Webデザイナーはリモートワークできる?リモートワーク求人・案件実情や要求されやすいスキルを解説!

リモートワーク市場動向分析

2022.07.26

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、在宅にて仕事をするリモートワーク(テレワーク)をする人は、政府の調査によると令和元年度から2年度にかけて19.7%増加したことがわかっています。


リモートワークができる職業とそうでない職業がありますが、今回は「Webデザイナー」という職業について、リモートワークとの関連性をご紹介します。

<目次>
1.Webデザイナーはリモートワークできる?
2.Webデザイナーのリモートワーク求人・案件実情
3.Webデザイナーの年収
リモートワーク求人・案件だと年収は変化する?
4.Webデザイナーのリモートワーク求人・案件獲得方法
フリーランスエージェントの活用
クラウドソーシングサービスの活用
SNSの活用
5.Webデザイナーがリモートワーク求人・案件で要求されやすいスキル
Webデザインスキル/経験
SEMなどのデジタルマーケティングスキル/経験
プログラミングスキル
6.リモートワーク求人・案件に参画する際の注意点
評価基準が成果物だけとなる
長時間労働になりやすい
情報漏洩に注意
7.まとめ

 

 

 

1.Webデザイナーはリモートワークできる?


Webデザイナーはリモートワークできる?関連画像
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まず、Webデザイナーはリモートワーク可能です

Webデザイナーの仕事で必要なものは、パソコンとインターネット環境です。

 

そのため、職場に出勤して仕事をしなければならないというわけではなく、リモートワークに対応できます。

Webデザイナーの仕事は、Webサイトの見た目の美しさや使いやすさをデザインしたり、そのデザインを実現するためにコーディングを行ったりします。

 

場合によっては企業や、ともに仕事をするチームのメンバーと顔を合わせることもありますが、リモートワークにも対応可能です。

 

 

 

2.Webデザイナーのリモートワーク求人・案件実績


Webデザイナーはリモートワークできる?関連画像
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Webデザイナーのリモートワーク求人・案件は実際に多く存在しており、常駐求人・案件よりもリモートワーク求人・案件の方が多い傾向にあります。

求人・案件サイトによっては「リモートワーク」の項目で絞って検索もできるほど案件数が多く、場所関係なく応募できるというメリットがあります。

 

フリーランススタートでWebデザイナーの求人・案件数を見てみると1,670件のうち、約18%ほど(312件)がリモートワーク求人・案件です。

リモートワーク求人・案件のほとんどはオンライン面談が可能で、業務委託の形で契約を結ぶことがほとんどです。

 

 

 

 

3.Webデザイナーの年収


Webデザイナーはリモートワークできる?関連画像
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Webデザイナーの年収の相場は次のとおりです。

 

平均年収

中央値年収 最高年収

最低年収

600万円

535万円

1,320万円

240万円

(参照:Webデザイナーのフリーランス求人・案件 月額単価相場)

 

上記年収を月額単価で見てみると、Webデザイナーの平均単価は50万円、中央値単価は44.6万円、最高単価は110万円、最低単価は20万円となっています。

Web系の職業にはさまざまなものがありますが、参考として「UI・UXデザイナー」をフリーランススタートで比較した場合、平均単価が61.7万円、中央値単価は65万円、最高単価は200万円、そして最低単価は20万円となっています。

 

Webデザイナー求人・案件を少し覗いてみる↓

 

オススメのWebデザイナー案件はこちら
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リモートワーク求人・案件だと年収は変化する?

Webデザイナーのうち、フリーランスで会社に常駐して働く方法と、会社の外・自宅などで働くリモートワークの方法とで、年収がどのように変化するのかを見てみましょう。

まず、常駐求人・案件とリモートワーク求人・案件では、収入面での変動はあまりみられません。

 

Webデザイナーの仕事で年収が変わるのはリモートワーク求人・案件かどうか、常駐かどうかではなく、あくまで仕事の内容・範囲によるものです。

また、求人・案件サイトによって異なりますが、求人・案件数は「常駐」の方が多くなります。

 

リモートワーク求人・案件で収入を得ていきたいと考えている方の場合、常駐求人・案件で継続的な収入を得ている方と比べると求人・案件が獲得しづらいのではという不安がつきまとうかもしれません。

しかし、実際にはWebデザイナーの需要は高く、リモートワーク求人・案件も年々数が多くなっているため、求人・案件獲得をすることは可能です。

 

Webデザイナーはどのようにしてリモートワーク求人・案件を獲得すれば良いのか、次章で詳しい方法をご紹介します。

 

 

 

4.Webデザイナーのリモートワーク求人・案件獲得方法


Webデザイナーはリモートワークできる?関連画像
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ここからは、Webデザイナーがどのようにしてリモートワーク求人・案件を受注すれば良いのか、案件獲得方法について3つの方法をご紹介します。

これらの方法で企業にアプローチし、ぜひリモートワーク求人・案件を獲得してみましょう。

 

フリーランスエージェントの活用

まず1つ目は「フリーランスエージェント」を活用することです

フリーランスエージェントとは、フリーランス専門のエージェントサイトのことを言います。

 

自分で求人・案件を探して面接やアポ取りなどをする通常の求人・案件サイトとは違い、エージェントは人材を採用したい企業と、仕事を探しているWebデザイナーを含むフリーランスをつなぐサポート役をしてくれます。

フリーランスエージェント専任スタッフが間に立ち、自分に合った求人・案件を紹介してくれたり、面接のアドバイスやサポートをしてくれたりするなど、スムーズな転職や求人・案件獲得に臨めるのが特徴です。

 

そのため「Webデザイナー」「リモートワーク求人・案件」などの希望を伝えると、効率良く該当する求人・案件を紹介してもらえるでしょう。

転職や求人・案件獲得にあたり心配なことなど相談に乗ってもらえたり、契約周りのサポート、福利厚生などの手厚いサポートなどもあるため、フリーランスでずっと一人で求人・案件をこなしてきた方にとっては心強いでしょう。

 

どんなフリーランスエージェントがあるのか覗いてみる→

 

 

クラウドソーシングサービスの活用

2つ目は「クラウドソーシングサービス」を活用することです

クラウドソーシングサービスとは、仕事を依頼したい企業と、仕事をしたいワーカーをマッチングさせるためのサービスで、気軽に仕事を受注できるというメリットがあります。

 

クラウドソーシング側に手数料を支払う必要はあるものの、不払い・未払いを防ぐ仕組みがあり安心して仕事に取り組める環境になっているため、これまでリモートワーク求人・案件を扱ったことがないという方におすすめです。

クラウドソーシングサービスは「ランサーズ」や「クラウドワークス」などの大手サービスをはじめ、多くのサービスがあるため、仕事が見つけやすい・使いやすいなど自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

 

また、複数のクラウドソーシングサービスに登録して求人・案件獲得に臨むのもおすすめです。

企業によっては、1つのクラウドソーシングサービスしか利用していないということもあるため、より理想の求人・案件に出会うためにも複数のサービスを利用してみると良いでしょう。

 

 

SNSの活用

3つ目は、SNSを活用することです

FacebookやTwitterなどのSNSでは、リモートワーク求人・案件情報が掲載されていることがあります。

 

求人・案件サイトへ情報掲載をする費用が省けることや、DM(ダイレクトメール)や返信機能で直接ワーカーとやり取りができること、相手の投稿内容で人柄が見えやすいなど、企業・ワーカー双方にとって大きなメリットがあります。

ハッシュタグを活用し、リモートワーク求人・案件や取り組みたい仕事を探してみると良いでしょう。

 

同じくWebデザイナーとしてリモートワーク求人・案件を探しているユーザーが他にもいれば、グループチャットを作って情報交換することもできます。

 

 

 

5.Webデザイナーがリモートワーク求人・案件で要求されやすいスキル


Webデザイナーはリモートワークできる?関連画像
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続いては、Webデザイナーがリモートワーク求人・案件においてどのようなスキルを求められているのかをご紹介します。

Webデザイナーとしてリモートワーク求人・案件を獲得するために、ぜひ取得しておきたいスキルを見てみましょう。

 

Webデザインスキル/経験

まずは、Webデザイナーとして活躍するためにWebデザインの知識を身に着け、スキルを高めておく必要があります。

それを実証するために必要になるのが、経験や実績です

 

すでにWebデザイナーとして仕事をしている方の場合は、どのような成果物を作ってきたのか、Webデザイナーとしてどれくらいの年数仕事を続けてきたのかが実績となります。

また、具体的なWebデザインスキルを挙げると「Photoshop」や「Illustrator」などのデザインツールスキルや、ユーザーが使いやすい・購入やサービス利用につながりやすい「UI/UX設計」のスキルなどがあります。

 

ウェブデザイン技能検定やWebデザイナー検定などの検定試験もあるため、Webデザイナーになってからあまり実績がない、年数が経っていないという方は、企業にも提示しやすい資格取得をするのもおすすめです。

 

 

 

SEMなどのデジタルマーケティングスキル/経験

2つ目は、SEMなどのデジタルマーケティングスキルや経験です

「SEM」とは、Search Engine Marketing(検索エンジンマーケティング)の略で、GoogleやYahoo!などの検索エンジン上で行われるマーケティングのことを言います。

 

Webサイトを訪れるユーザーを増やすためにどのような方法をとれば良いのか、そのマーケティング方法のことです。

ただ良いデザインのWebサイトを作り続けていても、見てくれるユーザーがいなければ意味がありません。

 

そのため、ユーザーにとって使いやすい・見やすいデザインを作ることはもちろんですが、それと同じくらいSEMなどのマーケティングを行う必要があるということです。

WebデザイナーとしてWebサイトを作るだけでなく、ユーザーの認知度を向上させるマーケティングについても知識を有していると、よりユーザーを呼び込みやすいWebサイト作りができるでしょう。

 

 

プログラミングスキル

最後にWebデザイナーとしてプログラミングに関するスキルを有していることです

Webサイトのデザインをし、そのデザインをWebサイトにするための工程である「コーディング」を行ったり、WordPress(ワードプレス)のカスタマイズのためにコードを知っておいたりすることが挙げられます。

 

HTML
CSS
JavaScript

 

上記がWebデザイナーに求められるスキルです。

 

 

 

6.リモートワーク求人・案件に参画する際の注意点


Webデザイナーはリモートワークできる?関連画像
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最後に、リモートワーク求人・案件に参画する際に覚えておきたい注意点についてご紹介します。

常駐求人・案件でも気をつけるべきことは多くありますが、リモートワーク求人・案件ならではのデメリット・注意点も少なからずあります。

 

評価基準が成果物だけとなる

リモートワーク求人・案件の場合、企業の評価基準が「成果物(納品物)」だけとなります。

常駐求人・案件の場合、チーム内のメンバーとのやり取りをその場で行えるほか、日頃の言動や人柄などもあわせて評価してもらいやすくなりますが、リモートワーク求人・案件の場合は直接顔を合わせる機会がなく、相手からの評価は成果物だけになります。

 

そのため、相手からの評価や信用を得るためには、納期を確実に守ることやチャットツールでのレスポンスを迅速に行うなどの対応をする必要があります。

 

 

長時間労働になりやすい

リモートワーク求人・案件の場合、定時が決まっている常駐求人・案件と違って自宅などでの仕事になるため、長時間労働になりやすいのがデメリットです。

プライベートの時間と仕事の時間をうまく切り分けられるかどうか、納期が迫ってきて仕事量が増え、なかなか手が離せない状況になるなど注意しなければなりません。

 

リモートワーク求人・案件で自宅にこもりっきりになるということも珍しくないため、体調管理に気を遣う必要があります。

 

 

情報漏洩に注意

社内システムへのアクセス時や成果物の納品時など、あらゆるシーンで気をつけなくてはならないのが、情報漏洩です。

自宅のインターネット環境が整備されているか、そしてセキュリティ対策がきちんとなされているかが重要なポイントです。

 

万が一情報漏洩が発生してしまった際には、会社に大きな損失を与えてしまい、最悪の場合訴訟などのトラブルになりかねません。

リモートワーク求人・案件を探す前に、まず自宅のインターネット環境の整備、セキュリティ対策を講じることが大切です。

 

また、カフェやコワーキングスペースなど自宅以外で仕事をこなす際もWi-Fi環境や機密情報などの流出、PCなどの盗難に注意をしましょう。

 

 

 

7.まとめ


Webデザイナーは常駐求人・案件が多いものの、リモートワーク求人・案件の数も非常に多く、新型コロナウイルス感染症の影響で増えているテレワークにも対応しやすい職業と言えるでしょう。

Webデザイナーのリモートワーク求人・案件獲得を希望する場合、今回ご紹介しましたクラウドソーシングサービスやSNSの活用、そしてフリーランスエージェントや求人・案件サイトをぜひ活用してみましょう。

 

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なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。

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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

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