フリーランスの在宅案件(リモートワーク)の実情|案件・報酬・働き方・メリットデメリットを紹介!

市場動向分析転職

公開日:2020.04.29

更新日:2025.03.24

最近、在宅勤務するエンジニアやデザイナーが増えており、企業側も業務を外注することへの抵抗が減っています。
在宅勤務は常駐型と比べ、通勤なし、人間関係でのストレスが低減など作業に集中しやすいことが強みです。
しかし、フリーランスの在宅勤務に求められるスキルや具体的なメリット・デメリットなどしっかり理解できていない方もいると思います。
そこで本記事では、フリーランスの在宅勤務の案件の実情や必要なスキルなど詳しく解説していきます。

特に下記の方にこの記事は一読していただきたいです。
・現在フリーランスで、常駐案件に働いている方
・今後、会社員からフリーランスになり、在宅勤務を希望している方
・今後、会社員として在宅勤務を希望している方

<目次>
1.フリーランスの在宅勤務(リモートワーク)の案件の実情
フリーランスエンジニアの在宅勤務(リモートワーク)案件と常駐案件
フリーランススタートの在宅勤務(リモートワーク)案件例
2.フリーランスの在宅勤務(リモートワーク)で求められるスキル
フリーランスのサーバーサイドエンジニアで求められるスキル
フリーランスのフロントエンドエンジニアで求められるスキル
フリーランスのデザイナーで求められるスキル
フリーランスのライターで求められるスキル
3.フリーランスの在宅勤務(リモートワーク)でのメリットデメリット
メリット
・自分の好きな時間帯やペースで仕事ができる
・人間関係の悩みが減り、作業に集中できる
・作業量が収入に比例しやすい
デメリット
・報酬が見合わない作業時間を費やすこともある
・自己管理能力が求められる
・成果物でしか報酬を得られない
4.まとめ

 

 

 

1.フリーランスの在宅勤務(リモートワーク)の案件の実情


フリーランスの在宅勤務(リモートワーク)の案件の実情を把握することで、案件数や例を通して、在宅勤務の難易度が分かります。

常駐案件と比べて、どのような違いがあるのかを知っておくことで、在宅勤務に切り替えた後のギャップを減らすことが可能です。

 

フリーランスエンジニアの在宅勤務(リモートワーク)案件と常駐案件

フリーランスエンジニアの案件は、在宅勤務より常駐案件の数が圧倒的に多いです。

なぜなら、企業側は初取引のフリーランスエンジニアに目の届かない在宅での仕事を発注しづらいからです。

常駐型案件:案件ごとに企業と契約を結び、契約先の企業に出向いて作業を行う働き方です。

1〜3ヶ月程度で契約・更新を行う場合が多く、報酬は契約ごとに定めた金額を得ることができます。

在宅型案件:案件ごとに企業と契約を結び、自宅を就業場所として作業する働き方です。

 

実際、2022年1月時点、フリーランススタートでは常駐案件を254,000件以上も取り扱っており、リモートワーク(在宅)勤務案件は36,000件以上です。

特に大企業の案件などは、情報漏洩のリスクから仕事を持ち帰ることを禁止しています。

 

しかし、持ち帰り案件が受注できれば、在宅勤務も可能です。

もしくは常駐型案件を受注→常駐後、自分のスキルと仕事への姿勢から信頼を勝ち取り、在宅勤務を交渉するやり方もあります。

 

在宅勤務案件を受注するには、工夫やスキルが必要です。

 

 

 

フリーランススタートの在宅勤務(リモートワーク)案件例

ここでは、フリーランススタートの在宅勤務案件例を紹介していきます。

案件例は以下の通りです。

データ分析基盤の設計支援
広告配信のSaaS開発
OAインフラ&店舗ネットワーク更改構築策定
行政系のWeb開発
教育系LIVE配信フロントエンド開発

 

条件としてスキルはもちろんのこと、リモートワークの経験と現場経験の両方必要です。

在宅勤務を狙うなら、以下の企業や案件がおすすめです。

・スタートアップ:新しい働き方に着手している企業があるためです。
・データ解析:引く手数多のスキルであり、在宅勤務を容認してくれる可能性もあります。
・スマートフォンのアプリ開発:フレックスタイム制を採用している企業があり、自由な働き方に近いためです。

 

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2.フリーランスの在宅勤務(リモートワーク)で求められるスキル


在宅勤務は成果主義のため、勤務時間や姿勢ではなく、常に結果が求められます。

在宅フリーランスになる前や仕事をしつつ、身につけていけなければ、稼いでいけません。

 

フリーランスにも様々な職種がありますが、それぞれで必要なスキルを紹介していきます。

 

フリーランスのサーバーサイドエンジニアで求められるスキル

フリーのサーバーサイドエンジニアの案件を受注するためには、Ruby、PHP、Python、Javaなどのプログラミング言語を扱えるスキルが必要になります。

言語が扱えるようになれば、以下の幅広い案件が獲得可能です。

・Ruby、PHP:Webアプリケーションの開発
・Python:機械学習やデータ分析
・Java:業務システムから金融システムなどの開発

 

また、開発でフレームワークを使用することが多く、各言語のフレームワークは取得していた方が良いです。

プログラミング言語 フレームワーク
Ruby Ruby on Rails
PHP Laravel
Java Spring

 

サーバーサイドの処理は、データベースと連携していることが多く、その知識やスキルも必要になります。

代表的なデータベースであるMySQL、Oracle、SQL serveなど自分の携わりたい案件から学んでいくのがおすすめです。

・MySQL:RubyやPHPのWeb開発で利用されます。
・Oracle、SQL server:業務システムで利用されます。

 

近年、サーバーサイドエンジニアにもフロントエンドのスキルを求める場合が増えているため、上記に加えて身につけておくことを検討してみてください。

 

 

フリーランスのフロントエンドエンジニアで求められるスキル

HTML/CSS、JavaScriptの2種類の言語でコーディングできれば、フリーのサーバーサイドエンジニアとして案件を受注することができます。

JavaScriptには多くのフレームワークがあり、その開発経験あると案件を獲得しやすくなります。

React.js
Vne.js
Angular

 

上記のフレームワークは人気が高く、企業からの需要があるため、どれかを使いこなせるようになれば、受注に困りません。

Webアプリ開発の要件定義や基本設計など、上流工程経験者はクライアントにとって貴重な存在です。

 

また、近年はWeb制作ではCMSを利用していることからWordPressの知識や、ユーザーの満足度させるためのUI/UX設計のスキルもあると尚良いです。

フロントエンドでもサーバー処理が必要になるため、サーバーサイドの知識があると、企業から重宝されやすくなります。

 

 

フリーランスのデザイナーで求められるスキル

フリーのデザイナーとして案件を受注するためには、PhotoshopやIIIutlatorなどのAdobe製の画像ソフトが扱えるかどうかです。

なぜなら、バナー制作やWebデザインの案件受注の際には、ソフトが扱えるか、実務経験があるかを問われるからです。

 

また、デザインの方向性をクライアントを打ち合わせする際にコミュニケーション能力が必要になります。

相手の意図を汲み取り、自分の意見を正確に述べないければ、デザインの目的である「問題解決」ができません。

 

スキルだけではなく、クライアントとの円滑なコミュニケーションもフリーのデザイナーには必要です。

 

フリーランスのWebライターで求められるスキル

フリーランスライターに求められるスキルは、以下の通りです。

・論理的思考力:感情を動かす文章より論理的に情報を伝えるためです。
・Webライティング力:SEOで考慮して、上位表示するためのスキルです。
・交渉力:クライアントに単価交渉や作業内容の削減など効率の良い働き方をするために交渉します。

 

上記の他にも単価をあげるためには、情報収集能力や記事の構成力を磨く必要があります。

生計を立てていくためには、スキルを身につけ、効率の良い執筆をしていくのがおすすめです。

 

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3フリーランスの在宅勤務(リモートワーク)でのメリットデメリット


世間的にフリーランスの在宅勤務は、好きな時間に作業ができ、人間関係のストレスが少ないなどメリットばかり目立っています。

しかし、実際は在宅勤務にもデメリットがあり、知っておくことで在宅勤務の対策が立てやすいです。

 

ここでは、フリーランスの在宅勤務でのメリットとデメリットを紹介します。

 

メリット

・自分の好きな時間帯やペースで仕事ができる

フリーランスの在宅勤務のメリットは、自分の好きな時間帯やペースで仕事ができることです

なぜなら、納期さえ守れば、いつ仕事をしてもクライアントには支障がないためです。

 

例えば、20本の記事の納期が月末までの場合、月末に間に合うように1日1本ずつ執筆する人もいれば、反対に1日3本ペースで執筆し、月の上旬で終わらせる人もいます。

夜型の人は無理に早起きせずに、昼に起き、夜中に仕事を進めても構いません。

 

そのため、在宅勤務なら自分のペースで仕事できます。

 

 

・人間関係の悩みが減り、作業に集中できる

フリーランスの在宅勤務のメリットは、人間関係の悩みが減り、作業に集中できることです

なぜなら、会社では無駄に話かけられ、作業を中断する必要があるためです。

 

例えば、雑務を任せられて残業することや飲み会への参加することも、会社員を続けていくために必要ですが、作業効率自体は下がってしまいます。

また、会社にいると、人間関係の悩みはつきません。

 

しかし、在宅勤務は対人のコミュニケーションは主にメールが多く、個人で進める働き方のため、人間関係のしがらみは少ないです。

そのため、在宅勤務なら作業に集中できます。

 

 

・作業量が収入に比例しやすい

フリーランスの在宅勤務のメリットは、作業量が収入に比例しやすいことです

なぜなら、作業量×案件の単価によって、収入が倍になることもあるためです。

 

例えば、会社員は収入が固定されているため、大幅な昇給はありません。

しかし、フリーランスなら高単価を受注すれば、すぐに収入をアップが見込めます。

 

 

デメリット

・報酬が見合わない作業時間を費やすこともある

フリーランスの在宅勤務のデメリットは、報酬が見合わない作業時間を費やすこともあることです

なぜなら、代替可能な単純作業の場合、報酬が低く設定されているためです。

 

例えば、需要のあるプログラミング言語の案件など専門的な知識やスキルが必要な報酬は高く設定されています。

しかし、データ入力や誰でもできるレベルのライティングなどは時給が1000円を下回ることはザラにあります。

 

そのため、フリーランスとして生計を立てるためには、スキルを磨き、成果を出していくしかありません。

 

 

・自己管理能力が求められる

フリーランスの在宅勤務のデメリットは、自己管理能力が求められることです

なぜなら、自分のキャパシティより多数の案件を受注してしまうと、セルフブラックになり兼ねないためです。

 

無理やり納品した成果物は質が下がってしまい、クライアントから契約を切られてしまうこともあります。

また、自宅の様々な誘惑が多く、同僚もいないのでモチベーションの維持が難しいです。

 

周りに見られているという自制心によって、働ける人もいるため、意志を強く持つことが大切です。

 

 

・成果物でしか報酬を得られない

フリーランスの在宅勤務のデメリットは、成果物でしか報酬を得られないことです

なぜなら、在宅勤務では成果を出すことが仕事をした証になるためです。

 

例えば、会社員の場合、成果を出していなくても長時間働けば、努力しているとみなされ、給与が発生します。

しかし、在宅勤務で成果が出ないと仕事で努力が認められず、働いた時間では給与は発生しません。

 

フリーランスの在宅勤務する場合は、普段から成果を意識していく必要があります

 

 

 

 

4.まとめ


この記事では、フリーランスの在宅勤務の案件の実情や必要なスキルなど詳しく解説してきました。

現在は新型コロナウイルスの影響もあり、外出せずにプロジェクトを進めるため、在宅勤務の需要が高まっています。

 

ぜひ、本記事でフリーランスの在宅勤務の知識を高めていただき、在宅ワーカーを目指してみてはいかがでしょうか。

この記事はフリーランスエンジニアのための求人・案件一括サイト「フリーランススタート」によって書かれています。

 

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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

執筆者:フリーランススタート編集部

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