Webデザイナーのフリーランス求人・案件の単価相場と市場動向【フリーランスで活躍しているWebデザイナー必見】

市場動向分析

2020.12.19

Webデザイナーは、Web制作やホームページ・コンテンツなどのデザイン関係または必要に応じてはHTMLやCSS・jQuery・JavaScriptを使いコーディングを行う職種です。
近年、IT業界の著しい成長やそれに伴う他業界のIT化促進などを考慮すると、Webデザイナーはフリーランスエンジニア向けの案件の中でも人気があると言われています。

そんな今回は、Webデザイナーの詳細を紹介していこうと思います。

[目次]
1.Webデザイナーの仕事内容とは?
2.Webデザイナーに必要とされるスキル
3.デザイナー未経験でWebデザイナーになれるのか?
4.Webデザイナーのフリーランス求人・案件の相場単価
5.Webデザイナーのフリーランス求人・案件の数
6.Webデザイナーのフリーランス求人・案件は浅い商流で案件参画すれば高単価
7.Webデザイナーのフリーランス求人・案件で高単価を目指すために必要な3つの経験
8.Webデザイナーの今後の動向
9.まとめ


Webデザイナーとして単価相場と案件数を知らないということは、営業時や単価交渉時に非常に損をします。

フリーランスのWebデザイナーができるだけ良いWebデザイナーのフリーランス求人・案件を受注出来るように単価相場と案件数について解説します。

 

Webデザイナーのフリーランス求人・案件の動向を掴み、Webデザイナーとして損なくお仕事を行いましょう。

 

「単価が低い気がするフリーランスのWebデザイナー」
「Webデザイナーとして仕事を続けるか迷っている」
「これからWebデザイナーとしてフリーランスになりたい」

 

などのWebデザイナーの方向けの記事です。

 

 

 

1.Webデザイナーの仕事内容とは?



Webデザイナーの仕事内容について見ていきましょう。

 

Webデザイナーの仕事は大きくクライアントからの依頼を元とする受託制作と自社サービスのWeb制作の2つがあります。
Webデザイナーの仕事はまず、クライアント企業からのコンセプトを明確にするため、ヒアリングします。

 

その後、PhotoshopやIllustratorなどのグラフィックソフトを使用してWebサイトのデザインを行い、そのデザインをもとにHTMLやCSS・JavaScript・jQueryなどの開発言語を使用して実際にWebサイト制作を行います。Webサイトの更新作業や運営サポートなども行います。

Webデザイナーは、PhotoshopやIllustrator・Sketchなどのデザイン専門ソフトウェアやHTMLやCSS・JavaScript・jQueryなどのフロント開発言語を使用することが多いです。

 

 

 

2.Webデザイナーに必要とされるスキル


Webデザイナーとして必要とされるスキルは以下です。

 

デザインスキル
フロント開発言語スキル
SEMなどのデジタルマーケティングスキル

 

・デザインスキル
WebデザイナーにとってPhotoshopやIllustrator・Sketchは必須なスキルと言っても過言ではありません。

 

クライアント企業の要望を最大限応えられるようなスキルはもちろんのこと、出来上がった成果物はどうしてこのデザインなのかをクライアントに説明できるようにしましょう。

またクライアント企業の要望に最適なデザインであるか、ユーザー目線のデザインであるかどうか、などを常に考えながら仕事をすることが必要です。

 

 

・フロント開発言語スキル
Webデザイナーのフリーランス求人・案件はHTMLやCSS・JavaScript・jQueryを多く使用します。
Webデザイナーはフロントエンドエンジニアと連携を取ることも多いため、フロントで使用する開発言語の知識や知見があることが望ましいです。

 

 

・SEMなどのデジタルマーケティングスキル
WebデザイナーはSEMなどのデジタルマーケティングの知識があると尚良いでしょう。

 

SEOを意識したコーディングを行ったり、Webサイト制作後もSEO対策のために運営サポートを行うことも多くあります。
そのため、Webデザイン以外にもSEOを含むSEMの知識や知見があるとWebデザイナーとして非常に希少性が高まり、重宝されるでしょう。

 

オススメのWebデザイナー案件はこちら
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3.デザイナー未経験でWebデザイナーになれるのか?


実務経験のないデザイナーがWebデザイナーのフリーランス求人・案件に参画することは非常に難しいですが、実務未経験でも採用している求人・案件はあります。

 

Webデザイナーのフリーランス求人・案件が少ない理由は企業が必要としているのは即戦力であるため、ある程度実務経験があるデザイナーの方が求人・案件に参画しやすいことなどが挙げられます。
IT業界は技術の進歩が早く、知識や情報を素早くキャッチアップすることが大変であることも理由の1つです。

 

しかし、現在、IT市場における深刻な人材不足に伴い、デザイナー未経験でも、研修制度を設けWebデザイナー未経験者を積極的に採用している企業も徐々に存在しています。
その他、クラウドソーシングサービスを提供しているクラウドワークスやランサーズなどに登録をして、報酬を得ながら自身のデザインスキルを磨いていく方法があります。

 

実際にスキルのインプットとアウトプットを繰り返すことで素早く上達出来たり、実務経験を積むことでフリーランスのWebデザイナーとして活躍することも大いに可能です。

 

 

 

4.Webデザイナーのフリーランス求人・案件の相場単価


Webデザイナーの相場単価ですが、業務委託における月額相場単価は、作業時間の目安を週5常駐で月140~180時間とした場合、40~70万円程度です。

 

平均単価は46.3万円、中央値単価は50万円、最高単価は80万円、最低単価は20万円です。(フリーランススタート運営事務局調べ:2020年12月時点)

 

Webデザイナーのフリーランス求人・案件は他の最先端技術職と比較すると少し低いと言えるでしょう。
その理由は、Webデザイナー未経験からでも比較的に簡単に業界に入れることや使用するスキルの上達が早く、デザイナーの母数が多いことが挙げられます。

 

しかし、単価はWebデザイナーとしての経験年数や開発スキルなどにより大きく異なります。
これまでのフリーランスのWebデザイナーのご支援や参画案件の実績から、経験年数別の相場単価をまとめました。(フリーランススタート運営事務局調べ:2020年12月時点)

 

※独自調査であるため、あくまで目安としてお考え下さい。
 

Webデザイナー案件のフリーランスでの相場単価
Webデザイナー案件のフリーランスでの相場単価

Webデザイナー経験1年未満         25万円~30万円/月(週5常駐案件の相場単価)
Webデザイナー経験1年               30万円~35万円/月(週5常駐案件の相場単価)
Webデザイナー経験2年               35万円~40万円/月(週5常駐案件の相場単価)
Webデザイナー経験3年               40万円~50万円/月(週5常駐案件の相場単価)
Webデザイナー経験4年               45万円~60万円/月(週5常駐案件の相場単価)
Webデザイナー経験5年以上         55万円~80万円/月(週5常駐案件の相場単価)

 

Webデザイナーのフリーランス求人・案件にて参画中または営業中のWebデザイナーは自身の現在単価と相場単価を比較してみましょう。

 

Webデザイナーの経験年数に対して相場単価から大きく下回るようでしたら、参画する案件や営業支援していただいているフリーランスエージェントの変更または単価交渉なども検討に入れるべきです。
案件やエージェントの変更を行うだけで、単価が月10万アップしたという話は良く耳にします。月10万の単価アップを年収に換算すると100万以上の差が生まれます。

 

 

 

5.Webデザイナーのフリーランス求人・案件の数


Webデザイナー相場単価を把握するために需要やIT市場の動向を理解することが大切です。

 

Webデザイナーの需要は他エンジニアなどと比較するとやや高めもしくは平均です。
しかし、今後IT市場全体の成長における人材不足が懸念されているため、求人有効倍率が今以上に上昇し、需要が高まる可能性は大いにあります。

 

もし相場単価と経験年数が大幅にずれている場合は案件変更やエージェント変更など営業手法を積極的に見直しましょう。

 

実際にWebデザイナーのフリーランス求人・案件が多いフリーランスエージェントはどこなのか?
各サービス上に公開されているWebデザイナーのフリーランス求人・案件数をまとめました。(2020年12月時点)

 

数多くあるフリーランスエージェントの中からWebデザイナーのフリーランス求人・案件を豊富に持つエージェントを厳選しています。
 

Webデザイナーフリーランス求人・案件のフリーランスエージェント別
Webデザイナーフリーランス求人・案件のフリーランスエージェント別

 

Webデザイナーのフリーランス求人・案件を保有しているフリーランスエージェントを分析するとレバテッククリエイターが75件、techtreeが69件、テクフリが39件、FREE-DAが30件、ミライエンジニアが11件、ITプロパートナーズ(ITPRO PARTNERS)が10件、フォスターフリーランスが8件、エンジニアルーム(Engineer Room)が8件、SEES(シーズ)が6件、Midworksが5件となっています。(※フリーランススタート調べ/2020年12月)

 

フリーランスエージェント各社は公開中のWebデザイナーのフリーランス求人・案件だけでなく、登録中のWebデザイナー専用の非公開案件を保有しています。
非公開案件はまだインターネットには出回らない優良なWebデザイナーのフリーランス求人・案件が多いため、複数フリーランスエージェントに登録し、定期的に非公開のWebデザイナーのフリーランス求人・案件情報を取得しましょう。
 

 

 

6.Webデザイナーのフリーランス求人・案件は浅い商流で案件参画すれば高単価


マージン(手数料)を取るSIerやフリーランスエージェントなどの中間企業の数を減らせば減らすほど、R言語案件の単価はアップします。

 

下記の商流を目安にWebデザイナーのフリーランス求人・案件を探しましょう。

エンド企業⇛フリーランスエージェント⇛フリーランスデザイナー

Webデザイナー案件のオススメ商流
Webデザイナー案件のオススメ商流

ここで「エンド企業⇛フリーランスエンジニアの商流が最も良いじゃないか!」と思った方もいると思います。
もちろん金額的に見れば最も効率の良い商流ですし、直接知人やご自身の信頼できる方からの紹介の案件は積極的にエンド企業から直接受注するべきです。

 

ですが、訴訟のリスク、営業工数がかかりすぎるリスクなどを考慮に入れた際に、やはりフリーランスエージェント企業を1社商流に挟む事をおすすめします。

手数料(マージン)を払うことでリスク・営業工数・事務工数などを肩代わりしてもらうのです。

 

 

 

7.Webデザイナーのフリーランス求人・案件で高単価を目指すために必要な3つの経験


Webデザイナーのフリーランス求人・案件で高単価を目指すためには、Webデザインの開発経験と熟練度のアップが欠かせません。

 

その上で下記のようなことに経験したり、意識付けることで、高単価でWebデザイナーのフリーランス求人・案件を受注する事が出来ます。

 

・ディレクションやマネジメントの経験

ディレクション経験やマネジメント経験を打ち合わせ時にアピールする事で、ディレクター・プロデューサーでの参画が想定されるため、高単価になる可能性があります。

 

 

・業界・業務知識ごとの専門知識

Webデザイナーのフリーランス求人・案件に該当するもしくは類似する業界・業務知識ごとの専門知識を打ち合わせ時にアピールする事で、高単価になる可能性があります。
例:使用する開発言語、SEO、SEM、SNS、EC、CtoC、BtoC、BtoBなど

 

 

・Webデザイナーで使用する可能性がある開発スキル経験

 

例えば、Webデザイナーは、

 

 

などを使用します。
案件に該当するもしくは類似する開発スキルを使用した経験を打ち合わせ時にアピールする事で、高単価になる可能性があります。

 

 

 

8.Webデザイナーのフリーランス求人・案件の今後の動向


今後フリーランス業界でWebデザイナーはどうなっていくのでしょうか?

 

WebデザイナーはWebサイト制作やWebアプリ・スマホアプリ・ソーシャルゲームなど幅広く活躍できる案件があります

デザイナーの人口も年々増加傾向であるため、今後もニーズが減少することはないでしょう

現在、ソーシャルゲーム市場やスマホ市場の拡大を含むIT業界が急速な成長していることや徐々に他業界でもIT化が促進されていることなどの理由から、Webデザイナーの需要は高まっています。
2030年までに最大で約78.9万人のIT人材不足が見込まれ、2019年3月現在の有効求人倍率は約8倍です。

 

今後もWebデザイナー求人・案件は増加し、Webデザイナーのニーズが増すことが予想されます。

 

フリーランスエンジニア市場が拡大することが予想されるため、Webデザイナーと類似しているフロントエンドエンジニアや3Dデザイナーも需要があることが見込まれます。

そのためWebデザイナー以外のトレンドや動向を常に確認し、様々な知識や知見を蓄え、自身の希少性を高めたり、フリーランスのWebデザイナー以外の職種も選択できるようにしましょう。

 

フリーランスのWebデザイナーとして、常に開発スキルを磨いていくことで、将来がより安泰になるでしょう。

 

 

 

9.まとめ


この記事ではWebデザイナーのフリーランス求人・案件の動向と単価相場についてお話させていただきました。

 

多くのWebデザイナーさんにとって参考になれば幸いです。
本記事を執筆しているフリーランススタートはフリーランスエンジニア向けの案件検索サイトです。
Webデザイナーのフリーランス求人・案件探しは是非フリーランススタートにお任せください。

 

オススメのWebデザイナー案件はこちら
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なお、フリーランススタートはiOSアプリ版も2020年6月にリリースしています。

通勤しているエンジニア・デザイナーでちょっとしたスキマ時間で手軽にフリーランス求人・案件を検索したい、開発言語の単価が知りたい、フリーランスを将来的に検討している方などは是非インストールしてみてください。

フリーランススタートのアプリを有効活用して、フリーランスとして第一線で活躍しましょう!

 

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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

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