Rubyを習得するメリットは?将来性・年収についても解説!

開発

2021.11.01

Rubyの習得を検討しているエンジニアもいるでしょう。Rubyを習得すると、どのようなメリットがあるのか、把握しているでしょうか?

当記事ではRubyを習得するメリットについて、「そもそもRubyとは?」といったところからRubyの将来性やRubyエンジニアの年収まで、具体的に解説していきます。

 

 

 

1.Rubyってどんなプログラミング言語なのか


Ruby習得関連画像
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Rubyとは、まつもとゆきひろ氏が1995年に一般公開したプログラミング言語です。

誕生してから20年以上経っている現在も、世界的に根強い人気のあるプログラミング言語となります。

 

Rubyの特徴は、大別して以下の4つです。

様々な開発に対応ができ、汎用性が高い
文法・書式がシンプル
ドキュメントが豊富で学習しやすい
オブジェクト指向

 

それでは、それぞれ詳しく解説していきます。

 

様々な開発に対応ができ汎用性が高い 

Rubyは柔軟なプログラミング言語として知られ、さまざまな開発が可能です。

Webアプリケーションをはじめ、業務システム、SNS、ブログ、ECサイト、スマホアプリ、機械学習など幅広い開発が可能です。

 

 

文法・書式がシンプル

Rubyの最大の特徴は文法・書式がシンプルなことです。

他のプログラミング言語と比べると、Rubyは記述量が少なくなるよう設計されており、最小限のコーディングで開発ができます。

 

また、文法は日本語や英語に近いと言われており、シンプルでわかりやすくなっています。

 

 

ドキュメントが豊富で学習しやすい

Rubyは数あるプログラミング言語の中でも、常に上位10以内にランクインしている人気言語のため、情報量が豊富です。

Rubyに関する書籍やWebサイトが数多くあり、初心者でも学習しやすいプログラミング言語といえます。

 

初心者から上級者まで、自分に合った学習スタイルでRuby習得が可能です。Rubyを習得する上での大きなメリットといえるでしょう。

 

 

オブジェクト指向

Rubyはオブジェクト指向のプログラミング言語です。

オブジェクト指向とは、全てのデータをオブジェクト(モノ)と捉え、開発する概念のことです。

 

例えば、「トマト」と「にんじん」は別のオブジェクトで、「トマトは野菜」とオブジェクトを定義付け、赤い野菜といえば?と質問すると「トマト」を答えるように指示することで、プログラムが動きます。

 

 

 

 

2.Rubyを習得するメリット


Ruby習得関連画像
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Rubyを習得するメリットは、大別して以下の2つです。

汎用性が高い言語なのであらゆる開発に対応できる
コードの記述量が少なく可読性・保守性に優れている

 

それでは、それぞれ詳しく解説していきます。

 

汎用性が高い言語なのであらゆる開発に対応できる

オブジェクト指向の特性上、汎用性が高く、あらゆる開発に対応できます。

オブジェクト指向では、オブジェクトごとに細かい分散作業が可能です。

 

小規模開発から大規模開発まで、「自分はこのオブジェクトであなたはそのオブジェクト」といったように、分担して柔軟な開発ができます。    

 

 

コードの記述量が少なく可読性・保守性に優れている

Rubyはコードの記述量が少なく、シンプルなプログラミング言語であることは、すでに説明しました。

また、可読性・保守性に優れているのもRubyの大きなメリットです。

 

オブジェクト指向では、オブジェクトごとに開発できるため、何かシステム上に問題が発生した場合、その問題のある部分だけを修正可能。

そのため、セキュリティ面に優れており、長期的な運用を見据えた開発に適しています。

 

実際、世界的民宿サービス「Airbnb(エアビーアンドビー)」や大手動画配信サービス「Hulu(フールー)」など、Rubyで開発された大手Webサービスは多数あります。

 

 

 

3.Rubyの将来性・需要


Ruby習得関連画像
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Rubyは需要の高いプログラミング言語です。

ITエンジニア専門エージェント「レバテックキャリア」が2020年7月に発表した「プログラミング言語別求人ランキング」によると、Rubyは第5位(7.42%)を記録しています。

 

一方で、現時点で需要のあるRubyですが、将来性はどうなのでしょう。

Pythonなどの新たなプログラミング言語が注目されていますが、Rubyの将来性は考えられます。

 

理由としては、Rubyですでに開発されたWebサービスが国内外で膨大にあるからです

Rubyで開発されたWebサービスは、基本的にRubyで運用されることになります。そのため、Rubyの需要が一気になくなるとは考えにくいでしょう。

 

また、コードのシンプルさセキュリティ面で優れているなどのメリットなどを踏まえると、Rubyの将来性は高いといえます。

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4.Rubyエンジニアの年収


Ruby習得関連画像
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人材メディアHrogが発表した「プログラミング言語別給与ランキング(2020年版)」によると、Rubyの平均年収は前年比4万円アップの約410万円です。

Rubyエンジニアとして活躍したい場合、会社員エンジニアよりもフリーランスエンジニアの方が高い傾向にあります。

 

フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」でのRubyのフリーランス案件は5,627件です。(2021年11月時点)

平均単価は71.7万円で、単価は最低30万円から最高150万円までとなります。

 

一方で、国税庁が発表した「民間給与実態統計調査(平成20年分)」によると、会社員の平均年収は432万円です。

フリーランスのRubyエンジニアは、比較的年収が高いといえます。

 

単価はピンキリですが、スキルによっては、20代で年収1,000万円を超えることも可能です。

 

 

 

5.まとめ


Rubyは、オブジェクト指向型のプログラミング言語です。

国内外で根強い人気があり、200以上あるプログラミング言語の中でも常に上位トップ10の人気ぶり。

 

Rubyはシンプルなコードに加え、人気言語がゆえの豊富な情報量で、初心者でも習得しやすい言語となります。

Rubyのメリットは汎用性が高く、様々な開発ができることです。

 

また、保守・セキュリティ面に優れていることもメリットでしょう。

Rubyは現状の需要の高さから、将来的にも一定の需要があると考えられます。Rubyを習得し需要の高いRubyエンジニアを目指しましょう

 

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