2021.10.14
近年、加速する情報化社会において、AI(人工知能)やIoTが世間的にも大きな注目を集めている中、将来的な期待からフリーランスエンジニアを目指してプログラミングを学び始める方も多いのではないでしょうか?
実は、現在の日本経済において、エンジニアの人材不足が非常に問題になっています。その影響もあり、労働市場ではエンジニアの需要が驚異的に伸び始め、報酬も大幅な上昇傾向にあるのです。
この記事では、以下の点に注目しながらフリーランスエンジニアの将来性について理解を深めていきたいと思います。
・エンジニア不足によりフリーランスを含む人材需要が高まっていること
・フリーランスエンジニアの将来性について
・フリーランスエンジニアとして第一線で活躍するためのポイント
・将来性があるフリーランスエンジニア職種5選
本記事を最後までご一読いただくと、フリーランスエンジニアとして第一線で活躍するために必要なことやフリーランスエンジニアの将来性、これから伸びるエンジニアの職種についても知ることが出来ます。
フリーランスエンジニアに興味をお持ちの方は、最後までご覧ください。
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<目次>
1.エンジニア不足によりフリーランスを含む人材の需要が高まっている
2.フリーランスエンジニアの将来はどうなる?
3.フリーランスエンジニアとして第一線で活躍するには?
フリーランスエンジニアとして上流工程経験がある
フリーランスエンジニアとしてスキルの向上心が常にある
フリーランスエンジニアとして企業から信頼される
4.将来性があるフリーランスエンジニア職種5選
機械学習エンジニア
ブロックチェーンエンジニア
AIエンジニア(人工知能)
ゲームエンジニア
Webアプリケーションエンジニア
5.まとめ
IT業界で働いている方であれば、今フリーランスを含むITエンジニアの需要が非常に高まっていることはご存知かと思います。
経済産業省によるデータによれば、IT業界の人材不足は2020年現在すでに始まっており、2030年には最大約40万人〜80万人が不足すると言われています。
このままの状態が続くと、「AI(人工知能)」「IoT」「ビッグデータ」のような未来をより良い方向に導く材料があっても、人材不足の原因からそれらを活かしきれない可能性も十分考えられます。
その未来を避けるために、日本では2020年働き方改革の一環として、小学校の頃からプログラミング授業を義務化する方針も定まってきており、未来に向けて優秀なITエンジニアを増やしていくという取り組みが始まっています。
パソコンとサーバー環境さえあれば、時間や場所を問わずフリーダムに稼働することができるフリーランスエンジニアの将来の需要は、今後大幅に増えると予想されます。
その理由には以下のことが考えられます。
・IT業界の規模拡大
・IT業界の規模拡大によるエンジニア不足
・フリーランスエンジニアの起用が浸透
しかし、エンジニア不足と言われていますが、教育面や経済面、社会的信頼性の観点から、フリーランスエンジニアよりも、正社員のエンジニア採用に需要と供給が集まるのでは?と思う方も多いかと思います。
たしかに、優秀なエンジニアを正社員として雇用したい企業は多いです。
しかし雇用する上で、下記のようなリスクが伴い、企業側がエンジニア採用に慎重になっているという現状があります。
・IT業界は移り変わりが激しい
・せっかく教育費をかけて人材を育てても、育った時にはその分野は衰退し、別のIT技術が伸びているため、教育し直さなければならない
・労働市場において売り手市場のため、優秀な人材を集めにくい
しかし、そんなリスクの打開策がフリーランスエンジニアです。
フリーランスエンジニアは、比較的良質なスキルやノウハウを持ち合わせているため、即戦力として必要な時に必要な人材を外注することができます。
仮に、エンジニアとしてのスキルに秀でたものがなかったとしても、IT市場の労働需要が膨大のため、仕事の供給が勝ります。
通常の開発業務をフリーランスエンジニアがこなし、経営に関わるコアな部分は正社員エンジニアに任せるように働き方が変化していくでしょう。
また、フリーランスエンジニアは、ワークライフバランスが両立しやすく、フリーダムな労働環境でお金を稼げることからして、好まれる働き方ではないでしょうか。
ここまで、解説してきた内容から、正社員としてエンジニア採用をするにはいくつかリスクが伴うゆえ、フリーランスエンジニアを外注で雇う企業が増加する傾向にあるということがわかりました。
では、どのようなフリーランスエンジニアが仕事を獲得しやすいのでしょうか。
ここでは、一流フリーランスエンジニアに選ばれるための心得や必要なノウハウについて解説していきます。
エンジニアが行う開発には上流工程と下流工程と呼ばれる2つの役割分担があります。
上流工程とは、クライアントと打ち合わせを行い、開発にあたっての要望や完成時のシステム設計図などを具体的にまとめた仕様書を作成し、それをもとに下流工程を行っているエンジニアに作業するよう指示する役割です。
つまり、0→1を生み出す工程になります。
一方、下流工程とは上流工程で作くられた仕様書に従い、実際に開発に関わるプログラミングをしたり、そのシステムが正常に稼動するまでテストしたりその後の運用や保守までする役割です。
つまり1→100に近づける工程になります。
この上流工程を行えるエンジニア人材が大きく不足しているのです。
経営目線や物事を俯瞰して捉えるスキル、個性やセンスが試される仕事でもあり、優秀な人材が目に見えてわかりにくいです。
ゆえに、実績のあるフリーランスエンジニアは、評価や需要が高く、報酬額も高い傾向にあります。
これからフリーランスエンジニアを目指していく方であれば、この上流工程の経験をたくさん積むことをオススメします。
もちろんフリーランスエンジニアとして、スキルやノウハウがあることは間違いなく大きな強みと言えます。
しかし、そこまで開発スキルやノウハウがなかったとしても、フリーランスエンジニアとして働いていく覚悟と高スキルへの向上心があれば、エンジニアとしての将来性を見越して起用する企業も多いです。
フリーランスエンジニアとして活躍していくためには、人柄も重視されていることも頭に入れておきましょう。
フリーランスエンジニアだけに限ったことではないかもしれませんが、クライアントの信頼を勝ち取ることこそ、仕事の第一線で活躍するための第一歩です。
これは仕事をする上で一番重要な観点と言っても過言ではないかもしれません。
クライアントからの信頼を勝ち取るためには、自分のスキルやノウハウを活かしながら、どんどん経験を積み、自分がフリーランスエンジニアとして活躍できる姿を積極的にアピールしていきましょう。
フリーランスとして企業からより信頼をされたい方は下記記事をご一読ください↓
ここからは今IT業界で注目されている、将来性があるフリーランスエンジニアの職種について5つほど紹介していきたいと思います。
機械学習エンジニアとは、AI(人工知能)に関連する職業のなかでも、特に機械学習の実装や開発に携わるエンジニアです。
機械学習とは、コンピューターが膨大なデータを学習し、分類や予測などのタスクを遂行するアルゴリズムやモデルを自動的に構築する技術です。
機械学習を利用した、AI(人工知能)が動作するシステムの設計・構築、追加機能の開発、予測モデルや最適化などといったAI(人工知能)を搭載したシステムが様々な業界で実用化され始めており、その影響から機械学習エンジニアの需要が非常に高まり始めています。
また、AI(人工知能)技術にはディープラーニング(深層学習:必要十分なデータ量があれば、人間の力なしに機械が自動的にデータから特徴を抽出してくれるという学習方法)と呼ばれる技術もあり、その実装の際に機械学習エンジニアが活躍します。
近年では自動運転車にも活用されている最先端技術の1つです。
機械学習についてより深くまで理解したい方は下記記事をご一読ください↓
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ブロックチェーンエンジニアとは、近年ビットコインなどにも採用されている注目技術であるブロックチェーンに関わる開発を行うエンジニアです。
ある取引データ(トランザクション)を複数まとめたものをブロックと言い、このブロックが分散して保存された状態が「ブロックチェーン」です。
ブロックチェーンは分散して管理され、あらゆるユーザーのコンピューターに保存されます。そのため、外部からのハッキング防止やシステム障害に強く、かつ低コスト運用できると期待されています。
近年、ブロックチェーン技術は、多くのアプリでも使用されるようになり、それにそれに伴いブロックチェーンエンジニアの需要も高まりはじめています。
また、ブロックチェーンエンジニアでは、専門的なプログラミング言語(C言語、JavaScript、Solidity、Go言語)が必要になりますので興味のある方は前もって勉強しておくと良いでしょう。
ブロックチェーンやブロックチェーンエンジニアについてより深くまで理解したい方は下記記事をご一読ください↓
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AIエンジニアとは、最先端技術であるAI(人工知能)の開発に携わるエンジニアです。
近年ですと、スマートフォンの音声認識、車の自動運転、AI(人工知能)搭載のヒト型ロボットなどの開発に携わったりします。
その可能性は無限大で、将来的に最も高収入が期待できる職種とも言われています。
AIエンジニア(人工知能)は機械学習エンジニアとデータサイエンティストの2つに大きく分けることができます。
機械学習エンジニアはAI(人工知能)の開発・構築を行い、データサイエンティストはAI(人工知能)が学習したデータを解析し、プログラムの改善などを行ったり、データを抽出し、そのデータを経営戦略に活かすITコンサルのような職種です。
AIエンジニア(人工知能)が行う主な仕事内容としては、AI(人工知能)技術の研究、AI(人工知能)を使用したデータ解析・システム開発、精度向上のためのチューニング、学習用データの構造化・整理などがあります。
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ゲームエンジニアとは、その名の通りゲームに関する設計や開発を行うエンジニアです。
ゲームエンジニアの主な仕事内容は、スマホゲームやソーシャルゲーム等のゲーム開発が基本です。
近年では、3DやVR/AR技術の発達に伴い、それらの技術を用いたゲーム開発にも注目が集まっています。
ゲームをするデバイスの変化や世間のトレンドによって急速に変化するゲーム業界ではありますが、基本的にゲーム自体のニーズが衰退することは考えにくく、ブロックチェーン技術を活用したブロックチェーンゲームが出ていたりこれからさらに成長する分野なので、それらを扱うゲームエンジニアは将来性も十分期待できます。
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Webアプリケーションエンジニアとは、ブラウザ上で利用できるアプリであるWebアプリを開発するエンジニアです。
Webアプリには、例えば、TwitterやInstagramなどのSNS、動画共有サービスであるYouTube、ウェブメールサービスであるGmailなどがあります。
Webアプリケーションエンジニアの仕事内容は、インターネットサイトの目的を的確に理解し、使用するユーザーにとって使いやすいサイトを設計・開発、WebアプリをWeb上やアプリ上でも正常に作動するようにプログラミングや調整したりすることなどがあります。
Webアプリケーションエンジニアとして使用するプログラミング言語はJava、JavaScript、PHP、Ruby、Python、Scala、C言語、C#、C++などがあります。
簡易的なポータルサイトやショッピングサイトなどを手掛けることが多く、このようなサイトはこの先も無くなるとは考えにくく、Webアプリケーションエンジニアは将来性が十分に期待できる分野の職種といえるでしょう。
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今回、フリーランスエンジニアの将来性に焦点を当てて解説してきました。
フリーランスエンジニアの需要は今後益々拡大し、未来は明るくなっていくでしょう。
フリーランスエンジニアの仕事は専門性が高く、国内外問わずその将来性は大きな注目を集めています。
エンジニアの人材不足である今だからこそ、フリーランスエンジニアになる準備を整え、皆さんの新たな可能性を見出すチャンスです。
「伸びる市場で、自由に働く」
フリーランスエンジニアは今後、未来を支える職種として大きく飛躍することになることに間違いありません。
フリーランスエンジニアを目指す方は独学やプログラミングスクールに通って勉強すると思いますが、知識がある程度ついたら、できるだけ多くの経験を積むことをオススメします。
人気のあるプログラミングスクールや勉強方法などを知りたい方は下記記事をご一読ください↓
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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