転職活動がうまくいかない方は必読です!転職がうまくいかない原因を深掘ってみよう!

転職

2022.01.11

転職がうまくいかずに悩んでいませんか。


「転職活動が長引いてつらい」
「内定が出ない理由が分からない」


今回の記事では、上記のような悩みを抱える皆さんに向けて、転職がうまくいかない時に見直すべきポイントや、企業(会社)から評価されるためのノウハウについて詳しく解説します。

<目次>
1.転職の実情をまず知ろう!
転職活動の一般的な期間
どのくらいの数、企業(会社)に応募しているの?
転職後の年収は上がる?
2.転職がうまくいかない5つの理由
転職活動がうまくいかない理由①:自己分析
転職活動がうまくいかない理由②:企業(会社)の選び方
転職活動がうまくいかない理由③:履歴書/職務経歴書
転職活動がうまくいかない理由④:転職活動方法
転職活動がうまくいかない理由⑤:転職面接
3.転職先の企業(会社)はこんなことを重視しています!
企業(会社)に貢献してくれそうか
仕事に対する意欲があるか
将来のビジョンを明確にあるか
4.転職がうまくいかない時のおすすめ方法
友達に会って客観的な意見を聞いてみよう
転職活動に疲れたら一時的に休んでみよう
6.まとめ

 

 

 

1.転職の実情をまず知ろう!


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転職活動がうまくいかない原因を知るために、まずは一般的な転職の実情について理解を深めましょう。

 

転職活動の一般的な期間

転職活動に必要な期間の目安は、「約3ヶ月から半年」と言われています。

大まかなスケジュールは以下の通りです。

自己分析、業界研究、書類作成など 2週間
応募~書類選考~最終面接 2ヶ月~4ヶ月
内定取得~退職交渉 1.5ヶ月

 

応募から最終面接までの選考スピードは、企業(会社)によって異なります。

複数の企業(会社)へ同時に応募すると想定した上で、転職したい時期から逆算してスケジュールを設定しましょう。

 

なお、転職活動は在職中に行い、退職交渉は内定を取得してから始めることをおすすめします。

退職後の転職活動は、面接などの予定を自由に組める反面、金銭的なリスクや離職期間による人材価値の低下など、デメリットの大きい選択といえます。

 

転職活動が長期化して焦った結果、前職よりも条件の悪い企業(会社)に転職しまっては本末転倒です。

基本的には、現職を続けながらの内定取得を目指しましょう。

 

なお、退職して転職活動を続けたい場合、転職活動を半年続けることを想定した上での、事前準備をおすすめします。

 

転職活動を検討している/現在行っている方は下記記事をご一読ください↓

 

 

どのくらいの数、企業(会社)に応募しているの?

転職開始から内定取得まで、何社程度の企業(会社)へ応募する必要があるのでしょうか。

大手転職エージェント各社が独自で行った調査によれば、転職成功者が内定を得るまでに応募した企業(会社)の数は以下の通りです。

 

転職エージェント 平均応募社数(書類選考への平均応募数)
リクナビNEXT 7.5社
マイナビ転職 8.4社
doda 22.2社

 

つまり、1社から内定を獲得するまでに必要な応募社数は、おおよそ8~20社程度が目安といえます。

また、年齢が上がるにつれ、内定獲得までに必要な応募社数は増える傾向にありました。

 

一般的に書類選考の通過率は5割程度、最終面接の通過率は1~2割程度です。

第一志望の企業(会社)と同時並行で、競合他社や興味のある企業(会社)へも複数エントリーすることをおすすめします。

 

 

転職後の年収は上がる?

厚生労働省が行った令和2年転職者実態調査の概況によれば、転職者の39.0%が転職後に賃金が増加した、と回答しています。

 

賃金の増加割合別に見ると、賃金が3割以上増えた転職者が7.2%、1割以上3割未満が20.6%、1割未満が11.1%という回答が得られました。

上記の結果から、転職によって年収を上げることは現実的に可能といえます。

 

一方で、すべての転職者が年収を上げられる訳ではありません。

同調査において、転職後に賃金が減ったと回答した転職者は、全体の40.1%に上りました。

 

転職者の年齢が上がるほど転職後の賃金が減る傾向が高く、45歳以上になると転職後に賃金が減った層が、増えた層の割合を上回る結果となっています。

年収アップを目指す場合、なるべく若いうちに転職することが重要といえます。

 

なお、平成27年にも同様の調査結果がありますが転職者の賃金が上昇した割合が減っており、減った割合が増加している結果を見ると、将来的には転職しても賃金の減少割合が高まっていくと考えられます。

 

転職においてどれほど年収が変化するのか詳しく知りたい方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

2.転職がうまくいかない5つの理由


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転職がうまくいかない理由は、それぞれの経験やスキル、年齢など、状況によって異なります。

この章では、転職がうまくいかない代表的な理由を5つに絞り、詳しく解説していきます。

 

転職活動がうまくいかない理由①:自己分析

転職活動を始める前に、自己分析は行っていますか。

転職活動がうまくいかない理由として、自己分析をしていない、あるいは自己分析が不十分である可能性が挙げられます

 

自己分析に必要な項目は、主に以下の4つです。

1.転職によって達成したい目標を設定する
2.スキルや経験など、キャリアに関する強みを明確にする
3.性格や人柄など、キャリア以外の強みを明確にする
4.自分の短所や苦手な領域を理解する

 

自己分析の最初のステップとして、まずは転職の目標や目的を設定します。

同じ業種で年収を上げたい
ライフ・ワーク・バランスを重視する
別業界へのキャリアチェンジを目指す

 

転職の理由によって、目指すべき転職活動のスタイルが異なります。

譲れないポイントと妥協できるポイントを設定した上で、転職活動に臨みましょう。

 

次に、現在まで積み重ねたキャリアから、経験やスキルなどの強みを明確にします。転職による年収アップや管理職登用を目指すのであれば、特に重要な項目です。

キャリアを補足するPRポイントとして、性格や人柄など、自分自身が元々持っている能力も明確にしておきましょう。

 

副業やプライベートで培った経験も、強みとして活用できます。

強みだけではなく、自分自身の弱みを理解することも重要です。

 

現職で苦手だった業務は何か、どのような環境でストレスを感じるかなど、弱みを知ることで相性の悪い業界や企業(会社)を避け、転職におけるミスマッチを防げます。

上記4つの自己分析と併せて、自己分析ツールを利用してみるのも良いでしょう。

 

90問の質問に回答することで自分の社会的な人物像を理解する「エニアグラム分析」や、強みの元=才能を見出す「ストレングスファインダー」などが有名です。

 

転職に成功するためのポイントなどを知りたい方は下記記事をご一読ください↓

 

 

転職活動がうまくいかない理由②:企業(会社)の選び方

転職活動がうまくいかないと感じたら、応募する企業(会社)の選び方についても見直してみましょう。

見直すべきポイントは、主に以下の3点です。

1.応募する企業(会社)や業界を厳選しすぎていないか
2.大手の企業(会社)や知名度の高い企業(会社)ばかりに応募していないか
3.他業界で自分のキャリアを活かせる企業(会社)はないか

 

まずは、応募する企業(会社)や業界の条件について見直します。

応募要項やホームページから読み取れる情報は、企業(会社)の一部分に過ぎません。

 

応募前に候補を厳選しすぎず、少しでも興味を持った企業(会社)や業界にはとりあえず調べてみたり応募してみる姿勢が重要です。

次に、大手の企業(会社)や知名度の高い企業(会社)以外にも目を向けてみましょう。

 

CMや広告など、メディアで目にすることの多い企業(会社)は、BtoC領域をターゲットとする企業(会社)がほとんどです。

メーカーやエンジニアの業界には、BtoB事業をメインとする優良企業(会社)が少なくありません。

 

知名度や企業(会社)規模にこだわらず、応募先の候補として見直してみることをおすすめします。

転職活動に行き詰ったら、目指す業界以外の企業(会社)にも注目してみると良いでしょう。

 

IT業界以外の業界でも、エンジニア職を必要とする部門・部署を持つ企業(会社)は存在します。

書類選考の段階では応募先を絞りすぎず、なるべく広い範囲から候補を選ぶことが、転職活動を成功させる秘訣です。

 

 

転職活動がうまくいかない理由③:履歴書/職務経歴書

書類選考の通過率が5割を大幅に下回っている場合、転職活動がうまくいかない原因は、履歴書や職務経歴書の書き方かもしれません

履歴書と職務経歴書はどちらも書類選考に必要な書類ですが、それぞれの役割ごとに押さえるべきポイントが存在します。

 

履歴書は、学歴や職歴などを証明する公的な書類です。虚偽の記載をしない、経歴や資格は省略せずに正式名称を記入する、などの一定のルールに沿って作成してください。

履歴書を作成する際に最も重要なのは、フォーマット選びです。

 

履歴書には複数のフォーマットが存在し、それぞれ記載項目や余白の広さが異なります。

転職歴が多い場合は職歴欄が広い書式、初めての転職や第二新卒は自己PR欄や志望動機欄の広い書式を選びましょう。

 

なお、一般的なJIS規格の履歴書は項目ごとのスペースが均等な反面書、書きたい内容を詳しく記載できないデメリットがあるため、あまりおすすめできません。

一方、職務経歴書は「転職先の企業(会社)で何が出来るか」をPRするための書類です。

 

履歴書が「過去から現在までの経歴」を証明する書類ならば、職務経歴書は「現在までの経験を転職先企業(未来)にどう活かすか」を売り込むための営業資料といえます。

履歴書の略歴を、職務経歴書で詳細に説明するような構成を心がけると良いでしょう。

 

職務経歴書作成のポイントは、自己PRをなるべく具体的に書くことです。

過去の実績には数字やエピソードを必ず交え、そのスキルが転職先企業(会社)でどう活きるかについて説明できているかを意識してください。

 

補足として、履歴書/職務経歴書は必ずしも手書きで書く必要はありません。目指す業界がIT企業(会社)や外資の企業(会社)の場合は、より多くの情報量を記入できるよう、PCで作成することをおすすめします。

一方、古くからの慣習が残る業界や老舗企業への転職の場合は、未だに手書きを良しとする企業(会社)が存在します。

 

提出先の企業(会社)によって、手書きとPC、どちらの履歴書/職務経歴書が適しているかを見極めましょう。

 

転職において志望動機・志望理由に困っている方は下記記事をご一読ください↓

 

 

転職活動がうまくいかない理由④:転職活動方法

転職活動がうまくいかない場合、転職活動方法を変えてみるのも選択肢の一つです

転職活動方法は、主に以下の3つに分かれます。

1.転職サイトを通じて応募する
2.転職エージェントを利用する
3.企業(会社)へ直接応募する

 

まずは、一般的な転職活動方法として、転職サイトの利用が挙げられます。
転職サイトに登録し、紹介されている求人に応募していく方法です。

 

求人数が多く気軽に応募できるメリットがある反面、自分が企業(会社)に求められている人材かどうか判断しづらいデメリットもあります。

次に、転職エージェントを利用する方法です。

 

転職エージェントを活用するとキャリアカウンセリングを受けられるため、企業(会社)とのミスマッチが起きづらく、かつ優良な非公開求人を紹介してもらえる点がメリットです。

一方、カウンセラーとの相性が悪い場合、転職がうまくいかない可能性があります。

 

企業(会社)への直接応募についても、検討してみると良いかもしれません。

企業(会社)のホームページから直接応募することで、転職サイトに公開されていない採用枠が見つかる可能性があります。

 

もし、転職サイトと転職エージェントどちらかしか活用していない方は、両方活用することをおすすめします。

 

 

転職活動がうまくいかない理由⑤:転職面接

書類選考は通過できるのに面接がうまくいかない場合は、面接対策が十分でない可能性があります

まずは、基本的なポイントである企業(会社)分析の精度を高めましょう。

 

企業(会社)分析が不十分な例として、業界研究と企業(会社)分析を混同しているケースが挙げられます。

企業(会社)分析に必要なのは、転職先としてその企業(会社)でなければならない理由を明確にすることです。

 

競合他社との違いや業界での位置づけ、プレスリリースなどを調べ、その企業(会社)ならではの特徴を理解しましょう。

十分に企業(会社)分析を行った後は、面接対策です。

 

面接に臨む前に、以下のポイントについて準備しておきましょう。

よくある質問には、あらかじめ答えを用意しておく
(志望動機、転職理由、自分の長所・短所など)
企業(会社)が望む人材像に、自己PRのポイントを合わせる
履歴書と職務経歴書の概要を確認しておく

 

上記の準備を万全に行った上で、友達や家族または転職エージェントに頼んで模擬面接を行うことをおすすめします。

事前の準備と練習で自信をつけ、リラックスして面接本番に臨みましょう。

 

転職活動の面接準備やポイントなどを詳しく知りたい方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

3.転職先の企業(会社)はこんなことを重視しています!


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転職活動がうまくいかない人に向けて、企業(会社)が重視するポイントを項目別に解説します。

 

企業(会社)に貢献してくれそうか

多くの企業(会社)では、入社後に貢献してくれる人材を採用したいと考えています。

新卒採用の場合、採用時点での能力に加えて入社後の成長性も考慮されますが、転職の場合は以下のような即戦力性が重視されます。

スキルや経験
前職から引き継いだ人脈
チームマネジメント力
コミュニケーション力

 

上記の全てを網羅する必要はありませんが、募集しているポジションに求められる条件は何か、条件に対してアピールできる自分の素養は何かを考えて応募するようにしましょう。

企業(会社)が求める条件と、自分の能力が乖離している場合、内定取得は難しいといえます。

 

 

仕事に対する意欲があるか

貢献度と同様、仕事に対する意欲があるかどうかも重要なポイントです。

仕事への意欲をアピールする要素として重要なのが「退職理由」です。

 

面接で退職理由を聞かれた場合、「仕事内容が合わなかった」「人間関係が上手くいかなかった」など、ネガティブな印象を与える回答は避けましょう。

前向きな転職であることをアピールしつつ、志望動機に繋がる退職理由を答えることが、仕事への意欲をアピールする上で効果的です。

 

 

将来のビジョンを明確にあるか

転職の面接でよく聞かれる項目として、将来のビジョンが挙げられます。

10年後のキャリアプランを教えてください
当社に入社後に達成したい目標はありますか

 

企業(会社)が上記のような質問をする理由は、仕事を通して成長を実現できる人材か、仕事に対して能動的に目標を設定できる人材かを確認するためです。

担当採用者として、実際に入社後の適当なポジションを見極めている場合もあります。

 

なお、将来のビジョンは企業(会社)の理念やポリシーにマッチしていることが重要です。

その企業(会社)でしか達成できない将来のビジョンをアピールできれば、企業(会社)から好印象を得られる可能性は高いでしょう。

 

 

 

4.転職がうまくいかない時のおすすめ方法


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「色々試しても転職がうまくいかない!」

そんな時の打開策になる、おすすめの方法についていくつかご紹介します。

 

友達に会って客観的な意見を聞いてみよう

転職活動がうまくいかない場合、友達の意見を聞いてみることも重要です。

書類選考や面接では、採用担当者からフィードバックをもらえることはほとんどありません。

 

つまり、自分では気づかない改善点がある可能性があります。

履歴書や職務経歴書を友達や転職エージェントのキャリアカウンセラーに見てもらい、率直な意見を聞いてみましょう。

 

改善点以外にも、意外な長所やPRポイントに気づいてもらえるかもしれません。

可能であれば、模擬面接にも付き合ってもらうと良いでしょう。

 

 

転職活動に疲れたら一時的に休んでみよう

どうしても転職活動がうまくいかない場合は、思い切って休んでみることも必要です。

転職活動は精神的な負担が大きく、長く続けているとネガティブな思考に陥りがちです。

 

転職活動には実力だけではなく、運やタイミングも影響します。

能力の有無に関わらず転職活動が長期化するケースはあり得るため、うまくいかないことを深刻に考えすぎる必要はありません。

 

思考を切り替えるためにも、一旦転職活動から距離を置いて休むことをおすすめします。

フラットな精神状態に戻ってから、転職活動を再開しましょう。

 

 

 

5.まとめ


転職がうまくいかないと感じる人に向けて、転職活動を成功させるためのノウハウについて解説しました。

転職活動は、企業(会社)が人材を一方的に評価する場ではなく、お互いの条件に見合ったパートナーを探す機会です。

 

内定が出ない状況が続いても必要以上に焦らず、長く働けそうな企業(会社)に出会えるまで、転職活動を続ける姿勢が重要です。

今回の記事で紹介したポイントを見直しつつ、有意義な転職を目指しましょう。

 

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