公開日:2022.05.21
更新日:2025.03.24
データアナリストはデータ分析を行う職業です。さまざまな分野でデータの活用が進む中、データアナリストの需要が高まっています。
データアナリストを目指している人も多いでしょう。
そこで今回はデータアナリストに必要な資格について解説します。
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<目次>
1.データアナリストの仕事の領域
エンジニア型のデータアナリスト
コンサルタント型のデータアナリスト
2.データアナリストにおすすめの資格
統計検定
データベーススペシャリスト
オラクルマスター
Python 3 エンジニア認定基礎試験
Python 3 エンジニア認定データ分析試
G検定・E資格
3.データアナリストの資格を取得に役立つサービス
gacco(ガッコ)
Udemy(ユーデミー)
データサイエンティスト協会
4.データアナリストの資格取得メリット
収入アップの可能性がある
データアナリストの領域を体系的に学べる
転職に有利になる可能性がある
5.まとめ
データを分析することは、ビジネスを成功させるために不可欠な要素です。
データを効果的に活用することで、これまでの業績をより深く理解し、将来の事業に対するより良い意思決定を行うことができます。
テクノロジーの進化により、収集できる情報の種類と量が急速に拡大したため、データの収集、分類、分析方法を知ることは、ほぼすべての産業で重要な要素となっています。
データアナリストは、ファッション、食品、環境、公共部門など、さまざまな分野で活躍しています。
仕事領域は多岐にわたり、収集したデータを収集・評価するだけでなく、社内のデータを管理し、データ関連の問題が発生した場合にも対応する仕事です。
その業務を大別すると、「エンジニア型」と「コンサルタント型」の2種類に分けられます。
エンジニア型のデータアナリストでは、膨大なデータから規則性・要求を見つけ、主に具体的なシステムの構築や改善を行います。
一方コンサルタント型のデータアナリストでは、クライアントや企業の課題解決に向け、データを分析し、解決案を提案します。
まず仮説を立案するところから始まり、データの解析を通じて検証、そこで得られた結果に基づいてコンサルティングを行います。
主にコンサルティングやマーケティング業界の企業で専門職として採用されるケースが多いです。
論理的思考やマーケティング分野の知識・経験が求められます。
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データアナリストになるための資格はありません。
ただし、資格があることでスキルの証明となり、採用される確率が上がるでしょう。特に統計学やデータに関する知識は必須です。
データアナリストにおすすめの資格は以下の通りです。
・統計検定
・データベーススペシャリスト
・オラクルマスター
・Python3 エンジニア認定基礎試験
・Python3 エンジニア認定データ分析
・G検定、資格
それでは、それぞれ詳しくみていきましょう。
統計検定とは、統計に関する知識や活用力を評価する試験・資格です。
基礎的な知識を要する4級から最難関の1級まであります。日本統計学会により、統計活用力の体系的な評価システムが開発されました。
統計の知識はデータアナリストに欠かせません。データアナリストに限らず、教養の証明として武器となるので、おすすめです。
まずは大学基礎レベルの2級取得を目指してください。
データベーススペシャリストはデータアナリストやインフラ系エンジニアを目指す人におすすめの資格です。
合格するには、高品質なデータベースを企画、要件定義、開発、運用、保守するための知識・実践能力が求められます。
データアナリストは業務上、必ずデータベースを使います。そのため、データアナリストを目指す人に最適な資格です。
データベーススペシャリスト試験の詳細はこちらからご覧になれます。
オラクルマスターとは、Oracle Databaseの管理スキルを証明する資格です。
これまでに27万人以上のエンジニアが受験しています。4段階のレベルがあり、世界共通の資格です。
オラクルはデータベースのソフトウェアのシェアを大きく占めています。
多くの企業で導入していることから、取得すると就職に有利だといえます。社会外問わず、スキルの証明が可能です。
オラクルマスターの詳細はこちらからご覧になれます。
Python3 エンジニア認定基礎試験とは、Pythonの文法基礎を問う試験・資格です。
Pythonの人材育成を目的とした一般社団法人Pythonエンジニア育成推進教会が運営しています。
Pythonはビックデータで使用されている主要なプログラミング言語の1つです。Pythonの求人数は年間1.5倍前後で増加しています。
Python3 エンジニア認定データ分析試験は、先述したエンジニア認定基礎試験と同じくPythonエンジニア育成推進教会による資格です。応用版となります。
Python 3 エンジニア認定基礎試験/データ分析試験の詳細はこちらからご覧になれます。
ディープラーニングの人材を育成することを目的とした日本ディープラーニング協会では、ディープラーニングに関する知識を有するジェネラリスト向けのG検定と実装するエンジニア向けのE資格を用意しています。
公式ホームページによると、G検定の累計受験者数は68,286人、E資格は5,320人。
ディープラーニングはAI分野において注目度が高まっています。まずはG検定の取得を目指しましょう。
G検定・E資格の詳細はこちらからご覧になれます。
データアナリストの資格を取得するために役立つサービスは以下の通りです。
・gacco(ガッコ)
・Udemy(ユーデミー)
・データサイエンティスト協会
自分に合ったサービスを活用し、学習を進めましょう。それでは、それぞれ詳しく紹介します。
gaccoとは、本格的な大学レベルの講義を誰でも無料で受けられるWebサービスです。
1つの動画の長さは10分程度。スマホやタブレットでいつでもどこでも学ぶことができます。会員数は85万人超えです。
受講者同士の相互評価もあり、「データアナリストを目指している仲間」と出会えるでしょう。すきま時間の学習に活用できるおすすめサービスです。
Udemyはオンライン学習マーケットプラットフォームです。18万以上のコースから選択できます。
基礎から応用まで、データアナリストに関わるさまざまなコースがあります。
各コースは有料です。定期的にセールもやっているので、気になるコースをチェックしておきましょう。
データサイエンティスト協会とは、データサイエンティストに必要となるスキル・知識を定め、人材の育成を推進している組織です。定期的にオンライン講座を実施しています。
資格の取得によって、さまざまなメリットをもたらします。データアナリストの主な資格取得メリットは3つです。
・収入アップの可能性があがる
・データアナリストの領域を体系的に学べる
・転職に有利になる可能性がある
データアナリストの業務は幅広く、業務上で個人の成果が見えにくい傾向にあります。
一方資格を取得することで、スキルを可視化できます。自ずと収入アップに繋がるかもしれません。
データアナリストは比較的新しい職業です。まだまだ教材は発展途上といえるでしょう。
資格取得を通じて、データアナリスト関連の知識を体系的に学べます。
データアナリスト領域をしっかりとカバーすることで、今後のキャリアアップや収入アップにも有効です。
資格はスキルの証明です。転職時に有利になる可能性があります。
幅広い分野で求められているデータアナリストだからこそ、資格取得は重要です。
データアナリストになるには、統計やデータに関する知識は必須です。
今回紹介したデータアナリスト関連の資格を取得することで、知識やスキルの証明として役立ちます。資格を取得することで、収入アップや転職時に有利になるなどのメリットがあります。
また、データアナリスト領域を体系的に学びたい人にもおすすめです。まずは基礎レベルの資格取得を目指しましょう。
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