フリーランスのWebエンジニアの実情|案件・報酬・働き方・メリットデメリットを紹介!

市場動向分析転職

2021.05.03

会社員のWebエンジニアとして活躍している方の中には、フリーランスWebエンジニアとして働くことを考えている方も多いのではないでしょうか。
フリーランスとして働くことを考えると、フリーランスWebエンジニアの案件数や実際の案件内容、報酬やメリット・デメリットなどが気になる方も多いはずです。

そこで今回は、フリーランスWebエンジニアの実情や報酬目安、フリーランスとして働くメリット・デメリットなどを解説します。

特に、下記の方にこの記事をご一読していただきたいです。
・今後フリーランスとして働くことを検討している方
・実際のフリーランスWebエンジニア案件にはどのようなものがあるのか
・主な言語でフリーランスの報酬はどれくらいになるのか
・フリーランスとして働くメリットとデメリットを知りたい方

 

 

 

1.フリーランスのWebエンジニアの実情


この章では、フリーランスWebエンジニアの実情についてお伝えします。

 

現在の主だった求人サイトにおける案件数や、実際に募集されている案件の内容を確認し、フリーランスで活動するイメージを作っていきましょう。

尚、本記事におけるWebエンジニアはWebサービスを開発する際によく使用されるPHP、Ruby、JavaScript、HTMLを使用するエンジニアと定義します。

 

フリーランスのWebエンジニアの案件

フリーランスのWebエンジニアの案件の詳細を見ていきましょう。

 

・フリーランスのWebエンジニアの案件数

フリーランスのWebエンジニアの需要は近年高まりを見せており、各求人サイトを確認したところ2021年5月時点で下記のような案件登録数がありました。

 

フリーランススタート :57,423件(「Web」で検索)
レバテックフリーランス:10,537件(「Web」で検索)
indeed(インディード) :4,429件  (「フリーランスエンジニア Web」で検索)
クラウドテック    :4,112件  (「エンジニア・プログラマ×web」で検索)

 

現代では多くの企業にとってWebエンジニアの存在は欠かせないものとなってきており、人材不足に悩む企業も多くあります。
そこで柔軟に活躍できるフリーランスWebエンジニアの活用に目を向ける企業も多く、今後も安定的な需要を期待することができるでしょう。

 

 

・フリーランスのWebエンジニアの案件例

フリーランスWebエンジニアの案件としては、例えば以下のようなものがフリーランススタートで募集されています。

 

・【Javascript】ECサイト構築
<報酬>
50万円/月額
<開発環境>
JavaScript
<担当業務>
JavaScriptを使用したECサイト構築

 

 

・【Ruby】Webサービス開発
<報酬>
50万円/月額
<開発環境>
Ruby
<担当業務>
パッケージ導入及びカスタマイズ
設計、実装、テスト

 

開発だけでなく、企画や運用・保守、プロジェクト管理など、幅広くフリーランスに業務委託されています。

 

 

フリーランスのWebエンジニアの報酬

この章では、Webエンジニアの報酬目安を求人サイトや専門案件紹介サービスなどで確認し、各言語別に整理します。

 

 

・フリーランスのPHPエンジニアの報酬

フリーランスPHPエンジニアの報酬は、経験年数に応じて月収33万円~78万円、年収に換算すると390万円~936万円(週5日稼働した場合)程度が相場であると言えます。

 

比較的簡易的に記述ができ、直感的にHTMLと組み合わせられるPHPは、初心者エンジニアにも人気の高い言語です。
ただしそうは言ってもWebサイト制作においては非常に需要が高く、一般的な会社員の年収以上の報酬は十分に期待できるでしょう。

 

企業のホームページや自社商品を販売するLP、ECサイトなどの制作案件など、一般ユーザーがパソコンやスマホなどで閲覧するサービスの案件が多い言語です。
特にサーバー側プログラミング言語の需要は高く、実際にも非常に多く募集されています。

 

企業常駐で週3~5日の案件も多いものの、比較的安定した収入を望むことができるでしょう。

 

オススメのPHP案件はこちら
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・フリーランスのRubyエンジニアの報酬

フリーランスRubyエンジニアの報酬は、経験年数に応じて月収38万円~90万円、年収に換算すると450万円~1,080万円程度(週5日稼働した場合)が相場であると言えます。

 

Rubyは、スピード感が求められるベンチャー企業やスタートアップ企業のWebサービス開発に多く採用されています。
人気のフレームワークであるRuby on Railsでの開発経験を持つフリーランスエンジニアの需要は、国際的にも非常に高いと言えるでしょう。

 

海外の大手Webサービスでも多く使用されており、今後の需要にも期待が持てます。
また、既にIT・WEB業界で他のプログラミング言語の経験年数がある方であれば、初期から比較的高い報酬単価が期待できるでしょう。

 

オススメのRuby案件はこちら
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・フリーランスのJavaScriptエンジニアの報酬

フリーランスJavaScriptエンジニアの報酬は、経験年数に応じて月収33万円~78万円、年収に換算すると390万円~936万円程度(週5日稼働した場合)が相場であると言えます。

 

多くのWebサイトやWebアプリケーションに使用されているJavaScriptは、その汎用性の高さから幅広い業界・分野での求人が期待できます。
人気のフレームワークであるReact.jsやAngular、View.jsなどの開発経験を積んでいれば、多くの案件獲得チャンスに恵まれるでしょう。

 

フロントエンドで多く使われるため、HTMLやCSSの知識を備えて高い要求に応えられれば、より高い報酬を得ることも可能です。
またNode.jsなどの登場から、JavaScriptがサーバーサイドの開発に使われることも増えています。

 

オススメのJavaScript案件はこちら
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・フリーランスのHTMLエンジニアの報酬

フリーランスJavaScriptエンジニアの報酬は、経験年数に応じて月収28万円~66万円、年収に換算すると330万円~790万円程度(週5日稼働した場合)が相場であると言えます。

 

HTMLはフロントエンド開発に欠かせず、ホームページ作成やメディアサイトの記事更新、キャンペーンサイトの作成などにおいて幅広い求人が期待できます。
多くの人が知識を持つ言語のためライバルも多いのですが、CSSやJavaScriptと組み合わせて高い知識・スキルを提供できるならば、年収700~800万円程度を目指すことも十分可能です。

 

おすすめのHTML/CSS案件
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フリーランスのWebエンジニアの働き方

パソコンとネットワーク環境さえあれば仕事ができるフリーランスWebエンジニアなら、近年の働き方改革推進において注目されているリモートワークとも非常に相性が良いのです。

 

リモートワークならば、日々の通勤に取られていた時間を仕事や趣味など自分の思うことに充てることができます。
フリーランスの不安定さを不安視する人も多いとは思いますが、Webエンジニアの世界に関していえば、需要は今後も高まり続けるといえるのではないでしょうか。

 

 

 

 

2.正社員のWebエンジニアがフリーランスになるメリットデメリット


この章では、正社員のWebエンジニアがフリーランスになるメリットとデメリットを整理してお伝えします。
それぞれを、ご自身の考えや希望と照らし合わせて見てみましょう。

 

メリット

・時間や場所に縛られない
まず言える事が、働く時間や場所に縛られないことです。
会社勤めだと朝型になることが多いと思いますが、夜の方が仕事がはかどるのであれば、夜型のスケジューリングも可能です。

 

 

・自分のスケジュールで仕事ができる
会社勤めとは違い、コア業務以外の雑務などに追われることがありません。
納期に間に合う範囲であれば、必要な業務を自分のペースでこなすことができます。

 

 

・仕事の選択ができる
会社員の場合と違い、自分がやるべきだと考えた仕事だけに集中できます。
意図しない形で強制的に案件が入ってくるようなことも、基本的にはありません。

 

 

・人間関係のしがらみが少なくなる
リモートワーク中心で働いていると、人間関係のストレスを感じにくくなります。
クライアントも定期的に変わるため、何時までも同じ人間関係に悩むこともなくなります。

 

 

デメリット

・収入が不安定な時も
会社員のように毎月同じ額をもらえる訳ではありませんので、軌道に乗るまではどうしても収入が不安定になります。

 

 

・社会的信用が落ちる
フリーランスになって実感するのが、社会的信用の低さです。
ローンを組んだりクレジットカードを作ったりする時にも、審査が通らないこともあります。

 

 

・全てが自己責任になる
フリーランスは仕事を取るのも自分、実際に作業するのも自分、そして管理するのも責任を取るのも自分です。
また、仕事だけでなくお金の管理も自分でしなければいけません。

 

 

 

 

3.まとめ


今回は、フリーランスWebエンジニアの実情や報酬、働き方やメリット・デメリットについて解説しました。
フリーランスWebエンジニアの需要は現在豊富にあり、知識やスキル次第では平均的な会社員以上の報酬を得ていくことも十分に可能です。

 

全てを自分の責任で行わなくてはならず、軌道に乗るまで収入が不安定になることも考えられますが、自分の思う通りに仕事ができるため、魅力的な働き方とも言えます。
今回の記事を参考にして、フリーランスWebエンジニアになることを検討してみてはいかがでしょうか。

 

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