公開日:2020.06.23
更新日:2025.03.24
エンジニアは年収が高いという話を聞いたことがありますか?
近年、IT技術の飛躍的な進歩でIT企業の活躍が目立つようになり、エンジニアを目指す人も増えてきています。
そこでエンジニアの年収って実際はどのぐらいなのか、知りたい方が多いのではないでしょうか。
エンジニアとして既に活躍をしている方は、自身の稼いでいる報酬は平均なのか、それ以上なのか以下なのか、疑問に思っている方も多いかと思います。
そんな今回はHTMLというマークアップ言語に絞り、HTMLコーダー(Webエンジニア)の年収について解説していきます。
また、HTMLコーダー(Webエンジニア)の仕事内容、HTMLコーダー(Webエンジニア)として年収をアップさせる方法、フリーランス求人・案件数から見るHTMLのニーズ、HTMLコーダー(Webエンジニア)の将来性についても解説していきます。
特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・HTMLコーダー(Webエンジニア)の年収を知りたい方
・HTMLコーダー(Webエンジニア)として既に活躍をされている方
・HTMLコーダー(Webエンジニア)を将来的に検討している方
・HTML(マークアップ言語)に興味/関心がある方
・HTMLコーダー(Webエンジニア)の年収について深く理解をしたい方
・プログラミング言語やマークアップ言語の学習を検討している方
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.HTML(マークアップ言語)とは
2.HTMLコーダー(Webエンジニア)の仕事内容
3.HTMLコーダー(Webエンジニア)の平均年収
4.フリーランス求人数から見るHTMLのニーズ
5.HTMLコーダー(Webエンジニア)として年収アップさせる方法
HTMLとCSSの習得
HTML以外の開発スキルがある
上流工程の経験
6.HTMLコーダー(Webエンジニア)の将来性
7.まとめ
HTML(マークアップ言語)について解説していきます。
HTMLはHyper Text Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)の略で、Webページを作るための最も基本的なマークアップ言語です。
HTMLはテキストの表示が可能です。色を付けたりアニメーションを出力したりと、Webサイトをデザインする場合、CSSやJavaScriptを活用します。
HTMLは、基本的にCSSと一緒に使用するため、CSSについても解説していきます。
CSSは、Cascading Style Sheetsの略で、Webページのスタイルを指定するための言語です。
ワープロソフトなどで作成される文書も含めて、文書のスタイルを指定する技術全般をスタイルシートと呼びます。
CSSは、HTMLやXHTMLなどで作成されるWebページにスタイルを適用する際に利用されています。
つまり、HTMLはWebページ内の各要素の意味や情報構造を定義する言語であり、CSSはそれらをどのように装飾するか指定する言語です。
HTMLはマークアップ言語であるため、JavaScriptやPHP、Java、Rubyなどのプログラミング言語とは異なる存在です。
HTMLはWebページ制作、ECサイト制作、ゲームデザインなどの開発に適しています。
HTML5のフレームワークはLess Framework 4、HTML5 Boilerplate、G5 Framework、perkins CSS3 LESS Framework、Gridless、Gravity Framework、inuit.css、Baseline、52framework、LimeJS、Popcorn.js、Jo HTML5 Mobile App Frameworkなどがあります。
HTMLはWebサイトなどを作成する際に活用されるマークアップ言語であるため、世界的に有名な優良企業のWebサイトで多く活用されています。
この章では、HTMLコーダー(Webエンジニア)の仕事内容について解説していきます。
HTMLコーダー(Webエンジニア)として、下記3つの開発を携わる事ができます。
✔Webサイト制作
✔ECサイト制作
✔ゲームデザイン
HTMLコーダー(Webエンジニア)の仕事とは、Webデザイナーが制作したサイトデザインを実際にWeb上に表示できるように、HTMLやCSSなどを用いてコーディングしていくことです。
デザインだけでなく、テキストや文書に「見出し」やハイパーリンクなどのタグ付けを行うマークアップ作業も担当します。
また、Webサイト公開後には、画像や原稿の修正など、更新作業や保守作業も担当します。
そのため、更新・保守作業を視野に入れたコーディングスキルが求められます。
HTMLコーダー(Webエンジニア)は、他HTMLコーダー(Webエンジニア)とのやりとりを円滑にするためにルールを記したガイドラインを作成したり、ユーザビリティを考慮したレイアウトを提案することもあります。
HTMLコーダー(Webエンジニア)は、HTMLのスキルのみを活用することはほとんどなく、Internet ExplorerやSafari、Chromeなど複数のブラウザの知識やHTML以外にもCSS、jQuery、JavaScriptなどフロントエンドのプログラミングの知識を必要とします。
そのほか、Webデザイン系の業務であればPhotoShop、Illustrator、Sketchなどデザインツールの知識も必要になります。
この章ではHTMLコーダー(Webエンジニア)の平均年収について見ていきましょう。
また、フリーランスエンジニアと会社員エンジニアを比較した年収も解説します。
HTMLのフリーランスエンジニアの年収詳細です。
職種名 | 平均年収 | 最高年収 | 最低年収 |
---|---|---|---|
HTMLコーダー(Webエンジニア) | 688万円 | 1,440万円 | 240万円 |
HTMLの平均年収が約688万円、HTMLの最高年収が1,440万円、HTMLの最低年収が240万円です。(フリーランススタート 調べ/2021年6月時点)
HTMLのフリーランスエンジニアの年収詳細は下記HTMLのフリーランスエンジニアの月額単価を年ベースで算出したものです。
フリーランススタート HTMLのフリーランス求人・案件 月額単価相場では、HTMLの平均月額単価が57.4万円、HTMLの中央値月額単価が55万円、HTMLの最高月額単価が120万円、HTMLの最低月額単価が20万円となっています。
では、HTMLの時給単価を見ていきましょう。
doocy Job HTMLのフリーランス求人・案件 時給単価相場では、HTMLの平均時給単価が4,424円、HTMLの中央値時給単価が4,060円、HTMLの最高時給単価が6,660円、HTMLの最低時給単価が3,880円となっています。(doocy Job(ドーシージョブ) 調べ/2021年6月時点)
次に会社員エンジニアの平均年収を見ていきましょう。
会社員エンジニア全体の平均年収は469万円です。
会社員エンジニアの年収をもう少し詳しく見ていくと、20代のエンジニア平均年収が373万円、30代のエンジニア平均年収が509万円、40代のエンジニア平均年収が605万円、50代以上のエンジニア平均年収が701万円という結果が出ています。
その中で会社員のWebデザイナー・コーダーの平均年収は466万円と言われています。
会社員エンジニア全体の平均年収を比較するとHTMLの会社員エンジニアの方が平均年収とほとんど同等でまた、20~30代の会社員エンジニアの平均年収内であることが分かります。
また、HTMLのフリーランスエンジニアと会社員のWebデザイナー・コーダーと比較してみると、HTMLのフリーランスエンジニアの方が約234万円程年収が高いという結果が分かりました。
HTMLコーダー(Webエンジニア)として活躍をするのであれば、会社員のWebデザイナー・コーダーよりも平均年収が高く、かつ高年収が獲得しやすいフリーランスエンジニアをおすすめします。
HTMLコーダー(Webエンジニア)としてフリーランス求人・案件を早速ご覧になりたい方はこちらから↓
この章ではフリーランス求人・案件数でHTMLのニーズを解説していきましょう。
フリーランススタートで公開されている開発言語・スキルを分析してみると、HTML5は1,504件、CSS3は3,348件です。(※フリーランススタート調べ/2021年6月)
2021年6月時点でフリーランススタートが取り扱っているフリーランス求人・案件数は193,455件です。HTML5のフリーランス求人・案件を占有率は約0.8%です。
また、HTML5とCSS3のフリーランス求人・案件数を合計した占有率は約2.5%ということが分かります。
上記結果から、HTMLのフリーランス求人・案件数も一定数あり、かつ昨年と比較してフリーランス求人・案件数が増加していることを考慮すると、IT市場にHTMLのニーズがあると言えるでしょう。
この章ではHTMLコーダー(Webエンジニア)として最大限活躍し、年収をアップさせる方法を解説していきます。
HTMLコーダー(Webエンジニア)として年収をアップさせる方法は、HTMLとCSSを言語を習得することが必要です。
しかし、HTMLとCSSを完璧にマスターしているエンジニア(Webコーダー)はほとんど存在しないでしょう。HTMLを含む開発言語は日々進化をしているため、完璧に習得することは不可能に近いです。
その中でもHTMLコーダー(Webエンジニア)として年収をアップさせている方は常に学習する姿勢があることや意欲を持ち続けています。
HTMLコーダー(Webエンジニア)として学習し続けることにより、日々成長することができます。
そのため、HTMLコーダー(Webエンジニア)として、結果的に経験や活躍できるフィールドが広がり、高年収の求人・案件に参画できるのです。
HTMLコーダー(Webエンジニア)として年収をアップさせる方法は、HTML以外の開発スキルがあることです。
HTMLはマークアップ言語としてフロント開発で使用しますが、HTMLの求人・案件は他フロント開発で必要な開発経験を求めることがほとんどです。
そのため、HTML以外の開発スキルがあることが重要です。
具体的には、HTMLコーダー(Webエンジニア)としてHTML以外にCSS、JavaScript、PHP、jQuery、WordPress、Photoshop、Illustrator、SketchなどのWebサイト制作で使用する開発スキルなどがあることにより、担当可能な業務の幅が広がり年収アップに繋がります。
さらにSlack、Github、Redmine、Backlogなどのツールの使用経験や知識があるとより歓迎されます。
HTMLコーダー(Webエンジニア)として広い視野を持ち、様々な開発経験や開発スキルを持つことが高年収を獲得する上で必要と言えます。
その他、素早く高年収の獲得を希望しているエンジニアは、HTMLコーダー(Webエンジニア)を極めるのではなく、フロントエンジニアやサーバーエンジニアに職種を変更することも検討してみると良いでしょう。
HTMLコーダー(Webエンジニア)として年収をアップさせる方法は、上流工程の経験をすることです。
つまり、HTMLコーダー(Webエンジニア)からWebディレクターやプロデューサーなどにキャリアをシフトしていくということです。
その理由として、HTMLコーダー(Webエンジニア)という職種では、ある一定の年収を超えるとそれ以上高年収を獲得することが困難になるためです。
Webディレクターやプロデューサーなどにキャリアチェンジするために、上流工程の経験が必要になります。
上流工程とは、顧客の要望のヒアリングやプロジェクトメンバーの選定、クライアントと現場スタッフの管理、スケジュールの進行管理、コンテンツの品質管理などのことを指し、より経営に近いスキルを必要とします。
そのため、HTMLコーダー(Webエンジニア)として上流工程の経験がある方は、Webディレクターやプロデューサーとして参画することが出来、高収入になりやすいでしょう。
HTMLコーダー(Webエンジニア)として高収入を獲得したい方は上流工程の経験をすることをおすすめします。
この章ではHTMLコーダー(Webエンジニア)の将来性について解説します。
HTMLのニーズは今後も安泰していく可能性が非常に高いでしょう。
また、HTML/CSSを活用し、コーディングを行うHTMLコーダー(Webエンジニア)のニーズは短期的な視点から見てニーズが無くならない可能性は高いでしょう。
HTMLというマークアップ言語とHTMLコーダー(Webエンジニア)のニーズが無くならない理由として、
フリーランススタートでHTMLのフリーランス求人・案件数の取り扱いが豊富であることが挙げられます。
HTMLのフリーランス求人・案件数は1,504件です。CSSも含めるとフリーランス求人・案件数は4852件になります。
フリーランススタートで取り扱っている開発言語の中でもHTML/CSSのフリーランス求人・案件数は豊富にあり、ニーズがあることが分かります。
その他、HTMLというマークアップ言語とHTMLコーダー(Webエンジニア)のニーズが安泰である理由として、HTML(マークアップ言語)はWebサイト制作、ECサイト制作、ゲームデザイン開発などの開発ができ、Webサイト制作には欠かせない言語であることなどが挙げられます。
IT業界の中を細分化して分析し、HTMLのニーズが安泰である理由を見ていきましょう。
まず、Web業界の市場規模は2010年の9.9兆円から2020年47.2兆円にまで成長すると予測されており、この10年間で4.5倍もの成長を遂げると予想されています。
次に、スマホゲーム業界を分析していきましょう。
2019年度の国内スマホゲーム市場は、前年度比4.9%増の1兆1,380億円へと拡大すると予想されています。
さらに、AI(人工知能)やビッグデータ、IoT、ブロックチェーン、xRなどによるIT業界の飛躍的な拡大やIT技術の急速な進歩、エンジニアの高齢化などの観点よりITエンジニアは人材不足が陥る可能性が高いです。
2030年まで79万人のITエンジニア不足に陥る可能性があるとも言われています。
上記様々な分析を考慮すると、HTMLというマークアップ言語とHTMLコーダー(Webエンジニア)のニーズは無くならない可能性が高いでしょう。
しかし、HTMLコーダー(Webエンジニア)のニーズを5~10年単位の長期的な視点で見てみると、減退する可能性もあり得ます。
その理由として、HTMLコーダー(Webエンジニア)のようにHTMLやCSSのみのコーディングを行う作業が徐々に自動化されていること、HTML/CSSを知らなくてもWebサイトを立ち上げることができるなどが挙げられます。
また、企業によってはHTMLコーダー(Webエンジニア)の業務をフロントエンジニアが担当するということも理由の1つになり得るでしょう。
そのため、5~10年単位の長期的な視点で見ると、HTMLコーダー(Webエンジニア)のニーズは減退していく可能性もあり得ます。
今回はHTML(マークアップ言語)に絞り、HTMLコーダー(Webエンジニア)の年収、HTMLコーダー(Webエンジニア)の仕事内容、フリーランス求人・案件数から見るHTMLのニーズ、HTMLコーダー(Webエンジニア)として年収をアップさせる方法、HTMLコーダー(Webエンジニア)の将来性について解説してきました。
HTMLコーダー(Webエンジニア)はWebサイト制作、ECサイト制作、ゲームデザイン開発などの開発に携わることが出来ます。
HTMLコーダー(Webエンジニア)として、明確な目標を立てて、強い意志を持つことが活躍をする上で大切となってくるでしょう。明確な目標を立てることでやるべきことが決まっているため、自ずと年収もアップしてくるでしょう。
HTMLコーダー(Webエンジニア)として、高年収を獲得したい方はフリーランスとして独立することをおすすめします。
また、Webディレクターやプロデューサー、フロントエンジニアなど職種を変更することも高収入を獲得できる方法の1つです。
エンジニア未経験でフリーランスとして独立しても参画できるフリーランス求人・案件は少ないです。
そのため、HTMLコーダー(Webエンジニア)としてHTMLやCSS、JavaScriptなどの開発経験を1~2年程積んだ後、フリーランスとして独立することを検討してみましょう。
HTMLコーダー(Webエンジニア)やフリーランスエンジニアになり、高年収獲得のため第一歩を踏み出してみませんか。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
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