プログラマーの年収は?プログラマーの仕事や年収アップに必要なスキルを解説

市場動向分析

2021.07.12

プログラマーと聞くと、年収相場がいまいち分からない、具体的な仕事内容がよく分からないなど、様々なイメージがあるかと思います。
現在、IT技術が急速に進歩/拡大しているため、IT業界では深刻な人手不足に陥っています。

その中でIT業界の転職に興味/関心があったり、検討している方も多いのではないでしょうか。
転職する上でどうしても気になってしまうのが年収です。

そんな今回はプログラマーという職種に絞り、プログラマー年収の詳細(平均年収や最高年収)、プログラマーの仕事内容、プログラマーの年収アップに必要なスキル、プログラマー年収アップに役立つ資格、フリーランス求人・案件数から見るプログラマーのニーズ、プログラマーの将来性について詳しく解説していきます。


特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。

・プログラマーの年収を知りたい方
・プログラマーとして既に活躍をされている方
・プログラマーを将来的に検討している方
・プログラマーに興味/関心がある方
・プログラマーの年収について深く理解をしたい方

 

 

 

1.プログラマーの仕事内容


プログラマー年収関連画像
プログラマー年収関連画像

この章では、プログラマーの仕事内容について解説していきます。

プログラマーは、コンピューターを動かす「プログラム言語」を用いて、多種多様なシステムやソフトウェアを開発するエンジニアを指します

 

物流システムや金融システムなど、企業が使用するシステムのほか、テレビやスマートフォン、電子レンジなど、身の回りの家電製品などにもプログラムが使用されています。

プログラマーが使用するプログラミング言語は、Java、JavaScript、Perl、PHP、Ruby、Python、Swift、Kotlin、Objective-C、C言語、C++、C#、COBOL、Scalaなど多数あります。

 

どのようなジャンルの仕事を担当するかにより、使用するプログラミング言語が変化します。

プログラマーが活躍出来るジャンルは、Web系、ゲーム系、パッケージアプリケーション系、社内システム系、設備制御系、通信系、オープン系、組み込み/制御系、汎用系などがあります。

 

プログラマーとシステムエンジニア(SE)の異なる点は、担当する開発工程です。

プログラマーは、システムエンジニアが作成した基本設計書をベースに詳細設計書作成とプログラミング、単体テスト、結合テストを担当します。システムエンジニア(SE)は、要件定義や基本設計、総合テスト工程を担当します。

 

プログラマーとシステムエンジニア(SE)の違いについて、より深く知りたい方は以下記事をご一読ください↓

 

 

 

2.プログラマーの年収


プログラマー年収関連画像
プログラマー年収関連画像

この章では、プログラマーの年収を解説していきます。

また、プログラマーの最高年収、最低年収、フリーランスとして働く場合の年収、会社員として働く場合の年収についても比較していきます。

 

フリーランスのプログラマーの年収詳細です。

職種名 平均年収 最高年収 最低年収
プログラマー 628万円 1,440万円 240万円

 

プログラマーの平均年収が628万円、プログラマーの最高年収が1,440万円、プログラマーの最低年収が240万円です。(フリーランススタート 調べ/2021年7月時点)

 

フリーランスのプログラマーの年収詳細は下記フリーランスのプログラマーの月額単価を年ベースで算出したものです。

フリーランススタート プログラマーのフリーランス求人・案件 月額単価相場では、プログラマーの平均月額単価が52.4万円、プログラマーの中央値月額単価が50万円、プログラマーの最高月額単価が120万円、プログラマーの最低月額単価が20万円となっています。

 

会社員エンジニアの年収を見ていきましょう。

 

まず、会社員エンジニア全体の平均年収は469万円です。

会社員エンジニアの年収をもう少し詳しく見ていくと、以下のようになります。

 

20代のエンジニア平均年収が373万円
30代のエンジニア平均年収が509万円
40代のエンジニア平均年収が605万円
50代以上のエンジニア平均年収が701万円

 

次に会社員のプログラマーの平均年収を見ていきましょう。

 

会社員のプログラマーの平均年収は448万円と言われています。

会社員エンジニア全体の平均年収を比較すると会社員のプログラマーの方が低く、20〜30代の会社員エンジニアの平均年収内であることがわかりました。

 

また、フリーランスのプログラマーと会社員のプログラマーと比較してみると、フリーランスのプログラマーの方が180万円程(約1.4倍)年収が高いという結果が分かりました。

プログラマーとして活躍をするのであれば、会社員のプログラマーよりも平均年収が高く、かつ高年収が獲得しやすいフリーランスのプログラマーをおすすめします。

 

プログラマーとしてフリーランス求人・案件を早速ご覧になりたい方はこちらから↓

 

プログラマーのフリーランス求人・案件
プログラマーのフリーランス求人・案件

 

 

 

3.プログラマーの年収アップに必要なスキル


プログラマー年収関連画像
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この章では、プログラマーの年収アップに必要なスキルを解説します。

プログラマーとして必要なスキルを持ち合わせていることによって高年収を獲得することが出来る可能性が高まります。

 

また、今後プログラマーとして仕事に参画する方も参考にしていただき、是非高年収を獲得するためにお役立てください。

 

プログラミングスキル

プログラマーにとって年収アップに必要なスキルは、プログラミングスキルです

プログラミングといっても、プラットフォームやシステム、参画するプロジェクトや求人・案件により、使用するプログラミング言語は異なります。

 

また、企業により要求されるプログラミングのスキルは異なります。

プログラミング経験が1年未満のプログラマーや未経験者を対象としている場合、プログラミング言語の基本構文を習得しているなど基礎レベルのみを要求される求人・案件が多い傾向にあります。

 

3年以上のプログラマー実務経験が要求される求人・案件は、各プログラミング言語のフレームワークスキルやソース管理スキル、データベースなどのインフラ周りなどシステム開発に必要な様々なスキルが要求される傾向が多いです。

代表的なプログラミング言語は、プログラミング言語は、Java、JavaScript、Perl、PHP、Ruby、Python、Swift、Kotlin、Objective-C、C言語、C++、C#、COBOL、Scalaなど多数あります。

 

 

コミュニケーションスキル

プログラマーにとって年収アップに必要なスキルは、コミュニケーションスキルです

プログラマーは、他エンジニアとのコミュニケーションや共同作業が大切な職業です。つまり開発チームに所属しながら、協調して働くことが求められます。

 

プログラマーとして、年収アップをするのであれば、コミュニケーションスキルを向上させることが必要です。

 

 

論理的な思考能力

プログラマーにとって年収アップに必要なスキルは、論理的な思考能力です

プログラミングをするためにまず、物事を順序立てて考え、しっかり構築していくことが重要です。

 

クライアントの仕様変更などが発生した際、システムのどの部分を変更することが一番工数が少なく、影響範囲がないかを論理的に考える必要があります。

つまり、物事を順序立てて考え、しっかり構築していくスキルがあることにより、プログラマーとしての能力が向上します。

 

 

 

4.プログラマーの年収アップにおすすめの資格


プログラマー年収関連画像
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この章では、プログラマーの年収アップにおすすめの資格を解説していきます。

プログラマーになるためには様々なスキルが要求されるため、プログラマー関連の資格を保持していることで、自分のスキルを証明する材料となります。

 

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、報処理技術者試験のうち、基本的な知識・技能が問われ、プログラマーに限らず多くのIT系エンジニアが取得している資格です。

プログラマーとしても基本情報技術者試験を持っておけば、円滑に業務に取り組める可能性は十分にあるでしょう。

 

また、将来的にプログラマーを希望しているなりたいと思っている方やIT業界に飛び込みたいと考えている方にとってはおすすめの資格です。

 

 

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位資格で、ワンランク上の知識・技能が問われます。

応用情報技術者試験を取得することにより、システム開発におけるスキルや管理まで幅広い知識と応用力を身に付けたプログラマーであることの証明になるためおすすめの資格です。

 

 

ITパスポート試験

ITパスポート試験は、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。

具体的には、新しい技術(AI(人工知能)、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野において総合的知識が出題されます。

 

経営全般・IT管理・IT技術など、幅広い分野での知識を身に付けられるため、プログラマーとしておすすめの資格でしょう。

 

 

 

5.フリーランス求人・案件数から見るプログラマーのニーズ


プログラマー年収関連画像
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この章ではフリーランス求人・案件数でプログラマーのニーズを解説していきます。

フリーランススタートで公開されている職種別求人・案件数を分析してみると、プログラマーは2,316件です。(※フリーランススタート調べ/2021年7月)

 

2021年7月時点でフリーランススタートが取り扱っているフリーランス求人・案件数は199,707件です。

プログラマーのフリーランス求人・案件を占有率は約1.2%ということが分かります。

 

また、昨年と比較してプログラマーのフリーランス求人・案件数は増加しています。

上記結果により、プログラマーのフリーランス求人・案件と占有率が一定数存在するため、IT市場にプログラマーのニーズがあると言えるでしょう

 

 

 

 

6.プログラマーの将来性


プログラマー年収関連画像
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この章ではプログラマーの将来性について解説します。

プログラマーのニーズは今後も安泰していくでしょう

 

プログラマーのニーズが安泰な理由として、フリーランススタートでプログラマーのフリーランス求人・案件が一定数存在することが挙げられます。

プログラマーのフリーランス求人・案件数は364件です。

 

フリーランススタートで取り扱っているフリーランス職種の中でもプログラマーのフリーランス求人・案件は一定数存在するため、ニーズがあることが分かります。

 

IT市場を分析し、プログラマーのニーズが安泰である理由を見ていきましょう。

 

まず、スマートキャンプによるSaaS市場の動向をまとめた最新レポート「SaaS業界レポート2019」の調査では、人口減少、働き方改革、業務のデジタル化などを背景に、日本のSaaS市場は年平均成長率約12%の勢いで急成長しており、2023年には約8,200億円へ拡大する見込みです。

また、海外のSaaS市場は日本を上回る年平均成長率約16%で拡大しており、2022年までに約1,440億ドル(約15兆円)に到達する予測がされています。

 

次に、スマートフォンの出荷台数を分析してみると、2019年にIDCが予測する2019年のスマートフォン世界出荷台数は13億7110万台です。

今後年平均1.1%の伸び率で推移し、2023年には14億8450万台になると予測されています。

 

最後に、株式会社富士キメラ総研におけるソフトウェアの国内市場調査によると、2017年度に3,871億円だった市場は2023年度にはおよそ8,200億円まで拡大すると予想されています。平均成長率も1年で12%成長と予測しています。

 

その他、AI(人工知能)、ビッグデータ、IoT、ブロックチェーン、xR、5GなどによるIT業界の飛躍的な拡大やIT技術の急速な進歩、エンジニアの高齢化などの観点より、プログラマーを含むITエンジニアは人材不足に陥る可能性が高いです。

2030年まで79万人のITエンジニア不足に陥る可能性があるとも言われています。

 

上記様々な分析を考慮すると、プログラマーのニーズは短期的な視点から見て安泰します

また、中・長期的な視点から見てもプログラマーのニーズが完全になくなることは無いでしょう。

 

 

 

7.まとめ


今回はプログラマーという職種に絞り、プログラマー年収の詳細(平均年収や最高年収)、プログラマーの仕事内容、プログラマーの年収アップに必要なスキル、プログラマー年収アップに役立つ資格、フリーランス求人・案件数から見るプログラマーのニーズ、プログラマーの将来性について詳しく解説していきました。

 

プログラマーとして、明確な目標を立て常に学習し続けることが活躍をする上で大切となってくるでしょう。

明確な目標を立てることでやるべきことの方向性が定まり、自ずと年収もアップしてくるでしょう。

 

プログラマーはシステムエンジニア(SE)や各プログラミング言語のスペシャリスト、コンサルタントなど様々な職種にキャリアアップすることが可能です。

そのため、自分の得意な分野や興味のある分野の学習を続けていくことをおすすめします。

 

なお、プログラマーとして高年収を獲得したい方はフリーランスとして独立することをおすすめします。

 

しかし、エンジニア未経験でフリーランスとして独立しても参画できるフリーランス求人・案件は少ないです。

 

まずは、会社員としてプログラミングスクールでの開発経験やプログラマーの実務経験を積んだ後、フリーランスとして独立することを検討してみましょう。

プログラマーとして高年収獲得のため、第一歩を踏み出してみませんか。

 

フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。

 

なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。

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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

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