フリーランスになった時のよくある不安。対処法も解説!

フリーランス常識

2021.08.17

フリーランスになりたいとお考えの方、もしくはフリーランスになりたての方の中には「フリーランスが感じる不安」で悩んだり、困ったりすることがあります。

今回はフリーランスでよくある不安を把握しながら、具体的にどのように不安を解消すべきかご紹介します。

 

 

 

1.フリーランスでよくある不安


フリーランス不安関連画像
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はじめにフリーランスでよくある不安を把握しておきましょう。

 

フリーランスの案件を継続的に受注できるか不安

フリーランスとして働いていると継続的に受注できるかという不安が常にあります

例えば、景気や社会情勢の変化による影響によって、クライアント及び受注先の状況が変わってしまうことで、外部委託であるフリーランスが不要になったり、コストが合わないという理由で切らたりすることがあるからです。

 

その他にも同じフリーランスで自分より優秀、または自分より優秀でなくともコストが抑えられる人材がいれば、クライアント側としても委託先を変更するのは自然な流れと言えます。

また、受注する案件の内容によっては季節や時節の影響を受けることで、特定の時期にしか稼げないといったこともあります。

 

すなわち、安定した収入を得られなくなるのではないかという不安でもあるということです。

 

 

フリーランスで何歳まで働けるか分からず不安

フリーランスには厳密には定年がないと言えます。

しかし、実際に自分自身がフルに働けるのが何歳までなのか、ある程度の年齢になると案件が受注できなくなりはじめるのではないかという不安を感じることがあります

 

その他にも特定の分野のスキルや経験に特化している場合、何らかの技術が発達することで職業ごと不要になってしまうかもしれないということも考えられます。

例えばIT関係の職種についても、専門的な知識がなくてもプログラミングができる仕組みや、プログラミングそのものを不要とする技術やソフトウェアが発達していることから、何らかのタイミングで不要になってしまうのではという不安も少なからず存在しています。

 

 

フリーランスの社会保障・年金についての不安

フリーランスの受けられる社会保障や年金についても不安となる要素と言えるでしょう

雇用されて入れば企業側が負担してくれたり、守ったりしてくれるような事柄であってもフリーランスは自分自身で何とかしなくてはならないと感じてしまいます。

 

もしかしたら、勤めていた方が安全かもしれない。

何かあった時に自分や家族の生活を守れないかもしれないという不安は簡単に払拭できるものではありません。

 

同時に、何かあった時、フリーランスの方が自己負担が多いのではないか、または年金も含めて生涯的に得られるお金が少ないのではないかと考えてしまうこともあるでしょう。

その他、フリーランスには退職金があるわけでも労災があるわけでもない、自分が何かの理由で困っていてもフォローしてくれる存在がいないというのは非常に心細くなるもも当然と言えます。

 

 

 

フリーランスの税金についての不安

フリーランスは税金についての不安も抱えがちです

ある程度稼げるようになったら逆に税金が高くて手元に残るお金が少なくなるのではないか。

 

または企業勤めの方が税金が安く、手元に残るお金が多いのではないかという不安です。

その他にも案件が受注できなくなったり、自分自身や家族の健康の状態が悪くなったりすることで収入が減り、税金を支払ってしまうと生活ができないような状況に陥るのではないかという不安もあるでしょう。

 

実際に2020年初頭からの新型コロナウイルスによる間接的な影響で仕事がなくなり、収入もゼロに近い状態で不安なまま過ごしている方もいらっしゃいます。

また稼いでも税金に持っていかれると考えてしまうことで、仕事に対するモチベーションが下がり、結果的に収入が減ってしまうことやフリーランスでいること自体を諦めてしまうような状況も考えられます。

 

 

 

 

2.フリーランスの不安の対処法


フリーランス不安関連画像
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次にフリーランスの不安の対処法をご紹介します。

 

フリーランス専門エージェントの活用・SNSの活用

継続的な案件が受注できるかどうかという不安については、フリーランス専門のエージェントの活用、SNSの活用がおすすめです。

フリーランスとして働いていると、受注先やクライアントが固定されがちになる場合があります。

 

しかし、実際には自分自身が知らないだけで、自分自身のスキルや経験を必要とする企業やクライアントが存在していることが多々あります。

フリーランスとしての自分のスキルや経験を必要としてくれる企業やクライアントとつながる方法を増やすことが継続的な案件の受注で不安になった時の対処法であり解決策です。

 

特に特定の分野や自分の見える範囲内のみで仕事をしていると視野が非常に狭くなります。

なるべく視野を広げること、自分のスキルや経験が何に活かせるのかを常に考えながら、凝り固まった考え方で仕事を探さないようにすることが大切です。

 

特にフリーランス専門のエージェントにおいては、自分自身のスキルにあった仕事と出会える可能性も高いですし、自分自身の可能性を広げられる仕事に出会える可能性も高まるので非常におすすめです。

SNSの活用については、自分自身のスキルや経験、実力を示すためのポートフォリオやWebサイトを構築しながら、自分自身の性格などの内面を見てもらえるような情報発信をすると効果的です。

 

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フリーランスで50歳を超えても働き続けるには

フリーランスとして働く方の中には自分のスキルや経験、すなわち腕一本だけで一生食べていけると考えている方も少なくありません。

どのようにしてそんな考え方を持つのかと言えば、一つの技術やスキル、経験に拘らず、自分自身を成長させながら、たくさんのことができるような工夫をしているからです。

 

自分にはこれしかできないと考えてしまうと一つしかできませんが、自分には何でもできる、何でもしようと考えることで人間、大抵のことはできます。

もちろん、ゼロベースで考える必要はなく、自分のスキルや経験を基盤として、他の技術や知識を取り入れていくことで自分自身を成長させることができます。

 

また、一つの依頼先やクライアントにこだわらないことも大切です。なるべくたくさんの企業やクライアントと出会い、交渉しながら人脈を広げながら、実績と年数を積み上げることができれば、仕事が途切れるといったことも少なくなるからです。

理想としては仕事が枯渇しないような営業努力と良い意味でのクライアントとの良好な関係を築き、時間をかけて長い付き合いになるようなペースを作り上げると、年齢に関係なく働きつづけられるようになるでしょう。

 

 

 

フリーランスで加入できる社会保険・年金

フリーランスで加入できる社会保険や年金についてしっかりと勉強することで、社会保障や年金、老後の不安は解消されます。

フリーランスになりたての方やこれからフリーランスになりたい方こそ、どんな社会保険があるのか、年金があるのか調べておきましょう。

 

その他、いざという時には国から保障を受けることもできます。そのためにも税金をきちんと支払い、個人事業主としての収入や支出などを明確にするなどの責務を果たしておくことが大切です。

実際に先にもお話した新型コロナウィルスの影響で収入がなくなった個人事業主に対して国からお金を貰えたというケースが存在してます。

 

また、年金をしっかりと支払って入れば個人型確定拠出年金(iDeCo)のような仕組みも活用できます。

いわゆる資産管理や資産運用と呼ばれる部分であり、フリーランスとして稼いだお金を上手に活かしながら、後述する節税対策になる仕組みもありますので、自分の対象となる社会保険や年金以外にも資産運用を意識することをおすすめします。

 

 

 

フリーランスのための節税対策

フリーランスになりたい、またはフリーランスになりたての方ですと税金に関する知識が経験が不足しており不安になりがちですが、フリーランス、すなわち個人事業主として活用できる節税対策を知らないのが原因です。

例えば、所得税で言えば「収入-支出-控除=所得金額」となることを知らない方がいらっしゃいます。

 

支出と控除をしっかりと計上することで税金の掛かる所得金額が少なくなります。

結果として所得税が少なくなる仕組みですが、収入ばかりに気が向いてしまい支出や控除について学んでいないと税金を取られるばかりだと感じてしまうでしょう。

 

フリーランスとして案件を受注し、仕事するために必要なものであれば支出に含めることが可能ですし、控除についても各種社会保険料なども対象となりますので不安を感じすぎる必要はありません。

ただし、そういった税金関係の勉強が苦手、またはよくわからないから放置してしまうと逆に損をしてしまうので注意しましょう。

 

 

 

 

3.まとめ


今回はフリーランスでよくある不安を把握しながら、具体的にどのように不安を解消すべきかご紹介しました。

 

実際問題として、フリーランスとしての不安は「知らない」から不安になってしまうものばかりです。

きちんと知って理解した上で必要なことを抑えておけば、大抵のことは自分自身で解決できます。

 

また、せっかくフリーランスなのですから自分自身で人生を決められることの楽しさを忘れず、臨機応変に対応しながら、自分自身を磨いて成長する喜びを感じられるようにすることをおすすめします。

また、世の中、他の人ができることは大抵自分にできる。

 

これくらいの気持ちでのんびり、どっしりと構えていくことが、不安を感じることなくフリーランスとして働き続けられるということを忘れないようにしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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