プログラマーに才能は必要?プログラミングする上での才能や不向きな人を解説!

フリーランス常識

2021.12.16

プログラマーって何だか難しそう・・・特別な才能が必要ではないのかと考える人の悩みを解決します。
新たなことに挑戦しようと考えてる方の気持ちは素晴らしいです。

今回はプログラマーに才能が必要なのか、プログラマーとして仕事をしていく中での才能や「向き不向き」をご紹介します。

 

 

 

1.プログラマーの仕事内容


プログラマー才能関連画像
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プログラマーの仕事は、簡単にいうとプログラミング言語を用いてさまざまなシステムを作る仕事です。

もう少し掘り下げると、以下のような業務内容になります。

仕様書に基づいたプログラミング
プログラムの動作確認・テスト
プログラムのメンテナンス

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

仕様書に基づいたプログラミング

プログラマーはシステムエンジニア(SE)から渡された仕様書を元にプログラミングをしてシステムを開発していきます。

一見システムエンジニア(SE)と混同されがちですが、システムエンジニア(SE)は顧客の要望をヒアリングしてシステム開発設計を行うのが仕事で、プログラマーは実際に仕様書通りにシステムが作動するように実装していくのが仕事になります。

 

プログラミング言語を用いてシステムを作るとは具体的にどのようなことを指すのでしょうか。

具体例を挙げると以下のようになります。

電子レンジの場合:特定のボタンを押したら、温めることができる
テレビの場合:リモコンで「電源ON」を押したら、テレビのスイッチが入る

 

上記のように、コンピュータにさせたい命令文を書いていく作業になります。

 

 

プログラムの動作確認・テスト

実際にプログラミングをするだけがプログラマーの仕事ではありません。

完了後のプログラムの動作確認・テストもプログラマーの仕事になります。

 

例えば、こういった使い方をしたらエラーが起きないかな?と何通りの事例を考えてテストしていきます。

テストの種類は以下の通りです。

単体テスト
結合テスト
システムテスト

 

単体テストは、作成したプログラムを一つずつテストして正常に動作するかを検証して、機能や性能等を検証します。

結合テストは、単体テストで確認した複数のプログラムを組み合わせて、正常に動作するかを検証します。

 

システムテストは、全てのプログラムとハードウェアを合わせて、システム全体が正常に動作するかを検証します。

テストは最終的に、基本設計で決めた仕様が満たされているかどうかを確認することが目的です。

 

システムテストで問題が無ければ、顧客にリリースされ、「運用テスト」のフェーズに入っていきます。

 

 

プログラムのメンテナンス

開発しているシステム/サービスの中には、リリース後にメンテナンスが必要です。

例えばゲームプログラマーの場合だと、リリース後に以下のようなメンテナンスが必要になります。

バグの修正
新機能や新アイテムの追加
定期的なイベントの開催

 

上記のように、ユーザーにもっと楽しんでもらえるように工夫しなければならないのです。

「リリースして終わり」ではなく、いつまでも仕事が続いているような状況になることもあります。

 

特にスマホ向けゲームの場合、リリース後のメンテナンスによって課金額の変動することもありより責任が強いられるでしょう。

 

 

 

2.プログラミングには才能が必要か?


プログラマー才能関連画像
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プログラミングには才能は特別必要ありませんが、プログラミングの仕事をする上で「向き不向き」はあります

一般の人よりも物凄くプログラミングスピードが早く正確なコードを書けるといった才能の持ち主も中にはいますが、極めて稀なケースであり、一般的には継続して努力ができれば誰でもプログラマーになることはできます。

 

特にIT業界は日々技術の目まぐるしい発達により、新しい技術を常に勉強する姿勢が求められるからです。

極端な話、昨日まで使っていた技術が明日には古くなっているということや、今まで使用していたプログラミング言語の仕様がバージョンがアップしたことによりガラっと変わり、今までのやり方が通用しなくなることもあります。

 

また、勉強は基本的に勤務時間外にするので、休みの日に自宅に開発環境を設定して自分でプログラミングをできるかどうかも問われます。

「プログラミングが好き」な人は苦ではありませんが、プログラミングが苦手な人や普通の人は、業務時間外まで関わるのは苦痛と感じることも多いです。

 

上記のように、プログラマーは特別才能は必要ありませんが、仕事をする上で「向き不向き」があると言えるでしょう。

 

今後プログラマーになりたい方や現状の市場を知りたい方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

3.プログラマーとしてどんな才能があると良いか?


プログラマー才能関連画像
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それでは、プログラマーとしてどんな才能があると良いのでしょうか。

具体例としては以下の通りです。

地道な作業でも丁寧に出来る才能があること
変化を楽しめる才能があること
継続して学習ができる才能があること

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

地道な作業でも丁寧に出来る才能があること

基本的にプログラマーはプログラミングをして、何度も動作確認をしたりテストをします。

時には地味な作業を1日中繰り返す必要がある時も出てくるでしょう。

 

設計書通りに開発したとしても、テストをした際にバグで出てくる可能性もあります。

場合によってはバグの原因を特定するのに時間がかかり、どんなに地味な作業でも丁寧に出来る才能があると、仕事を円滑に進めやすくなります。

 

 

変化を楽しめる才能があること

プログラマーには変化を楽しめる才能があると良いでしょう

例えば、毎日同じ時間・同じ仕事・同じルーティンを繰り返すことを好む人は、プログラマーに向いていません。

 

なぜなら、IT業界は変化の早い業界です。先述しましたが、昨日の技術が明日になれば廃れる世界でもあります。プログラミングに関しても常に最新の状態にブラッシュアップしていかなければなりません。

そのため、プログラマーとして常に新しい技術を身に着けて、時代の変化に対応出来るスキルだったり、純粋に変化を楽しめる才能が必要ということになります。

 

 

継続して学習ができる才能があること

プログラマーは、継続して学習できる才能があると良いです

次から次へと新しい技術が発表され、今までの技術は廃れていく世界です。

 

常日頃からコツコツと努力を重ね、新しい技術に触ってみたりして経験や知識を蓄えていく必要があります。

また、プログラミングスキルは、少し学習しただけでは身につくものではありません。

 

例えるなら英語の文法や単語を勉強しているだけでは、英会話が出来ない人と同じです。

書籍やプログラミングスクールで学習しただけでは、即戦力のエンジニアになれないように、現場で経験を積んでいく必要があります。

 

そのためには、継続して学習していく才能があると優秀なプログラマーとして活躍できるでしょう。

 

今後プログラマーを検討している方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

4.プログラミングの「仕事」には不向きな人の特徴


プログラマー才能関連画像
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プログラミングの「仕事」には不向きな人の特徴はどんな人が挙げられるのでしょうか。

具体的には以下の人です。

デスクワークが好きではない/苦手な人
ものづくりに興味がない人
他の意見を取り入れる柔軟性がない人

 

それぞれ見ていきましょう。

 

デスクワークが好きではない/苦手な人

デスクワークが好きではないまたは苦手な人はプログラミングの「仕事」には不向きです。

例えば、1日中パソコンを中心とした生活を数十年続けるのは無理・・・という人は別の仕事の方が良いです。

 

今の時代はスマホやパソコンを使わない仕事というのはあまりなく、どんな仕事であってもある程度使いこなせる必要はあります。(肉体労働に従事している人は必要がないケースもあり)

しかし、プログラマーの仕事は基本的に1日8~10時間以上は座りっぱなしの仕事のため、デスクワークが好きではないまたは苦手な人はきついと感じることが多いです。

 

 

ものづくりに興味がない人

ものづくりに興味がない人もプログラミングの「仕事」には不向きです。

そもそもプログラマーのやりがいは、自分が作ったシステムが世の中に送り出され、社会に貢献している実感を味わうことであり、ものづくりに興味が無い人はやりがいを感じられないことも多いです。

 

さらには、プログラマーはモノを作るというよりはコーディングしてソースコードを作成する仕事です。

1つ1つの処理、アルゴリズムを考えることが実際の作業とも言えます。しかもアルゴリズムは物と違って創造されたモノであり、手に取って確かめることができません。

 

1からモノを作っていくことや、モノ作りに興味が無いという人には不向きかもしれません。

 

 

他の意見を取り入れる柔軟性がない人

プログラマーの仕事は、一人で黙々と作業しているイメージを持たれることもありますが、基本的にはチームで仕事をします。

自分以外にも同じブログラマーの人やシステムエンジニア(SE)、フロントエンドやバックエンドといったそれぞれの担当の人と連携を取りながら作業を進めていきます。

 

そのため、自分の意見を優先させて他の意見を取り入れる柔軟性がない人には向いていません

チームで開発して、密なコミュニケーションを取りより良い物を作っていきたいという人で無ければプログラマーの仕事は勤まらないでしょう。

 

プログラマーとして自分の性格向いているのか?と思った方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

5.まとめ


今回はプログラマーに才能が必要なのか、プログラマーとして仕事をしていく中での才能や「向き不向き」を解説しました。

プログラマーは人を選ぶ仕事でもありますが、才能は特に必要はありません

 

プログラミングが好きという人であれば楽しく仕事が出来るでしょう。

本記事をご一読いただき、自分がプログラマーに向いているのか、向いていないのかを判断して頂ければ幸いです。

 

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