公開日:2021.08.12
更新日:2025.03.24
「ITエンジニア2年目で転職はできる?」
「転職の実情はどうなの?」
「エンジニアが転職成功するためのコツは?」
今回は、エンジニア2年目で転職する際の疑問についてお答えします。
エンジニア2年目で新しい企業やフリーランスへ転職をするのは色々と不安が多いのではないでしょうか。
しかし、企業はエンジニア2年目の「第二新卒枠」に関心をもっており、積極的に第二新卒者を採用したいと考えています。
また、現在IT業界では副業人材を活用したいというニーズも高まっており、IT副業人材として十分な経験と実績を積んでからフリーランスへ転職する選択もできます。
本記事ではIT業界の転職実情やエンジニア2年目(第二新卒枠)が転職しやすい理由、転職を成功させる方法について解説します。
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<目次>
1.IT業界の離職実情
2.エンジニア2年目で転職はできるの?
3.エンジニアの転職理由とは
仕事内容による不満
人間関係による不満
給与や労働時間、福利厚生などによる不満
4.エンジニア2年目が転職しやすい理由
第二新卒転職は仕事経験より人物重視である
新卒2年目の転職は第二新卒枠になる
第二新卒はすぐに働いてもらえる
5.エンジニア2年目が転職成功する方法
業界分析や自己分析をする
転職理由と志望動機を一貫させる
転職サイトや転職エージェントを活用する
6.エンジニア2年目でフリーランスへ転職する方も!
7.まとめ
IT業界の離職実情については、厚生労働省の調査結果を参考にしています。
情報通信業(IT業界)における令和2年の離職数(大卒就職者)は新卒2年目で27.4%でした。
(出典:厚生労働省『新規学卒就職者の就職後3年以内の離職状況』)
離職率は厚生労働省の『産業別の入職と離職』によると9.2%となっており、ほかの業種と比較してもそれほど高くない数字であることが分かります。
離職する原因は、専門スキルを身につけているため転職しやすいことや、業界がピラミッド構造になっており、下請け企業では給料が低くキャリアアップも望めない、福利厚生や労働時間などへの不満などがあります。
また、dodaが調査した「転職理由ランキング2020<職種別>」では、ITエンジニアの転職理由1位が「ほかにやりたい仕事がある」であり、次いで2位が「専門知識・技術を習得したい」3位が「給与に不満がある」となっています。
前年の調査と比較して2位と3位が入れ替わっており、近年のIT技術の飛躍的な成長や新しい分野や企業の登場などにより、現状勤めている企業ではなく、転職を行い技術の習得を希望している方が増加しているのでないでしょうか。
IT業界で転職活動を行う際は、転職サイトや転職エージェントに登録することをおすすめします。
一次請け企業への転職を検討している場合は、転職エージェントに相談できますし、さまざまな求人の中から自分の希望条件に合った仕事を紹介してもらえるので、転職後のミスマッチも防げます。
転職活動で注意したい点が「企業の知名度で転職先を選択する」ことです。
知名度のある企業が自分の希望を叶えてくれるとは限りませんので、転職サイトや転職エージェントを活用して後悔しない転職を意識するようにしましょう。
結論として、エンジニア経験2年目で転職することはできます。
そもそも国内のIT業界ではエンジニアが不足しており、企業はIT人材(特にエンジニア人材)を求めているのです。
また、企業を3年以内で辞めて転職をする層は「第二新卒」と呼ばれ、市場価値が高まっています。
企業もある程度は正社員経験があり、基本的なビジネスマナーが身についている第二新卒に魅力を感じています。
新卒者を採用して一から教育するよりは第二新卒を採用した方が教育コストも削減でき、企業としてはメリットがあるのです。
また第二新卒は前職における勤続年数が短いことから、仕事のやり方に癖がなく、自社の新しい環境にも適応させやすいと企業側は考えています。
以上の理由から、エンジニア2年目でも転職はできるといえるでしょう。
エンジニアが転職する理由は、仕事内容や人間関係への不満などほかの職種とも共通しています。
こちらの章ではエンジニアの主な転職理由について解説します。
実際に入社してみたら「自分がイメージしていた仕事と違っていた」「希望していたポジションを任せてもらえなかった」「聞いていた仕事内容と異なっていた」といった仕事内容への不満がおもな転職理由です。
入社前とのギャップが気になり始め、仕事へのやりがいも減っていき、スキルアップの向上も望めなくなるとエンジニアは転職をしていきます。
別のケースでは、エンジニアとして入社したのに営業担当に回されてしまい、職人気質のエンジニアには受け入れ難い事態が発生することもあります。
将来のキャリアプランも考えると、エンジニアにとって任される仕事内容や質は重視するべき要素となるでしょう。
どんな企業に就職しても人間関係の悩みや不満が転職理由になることはよくあることです。
始めはストレスなく仕事ができていても、上司が変わったり、新しい社員が入社してくれば少しずつ職場の雰囲気も変わってきます。
苦手な同僚と関わる機会が増え、上司とも反りが合わない状況になり、一度苦手意識を持ってしまうと、相手の悪い点ばかりが気になって仕事への集中力も落ちてしまいます。
大企業であれば、異動を申し出て職場環境を変えることも可能かもしれませんが、異動が難しい場合もあります。
憂鬱な気持ちで出社する日々を続けるよりは、転職を考えた方がその後の人生も有意義となるはずです。
ストレスを溜め込んで仕事に支障が出てしまう前に、転職活動を始めましょう。
給与や労働時間、福利厚生などへの不満から転職を考えるエンジニアもいます。
「毎月の残業が80時間を超えている」「休日出勤が当たり前」など心身の健康を害する環境で仕事を続けるのは好ましくないです。
睡眠不足による交通事故や過労で入退院を繰り返し、給与の大半が医療費に消えてしまったという酷いケースもあります。
IT業界自体が人材不足になっているため、スキルのあるエンジニアは環境を変えようと思えば転職活動もしやすいです。
また、働く環境において「給与」や「労働時間」などはかなり重要なキーワードになりますので、腑に落ちない部分があればエンジニアが辞めていくのは当然なのでしょう。
エンジニア2年目の方は「第二新卒枠」となるため転職しやすいです。
こちら章では転職しやすい理由について詳しく解説します。
第二新卒の場合は、仕事経験やスキルより人物重視の傾向があるので転職しやすいです。
株式会社リクルートキャリアが実施した調査では、9割以上の企業が人材を採用する際に「人柄」を重視すると回答しています。
(出典:『就職みらい研究所』就職白書2022 -採用活動・就職活動編-)
求人情報・転職サイト「doda(デューダ)」が1,000人の採用担当者に実施したアンケートでも、中途採用の面接選考において企業の採用担当者が重視している点は応募者の「第一印象」が最も多い回答となりました。
また「受け答えの仕方」や「身だしなみ」も重視するポイントとして大半の職種で上位に入っており、企業が経験やスキル以前に「人物重視」の姿勢であることが分かります。
人物重視の傾向になる理由には、経験やスキルがあっても自社への熱意や既存の社員と良い人間関係を築けるコミュニケーション能力がないと、すぐに退職されてしまう可能性があると企業が考えているからです。
エンジニアとしての経験やスキルは前提として備えておき、企業がどのような人物像を求めているのか考えてみるといいでしょう。
新卒2年目の転職は「第二新卒枠」とされ、企業も第二新卒者を積極的に採用する傾向にあります。
理由としては、企業が第二新卒者に対して以下のようなメリットを期待していると考えられます。
■意欲的な人材を雇える
現職に満足できていない状況で環境を変えるため、転職活動を決断する第二新卒者の「行動力」は企業にとって魅力的な人材です。
また、新卒2年目で転職をするため、前職における仕事の進め方や会社の風潮に染まっておらず、自社の環境や仕事にもすぐに適応してもらえることを期待しています。
■社員教育に費やす時間やコストを抑えられる
基本的なビジネスマナーなどは前職で受けているため、第二新卒者は社会人として仕事ができるベースがある程度できています。
企業としては、一から教育する時間やコストを削減できるメリットがあります。
■若い人材の確保
企業によっては新卒者を雇えていないところもあり、第二新卒枠も設けて若い人材を確保したい意向があります。
将来を担う若い人材が少なく、年齢層に偏りがあることは、企業にとっても経営上あまり好ましくないのです。
企業は第二新卒者を雇うメリットを理解していますが、一度前職を早期に退職してきているという点をデメリットとして認識している可能性もあります。
「雇ってもまたすぐに辞めてしまうのでは?」という企業側の不安を払拭する対策を考えておくことをおすすめします。
転職先の企業でどのようなことを実現したいのか?やキャリアなどについても整理しておくといいでしょう。
第二新卒の場合は新卒と違い、採用後すぐに働いてもらえます。
人材の確保を急いでいる企業は、新卒よりも第二新卒を雇った方が都合が良い場合もあるのです。
また、第二新卒だと実務経験やスキルが浅くても、最低限のビジネスマナーなどは備わっており、すぐに現場で仕事をさせてもある程度対応できると企業側は考えています。
企業としては新人教育をするほどの余裕がない場合は、第二新卒を雇うことにメリットを感じているといえます。
エンジニア2年目で転職を成功させる方法ついて3つ紹介します。
一つずつ詳しく解説しますので、参考にしてください。
エンジニア2年目で転職を成功させるには業界分析や自己分析を行いましょう。
自己分析については、なぜ転職しようと思ったのか?どんな会社に転職したいのか?といった分析を行わずに転職をしても、また同じような問題を抱えてしまう可能性があります。
まずは転職を決断した理由を思い出してください。
「残業が多く、給料も低かった」「良い人間関係を築けなかった」「社風に馴染めなかった」など転職を考えるきっかけがあったはずです。
転職することで解決したい問題を明確にしてから転職先の企業を探します。
業界分析については、実際にその業界で働いている知人やSNS、ネットなどから情報を集めて、業界の現状や今後の動向といった必要な情報を把握しておきましょう。
また、一人で業界分析や自己分析を行うのもいいですが、転職エージェントに登録してアドバイスをもらいながら転職活動を行う方法もあります。
自分では気づけなかった特性や市場価値についても深く知れる機会となることでしょう。
転職理由と志望動機に一貫性をもたせることが転職では重要になります。
例として、AIエンジニアとしてキャリアアップしていきたいと考えており、実際にAIを活用したWebサービスを提供している企業へ転職したいという志望動機でしたら、一貫性があると感じられます。
転職活動で注意しておくべきなのは「人の役に立ちたい」「スキルアップのために学ばせてもらいたい」「前職よりは残業が少なそうだから」など転職理由や志望動機を抽象的にして面接官へ伝えてしまうことです。
第二新卒の市場価値が高いとはいえ、自社への熱意が感じられなければ面接官に対する印象も良くありません。
なぜ応募した企業で働きたいと思ったのか?どのように貢献していきたいと考えているのか?について考え、転職理由と志望動機に一貫性を持たせて自己分析を行いましょう。
エンジニア2年目で転職する際は、転職サイトや転職エージェントを活用しましょう。
得られる情報の幅も広がりますし、書類選考を免除できたり、第二新卒向け案件を紹介してもらえる場合もあります。
転職エージェントであれば専属のキャリアアドバイザーに志望動機や職務経歴書の添削、面接対策など手厚いサポートを受けられます。
キャリアアドバイザーは企業が求める人物像もよく理解しているため、的確なアドバイスをしてくれることでしょう。
自分の市場価値を分析することもできるので、転職活動を行う際は複数の転職サイトや転職エージェントに登録することをおすすめします。
エンジニア2年目で独立してフリーランスへ転職する選択もおすすめといえます。
いきなりフリーランスへ転職することに不安がある方は、副業から始めてみてはいかがでしょうか。
現在、IT業界で副業人材は企業から注目されており、積極的に活用する動きが多くなっています。
株式会社Brocante「企業のIT副業人材の活用実態調査」によると、40.4%の企業でIT副業人材が活用されており、9.6%の企業がIT副業人材の活用を検討していることが分かっています。
企業がIT副業人材に対して関心をもつ理由としては「外部人材の専門スキルを活用したい」が43.8%「正社員になる可能性のある人材との接点を持ちたい」が31.3%となっています。
実際に依頼している職種では、フロントエンドエンジニアやサーバーサイドエンジニアが最も多く、全体の47.5%を占めていました。
次いでデザイナーが19.0%、PMOが9.5%、アプリエンジニアが6.3%となっており、そのほかインフラ系職種、技術顧問、情報システムなどの依頼も行われ、多種多様なIT副業人材に需要があります。
また、IT副業人材に求められるスキルで1位だったのが「JavaScript」です。
JavaScriptのフレームワークは多くの企業で採用されており、サーバーサイド開発でも幅広く利用されているため、需要が高まっているのでしょう。
2位以降のスキルは、Webシステム開発でニーズが高いPHPやRuby、機械学習やAIエンジニアに必要となるPythonが上位に入っていました。
IT副業人材の報酬時給の相場は「4,000〜4,999円」が28.6%ともっとも多く、5,000円以上の報酬は全体の32.1%を占めています。
エンジニア2年目でフリーランスへの転職を検討している方は、企業にニーズがあるIT副業人材として実績を積んでから転職しても良いでしょう。
エンジニア2年目で転職しても、第二新卒枠として企業のニーズがあるため転職を成功できる可能性は高いです。
転職活動を始めている方やまだ検討中の方も、業界分析と自己分析を行い、企業の採用担当者に納得してもらえる志望動機を考えてみましょう。
また、転職サイトや転職エージェントは活用した方が、転職活動も効率的になり企業に内定する確率も上がります。
キャリア不足などをネガティブに捉えず、本記事で解説してきた第二新卒の強みを理解し、積極的に転職活動を行っていきましょう。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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