情報処理安全確保支援士試験とは?合格率を含む試験の詳細や資格取得メリット、対策法を解説

資格

2022.03.04

情報処理安全確保支援士試験(SC)とは、情報セキュリティのスペシャリストを認定する国家資格です。

本記事では情報処理安全確保支援士試験について以下の点を詳しく解説します。


情報処理安全確保支援士試験とは何かについて
情報処理安全確保支援士試験の詳細について
情報処理安全確保支援士試験の資格取得のメリット・デメリットについて
情報処理安全確保支援士試験合格のためのおすすめ参考書や対策法について


情報処理安全確保支援士試験を現在勉強している/今後勉強する予定の方はぜひご一読ください。

<目次>
1.情報処理安全確保支援士試験とは
情報処理安全確保支援士試験と情報セキュリティマネジメント試験の違い
2.情報処理安全確保支援士試験試験の詳細
情報処理安全確保支援士試験の試験会場・日程・受験料
情報処理安全確保支援士試験の試験時間・出題形式・出題数
情報処理安全確保支援士試験の出題内容
情報処理安全確保支援士試験の受験者数・合格率・難易度
情報処理安全確保支援士試験の申し込み手順
情報処理安全確保支援士試験の有効期限
情報処理安全確保支援士試験の勉強時間
3.情報処理安全確保支援士試験の資格取得のメリット
情報セキュリティ知識が身に付く
IT系企業に就職しやすい
資格手当や報奨金を貰える
他の高度試験及び支援士試験の一部免除
4.情報処理安全確保支援士試験の資格取得のデメリット
勉強時間を確保する必要がある
5.情報処理安全確保支援士試験合格のためのおすすめ参考書や対策法
おすすめ参考書①:令和04年【春期】【秋期】情報処理安全確保支援士合格教本 (情報処理安全確保支援士試験)
おすすめ参考書②:情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2022年版
おすすめ参考書③:うかる! 情報処理安全確保支援士 午後問題集
情報処理安全確保支援士試験を合格するには過去問も解こう
6.まとめ

 

 

 

 1.情報処理安全確保支援士試験とは


情報処理安全確保支援士試験とは関連画像
情報処理安全確保支援士試験とは関連画像

 

情報処理安全確保支援士試験とは、情報セキュリティのスペシャリストを認定する国家資格です

試験の主な対象者は、情報セキュリティに関する専門的なスキルや知識を活用し、企業や組織に導入される情報セキュリティシステムの企画/設計/開発/運用を支援したり、適切な指導や助言をする仕事につきたい人(主にセキュリティコンサルタント)です。

 

【情報処理安全確保支援士の具体的な仕事内容】

情報セキュリティシステムの企画/設計/開発/運用を支援
規程の策定やリスクへの対処、暗号利用、マルウェア対策、脆弱性への対応など

 

【情報処理安全確保支援士に必要なスキル】

情報セキュリティに関するスキルや知識全般
情報システムや基盤への脅威分析に関する知識
情報セキュリティの動向・事例をもとに、他者へアドバイスできるコミュニケーションスキル
システム開発や品質管理、スキルネットワーク、データベースなど知識
暗号、認証、フィルタリングなどを適用させるスキル など

 

 

情報処理安全確保支援士試験と情報セキュリティマネジメント試験の違い

情報処理安全確保支援士試験とよく似た試験に、情報セキュリティマネジメント試験があります。

情報セキュリティマネジメント試験とは、情報セキュリティマネジメントの計画/運用/評価/改善を通して、企業や組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基礎的なスキルを認定する国家試験です。

 

2つはどちらも情報セキュリティに関する専門知識を認定する国家試験ですが、決定的な違いは「試験で問われる問題の難易度」です。

情報セキュリティマネジメント試験は情報処理技術者試験のレベル区分(1〜4)でもレベル2に設定され、試験で問われる問題は基礎的な問題が多いのに対し、情報処理安全確保支援士試験はレベル4に設定され、試験で問われる問題もより専門的な高難度の問題が多いです。

 

出題形式に関しても、情報セキュリティマネジメント試験は全て多肢選択式問題ですが、情報処理安全確保支援士試験では、多肢選択式に加え、記述・論述問題も問われます。

試験時間や出題数も情報処理安全確保支援士試験の方が圧倒的に多いです。

(※後述解説)

 

そのため、情報セキュリティマネジメント試験は「情報セキュリティに関する基礎的な試験」情報処理安全確保支援士試験は「情報セキュリティに関するスペシャリストを認定する試験」と覚えておきましょう。

なお情報セキュリティマネジメント試験は、ITパスポート試験の上位資格と位置付けられているため、ITパスポート取得した後、さらなるスキルアップを目指す方にもおすすめの試験です。

 

 

 

 

2.情報処理安全確保支援士試験試験の詳細


情報処理安全確保支援士試験とは関連画像
情報処理安全確保支援士試験とは関連画像

 

ここからは、情報処理安全確保支援士試験の詳細について見ていきます。

 

 

情報処理安全確保支援士試験の試験会場・日程・受験料

情報処理安全確保支援士試験の試験会場・日程・受験料は以下の通りです。

 

【試験会場】

全国主要都市

試験地の詳細はこちらより確認できます。

 

【試験日程】

年2回(春期と秋期)開催され、詳細日時は以下の通りです。

 

春期試験:2022年4月17日(日)予定(既に申し込み期間は終了)

秋期試験:2022年10月9日(日)予定

 

情報処理安全確保支援士試験とは関連画像
情報処理安全確保支援士試験とは関連画像

(出典:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験:各試験のスケジュール)

 

【試験受験手数料】

7,500円(税込)

受験手数料は5,700円でしたが、以下の時期より上記7,500円に改定されています。

 

筆記により実施する試験区分 令和3年度秋期試験から適用
CBT方式で実施する試験区分 令和4年(2022年)4月から実施する試験に適用

 

 

情報処理安全確保支援士試験の試験時間・出題形式・出題数

情報処理安全確保支援士試験の試験時間・出題形式・出題数は以下の通りです。

 

 

午前I

午前II

午後I

午後II

試験時間

9:30~10:20
(50分)

10:50~11:30
(40分)

12:30~14:00
(90分)

14:30~16:30
(120分)

出題形式

多肢選択式
(四肢択一)
多肢選択式
(選択問題あり)
記述式

記述式

出題数

30問 25問

3問

2問

解答数

30問 25問 2問

1問

 

 

情報処理安全確保支援士試験の出題内容

情報処理安全確保支援士試験では、主に以下の内容が問われます。

 

【午前Ⅰ:共通知識】

基礎理論
コンピュータシステム
技術要素
開発技術
プロジェクトマネジメント
サービスマネジメント
システム戦略
経営戦略
企業と法務

 

【午前Ⅱ:専門知識】

①技術要素

出題分類

詳細

データベース

データベース方式、データベース設計、データ操作、トランザクション処理、データベース応用

ネットワーク

ネットワーク方式、データ通信と制御、通信プロトコル、ネットワーク管理/応用

セキュリティ

情報セキュリティ、情報セキュリティ管理、セキュリティ技術評価、情報セキュリティ対策、セキュリティ実装技術など

 

②開発技術

出題分類

詳細

システム開発技術

システム要件定義・ソフトウェア要件定義、設計、実装・構築、統合・テスト、導入・受入支援、保守・廃棄

ソフトウェア開発管理技術

開発プロセス・手法、知的財産適用管理、開発環境管理、構成管理・変更管理

 

③サービスマネジメント

出題分類

詳細

サービスマネジメント

サービスマネジメント、サービスマネジメントシステムの計画及び運用、パフォーマンス評価及び改善、サービスの運用、ファシリティマネジメント

システム監査

システム監査、内部統制

 

【午後】

①情報セキュリティマネジメントの推進又は支援に関すること

情報セキュリティ方針の策定
情報セキュリティリスクアセスメント
情報セキュリティリスク対応
 など

 

②情報システムの企画・設計・開発・運用におけるセキュリティ確保の推進又は支援に関すること

セキュリティを考慮した企画・要件定義
セキュリティを考慮したアーキテクチャの設計
セキュリティ機能の設計・実装、プログラミング、テスト、運用保守
 など

 

③情報及び情報システムの利用におけるセキュリティ対策の適用の推進又は支援に関すること

暗号利用及び鍵管理
マルウェア対策
セキュリティ監視並びにログの取得 及び分析

 など

 

④情報セキュリティインシデント管理の推進又は支援に関すること

情報セキュリティインシデントの管理体制の構築
情報セキュリティ事象の評価
情報セキュリティインシデントへの対応

 など

 

情報処理安全確保支援士試験の出題内容の詳細は「試験要綱(40ページ)」または「シラバス」をご確認ください。

 

 

情報処理安全確保支援士試験の受験者数・合格率・難易度

ここでは、情報処理安全確保支援士試験の受験者数・受験者層・合格率について見ていきます。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公式に掲載している「統計情報」を基に、平成29年〜令和3年までの過去5年間における情報処理安全確保支援士試験の受験者数・受験者層・合格率について調べてみました。

 

【情報処理安全確保支援士試験 推移表(春期・秋期の年度合計)】

 

受験者数(人)

合格者数 (人)

合格率 (%)

平成29年度

33,484

5,589

16.7

平成30年度

30,636 5,414

17.7

令和元年度

28,520 5,447

19.1

令和2年度
(※秋期のみ)

11,597 2,253

19.4

令和3年度 

22,582 4,665

20.7

平均

25,363 4,673

18.7

(参照:令和3年度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 統計資料)

 

過去5年間において、情報処理安全確保支援士試験の平均合格率は18.7%という結果になりました。

また、情報処理安全確保支援士試験は、情報処理技術者試験のレベル区分(1〜4)でも最も難しいレベル4に設定されています。

 

以下は同じレベル4に該当する情報処理技術者試験の平均合格率を比較した表です。

 

試験名

平均合格率(%)[令和3年度]

プロジェクトマネージャ試験(PM)

13.9

データベーススペシャリスト試験(DB)

15.1

システム監査技術者試験

15.0

エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)

17.2

(参照:令和3年度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 統計資料)

 

上記の表を見比べると、情報処理安全確保支援士試験は、レベル4に該当する情報処理技術者試験の中では、合格率が高い部類の試験だとわかります。

しかし、受験者の約5人に1人しか合格できないというデータを見ると、情報処理安全確保支援士試験もまた非常に難しい試験の1つだと推測できます。

 

 

情報処理安全確保支援士試験の申し込み手順

情報処理安全確保支援士試験は春期・秋期試験と毎年2回実施されています。

ここでは参考までに「令和4年度・春期試験(令和4年4月17日実施予定)」の申し込み手順について記述します。

 

1. インターネット申込み
 ※公式ホームページにて案内書の参照
2. ホームページで受験の申込期間(1月11日~2月1日18時)
 ※申込手順に従って受験者本人が必要事項を入力(受験手数料 7,500円)
 ※コンビニ決済やクレジットカード決済、ペイジー(Pay-easy)での払込みなど対応可能
3. 申込内容の変更期間(1月11日~ 2月9日12時)
4. 受験票の発送 (3月29日予定)
5. 受験票再発行受付期間 (4月7日~4月12日)
6. 試験 (4月17日)
7. 合格発表(未定)
8. 合格証書交付(未定)

【参考|令和4年度 春期 情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 案内書】

 

 

情報処理安全確保支援士試験の有効期限

情報処理安全確保支援士試験自体に対しての有効期限はありません。

しかし、情報処理安全確保支援士として登録した場合、有効期限は3年間です。

 

情報処理推進機構(IPA)では、スキルや知識を確認するための更新制・更新講習が実施されています。

 

【更新制とは?】

情報処理安全確保支援士の登録に更新制が導入されました。更新制導入の目的は、サイバーセキュリティに関する最新の知識・技能の維持のみならず、欠格事由に該当していないかなど、情報処理安全確保支援士としての資格を有しているかを改めて確認することで、情報処理安全確保支援士制度の信頼性向上を目指すものです。

(引用|情報処理安全確保支援士試験:登録セキスペの方々へ)

 

【2019年10月1日登録者の初回更新例】

情報処理安全確保支援士試験とは関連画像
情報処理安全確保支援士試験とは関連画像

(参照|情報処理安全確保支援士試験:登録セキスペの方々へ)

 

義務付けられた講習を全て修了し、決められた期間までに更新手続きを行えば、再度3年間の有効期限が付与されます。

なお更新手数料は無料、更新講習は有料です。

 

詳細はこちらをご確認ください。

 

 

情報処理安全確保支援士試験の勉強時間

情報処理安全確保支援士試験は、情報処理技術者試験のレベル区分(1〜4)でも最も難しいレベル4に設定されています。

また合格率は18%前後で、試験合格の難易度は非常に高いと言えるでしょう。

 

そのため、弊社では情報処理安全確保支援士試験の合格には「約500時間以上」の勉強時間が必要だと考えます。

しかし、各々が持つスキルやノウハウによって合格に必要な勉強時間は異なります。

 

「約500時間以上」の勉強時間はあくまで目安として捉え、勉強時間には必ず余裕を持つようにしましょう。

 

なお、情報処理安全確保支援士試験にチャレンジする前段階として、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験など情報処理技術者試験のレベル2〜3の資格を取得しておくと、ITに関する基礎や応用知識が身に付き、勉強時間の短縮が期待できるでしょう。

 

 

 

 

3.情報処理安全確保支援士試験の資格取得のメリット


情報処理安全確保支援士試験とは関連画像
情報処理安全確保支援士試験とは関連画像

 

ここでは、情報処理安全確保支援士試験の資格取得のメリットについて解説します。

 

 

情報セキュリティ知識が身に付く

情報処理安全確保支援士試験の資格を取得すると、多くの情報セキュリティ知識が身に付きます

例えば、以下のような知識が身に付きます。

 

情報システムの企画から運用を安全に行うための情報セキュリティ知識全般
ファイアウォールの仕組み
暗号化の仕組み
SSLの仕組み
ファイル共有ソフト
タイムスタンプ

 

 

IT系企業に就職しやすい

情報処理安全確保支援士試験の資格を取得すると、IT系企業に就職しやすいです

情報処理安全確保支援士試験は、情報セキュリティに関する資格の中でも難易度が高い試験です。

 

また情報セキュリティに関するスキルや知識は定量的にアピールしづらいです。

試験に合格すれば、情報セキュリティに関する高度なスキルと知識を客観的に明示できるため、IT系企業(特にセキュリティ系企業)への就職を有利に進めることができます。

 

また情報処理安全確保支援士は、業種を問わずシステムを開発する多くの企業や組織で重宝されます。

そのため、さまざまな業界で活躍できると言えるでしょう。

 

 

 

資格手当や報奨金を貰える

情報処理安全確保支援士試験に合格すると、企業や組織によっては、資格手当や報奨金が貰えます

以下に、資格手当や報奨金について公式に明示している企業情報を掲載しておきます。

 

企業名

資格手当(月間)

合格一時金

株式会社エフ・アイ・ティ

50,000円

70,000円

キャロットソフトウェア株式会社

18,000円

36,000円

株式会社ユートピア

20,000円

不明

 

上記はあくまで一例です。

所属する企業や組織ごとに金額は異なるため、気になる場合は各企業や組織の公式ホームページを確認しましょう。

 

 

他の高度試験及び支援士試験の一部免除

情報処理安全確保支援士試験に合格(資格保有時から2年間有効)していると、情報処理技術者試験の高度試験や情報処理安全確保支援士試験の一部(共通的知識を問う午前Ⅰ試験)が免除され、午前Ⅱ試験から受験できる特権があります

 

【免除対象条件(以下1つでも合格していれば対象となる)】

応用情報技術者試験(AP)に合格
情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験のいずれかに合格
情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験の午前Ⅰ試験で基準点以上の成績をとる

(引用|IPA:免除制度の概要)

 

 

 

4.情報処理安全確保支援士試験の資格取得のデメリット


情報処理安全確保支援士試験とは関連画像
情報処理安全確保支援士試験とは関連画像

 

ここでは、情報処理安全確保支援士試験の資格取得のデメリットについて解説します。

 

 

勉強時間を確保する必要がある

情報処理安全確保支援士試験の資格を取得するには、多くの勉強時間を確保する必要があります。

先ほども解説しましたが、情報処理安全確保支援士試験は、情報処理技術者試験のレベル区分(1〜4)でも最も難しいレベル4に設定されています。

 

また合格率は18%前後で、試験合格の難易度は非常に高いと言えるでしょう。

情報処理安全確保支援士試験の合格には「約500時間以上」の勉強時間が必要だと考えます。

 

しかし、各々が持つスキルやノウハウによって合格に必要な勉強時間は異なります。

上記勉強時間はあくまで目安として念頭に置いておきましょう。

 

 

 

5.情報処理安全確保支援士試験合格のためのおすすめ参考書や対策法


情報処理安全確保支援士試験とは関連画像
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ここでは、情報処理安全確保支援士試験合格のためのおすすめ参考書や対策法について解説します。

 

 

おすすめ参考書①:令和04年【春期】【秋期】情報処理安全確保支援士合格教本 (情報処理安全確保支援士試験)

情報処理安全確保支援士試験とは関連画像
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(出典:Amazon)

 

【本書のおすすめポイント】

知識編では、知識解説+確認問題で構成されているため、知識だけに止まらず、確実に得点に結び付ける実践力が身に付く
「午後」問題対策では、記述力・論述力を身に付けるための確認問題が多数あるため、応用力が身に付く
読者特典のWebアプリでは、午前I試験・午前II試験がそれぞれ25回分ずつの問題演習が収録されているため、自分の得意・不得意を分析できる

 

 

おすすめ参考書②:情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2022年版

情報処理安全確保支援士試験とは関連画像
情報処理安全確保支援士試験とは関連画像

(出典:Amazon)

 

【本書のおすすめポイント】

新試験の傾向を徹底分析・対策しているため、幅広い出題範囲に対応できるようになる
実際の試験形式でテーマに沿った確認問題が掲載されているため、知識の理解度が確認できるだけでなく、合格力が身に付く
旧情報処理安全確保支援士試験を含めた、16回分の過去問解説がWebでダウンロードできる

 

 

おすすめ参考書③:うかる! 情報処理安全確保支援士 午後問題集

情報処理安全確保支援士試験とは関連画像
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(出典:Amazon)

 

 

【本書のおすすめポイント】

過去問の解法がポイントごとに整理されているため、初心者でも理解しやすい
左ページに問題が、右ページに解答/解説のレイアウトに構成されているため、勉強しやすい
45パターン、300問以上の確認問題が収録されているだけでなく、上級者向けに追加コンテンツがダウンロードできるため、幅広い問題に対応する実践力が身に付く

 

 

情報処理安全確保支援士試験を合格するには過去問も解こう

情報処理安全確保支援士試験に合格するには、必ず過去問を解きましょう。

過去問は、自分のIT知識がどのくらいかを点数として客観的に判断できるだけでなく、間違えたポイントを分析することで足りない知識を補うことができたり、勉強すべき箇所が把握できます。

 

なお過去問は「公式サイト(IPA)」や「情報処理安全確保支援士.com」に掲載されています。

ぜひ活用してみてください。

 

 

 

6.まとめ


今回は、情報処理安全確保支援士試験を現在勉強している/今後勉強する予定の方に向けて、情報処理安全確保支援士試験の概要や取得するメリット・デメリット、合格に向けたおすすめの参考書や対策法などについて詳しく解説してきました。

 

情報処理安全確保支援士試験とは、情報セキュリティのスペシャリストを認定する国家資格です。

 

情報処理安全確保支援士試験のメリットは、以下の4点
情報セキュリティ知識が身に付く
IT系企業に就職しやすい
資格手当や報奨金を貰える
他の高度試験及び支援士試験の一部免除

 

情報処理安全確保支援士試験の資格取得のデメリットは、以下の1点
勉強時間を確保する必要がある(約500時間以上)

 

情報処理安全確保支援士試験に合格するためのおすすめ参考書は、以下の3選
令和04年【春期】【秋期】情報処理安全確保支援士合格教本 (情報処理安全
確保支援士試験)
情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2022年版
うかる! 情報処理安全確保支援士 午後問題集

 

過去問も活用しよう

 

情報処理安全確保支援士は将来性が高い資格です。

近年、加速するIT社会に対応するため、多くの企業が機密情報や個人情報の保護、サイバー攻撃への対処などの観点から、情報セキュリティ対策を重要視しています。

 

そのため、情報セキュリティに関するスキルやノウハウを持つ人材の需要が、今後ますます高まることが予想されます。

ぜひ将来、情報処理安全確保支援士として活躍したいと考える方は、情報処理安全確保支援士試験にチャレンジしましょう。

 

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