JavaScript案件の単価相場と案件動向 【JavaScriptフリーランスエンジニア必見】

市場動向分析

公開日:2019.05.09

更新日:2025.01.27

JavaScriptは小規模なホームページ制作から大規模なWebシステム開発・最新技術のブロックチェーン開発まで行うことができる開発言語です。
そのため、JavaScriptはフリーランスエンジニア向けの案件の中でも非常に人気があると言われています。

JavaScriptエンジニアは需要に比べて人材不足で、エンジニアが案件を選べる市場です。


そんなJavaScript案件の単価や案件数を分析します。

[目次]
■JavaScript案件の種類
■JavaScriptで在宅案件はあるの?
■JavaScript未経験で参画出来る案件はあるの?
■JavaScript案件の相場単価
■JavaScript案件の数
■JavaScript案件は浅い商流で案件参画すれば高単価
■JavaScript案件で高単価を目指すために必要な4つの経験
■JavaScript案件の今後の動向

■まとめ

 

JavaScriptエンジニアとして単価相場と案件数を知らないということは、営業時や単価交渉時に非常に損をします。

フリーランスのJavaScriptエンジニアができるだけ良いJavaScript案件を受注出来るように単価相場と案件数について分析します。

JavaScript案件の動向を掴み、JavaScriptエンジニアとして損なくお仕事を行いましょう。

「単価が低い気がするフリーランスのJavaScriptエンジニア」
「JavaScriptエンジニアとして仕事を続けるか迷っている」
「これからJavaScriptエンジニアとしてフリーランスになりたい」

というJavaScriptエンジニアの皆さま必見の記事です!

本記事はフリーランスエンジニア向けの案件を一括検索できるサイト「フリーランススタート」が執筆しています。

 

 

 

■JavaScript案件の種類


まずはフリーランスエンジニアが参画できるJavaScript案件の種類を見ていきます。

 

JavaScript案件には大きく
-ブロックチェーン開発JavaScript案件
-大規模Webシステム開発JavaScript案件
-ソーシャルゲーム開発JavaScript案件
-小規模のWebサイト開発JavaScript案件
があります。

 

 

-ブロックチェーン開発JavaScript案件
スタートアップ、ベンチャー企業、事業会社が社内でシステムを開発するケースが多いです。
服装はスタートアップ、ベンチャー企業であれば私服で自由な現場が多いですが、事業会社はスーツで開発を行う事が多いです。
Javascriptは様々なブロックチェーンのライブラリが多数出ており、Bitcoin・Ripple・Ethereum・Lisk等数多くのブロックチェーンのトランザクションへの署名・アドレス生成処理などで実装されています。
ブロックチェーン開発として参画するには、ある程度のJavaScriptの実務経験があることが望ましいです。

 

-大規模Webシステム開発JavaScript案件
事業会社が社内でWebシステムを開発するケースが多いです。
服装はその事業会社の社風によりビジネスカジュアルの場合とスーツの場合どちらもあります。
インターネット業界でも、ECサービスのフロントエンド・サーバサイド開発や法人向けのクラウドサービス事業(Saas)などの案件でJavaScriptが利用されます。

 

-ソーシャルゲーム開発JavaScript案件
ゲーム系の会社が社内でシステムを開発するケースが多いです。
服装は基本的に私服で自由な現場が多いです。
現在はソーシャルゲームを1つ作るのに億単位の予算をかけることが多く、大手企業に案件が集約しています。
そのため、小規模なゲーム会社の案件は少ないのが現状です。

 

-小規模のWebサイト開発JavaScript案件
社内にエンジニアがいない小規模な事業会社のホームページやサービスの運用でシステムを開発するケースが多いです。
服装はその事業会社により私服やスーツ、どちらもあります。
週2~3日での参画や持ち帰りでリモート作業を認められやすい案件でもあります。
その分単価も低めですが、複数の案件を並行で行う事で収入を最大化させることが出来ます。

 

オススメのJavaScript案件はこちら
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■JavaScriptで在宅案件はあるの?


JavaScriptでの在宅案件はあまりありません。
JavaScriptを使用した開発案件としては、仕様がある程度固まっていたとしても完璧ということはなく開発プロセスとしてはアジャイルであることがほとんどです。明確に成果物のオーダーが出来ないためです。
しかし在宅案件は小規模のWeb開発を中心にJavaScript案件は存在します。
社内にエンジニアがいない小規模な事業会社のWebシステムを開発する案件などで1人月の開発が必要がない場合に在宅でもいいから低単価で発注したいという企業ニーズが存在するためです。
また、慣れるまでの期間を常駐で作業し、慣れた後は在宅でリモートワークができる案件も近年増えています。 

 

 


■JavaScript未経験で参画出来る案件はあるの?


開発経験のないエンジニアがJavaScript未経験で参画出来るフリーランス向けJavaScript案件はあまりありません。

他言語で開発経験のあるエンジニアがこれまでの経験を生かして、JavaScript未経験で参画出来るフリーランス向けJavaScript案件は豊富にあります。
PHP、Ruby、Python、Perlなどの他のスクリプト言語の経験があるエンジニアは単価を落とすことなく案件を受注できるケースも珍しくありません。
フロントエンジニアの場合JavaScript以外にも、HTML/CSSがセットで求められます。加えてサーバーサイドの知見などを持ち合わせているとより良いでしょう。

JavaScript未経験エンジニアがフリーランスエンジニアとして独立するための方法はまた別の機会にご紹介させていただきます。
 

 

 

■JavaScript案件の相場単価


JavaScript案件の相場単価ですが、JavaScript経験1年程度の初級エンジニアの25万からJavaScript経験5年以上の上級エンジニアの70万までと非常に幅広いです。
JavaScriptでの開発経験が5年以上になると年収1000万を超えができる可能性があります。
JavaScript案件は他の開発言語に比べても比較的高単価であると言えるでしょう。
これまでのフリーランスJavaScriptエンジニアのご支援や参画案件の実績から、経験年数別の相場単価をまとめました。(フリーランススタート運営事務局調べ:2019年5月時点)
※独自調査であるため、あくまで目安としてお考え下さい。
 

JavaScript案件のフリーランスでの相場単価
JavaScript案件のフリーランスでの相場単価

 

JavaScript経験1年未満         25万円~30万円/月(週5常駐案件の相場単価)
JavaScript経験1年         30万円~40万円/月(週5常駐案件の相場単価)
JavaScript経験2年         40万円~50万円/月(週5常駐案件の相場単価)
JavaScript経験3年         50万円~65万円/月(週5常駐案件の相場単価)
JavaScript経験4年         60万円~75万円/月(週5常駐案件の相場単価)
JavaScript経験5年以上         70万円~100+万円/月(週5常駐案件の相場単価)

 

JavaScript案件にて参画中または営業中のJavaScriptエンジニアは自身の現在単価と相場単価を比較してみましょう。

JavaScript経験年数に対して相場単価から大きく下回るようでしたら、案件や営業をお願いしているエージェントの変更または単価交渉なども検討に入れるべきです。
案件やエージェントの変更を行うだけで、単価が月10万アップしたという話は良く耳にします。月10万の単価アップを年収に換算すると100万以上の差が生まれます。

 

オススメのJavaScript案件はこちら
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■JavaScript案件の数


JavaScript相場単価を把握するために需要や市場動向を理解することが大切です。
JavaScriptではブロックチェーン・Webサイト・ソーシャルゲーム・SNSサービス・SaaSシステム・業務システムなど、様々なWebサービスやシステムのフロントエンド、サーバーサイド開発をする事ができます。
JavaScriptエンジニアの需要は他の言語のエンジニアと比較すると高いです。
基本的に殆どのプロジェクトで利用するため、幅広い案件に対応することが出来るためです。
その為JavaScriptのフリーランスエンジニアは希望する単価の案件を受注しやすいです。
もしご自身の経験年数と相場単価が大幅にずれている場合は案件変更やエージェント変更など営業手法を積極的に見直しましょう。
 

実際にJavaScript案件が多いフリーランスエージェントはどこなのか?
各サービス上に公開されているJavaScript案件数をまとめました。(2019年5月時点)
数多くあるフリーランスエージェントの中からJavaScript案件を豊富に持つエージェントを厳選しています。
 

JavaScript案件のフリーランスエージェント別
JavaScript案件のフリーランスエージェント別


最も多くJavaScript案件を公開しているフリーランスエージェントはフリエン(Frien)です。
ついで業界で歴史のあるハッピーエンジニア、フューチャリズムの順番です。
業界大手のgeechs jobは4位、2016年にオープンした比較的新しいtechcareer freelanceは5
位、業界最大手レバテックフリーランスは9位、業界で最も歴史PE-BANKは10位ですが、両者とも掲載案件の質も高く、非公開案件も多数保有していることでしょう。

フリーランスエージェント各社は公開中のJavaScript案件だけでなく、登録中のJavaScriptエンジニア専用の非公開案件を保有しています。
非公開案件はまだインターネットには出回らない優良なJavaScript案件が多いため、複数フリーランスエージェントに登録し、定期的に非公開のJavaScript案件情報を取得しましょう。

 

◼JavaScript案件は浅い商流で案件参画すれば高単価


マージン(手数料)を取るSIerやフリーランスエージェントなどの中間企業の数を減らせば減らすほど、JavaScript案件の単価はアップします。


下記の商流を目安にJavaScript案件を探しましょう。
エンド企業⇛フリーランスエージェント⇛フリーランスエンジニア
 

JavaScript案件のオススメ商流
JavaScript案件のオススメ商流

 

 

ここで「エンド企業⇛フリーランスエンジニアの商流が最も良いじゃないか!」と思った方もいると思います。
もちろん金額的に見れば最も効率の良い商流ですし、直接知人やご自身の信頼できる方からの紹介の案件は積極的にエンド企業から直接受注するべきです。

ですが、訴訟のリスク、営業工数がかかりすぎるリスクなどを考慮に入れた際に、やはりフリーランスエージェント企業を1社商流に挟む事をおすすめします。

手数料(マージン)を払うことでリスク・営業工数・事務工数などを肩代わりしてもらうのです。
 

 

 

■JavaScript案件で高単価を目指すために必要な4つの経験


JavaScript案件で高単価を目指すためには、JavaScript開発経験と熟練度のアップが欠かせません。
その上で下記のようなことに経験したり、意識付けることで、高単価でJavaScript案件を受注する事が出来ます。
 

・上流工程やマネジメントの開発経験

要件定義や設計などの上流工程経験やマネジメント経験を打ち合わせ時にアピールする事で、実装だけでなく上流工程での参画が想定されるため、高単価になる可能性があります。

 

・業界・業務知識ごとの専門知識

案件に該当するもしくは類似する業界・業務知識ごとの専門知識を打ち合わせ時にアピールする事で、高単価になる可能性があります。
例:SNS、EC、CtoC、ブロックチェーン、人工知能(AI)、機械学習など

 

・JavaScriptフレームワークを使用した開発経験

JavaScriptには
-Angular(AngularJS)
-Vue.js
-React(React.js)
-React Native
-Ember.js
-Knockout.js
-Backbone.js
-Feathers
-Meteor.js
などのフレームワークがあります。
案件に該当するもしくは類似するJavaScriptフレームワークを使用した開発経験を打ち合わせ時にアピールする事で、高単価になる可能性があります。

 

・デザイナーやUIUXの知識・知見
JavaScriptはフロントサイドやWebデザイナーなどの職種で使われることが多いため、デザインやUIUXの知識・知見があるとより案件の幅が広がり、高単価になる可能性があります。常にユーザー目線で良いコンテンツ制作をするため、デザインやUIUXにはペルソナデザイン手法、定量調査を用いて開発することが多いです。

 

 

 

■JavaScript案件の今後の動向


今後フリーランス業界でJavaScriptエンジニアはどうなっていくのでしょうか?
JavaScriptはWebサイトを動きのあるものにしたり、チャットのようなシステム開発・スマホアプリ開発・ゲーム開発など広く利用されます。
そのため、JavaScriptは技術としても安定しており、開発エンジニアの人口が多いため、今後もニーズが減少することはないでしょう。

JavaScript案件減少のシグナルとしては、JavaScriptで構築されたシステムを新しく流行する別言語へリプレイスの増加などが考えられます。

その時のために、
JavaScriptのと同じくスクリプト言語といわれるRuby、PHP、Python、Perl案件に参画するなど他の開発言語を並行して習得できるよう戦略的に営業活動を行い、受注する案件を選定することで、フリーランスのJavaScriptエンジニアは今後も安泰でしょう。

 

 

 

■まとめ


この記事ではJavaScript案件の動向と単価相場についてお話させていただきました。
多くのJavaScriptエンジニアさんやJavaScriptに興味のあるエンジニアさんにとって参考になれば幸いです。
本記事を執筆しているフリーランススタートはフリーランスエンジニア向けの案件検索サイトです。
JavaScript案件探しは是非フリーランススタートにお任せください。
 

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執筆者:フリーランススタート編集部

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