公開日:2022.02.24
更新日:2025.03.24
数あるプログラミング言語に関連する試験の中でも、PHPに特化しているのがPHP技術者認定試験です。
PHPはWeb系開発の現場でよく使われている言語であり、PHP技術者認定試験はWeb系企業への転職などに役立つでしょう。
そのため、これからキャリアアップや就職・転職のためにPHP技術者認定試験を受験しようと思っている人もいるのではないでしょうか。
いくら簡単な試験でも、試験を受ける前の情報収集や内容の把握は必須です。
そこでPHP技術者認定試験の内容や受験するメリット・デメリット、おすすめの参考書について解説します。
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.PHP技術者認定試験とは
2.PHP技術者認定試験
PHP技術者認定試験の詳細
PHP技術者認定試験の出題範囲
・PHP7初級試験
・PHP5初級試験
・PHP5上級試験/準上級試験
PHP技術者認定試験の受験者数・合格率・難易度
PHP技術者認定試験の申し込み手順
PHP技術者認定試験の有効期限
PHP技術者認定試験の勉強時間
3.PHP技術者認定試験の資格取得のメリット
PHPスキルや知識が身に付く
IT系企業の転職・就職に活用できる
資格手当や報奨金を貰える可能性がある
4.PHP技術者認定試験の資格取得のデメリット
勉強時間を確保する必要がある
資格が役立たない場合もあり得る
5.PHP技術者認定試験合格のためのおすすめ参考書
おすすめ参考書①:初めてのPHP
おすすめ参考書②:徹底攻略PHP技術者認定シリーズ
公式サイトの試験用無料教材も活用しよう!
6.PHP技術者認定試験のよくある質問
PHP技術者認定試験を履歴書に記載したい
7.まとめ
PHP技術者認定試験とは、一般社団法人PHP技術者認定機構が運営する資格で、2011年に登場しました。
日本で唯一のPHPに関連する資格なので、国内のPHPエンジニアを中心に、様々なエンジニアが受験しています。
現代においてPHPはWeb制作、Webアプリケーションなど様々な用途に使われています。
W3techsが発表したデータによると、Webサイトの開発に使われるサーバーサイド言語のうち79%がPHPにて開発されています。
このように、PHPは将来性のある言語と言えるでしょう。
しかし、PHPが普及してPHPエンジニアの数が増えたものの、PHPエンジニアの習熟度を測る明確な基準はありません。
そのため、PHPエンジニアの質にも差が生まれ始め、システムトラブルが起こりやすくなるなど納品物の品質にも影響が及んでいます。
そこで、日本におけるPHPエンジニアの育成及び、納品物の品質の向上を目標として、PHP技術者認定試験が誕生しました。
PHP技術者認定試験は、PHP5とPHP7に対応しています。
試験のレベルはPHP5だと初級と上級/準上級の2種類、PHP7は初級のみの1種類です。
また、上級/準上級に関しては、試験で9割を突破した人を対象にPHP技術者認定ウィザードという制度も用意されています。
注意すべきなのがPHPのバージョンです。
初級はPHP7とPHP5の2種類があり、どちらも出題範囲で共通している部分が多いものの、関数など少しだけ違いがあります。
そのため、普段業務や学習で使用しているPHPのバージョンをよく確認した上で受験してください。
PHP技術者認定試験に合格するためには、資格の詳細をしっかり理解する必要があります。
普段から業務でPHPを使っていたとしても、下準備なしで受験すれば不合格になるでしょう。
そこでPHP技術者認定試験を受験するにあたって知っておきたい、試験の概要について解説していきます。
PHP技術者認定試験は先ほど紹介したとおり、PHP5だと初級と上級/準上級の2種類、PHP7は初級の計3種類が用意されています。
それでは、各試験の詳細を紹介していきます。
PHP7初級 |
PHP5初級 |
PHP5上級/準上級 |
|
---|---|---|---|
試験会場 |
全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター |
全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター |
全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター |
試験日程 |
いつでも受験可能 | いつでも受験可能 |
いつでも受験可能 |
試験方式 |
CBT形式 | CBT形式 |
CBT形式 |
試験時間 |
1時間 | 1時間 |
2時間 |
設問数 |
40問 | 40問 |
60問 |
合格ライン |
7割 | 7割 |
5割以上で準上級試験合格 |
受験料 |
12,000円(税抜) ※学校法人に所属する生徒・先生は半額で受験可能 |
12,000円(税抜) ※学校法人に所属する生徒・先生は半額で受験可能 |
15,000円(税抜) |
出題形式 |
選択式 (複数または単一選択) |
選択式 (複数または単一選択) |
選択式 |
受験資格 |
誰でも受験可能 | 誰でも受験可能 |
誰でも受験可能 |
PHP技術者認定試験に合格するためには、出題範囲のチェックが必須です。
各資格は主にPHP技術者認定機構認定テキストから出題されます。
それでは出題範囲を確認していきましょう。
・PHPの特徴
・テキストと数の操作
・ロジック:判定と繰り返し
・データのグループ:配列の操作
・ロジックのグループ:関数とファイル
・データとロジックの結合:オブジェクトの操作
・ユーザとの情報交換:Webフォームの作成
・情報の保存:データベース
・ファイルの操作
・ユーザの記憶:クッキーとセッション
・他のWebサイトやサービスとのやり取り
・デバッグ
・テスト:プログラムが正しく動作するようにする
・ソフトウェア開発で心得ておきたいこと
・日付と時刻
・パッケージ管理
・メールの送信
・フレームワーク
・コマンドラインPHP
・国際化とローカライゼーション
PHP7初級はオライリー・ジャパンから発行されている『初めてのPHP(PHP7版)』のほか、PHPに関する一般知識なども出題されます。
・1章オリエンテーションと始めの一歩
・2章テキストと数の操作
・3章判定と繰り返しについて
・4章配列の操作
・5章関数
・6章Webフォームの作成
・7章データベースに情報を保存
・8章クッキーとセッションでユーザを記憶
・9章日付と時刻の取り扱い
・10章ファイルの操作
・11章XMLのパースと生成
・12章デバッギング
・13.8 クラスとオブジェクト(クラス定数も含む
・14章日本語処理
・付録B 正規表現の基本
・付録D PHP5.1とPDO
・追加1 セキュリティ(各章からのポイントの集約や一般的な知識など)
・追加2 出力バッファ(エラー処理。各章からのポイントも含む)
・追加3 定数・予約語
PHP5初級は、オライリー・ジャパン社から発行されている『初めてのPHP5増補改訂版』のほか、PHPに関する一般問題などが出題されます。
出題範囲の追加1〜3に関しては、参考テキストのオンラインマニュアルの範囲となるので、テキストだけでなくこちらも忘れずにチェックしてください。
また、PHP5初級で取り扱うPHPのバージョンは5.3です。
実際にPHPで作業をしながら学習する場合は、インストールするPHPのバージョンにも注意してください。
・1章 PHPについて
・2章 PHP言語の基本
・3章 関数
・4章 文字列
・5章 配列
・6章 オブジェクト
・7章 ウェブに関するテクニック
・8章 データベース
・9章 グラフィック
・10章 PDF
・11章 XML(&XML系で追加された関数)
・12章 セキュリティ
・13章 アプリケーションに関するテクニック
・14章 PHPの拡張
・15章 WindowsでのPHP
・SPL(Standard PHP Library)
・日付クラス
・PEAR(管理系のコマンドなど)
・名前空間
・クロージャー
・リフレクション
・Late Static Binding
・JSON
・PDOとネイティブモジュールの違い
・mysqlndドライバについて
・正規表現(pcre, posix, mbstring)
・APD/Xdebug
・memcache
・フィルター
PHP5上級/準上級はオライリー・ジャパン社から発行されている『プログラミングPHP第3版』やPHPにおける一般知識、PHPのオンラインマニュアルを中心に出題されます。
出題範囲となるオンラインマニュアルのURLはこちらからご確認ください。
PHP技術者認定試験の受験者数・合格率は2013年以降公開されていません。
2013年に公表されたデータによると受験者数は1,000人を突破、合格率はPHP5初級が73%、上級が7%という数字でした。
時間が経過してある程度問題も変わってくるので、多少数字の変動はあるでしょうが、それでも初級は割と合格しやすく、上級が難関資格であることには変わりないでしょう。
ITSSによると、PHP技術者認定試験の難易度はPHP5/PHP7初級がレベル1、PHP5準上級でレベル2、PHP5上級でレベル3に分類されています。
ITSSにおいてはレベル1が必要最低限の知識があるレベル、レベル2が上級者の元で業務に携われるレベル、レベル3で自力ですべての業務ができるレベルとされています。
ちなみに同等レベルの有名なIT系の資格を挙げていくと、ITパスポートがレベル1、基本情報技術者試験がレベル2、応用情報技術者試験がレベル3です。
同等レベルの試験を受けた経験が無い人は、自分のレベルや現在のエンジニアとしてのキャリアなどを参考に適したレベルの試験に挑戦してください。
PHP技術者認定試験の申し込み手順は以下の通りです。
1. オデッセイコミュニケーションズ公式サイトから試験会場・試験日程を検索する
2. オデッセイコミュニケーションズのアカウント(オデッセイID)を作成する
3. 直接試験会場に問い合わせるもしくはWebサイトで試験の申し込みを行う
4. 受験料を支払う
5. オデッセイIDとパスワード、受験票・顔写真付きの身分証明書を持参した上で受験する
6. 受験終了後に合否を確認する
PHP技術者認定試験は、直接受験会場に問い合わせる、もしくはWebサイトで申し込みを行います。
都市部の会場は頻繁に試験が行われていますが、地方だと試験日程が公表されていない、PHP技術者認定試験が開催される日が少ないところもあるので、時間に余裕を持って申し込みを済ませてください。
試験当日は顔写真付きの身分証明書が必要です。
公式から認められているのは運転免許証・パスポート・住民基本台帳カード・個人番号カード・社員証・学生証のいずれかです。
試験当日は身分証明書を忘れずに会場に向かってください。
また、学割を利用して受験する場合は学生証・教員証も忘れないでください。
そして、PHP技術者認定試験は試験終了後すぐに紙のスコアレポートが発行されるので、その場で合否を確認できます。
そして、4週間〜6週間後に自宅に合格証書が届きます。
再受験に関しては、2回目までは特に規定がありません。
ただ、3回目以降は前回の受験より168時間(24時間×7日)経過していないと受験できません。
もし違反していた場合、合格の取り消し及び、受験資格の永久喪失となる可能性があるので注意してください。
PHP技術者認定試験の有効期限はありません。
一般社団法人PHP技術者認定機構が無くならない限り、資格も永久に有効となります。
PHP5に関してはバージョンが古いため、将来的に試験の取り扱いを終了し、PHP7以降のバージョンに移行することが考えられます。
しかし、試験が廃止となってもPHP5の資格も無効になることはありません。
PHP技術者認定試験の勉強時間は初級で10時間(2週間程度)、上級/準上級で50時間(1ヶ月程度)です。
ただ、この基準はあくまでPHPの実務経験がある前提での勉強時間となります。
未経験の状態で受験する場合はこの倍以上の時間を要すると考えた方が良いです。
PHP技術者認定試験の公式テキストは、オライリー・ジャパン社のものです。
オライリー・ジャパン社のテキストは専門用語が多く、未経験者だと理解に時間がかかるでしょう。
加えて上級/準上級だとテキストだけでなくPHPの公式リファレンスも出題範囲に含まれます。
さらに理解の難易度が上がるので、テキストを読み込むことにしっかり時間を割いた上で試験に臨んでください。
それでは、PHP技術者認定試験を受験することでどんなメリットがあるのでしょうか。
まずはメリットから紹介します。
PHP技術者認定試験を受験することで、PHPのコーディングや言語そのものに関する知識が身に付きます。
PHPはサーバーサイド言語の中でも特に自由度が高い言語なので、人によっては使いにくいと言う人もいます。
PHPにおけるコーディングの基本を学ぶことで、実際の開発の現場でも読みやすいコードが書けるようになるでしょう。
また、サーバーサイド言語は言語によって処理速度やセキュリティに関する考え方などが異なります。
PHP技術者認定試験を通してPHPの言語そのものに対する理解を深めることで、開発の際にPHPの特徴を把握し適した言語を選択できるようにもなります。
特に未経験からIT企業への就職・転職を考えているなら、PHP技術者認定試験が有利に働く可能性があります。
IT企業だと人手不足で未経験者を積極的に募集している企業もありますが、一切プログラミングに関する知識が無いよりも、少しでもプログラミングの知識があった方が良いでしょう。
すでにエンジニアとして実務経験がある人でも、他の言語を使っている職場からPHP開発をする職場へ転職したい際にPHP技術者認定試験が役立つ可能性があります。
ただ実務経験がある人の場合、初級レベルの内容は他の言語と共通する部分も多いので評価されないことが考えられます。
したがって、実務経験者は上級/準上級レベルを目指すのがおすすめです。
企業によってはIT関連の資格を取得することで資格手当として毎月の給与が上乗せされたり、報奨金を貰えたりすることがあります。
特に資格手当は毎月受け取れるのでメリットが大きいでしょう。
ただ、PHP技術者認定試験は民間資格です。
2011年に登場した資格で歴史も浅く、PHP技術者認定試験が資格手当や報奨金が受け取れる資格の対象となっていない可能性も高いでしょう。
資格手当や報奨金を目的とした受験の場合、PHP技術者認定試験が対象となっているか確認した上で受験してください。
PHP技術者認定試験の受験はメリットばかりではありません。
場合によっては受験が無駄になってしまうこともあります。
それでは、PHP技術者認定試験のデメリットも確認していきましょう。
PHP技術者認定試験は実務経験者でもある程度勉強時間を確保しなければいけません。
そのため、忙しい人だと勉強時間が足りず、経験が豊富な人でも落ちてしまうことがあります。
加えてPHP技術者認定試験は国内資格の中でも知名度がさほど高くない資格ですが、勉強時間をしっかり確保してじっくりテキストを理解する必要があります。
加えて、1問1〜2分で解かなければいけないので、問題演習も欠かせません。
そのため、PHP技術者認定試験を受験するにあたっては初級でも上級/準上級でも、受験日から逆算してスケジュールを立て、計画的に学習に取り組みましょう。
せっかくPHP技術者認定試験を取得しても、資格を評価してもらえないことがあります。
PHP技術者認定試験自体の知名度は無いわけではありませんが、どれくらいの難易度の資格かはあまり周知されていません。
基本的にIT業界は資格よりも実績が評価される傾向にあります。
そのため、開発実務未経験者がPHP技術者認定試験を取得していたらやる気があると評価されますが、現場で活躍できるか否かの判断は困難でしょう。
未経験からの就職・転職活動で、実力をアピールするために資格を取得することを検討しているなら、ITパスポートや基本情報技術者試験など国家資格のほうが知名度も難易度も広く知られているので評価されやすいです。
あくまでPHP技術者認定試験は自分の実力を示すための基準の一つと捉えておきましょう。
PHP技術者認定試験に合格するためには、テキストを使った学習が必須です。
それでは、PHP技術者認定試験を受験する人におすすめのテキストを紹介します。
『初めてのPHP』はPHP5・PHP7の初級の公認テキストに指定されている参考書です。
PHP開発に必要な関数など基本的な部分や、PHP開発をスムーズに進める上で必要なオブジェクト指向などについてまとめられています。
PHP技術者認定試験の初級はITパスポートと同等レベルの試験ですが、ITパスポート受験レベルだとオライリー社の参考書はやや難易度が高めでしょう。
未経験からPHP技術者認定試験を受験する場合は、易しめの参考書でPHPの基本を身に付けた上で、試験を受験するにあたっての基礎固めとして本書を利用するのがおすすめです。
PHP技術者認定試験でも、多くのIT関連資格で出版されている徹底攻略シリーズの問題集が発売されています。
PHP技術者認定機構が監修しており、問題集で取り扱っている問題が実際に試験で出題される可能性もあるでしょう。
また、どんな資格でも問題形式に慣れておかないと、スムーズに問題を解けません。
したがって、こちらの問題集もPHP技術者認定試験の受験には必須でしょう。
PHP技術者認定試験公式サイトでは、初級のみ試験用の無料教材が用意されています。
PHP技術者認定試験初級無料テキストはこちらから確認できます。
ただ、無料教材はPHP技術者認定試験初級の試験範囲をすべて網羅しているわけではありません。
あくまでhtmlの知識があるPHP未経験者を対象とした入門用のテキストです。
そのため、公認テキストに着手する前に読んでおくのがおすすめです。
PHP技術者認定試験を受験するにあたって心配な点もあるでしょう。
そこでPHP技術者認定試験の受験者からよくある質問を紹介します。
PHP技術者認定試験に合格したなら、もちろん履歴書の資格欄にPHP技術者認定試験を記載することができます。
書き方は一般的には以下の通り。
合格した日付 PHP◯技術者認定◯試験級 合格
例)202◯年◯月◯日 PHP5技術者認定上級試験 合格
大半の履歴書には資格名と合格した日付を書く欄が用意されているので、その通りにしたがって記載してください。
合格した日付は合格証書に記載されている日付、つまり受験日となります。
間違えないようによく確認して記載してください。
PHP技術者認定試験はPHPに特化したエンジニア向けの資格です。
これからPHP開発に携わりたい人、PHP開発の現場でキャリアアップしたい人に向いている資格と言えるでしょう。
PHP技術者試験でも初級は初心者でも比較的簡単に合格できるレベルですが、上級/準上級は特に難易度が高く、入念な準備が必要です。
すでに長年PHP開発の現場に携わっている人でも落ちることは十分にあり得るため、よく試験範囲を確認し、余裕を持って試験勉強に取り組みましょう。
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