念的理解

歴史

 ILSVRCなどのAIコンペティションで競争されたのは何か 

読み書き表現

機械学習で頻出するギリシア文字の読み方
行列,確率統計,微分がAIの記述に必要な理由
プログラミング言語がAIの記述に必要な理由
数式表現(線形モデルの内積表現・平均と分散)

計算と整理

CPUとGPUの計算手法の違い
計算量理論(メモリコスト/時間コスト)

開発と運用

学習済みモデルの利用(API利用・転移学習・研究開発)
エッジAI、オンプレミスとクラウドの概念的な違い

 

AI実装検定®A級の出題範囲は、AIの基礎知識に加えてプログラミングの実装についても入ってきます。

AI(ディープラーニング)20問、数学20問、プログラミング20問の合計60問です。

 

A級の試験範囲

概要

AI(ディープラーニング)

ニュートラルネットワークの基礎的な構造の理解
入力層と出力層、順伝播の計算、バイアス項の導入など

数学

ディープラーニングで頻出する高校レベルの数学の計算問題(ごく一部大学数学)
数合と確率、数列と行列、関数と微分など

プログラミング

Pythonや数値計算するための各ライブラリの実装知識
Numpy、Pandas、Matplotlib、Seaborn、Sciket-learn など

 

AI実装検定®S級の出題範囲は、ディープラーニング協会のE資格より試験範囲は狭い分、問題の難易度は高めです。

実践的かつ応用力が試されます。

 

NLP20問、Model30問の合計50問が出題されます。

 

S級の試験範囲

概要

NLP

NLPについて、特定(seq2seq、Transformer、HRED、Word2Vec (Skip-gram))の論文範囲からフレームワークの実装問題

Model

ディープラーニングのモデルについて、特定(VGG、GoogLeNet、ResNet/WideResNet、MobileNet、EfficientNet、DenseNet)の論文範囲からフレームワークの実装問題

 

出題範囲に関する受験体験者の感想には「公式教材の粗探し問題や基本部分に関する問いがある」「計算問題を解くために紙とペンはあらかじめ用意しておいたほうがよい」「問題数が多いので、わからない部分は後回しがおすすめ」などの声が挙がっていました。

 

 

AI実装検定の受験者数・合格率・難易度

公式サイトに記載がある、AI実装検定®️A級の受験者数と合格率を以下でまとめました。(B級とS級は非公表)

 

 

第1回

第2回

受験者数

258人

181人

合格者数

209人

133人

合格率

81.0%

73.5%

平均得点数

平均得点率(全体):76.85%
平均得点率(数学):78.00%
平均得点率(python):76.30%
平均得点率(AI):76.26%

平均得点率(全体):74.63%
平均得点率(数学): 71.33%
平均得点率(python):75.14%
平均得点率(AI):77.43%

 

合格率が高めの傾向が見られますが「新設当時の数値であること」「受験者数が少ないこと」「初心者よりすでにAIの知見を持つ人が多い可能性があること」などを考慮すると、あくまで参考値といえるでしょう。

 

AI実装試験の難易度の目安は次のとおりです。

 

高校理系卒業・大学生程度
理系大学生・社会人程度
AI資格における最高難易度

 

AI実装検定は、日本ディープラーニング協会が実施するE資格やG検定の試験範囲と関わりがあります。

難易度の関係性は以下の通りB級、G検定、A級、E資格、S級の順に難しくなっていきます。

 

AI実装検定とは関連画像
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(出典:AI実装検定)

 

 

AI実装検定の申し込み手順

AI実装検定の申し込み手順は次のとおりです。

 

1. AI実装検定の公式サイトにアクセスし試験概要のページで受付状況や受験締切日を確認する
2. 受付フォームに住所や氏名、支払い方法などを入力し受験料を支払う
3. 受験日に所定のWebページへアクセスし受験する

 

オンライン受験であるため、試験会場や交通機関の確認は不要です。

詳細は公式サイトよりご確認ください。

 

 

AI実装検定の有効期限

AI実装検定には有効期限はありません。

更新の必要もないので、一度取得すれば半永久的に使えます。

 

 

AI実装検定の勉強時間

AI実装検定®️B級に関しては、公式が5時間程度と明言しています。

AI実装検定®️A級・S級になるとプログラミング知識や応用力、解答スピードも求められるためAI実務経験者でも数十時間以上は必要になるでしょう。

 

これまでAI分野の数学やプログラミングに触れていない場合は、経験者より勉強時間は長く見積もってください。

なおAI実装検定の勉強時間は、まだ設立されて間もない資格であることや、受験者総数がそれほど多くないことなどから、平均値を割り出すのは難しいのが実状です。

 

 

 

4.AI実装検定の資格取得のメリット


AI実装検定とは関連画像
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AIエンジニアとして働くのに、AI実装検定の取得は必須ではありません。

しかし、AI実装検定を通じて体系的に学ぶことには様々なメリットがあります。

 

 

ディープラーニングを含むAI実装関連の知識が身に付く

ディープラーニングを含むAI実装関連の知識を体系的に学ぶことで、基礎や理論を効率よく学習できます

実践を通じてAI実装を勉強するのも有効ですが、現場だと基礎から丁寧に教えてもらえるケースは多くありません。

 

現場に特化した内容ばかり頭に入ると、別プロジェクトへの配属や転職などで環境が変わったとき、理解が甘い部分が浮き彫りになり業務に支障をきたすリスクがあります。

AI実装検定は、AI実装の入門者から再学習者までAIに携わる幅広い人材におすすめできる資格といえるでしょう。

 

 

就職や転職に役立つ

AI実装検定は、AIエンジニアやAI関連の仕事に就職・転職するときのアピールポイントとして使えます

 

基本情報技術者や応用情報技術者と比べて、資格そのものが採用に大きく影響するわけではありません。

「AI実装についての知識や学習意欲をアピールする際の裏付け」のイメージになります。

 

AI分野は将来性がある仕事です。

そのため、AI実装を理解する人材のニーズも高まっています。

 

たとえば、転職エージェントのリクルートエージェントでは「AI 実装」で検索したときに1,500件以上の求人がヒットします。

フリーランス向け求人・案件を取り扱うフリーランススタートでは、同様の検索で4,700件以上の掲載が確認できました。

 

またエンジニア転職を支援するレバテックキャリアは、AIエンジニアを目指す際の有用な資格として、AI実装検定と関わりが深いG検定・E資格を挙げています。

以上のことから、AI実装検定は誕生して3年弱のまだ知名度が低い資格であるものの、AI市場が拡大するにつれて認知度も高まると予想できるのではないでしょうか。

 

AI実装検定の知識が役に立つ職種は次のとおりです。

 

AIエンジニア(機械学習エンジニア)
画像処理エンジニア
データサイエンティスト
データアナリスト
プログラマー
AI系コンサルタント など

 

 

資格手当や報奨金を貰える

AI実装検定を取得していると、AI関連の資格取得者として、企業から資格手当や報奨金、奨励金)がもらえる可能性があります

必ずしも出るわけではないので、事前に勤めている企業のHP、求人票や採用条件を確認しておきましょう。

 

 

 

5.AI実装検定の資格取得のデメリット


AI実装検定とは関連画像
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AI実装検定の資格取得のデメリットをみていきます。

 

 

勉強時間を確保する必要がある

AI実装検定を取得するデメリットは、勉強時間の確保が必要になることです。

AI実装検定は合格率を見ると難関資格とまでは言えないものの、勉強なしで受かるのは難しいでしょう。

 

とくにAI実装検定®A級・S級を受ける場合は、数ヶ月単位の勉強を計画することをおすすめします。

そもそもAI実装検定の受験は、資格を取得するのと同じくらい「学習を通じて知識や基礎を定着させること」も重要な目的です。

 

効率的な勉強方法を模索するより、実践で使える知識をどう身につけるかを重視するのがよいでしょう。

 

 

 

 

6.AI実装検定合格のためのおすすめの参考書


AI実装検定とは関連画像
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AI実装検定合格のためにおすすめできる、以下3冊の参考書をご紹介します。

 

Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書
ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニング
Pythonではじめる機械学習 ―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアPythonではじめる機械学習 ―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎

 

また、AI実装検定における公式教材も解説します。

 

 

おすすめ参考書①:Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書

「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書は、2018年9月19日に発売された書籍です。

データ分析やPythonを活用するエンジニアになりたい人向けの内容となっています。

 

AI実装検定の学習におすすめする理由は次のとおりです。

 

データ分析やPython、プログラミングの基礎から学べる
AIの実装やライブラリ実装、数学の基礎などAI実装検定の試験範囲をカバーしている
内容が深すぎず入門者・初学者にとっても読みやすい

 

 

おすすめ参考書②:ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

「ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装は、2016年9月24日に発売された書籍です。

ディープラーニングの入門書として高い知名度を誇っており、多くの人が「AI学習の最初の1冊」としておすすめしています。

 

AI実装検定の学習におすすめする理由は次のとおりです。

 

非エンジニアやプログラミング初心者でもわかりやすい内容で、かつ基礎の基礎からじっくりとディープラーニングが解説されている
「理解するにはディープラーニングをゼロから実装するのが一番」とのコンセプトで、実装作業に基づいた内容になっている
E資格の学習にも使える

 

 

おすすめ参考書③:Pythonではじめる機械学習 ―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎

「Pythonではじめる機械学習 ―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎」は、2017年5月25日に発売された書籍です。

オープンソースの機械学習ライブラリの「scikit-learn」を用いながら、AIの学習方法を解説しています。

 

AI実装検定の学習におすすめする理由は次のとおりです。

 

AI実装検定ではscikit-learnが試験範囲に入っている
scikit-learnの開発に深く関わっていた著者の方法論を学べる
AI学習初心者向けの本より専門的な知識が記述されている

 

 

公式教材も活用しよう!

AI実装検定を学習する際は、株式会社Study-AIが提供する公式教材も活用しましょう。

公式教材は、AI実装検定®A級向けの有料動画教材と、AI実装検定®B級向けの無料動画教材があります。

 

AI実装検定®A級向けの有料教材「超AI入門講座(AI実装検定A級 公式教材)」は、以下3つの動画教材を収録しています。

 

超AI入門講座の内容

概要(合計約40時間)

超AI入門講座

数学の基礎からPythonの実装などの基本を体系的にまとめている講座
全33動画

【超補講】AIを学ぶための本格Python講座

Python初学者向けのAIにおけるPythonの使い方が学べる講座
全25動画

AIを学ぶための本格数学講座

AIを学ぶために必要な体系的に数学を学習する鋼材
全69動画

 

実際の試験も、超AI入門講座から出題される傾向が見られます。

ただし受験者の体験談のなかには「公式教材だけではすべての範囲を網羅できない可能性がある」との声もありました。

 

公式教材に加えて、先述のおすすめ書籍を組み合わせるのがよいでしょう。

AI実装検定®B級向けの教材は、YouTubeの株式会社Study-AIの公式チャンネルにて無料動画として配信されています。

 

AI実装検定®S級の教材は、過去に「画像処理100本ノック」がありましたが、現在は取り扱っていません。

公表されている論文範囲を押さえ、画像処理のアルゴリズムの式や実装方法などを網羅する必要があります。

 

 

 

 

7.まとめ


AI実装検定は、AI実装に関する特化した知識を証明できる民間資格です。

同じくAI分野の資格であるG検定やE資格と、試験範囲や学習方法に深く関わりがあります。

 

AI実装検定は就職や転職市場において直接的な武器にはならないものの、AI分野の知識や学習意欲を、客観的にアピールできる数少ない資格でもあります。

これからAIを勉強する人の入門や、AIエンジニアやデータサイエンティストなどに就く人の学び直しなどに有効といえるでしょう。

 

AI実装検定を勉強・取得し、スキルアップや転職成功にぜひつなげてください。

 

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