PMOの年収は?PMOの仕事や年収アップに必要なスキルを解説

2020.07.24

PMOと聞くと、平均年収や最高年収はどのぐらいなのか、具体的な仕事内容をいまいち分からない、PM(プロジェクトマネージャー)と何が違うのなど、様々なイメージがあるかと思います。
現在、IT技術が急速に進歩/拡大しているため、IT業界では深刻な人手不足に陥っています。
その中でIT業界の転職に興味/関心があったり、検討している方も多いのではないでしょうか。
転職する上でどうしても気になってしまうのが年収です。
そんな今回はPMOという職種に絞り、PMO年収の詳細(平均年収や最高年収)、PMOの仕事内容、PMOの年収アップに必要なスキル、PMO年収アップに役立つ資格、フリーランス求人・案件数から見るPMOのニーズ、PMOの将来性について詳しく解説していきます。

特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・PMOの年収を知りたい方
・PMOとして既に活躍をされている方
・PMOを将来的に検討している方
・PMOに興味/関心がある方
・PMOの年収について深く理解をしたい方
・将来的にマネージメント業務に携わりたい方

<目次>
1.PMOの仕事内容
2.PMOの年収
3.PMOの年収アップに必要なスキル
プロジェクトマネジメントの知識
文章力・ドキュメント作成スキル
コミュニケーションスキル
決断力と問題解決能力
ITスキル
4.PMOの年収アップにおすすめの資格
PMOスペシャリスト認定資格
PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)
プロジェクトマネージャ試験(PM)
5.フリーランス求人・案件数から見るPMOのニーズ
6.PMOの将来性
7.まとめ

 

 

 

1.PMOの仕事内容


この章では、PMOの仕事内容について解説していきます。

PMOは、Project Management Officeの略であり、プロジェクトオフィスやプロジェクト支援部門と呼ばれることもあります。
PMOの仕事内容は、PM(プロジェクトマネジャー)をサポートし、プロジェクトの進捗状況や課題、リスク、品質を可視化し管理することなどが業務です。また、プロジェクトの障壁になっている問題を解決することやプロジェクトマネジメントに関する研修・育成などの人材開発を行うことなども業務の1つです。

 

PMOの役割について3つに定義することが出来ます。

・PMOアドミニストレータ
PMOアドミニストレータは、プロジェクトの進行に必要な事務的業務を担当します。
例えば、プロジェクトデータを収集しプロジェクト参画チームや企業に共有したり、プロジェクトに必要な書類の作成、経費の管理などが業務として挙げられます。

 

・PMOエキスパート
PMOエキスパートは、プロジェクトルール策定、プロジェクト環境整備、ルール策定後の改善・標準化の実施などを担当します。またプロジェクトに必要なツールを検討するなど、社内の教育を行うことも業務です。

 

・PMOマネージャー
PMOマネジャーは、PMOを管理するためのマネジメント支援業務全般を行います。
つまりPMO全体を統括する役として、PMOチームの勤務状況やプロセスの管理や教育などマネジメント業務を行います。

 

PM(プロジェクトマネージャー)とPMOの違いについて解説します。
PM(プロジェクトマネージャー)は、プロジェクト全体のマネジメントをします。
PMOは、プロジェクト内の個別プロジェクトの統括を担当します。
つまり、マネジメント権限の大きさが異なり、全体の一部をマネジメントするPMOに対し、全体をマネジメントするPM(プロジェクトマネージャー)というイメージです。

 

 

 

2.PMOの年収


この章では、PMOの年収を解説していきます。
また、PMOの最高年収、最低年収、フリーランスとして働く場合の年収、会社員として働く場合の年収についても比較していきます。

フリーランスのPMOの年収詳細です。

職種名 平均年収 最高年収 最低年収
PMO 988万円 2520万円 300万円

 

 

PMOの平均年収が988万円、PMOの最高年収が2520万円、PMOの最低年収が300万円です。(フリーランススタート 調べ/2020年7月時点)
フリーランスのPMOの年収詳細は下記フリーランスのPMOの月額単価を年ベースで算出したものです。
フリーランススタート PMOのフリーランス求人・案件 月額単価相場では、PMOの平均月額単価が82.3万円、PMOの中央値月額単価が75万円、PMOの最高月額単価が210万円、PMOの最低月額単価が25万円となっています。
doocy Job PMOのフリーランス求人・案件 時給単価相場では、PMOの平均時給単価が4,000円、PMOの中央値時給単価が3,880円、PMOの最高時給単価が4,440円、PMOの最低時給単価が3,880円となっています。(doocy Job(ドーシージョブ) 調べ/2020年7月時点)

 

会社員エンジニアの年収を見ていきましょう。
まず、会社員エンジニア全体の平均年収は469万円です。
会社員エンジニアの年収をもう少し詳しく見ていくと、以下のようになります。

 

20代のエンジニア平均年収が373万円
30代のエンジニア平均年収が509万円
40代のエンジニア平均年収が605万円
50代以上のエンジニア平均年収が701万円

 

次に会社員のPMOの平均年収を見ていきましょう。
会社員のPMOの平均年収は約600万円と言われています。

会社員エンジニア全体の平均年収を比較すると会社員のPMOの方が高く、40代の会社員エンジニアの平均年収とほとんど同じであることがわかりました。
また、フリーランスのPMOと会社員のPMOと比較してみると、フリーランスのPMOの方が388万円程(約1.6倍)年収が高いという結果が分かりました。
PMOとして活躍をするのであれば、会社員のPMOよりも平均年収が高く、かつ高年収が獲得しやすいフリーランスのPMOをおすすめします。

 

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PMOのフリーランス求人・案件
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3.PMOの年収アップに必要なスキル


この章では、PMOの年収アップに必要なスキルを解説します。
PMOとして必要なスキルを持ち合わせていることによって高年収を獲得することが出来る可能性が高まります。
また、今後PMOとして仕事に参画する方も参考にしていただき、是非高年収を獲得するためにお役立てください。

 

プロジェクトマネジメントの知識

PMOはPM(プロジェクトマネージャー)とは異なる職種でありますが、プロジェクト計画の立案やスケジュール管理には深く関わります。中・大規模なプロジェクトで多数のチームに分かれている際、スタート時点における全体の体制づくり、予算編成、人員配置、リスク予測などを担当します。プロジェクト開始後もプロジェクト全体の管理・支援業務を行います。
そのためプロジェクトへの参画経験、プロジェクトマネジメントに関する知識/スキルが必要になります。
その他プロジェクト管理の手法や専門ツールについても習熟しておくことをおすすめします。

 

文章力・ドキュメント作成スキル

PMOの業務として、会議資料の作成や報告書作成など文書作成を行うことが多いです。プロジェクトマネジメントを円滑にするうえで、スケジュールやタスク、物品などの管理に関するドキュメント作成や文章スキルはPMOにとって必要になります。

 

コミュニケーションスキル

PMOにとって年収アップに必要なスキルは、コミュニケーションスキルです。
PMOとして、口頭や書面において正確な情報を伝え、プロジェクトに関わるメンバー全員や社外でプロジェクトに携わる方が同じ方向を向いて業務を遂行させていく必要があります。
そのため、PMOにとってコミュニケーションスキルは重要です。

 

決断力と問題解決能力

PMOにとって年収アップに必要なスキルは、決断力と問題解決能力です。
何か問題が発生した場合、その対応が遅くなれば、納期に間に合わせるのが困難になってきます。
PMOとして、適切な判断を素早く行う決断力と、問題解決に向けて必要な指示を的確に出す問題解決能力は必要なスキルでしょう。

 

ITスキル

PMOにとって年収アップに必要なスキルは、ITスキルやIT業界の知識です。
PMOは技術に関する正確なスキルや知識を身につけ、メンバーに対して適切なアドバイスを行うこともあります。
PMOとして、プロジェクトメンバーの質問に素早く応対できるようITスキルや知識、業界知識を身につけプロジェクトを円滑に遂行しましょう。また、業界特有の知識や業界のトレンドなどの知識も押さえておくと良いでしょう。

 

 

 

4.PMOの年収アップにおすすめの資格


この章では、PMOの年収アップにおすすめの資格を解説していきます。
PMOになるためには様々なスキルが要求されるため、PMO関連の資格を保持していることで、自分のスキルを証明する材料となります。

 

PMOスペシャリスト認定資格

PMOスペシャリスト認定資格は、一般社団法人日本PMO協会が行っている資格認定です。
PMOスペシャリスト認定資格は、この試験は指定のNPMO認定教材の学習が修了し、プロジェクトマネジメント・アソシエイト認定資格(NPMO認定PJM-A)を取得していないと受験できないので注意が必要です。
プロジェクトの意味や基本概念やプロジェクトマネジメントに関する知識などを習得できるため、PMOとしては取得しておいても損のない資格です。

 

PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)

PMPとは、米国PMI本部が提供するプロジェクトマネジメントの国際資格です。
PMP試験はPMIが提供するPMBOK(Project Management Body of Knowledge)をベースにして行われ、受験資格として、PM(プロジェクトマネジメント)の一定期間の実務経験、35時間の公式研修を受講していることが必要です。
つまりPMPの資格を取得することにより、PM(プロジェクトマネジメント)の知識や、実務的なスキルも身に付けられるためPMOには、必須の資格でしょう。

 

プロジェクトマネージャ試験(PM)

プロジェクトマネージャ試験(PM)はIPA(情報処理推進機構)が実施している情報処理系の国家資格です。
プロジェクト責任者として必要な知識として、IT技術全般の知識、プロジェクト管理や計画立案、予算、納期、品質などのプロジェクト全てに対応可能なスキルを図る試験です。
システム開発やプロジェクトについての知識/スキルを客観的に証明できるため、PMOにおすすめの資格です。

 

 

 

5.フリーランス求人・案件数から見るPMOのニーズ


この章ではフリーランス求人・案件数でPMOのニーズを解説していきます。

フリーランススタートで公開されている職種別求人・案件数を分析してみると、PMOは7,723件です。(※フリーランススタート調べ/2020年7月)
2020年7月時点でフリーランススタートが取り扱っているフリーランス求人・案件数は131,623件です。
PMOのフリーランス求人・案件を占有率は約5.9%ということが分かります。
上記結果により、PMOのフリーランス求人・案件と占有率は一定数存在するため、IT市場にPMOのニーズがあると言えるでしょう。

 

 

 

6.PMOの将来性


この章ではPMOの将来性について解説します。
PMOのニーズは今後も安泰していくでしょう。
PMOのニーズが安泰していく理由として、フリーランススタートでPMOのフリーランス求人・案件が一定数存在することが挙げられます。
PMOのフリーランス求人・案件数は7,723件です。
フリーランススタートで取り扱っているフリーランス職種の中でもPMOのフリーランス求人・案件は一定数存在するため、ニーズがあることが分かります。

 

IT市場を分析し、PMOのニーズが安泰していく理由を見ていきましょう。
IDC Japanは2019年12月、国内産業分野別/企業規模別 IT市場の2019年~2023年の予測を発表しています。その調査結果では、2019年の市場規模は、前年比4.0%増の17兆9394億円、2018年〜2023年の年間平均成長率は1.9%になると予測されています。
IT市場規模が拡大していることは、その分プロジェクトを遂行する数も増加する可能性が高いと予想できるでしょう。
また、AI(人工知能)、IoT、ビッグデータ、ブロックチェーン、xR、5GなどによるIT業界の飛躍的な拡大やIT技術の急速な進歩、エンジニアの高齢化などの観点より、PMOを含むITエンジニアは人材不足に陥る可能性が高いです。2030年まで79万人のITエンジニア不足に陥る可能性があるとも言われています。
上記様々な分析を考慮すると、今後のPMOのニーズは安泰していく可能性が高いでしょう。

 

 

 

7.まとめ


今回はPMOという職種に絞り、PMO年収の詳細(平均年収や最高年収)、PMOの仕事内容、PMOの年収アップに必要なスキル、PMO年収アップに役立つ資格、フリーランス求人・案件数から見るPMOのニーズ、PMOの将来性について詳しく解説していきました。
PMOとして、明確な目標を立て常に学習し続けることが活躍をする上で大切となってくるでしょう。明確な目標を立てることでやるべきことの方向性が定まり、自ずと年収もアップしてくるでしょう。

 

なお、PMOとして、高年収を獲得したい方はフリーランスとして独立することをおすすめします。
しかし、エンジニア未経験でフリーランスとして独立しても参画できるフリーランス求人・案件は少ないです。
まずは会社員として、PMO、PM(プロジェクトマネージャー)などとしての実務経験を数年程積んだ後、フリーランスとして独立することを検討してみましょう。
システムエンジニア(SE)やWebエンジニアからPMOを検討している場合は、システム開発の中でも上流工程の実務経験を数年ほど積むことをおすすめします。

PMOとして高年収獲得のため、第一歩を踏み出してみませんか。

 

フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。

 

 

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