Webエンジニアに資格って知識習得に必要?おすすめのエンジニア資格とは?

転職

2020.06.03

Webエンジニアになりたい方や、Webエンジニアとしてのスキルアップしたい方の中には、どのプログラミング言語を学べば良いのかわからず、困っている方もいるでしょう。

そこで本記事では、Webエンジニアの知識習得に必要なおすすめの資格を紹介していきます。

特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・Webエンジニアを希望/検討している方
・Webエンジニアに興味/関心がある方
・Webエンジニアの資格取得を検討している方
・Webエンジニアの資格を知りたい方

<目次>
1. Webエンジニアに資格は必要なの?
Webエンジニアで最も大事なのはどんなスキルを持っていて何ができるのか
Webエンジニアの資格はあくまでも知識習得の補助になるもの
2.Webエンジニアが身に着けるべきスキル
フロントエンド開発に必要なプログラミング言語(JavaScript・HTMLなど)
サーバーサイド開発に必要なプログラミング言語(Java・PHP・Ruby・Pythonなど)
3.Webエンジニアの知識習得に役立つ資格4選
PHP技術者認定試験
Ruby技術者認定試験
HTML5プロフェッショナル認定資格
Java(TM)プログラミング能力認定試験
4.まとめ

 

 

 

1.Webエンジニアに資格は必要なの?


資格はWebエンジニアのキャリアに役立ちますが、資格取得を目的にするべきではありません。

 

Webエンジニアで最も大事なのはどんなスキルを持っていて何ができるのか

Webエンジニアにとって最も大事なのは、資格ではなくどんなスキルを持っていて、何ができるのかです。「Webエンジニアになりたい」「Webエンジニアとしてスキルアップをしたい」という方は資格取得を目指すよりも経験を積み、スキルを磨くことをおすすめします。

IT企業に対する調査によれば、情報機関の情報系専門教育に対する企業側の意見として「資格取得などに重きをおき、より実践的な教育がされていないことが多い」というものがあります。それだけ企業は資格よりも実践を重視しているということです。「Webエンジニアとして資格はあるけど、実践には生かせない」という事態は避けましょう。

 

Webエンジニアの資格はあくまでも知識習得の補助になるもの

Webエンジニアとして資格を取得することをメインとするのではなく、たとえばプログラミング言語の学習・実践をしていく中で知識習得の補助として資格を利用するという意識を持ちましょう。
ただし資格がWebエンジニアのキャリアにあまり役立たないという訳ではありません。IT系企業に対して経済産業省が実施した調査によると、人材のITスキルを見極める上で「保有資格」を「非常に重視している」あるいは「ある程度重視している」という企業が7割を超えます。
スキルを持っており、そのスキルを実践で活かせる方が資格を取得しておけば、ITスキルの証明として可能ということです。

WebエンジニアとしてITスキルを磨きつつ、資格の取得を目指すと良いでしょう。

 

 

 

2.Webエンジニアが身に着けるべきスキル


Webエンジニアにとって資格よりも重視するべきなのは、スキルです。しかしIT系のスキルは非常に種類が多いため、どのスキルの習得を目指すべきなのか迷うこともあるでしょう。そこでWebエンジニアが身に着けるべきスキルを2つに分けて紹介します。

 

フロントエンド開発に必要なプログラミング言語(JavaScript・HTML・CSSなど)

1つ目の重要なスキルは、WebサービスやWebアプリケーションで直接ユーザーの目に触れるフロントエンドの開発に必要なJavaScriptHTML・CSSなどのプログラミング言語のスキルです。

オンラインプログラミング塾の侍エンジニア塾が行なった現役エンジニア兼インストラクターへの調査で「3年後仕事で使えそうなプログラミング言語」として1位を獲得したのがJavaScriptです。比較的学習難易度が低いため、おすすめします。
HTML・CSSに関して正確にはプログラミング言語ではなく、マークアップ言語ですが、初心者向けのプログラミング言語とされることもあります。Webサイトの骨組みの作成などの用途に利用可能です。
フリーランス初期で、JavaScriptなどを利用する仕事を受けにくい方は、HTML・CSSを利用する仕事を中心に受けるのも良いでしょう。

 

サーバーサイド開発に必要なプログラミング言語(Java・PHP・Ruby・Pythonなど)

フロントエンド開発とは対照的にユーザーからは見えないサーバー側でプログラムの処理や管理を行うのが、サーバーサイド開発です。JavaPHPRubyPythonなどのプログラミング言語を利用します。
Javaは最も需要が大きいプログラミング言語です。フリーランス専門エージェントのレバテックが行なった調査によれば、「プログラミング言語別新規求人案件割合」で他のプログラミング言語と大きな差をつけて1位になったのがJavaです。
そして2位になったのがPHPです。PHPはスクリプト言語でHTMLに埋め込んで使用します。PHPは利便性が高くないとされることもありますが、求人件数が多いということは、それだけ仕事を得やすいということです。
Rubyは前述の調査で求人件数が3位となったプログラミング言語です。TOIBE指標のような人気や成長度合いからプログラミング言語を測る指標のほとんどでトップ10にランクインしています。しかし海外の求人メディアの記事ではこれから需要が減るプログラミング言語1位としてRubyが挙げられています。

Pythonは汎用のプログラミング言語です。コードがシンプルで扱いやすく設計されており、様々なプログラムを少ないコード行数で記述できます。海外調査会社のRedmonkの人気プログラミング言語では2位です。InstagramにもPythonが利用されています。

 

 

 

3.Webエンジニアの知識習得に役立つ資格4選


最後にWebエンジニアの知識習得に役立つ資格を4つ紹介していきます。これらの資格の習得を目指して学習していくことで、スキルを磨きつつ、資格の取得が可能です。

 

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験はスクリプト言語のPHPの試験で、「認定者の雇用機会」や「認定者が所属する会社のビジネスチャンス」の拡大を目的としております。

 

・PHP7技術者認定初級試験
・PHP5技術者認定初級試験
・PHP5技術者認定上級・準上級試験
・PHP7技術者認定ウィザード

 

上記の4つの試験があります。技術レベルに応じて試験を選びましょう。

 

Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験はRuby Associationが実施している試験です。基本的な技術レベルを認定する「Ruby Association Certified Ruby Programmer Silver Version 2.1」とRubyによるプログラム設計機能を持つ「Ruby Association Certified Ruby Programmer Gold Version 2.1」 の2つの試験があります。Rubyをメインに学習する方はGold Version 2.1の取得を目指しましょう。

 

HTML5プロフェッショナル認定資格

特定非営利活動法人のエルピーアイジャパンがHTML5やCSS3、JavaScriptの技術力と知識を測り付与する認定資格です。マルチデバイスに対応したWebコンテンツの制作の実力を測る「Level.1」とシステム間連携やマルチメディア技術に対応したWebアプリケーションや動的Webコンテンツの開発・設計能力を測る「Level.2」で構成されています。

 

Java(TM)プログラミング能力認定試験

前述のように、最も求人が多いプログラミング言語であるJavaの技術を測るのJava(TM)プログラミング能力認定試験です。入門者を対象としたプログラマやエンジニアとしてのレベルを測る1級まで、3つの試験があります。特にWebエンジニア初心者のうちは、ITスキルを証明するだけでなく、やる気のアピールにもなるでしょう。

 

 

 

4.まとめ


本記事では、Webエンジニアの知識習得に必要なおすすめの資格を紹介してきました。最も大切なのはITスキルですが、Webエンジニアとして資格勉強が知識習得に役立つことも多いです。また資格を持っていれば、ITスキルの証明にもなります。ITスキルを磨きながら、Webエンジニアとして資格取得を目指しましょう。

 

なお、フリーランスエンジニアとしての資格の必要性について詳しく知りたい方は下記記事をご一読ください↓

フリーランスエンジニアって資格取ると活躍出来るの?

 

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