公開日:2022.05.28
更新日:2025.03.24
ETEC(組込み技術者試験制度)は、一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA)が総括している認定資格であり、組み込み系技術に関連する知識やスキルが問われます。
IT系資格の1つで、開発者向けの専門的知識が問われることから、取得することで就職や転職に有利です。
また、「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」ごとに難易度が異なることも特徴として挙げられます。
本記事では、ETEC(組込み技術者試験制度)の試験概要や申し込み手順、勉強時間などについて解説しています。
また、ETEC(組込み技術者試験制度)の資格を取得するメリットやおすすめの参考書なども紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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<目次>
1.ETEC(組込み技術者試験制度)とは
組込みエンジニアとは
2.ETEC(組込み技術者試験制度)試験
ETEC(組込み技術者試験制度)の詳細
ETEC(組込み技術者試験制度)の出題範囲
組込みソフトウェア技術者試験クラス2(エントリレベル)
組込みソフトウェア技術者試験クラス1(ミドルレベル)
ETEC(組込み技術者試験制度)の受験者数・評価・難易度
ETEC(組込み技術者試験制度)の申し込み手順
ETEC(組込み技術者試験制度)の有効期限
ETEC(組込み技術者試験制度)の勉強時間
3.ETEC(組込み技術者試験制度)の資格取得のメリット
組込みソフトウェア開発スキルや知識が身に付く
IT企業の転職・就職に活用できる
資格手当や報奨金を貰える可能性がある
4.ETEC(組込み技術者試験制度)の資格取得のデメリット
勉強時間を確保する必要がある
5.ETEC(組込み技術者試験制度)高評価獲得のためのおすすめの参考書や問題集
おすすめ参考書①:組込みシステム開発入門
おすすめ参考書②:組込み系技術者のための安全設計入門
おすすめ参考書③:すぐわかる!組込み技術教科書
6.まとめ
ETEC(組込み技術者試験制度)とは、一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA)が実施する認定試験のこと。
自動車や電化製品など、コンピュータで動作する製品が正常に作動するようにプログラムを構築します。
つまり、組み込み系ソフトウェアの技術者に向けた試験制度です。
また国家試験ではなく、公益法人主催の試験で、特定の技術者向けの知識やスキルが問われます。
ETEC(組込み技術者試験制度)は、単なる合否判定の試験ではなく受験者のスキルとやる気をアップすることを目標としています。
そのため、ETEC(組込み技術者試験制度)の試験の特徴として、試験結果の点数は受験者に返されます。
また、試験結果は学習の到達度判定や技術者評価の目安にも活用されることから、ソフトウェア技術者の学習意欲の向上にも繋がります。
さらに受験者には、一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA)から点数(スコア)の証明書が発行されるため、組み込み系ソフトウェアに関連する知識やスキルの証明になります。
組込みエンジニアとは、家電やIT機器などの組み込みシステムを開発する職種のこと。一般家庭でも活用される電化製品や製造業における工場で稼働するセンサーなどが挙げられます。
組込みシステムとして、マイクロチップもしくはマイクロコンピューターなどの仕組みを構築するなかで、システム開発のように技術的な知識やスキルが問われます。
近年のIoT技術の発展に伴い、ETEC(組込み技術者試験制度)の必要性だけでなく、組み込みエンジニアが求められる時代が到来しています。
組み込みエンジニアの業務のなかで、マイクロチップもしくはマイクロコンピューターへの組み込みについて前述しましたが、一般的に普及しているパソコンでのシステムとは異なります。
現状の課題として、取り扱うべきデータ量の増大に伴うメモリ容量の不足やCPUの処理速度の限界などが挙げられますが、これらを解決するために組み込みエンジニアが活躍します。
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ETEC(組込み技術者試験制度)試験は、「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」というように習熟度によって異なるレベルを受験することが可能。
「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」は、「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」を500点取得済が条件です。。
また、組み込み系システムの専門的でかつ技術的な知識とスキルが問われることから、難易度にも差があります。
ここでは、ETEC(組込み技術者試験制度)試験の出題範囲や難易度、申し込み手順などについて解説しています。
ETEC(組込み技術者試験制度)は、組込み系ソフトウェアのスキルを判定する試験の1つで、一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA)が運営しています。
合否判定ではなく、組込み技術者のスキルの指針の試験を行います。その結果によって、各グレードに分類されます。
具体的には、800点満点のうち正答率によりA~Cのグレードに分類され、組み込み系技術者としての技術向上に繋がるための指標として位置づけられています。
また、「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」は800点満点での評価およびグレード「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」はグレードのみの評価となっています。
ETEC(組込み技術者試験制度)について、下表にまとめました。
試験会場 |
日本全国にあるピアソンVUE社公認試験会場にて受験ができます。 |
試験日時 |
随時 |
試験時間 |
組込みソフトウェア技術者試験クラス2:90分 |
試験方式 |
CBT(Computer Based Testing) |
出題数 |
組込みソフトウェア技術者試験クラス2:120問 |
判定方法 |
組込みソフトウェア技術者試験クラス2: |
受験料 |
組込みソフトウェア技術者試験クラス2:15,000円(税別) |
受験資格 |
組込みソフトウェア技術者試験クラス2:特になし |
試験結果 |
会場受付にてスコアレポートを獲得 |
ETEC(組込み技術者試験制度)における出題範囲は「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」で異なります。
「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」2017年より、試験出題範囲に「通信」分野が追加されています。
一方、「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」では「分析」「理解・表現」「知識」の出題範囲から選出されます。
技術要素要素や開発技術/管理技術、通信の3項目の範囲から120問が出題されます。
ETEC(組込み技術者試験制度)における「組込みソフトウェア技術者試験クラス2(エントリレベル)」の出題範囲を下表にまとめました。
<技術要素>
階層 |
階層2 |
スキル項目項目 |
プラットフォーム |
プロセッサ |
MPU、バス、レジスタセットなど |
基本ソフトウェア |
ROM、RAM、Flashメモリなど |
|
支援機能 |
共有ルーチン、システムコールサービスなど |
(引用:https://www.jasa.or.jp/etec/ks-200/)
<開発技術>
階層 |
スキル項目 |
ソフトウェア詳細設計 |
分割、モジュール化、フローチャートなど |
ソフトウェアコードの作成とテスト |
レビュー手法、C言語に関すること、コーディング規約など |
ソフトウェア結合 |
テスト環境設計/構築、テストツールの選定、直交表など |
クロス開発技術 |
オブジェクトファイルフォーマット、PIC、リロケータブルファイルなど |
(引用:https://www.jasa.or.jp/etec/ks-200/)
<通信(2017年8月より出題)>
階層 |
スキル項目 |
有線通信 |
CAN、TCP/IP、USBなど |
無線通信 |
Bluetooth、IrDA、RFIDなど |
(引用:https://www.jasa.or.jp/etec/ks-200/)
<管理技術>
階層 |
スキル項目 |
品質マネジメント |
品質特性、ソフトウェアメトリクスなど |
構成管理・変更管理 |
構成管理の目的など |
(引用:https://www.jasa.or.jp/etec/ks-200/)
ETEC(組込み技術者試験制度)における「組込みソフトウェア技術者試験クラス1(ミドルレベル)」の出題範囲を下表にまとめました。
「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」試験にて「500点」以上取得した方を対象に、能力を有するレベルに達しているか判断される内容になっています。
カテゴリー |
プロパティ |
概要 |
分析力 |
仕様・設計の分析に関する問題 |
–要求定義 |
理解・表現 |
仕様・設計並びに管理の表現、理解に関する問題 |
–要求定義 |
知識 |
上記の知識を問う問題 |
–システム要求分析–システム方式設計–ソフトウェア要求分析–ソフトウェア方式設計–システム結合 |
(引用:https://www.jasa.or.jp/etec/ks-100/)
一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA)では、2017年8⽉〜2020年3⽉末までのETEC(組込み技術者試験制度)における「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」の受験者による平均スコアやGrade分布、Grade構成比が公開されています。
「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」の受験者数のGrade分布と平均スコアは下表のとおりです。
<組込みソフトウェア技術者試験クラス2のGrade分布と平均スコア>
ET経験年数 |
平均スコア |
GradeA |
GradeB |
GradeC |
---|---|---|---|---|
なし |
401点 |
9% |
40% |
51% |
1年未満 |
411点 |
7% |
47% |
46% |
1~3年 |
442点 |
10% |
61% |
30% |
4~5年 |
478点 |
18% |
68% |
13% |
5~9年 |
482点 | 16% | 76% |
9% |
10~19年 |
501点 | 27% | 65% |
7% |
20~29年 |
508点 | 26% | 67% |
7% |
30年以上 |
546点 | 35% | 65% |
0% |
(引用:https://www.jasa.or.jp/dl/etec/ETEC2_statistical_data.pdf)
一方「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」の受験者数のGrade構成比も下表にまとめました。
<組込みソフトウェア技術者試験クラス1のGrade構成比>
ET経験年数 |
構成比 |
GradeA |
GradeB |
GradeC |
non |
---|---|---|---|---|---|
1~3年 |
8% |
0% |
18% |
54% |
28% |
4~5年 |
7% |
3% |
32% |
46% |
19% |
6~9年 |
19% |
1% |
26% |
35% |
38% |
10~19年 |
51% |
2% |
31% |
43% |
24% |
20~29年 |
11% |
0% |
28% |
39% |
33% |
30年以上 |
3% |
0% |
23% |
62% |
15% |
(引用:https://www.jasa.or.jp/dl/etec/ETEC1_statistical_data.pdf)
そして、上表の評価に基づいたETEC(組込み技術者試験制度)のグレードは、A~Cに分類されます。
基本的には、「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」ともに合否判定ではなく、下記のようなグレードにて評価されます。
・グレードA:プロジェクトの自立的な運用ができる能力を備えている
・グレードB:組織内の組み込み系開発における指導的立場で、上位者の支援を受けながらプロジェクトを運用できる
・グレードC:現場における専門的立場で、上位者の支援を受けながらプロジェクトを運用できる
「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」のGrade構成比から、グレードCから上位になるにつれて割合が低くなっています。
特に「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」のグレードAの構成比が「0%」という結果から、ETEC(組込み技術者試験制度)のなかでも「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」の難易度に差があることが分かります。
また、「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」ともに、経験年数が長いほど上位グレードを獲得している傾向がみられます。
例えば、「組込みソフトウェア技術者試験クラス2(グレードA)」においてETを30年以上経験している方は、未経験者と比較して約4倍のGrade比率を獲得しています。
ETEC(組込み技術者試験制度)と類似した資格に、情報処理推進機構(IPA)が管理している「エンベデッドシステムスペシャリスト試験」が存在します。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、ETEC(組込み技術者試験制度)と同様にIoT技術などの組込み系エンジニアリングを行うための専門的な知識とスキルが問われます。
ETEC(組込み技術者試験制度)との大きな違いとして、エンベデッドシステムは合格基準が設定されており、資格取得をする際に合否判定があるため難易度が高いとされています。
また、エンベデッドシステムは国家資格のため、民間資格であるETEC(組込み技術者試験制度)と比較しても難易度が高いことが示唆されています。
ETEC(組込み技術者試験制度)の申し込み方法は、下記の流れです。
1.申し込みサイトからインターネット申込み
※ETECアカウント作成方法はこちら
2.申込画面から指示される手順に沿って必要事項(試験地、試験日時など)を入力
3.受験料の支払い
(クレジットカード決済、口座振替、バウチャーによる受験チケットの事前購入)
4.受験通知の確認
※当日顔写真の撮影あり
ETECアカウントを取得済みであればETEC(組込み技術者試験制度)の受験予約もでき、受験予定日の前日24時間までの受付が可能です。
定められた申込み方法以外で手順を進めても、受理してもらえないことがあるため、注意してください。
また受験する際は本人確認があるため、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどの身分証明証は持参してください。
ETEC(組込み技術者試験制度)における有効期限(失効期限)はありません。
能力を認定する試験であり、何らかの権利が与えられる資格とは違うので有効期限はありません。
またETEC(組込み技術者試験制度)は、以下のルールに基づいて再受験も可能です。
<組込みソフトウェア技術者試験クラス2の再受験ルール>
・1回目の受験日の翌日から、土日を含む30日が経過していれば再受験可能
・最後の受験日の翌日から、土日を含む60日が経過していれば再受験可能
一方、組込みソフトウェア技術者試験クラス1は前回の受験日から、土日を含む180日が経過していれば再受験が可能です。
ETEC(組込み技術者試験制度)の勉強時間の目安は、「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」でそれぞれ異なります。
一般的に、「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」にかける理想の勉強時間は、約50時間といわれています。
しかし、この勉強時間の目安は実務経験を約5年積んでいる経験者の意見を参考にしたものです。
さらに、「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」の方が難易度が上がるため、受験するまでにかける勉強時間がそれ以上にかかることも留意点として挙げられます。
先述した「組込みソフトウェア技術者試験クラス2のGrade分布と平均スコア」を見ても平均スコア500点以上はET経験年数が10~19年以上の受験者です。
上記からもわかる通り組込みソフトウェア技術者試験クラス1において高いグレードを目指すにはある程度の勉強時間の確保が必要でしょう。
ETEC(組込み技術者試験制度)の資格を取得するメリットは、企業に勤めたときに資格手当が付与されたり就職、転職に有利になったりすることです。
そもそも、IT系資格としてETEC(組込み技術者試験制度)を取得することは、組み込み系技術に関連する知識やスキルを身につけた証明となることから、家電などの組み込み系商品もしくはサービスを提供している企業にとっては重宝されます。
ここでは、そんなETEC(組込み技術者試験制度)の資格を取得するメリットについて解説しています。
ETEC(組込み技術者試験制度)の資格を取得するメリットの1つに、組み込み系ソフトウェアの開発スキルや知識が身に付くということが挙げられます。
組み込み系ソフトウェアとは、家電やパソコン、車などの機器類に組み込まれているソフトウェアのことです。
企業によっては、ハードウェアと並行して開発することもあり、組み込み系ソフトウェア開発とセットでプロダクトリリースされることもあります。
ETEC(組込み技術者試験制度)の資格を取得していると、IT系企業の転職、就職に活用できます。
組込みシステムの開発や運用、また管理業務の専門的な立場から業務を行うため、他エンジニアとの連携やキャリアアップも期待できます。
現代において、IoTやAIなどのIT産業との密接なかかわりもみられることから、組み込み系業界は今後ますます注目されていくことでしょう。
そのため、高度な専門的技術を兼ね備えた組み込み技術者は重宝されやすい傾向にあります。
各種求人サイトでも組み込み技術者の求人・案件が存在することから、転職や就職後の将来性も期待できるでしょう。
ETEC(組込み技術者試験制度)の資格を取得していると、企業に勤めている期間、資格手当や報奨金が充当されるなど好待遇が期待できます。
処遇内容については、勤める企業によって異なりますが、基本的には手当という形で基本給に上乗せされるケースが多くみられます。
全体的に給与が上がるところは、大きなメリットといえるでしょう。
ETEC(組込み技術者試験制度)の資格取得に際し、初心者から熟練者まで実務経験を通じて得られた知識、スキルは重要です。
しかし、勉強時間が必要などのデメリットも挙げられます。
何も勉強せずにETEC(組込み技術者試験制度)で合格することは難しく、無事取得するには計画的に勉強時間を確保することが重要です。
それでは、詳しくみていきましょう。
ETEC(組込み技術者試験制度)は、それぞれのグレードで難易度が異なるため、知識やスキルに合ったレベルで受検しなければ合格することは難しいでしょう。
ETEC(組込み技術者試験制度)に合格するためにも、個人差はありますが、「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」で約50時間の勉強時間が必要です。
また、「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」は、組み込み系システムの実務応用的な要素を含む問題が出題されますので数ヶ月単位での勉強期間が必要でしょう。
仕事量に応じて疲労度が変化してくる会社員にとって、毎日継続して勉強することは苦痛に感じます。
なかには、いくらETEC(組込み技術者試験制度)の取得を目指していても、途中で挫折する方もいます。
ETEC(組込み技術者試験制度)は社会的にも有意性を確保できるおすすめの資格ですが、勉強時間を確保しなければならないことは、デメリットといえます。
ETEC(組込み技術者試験制度)に合格するためには、参考書や問題集を参考にすることをおすすめします。
ここでは、ETEC(組込み技術者試験制度)を効率よく対策できるおすすめの参考書と問題集を紹介しています。
・組込みシステム開発入門
・組込み系技術者のための安全設計入門
・すぐわかる!組込
それでは、各参考書や問題集の概要やおすすめするポイントについて、詳しくみていきましょう。
(出典:Amazon)
「組込みシステム開発入門」は、組込みシステム技術協会人材育成事業本部の参考書です。
組込みシステム開発に関連するプログラミングや組み込みアプリケーションなどの情報を体系的に勉強できます。
ETEC(組込み技術者試験制度)にも対応しており、これから組込みシステムを学ぶ学生や社会人にもおすすめです。
(出典:Amazon)
「組込み系技術者のための安全設計入門」は、電波新聞社の参考書です。
IoT技術や工場などの組込みシステムに関連する基本を学ぶことができます。
ハードウェアだけでなく、ソフトウェアなどの開発プロセスなどの視点から安全関連系に対する要求事項が分かりやすく解説しています。
ETEC(組込み技術者試験制度)対応により、これから資格取得を目指す方にはおすすめです。
(出典:Amazon)
「すぐわかる!組込技術教科書」は、香取巻男氏と立田 純一との協著でまとめられた参考書です。
初心者向けに分かりやすくまとめられており、経験の浅い組み込み技術者までETEC(組込み技術者試験制度)を受験するための内容が網羅されています。
これからETEC(組込み技術者試験制度)を目指す方におすすめです。
今回は、ETEC(組込み技術者試験制度)の資格試験の詳細や申し込み方法、おすすめの参考書などについて解説してきました。
IoTやAI、5Gなどの技術開発などの発展に伴い、組み込み系システムの需要拡大が見込まれ、注目を浴びています。
しかし、組み込み技術者の知識やスキルなどで課題が残されている現状もあり、ETEC(組込み技術者試験制度)の資格取得を推奨している企業もみられます。
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