公開日:2020.11.17
更新日:2025.03.24
世の中のフリーランスたちは年末年始どのように過ごしているのか、気になる方は多いのではないでしょうか。
フリーランスをこれから始める方や、フリーランスになったばかりで今年初めて年末年始を迎えるという方は「年末年始に休めるのか」「長期間休んでしまっても大丈夫なのか 」と不安かと思います。
このページでは、フリーランスの年末年始事情や過ごし方について解説します。
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<目次>
1.フリーランスは年末年始忙しい?
2.フリーランスの仕事納めや仕事始めはいつ頃?
フリーランスの1月は営業に最適な時期という話も・・・
3.フリーランスってお歳暮や年賀状出す?
4.フリーランスとして確定申告の準備はしておきましょう
フリーランスは確定申告でどんなことをするの?
5.身の回りを整理して新年を迎えましょう
6.まとめ
フリーランスが年末年始忙しいかどうかは、人によって異なります。
フリーランスと言っても様々な職種や働き方があるからです。
年末年始は仕事の区切りになるタイミングであるため、いつも以上に締切などに追われ、普段と比べて年末は忙しいというフリーランスもいます。
一方で年末年始は普段よりも忙しくなく、ゆっくり過ごせるというフリーランスもいます。
フリーランスが仕事を受注するために登録しているランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングサイトでは、年末に依頼が約半分にまで減少します。
年末になると仕事を発注する各企業が忙しくなるためです。
フリーランスの中には仕事が少なくなるため中断してゆっくり休方もいます。
フリーランスは仕事納めや仕事始めのタイミングを自分で決めることができ、こちらもによって異なります。
大きく分けて下記の2通りです。
カレンダーに合わせる
明確に区切りを決めていない
カレンダーに合わせる
フリーランスは働く日や休日を自由に決めることができますが、年末年始はカレンダー通りに休み、働きはじめるというフリーランスもいます。
区切りがわかりやすく、会社員の知り合いと予定が合うこともメリットです。
明確に区切りを決めない
フリーランスとして普段の生活での休日が曖昧になっているフリーランスも多くいます。
そのため年末年始の仕事納めや仕事始めも、その時の仕事量を考慮して決めることも可能です。
1月は比較的時間に余裕がある企業が多いため、フリーランスにとって1月は営業に最適な時期です。
企業ではお正月にサービスなどをリリースするために年末の12月下旬頃に前倒ししてプロジェクトを進行することもあります。
これに加えて忘年会などもあり、12月は一年の中で最も忙しい月になります。
そのため年末までに大きな仕事が片付いていて、1月は比較的時間に余裕がある場合が多いのです。
フリーランスは企業に余裕がある正月休み明けのタイミングで営業することで、普段より成功しやすくなるのです。
フリーランスが1月に営業を成功させるために職務経歴書など自分をアピール出来る材料が必要です。
フリーランスの職務経歴書がまだ作成出来ていない方は下記記事をご一読ください↓
フリーランスとしてお歳暮は、基本的には出さない場合がほとんどです。
しかしクライアントの中でもとくにお世話になった方がいてお歳暮を出す必要がある場合は、渡すことで感謝の気持ちを伝えることができます。
フリーランスとして年賀状は、最近出さない方が多く、メールで済ませる方も多いです。
しかしデザイナー関連のクリエイティブ職種は、自分がデザインした年賀状を送る方もいます。
年賀状は自分のデザインスキルをクライアントにアピールするチャンスになり、正月休みの期間中にも自分のことを思い出してもらえ、最終的に仕事を受注出来る可能性にも、最終的に仕事を受注出来る可能性にもつながります。
フリーランス(個人事業主)は、確定申告を行う必要があります。
会社員であれば副業/兼業で所得がある方以外、確定申告は必要ではなく会社に任せることができますが、フリーランスは所得税などの税金を納めるための確定申告の手続きをすべて自力で行う必要があります。
確定申告は所得税などの税金を納めるために必要になる手続きです。
確定申告の計算対象になる期間は1月1日から12月31日までの1年間で、その1年間に得た所得を計算し、そこから所得税の金額を計算し税金を納めます。
フリーランス(個人事業主)にとって12月は決算月であり、翌年2月から始まる確定申告に向けて準備しておく必要があるのです。
確定申告を行い、払い過ぎている税金があれば返してもらえる(還付してもらえる)ため、税金の払い過ぎを防いで節約できるというメリットもあります。
フリーランスとして確定申告について詳しく知りたい方は下記記事をご一読ください↓
年内に確認しておくべきなのが、社会保険料と経費の支払いです。
年内に購入した備品などにかかった経費や、国民保険や国民健康保険といった保険料は、控除対象となるため、払った分だけ控除される金額が増えることになります。
控除対象となるのは年内のもので、年が明けてからのものは翌年度の控除対象です。
やむを得ず滞納している保険料があれば、年内に支払っておくことで今年の控除対象にすることができます。
必要な備品などがあり、まだ購入していないという場合は、購入する時期を早めることで今年の控除対象にすることが可能です。
年内の仕事で請求できていない案件や、請求しているのにクライアントからの入金がない案件がある場合は、年内にクライアントに対して確認しておきましょう。
現在の本業が会社員であり副業でフリーランスの仕事をしているという方は、年末調整の対応が必要です。
フリーランスとして年末調整や経費について詳しく知りたい方は下記記事をご一読ください↓
年末年始にすべきことには下記の2つがあります。
長期休みをとる場合は事前に連絡
タスクを片付ける
長期休みをとる場合は事前に連絡
フリーランスが年末年始に長期間お休みする場合、事前にクライアントに連絡しておきましょう。
旅行に行ったりしてメールやチャットをチェックできなくなる場合は「年末年始(12/29~1/3)は休みます。」と具体的な日数を添えて伝えておきましょう。
クラウドソーシングサイトなどを活用しているフリーランスは自分のページにも載せておくのがおすすめです。
「◯◯から◯◯までは連絡がつきません。年始の稼働開始日は◯◯です。」と明確にしておきましょう。
タスクを片付ける
フリーランスは、領収書の処理や、データの整理など、1年間仕事をする中でタスクがやらないまま積み重なっていることがあります。
年末には、1年間で溜まったタスクを片付けておきましょう。
積み重なったタスクがある状態が続くと、目にする度に「やらなければ」と思い、ストレスが蓄積されてしまいます。
今後仕事をする中で過去のデータが必要になった時に、データが整理されていないとすぐに必要なデータを見つけることができません。
年末のうちにはこのようなタスクを片付けて身の回りを整理し、すっきりとした状態で新年(年始)を迎えましょう。
フリーランスが年末年始忙しいかどうかは、人によって異なり、自分の調整次第で変わります。
フリーランスの仕事納めや仕事始めのタイミングは、カレンダーに合わせる、明確に区切りを決めないなど、自分で決めることができます。
1月は比較的時間に余裕がある企業が多いため、フリーランスにとって営業に最適な時期になるので、案件を増やすことも可能です。
お歳暮は基本的には出さない場合がほとんどで、年賀状は出さない方が多いですがデザイナーは年賀状によって自分のデザインをアピールするチャンスになります。
確定申告の準備や積み重なったタスクを片付けて、すっきりとした状態で新年を迎えましょう。
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