オープン系のシステムとは?汎用系システムとの違いを分かりやすく解説!

2021.04.22

本記事ではオープン系システムと汎用系システムの違いを解説していきます。
エンジニアになり、体系的にシステム開発の知識を得体エンジニアの方は参考にしてください。

 

 

 

1.オープン系システムの特徴


オープン系関連画像
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オープン系システムとは何か、使用されるプログラミング言語を解説していきます。

 

オープン系システムとは

オープン系システムとは技術的な仕様・ソースコードが公開されているソフトウェア・ハードウェアを組み合わせて構築・開発されるシステムのことです。

後述の汎用機を利用したシステムは1つの機器で開発するクローズドなものである一方、公開されている技術的な仕様を参照しながら「オープン」に開発するため、「オープン系」と名付けられました。

 

オープン系システムで使用するソフトウェアとは仕様やソースコードが公開されているパッケージやアプリケーションの他、ゼロベースからシステム開発するスクラッチも含まれます。

ハードウェアとはサーバ・ルーター・スイッチなどを指します。

 

オープン系システムの場合、インターネットに接続してWeb共有されるケースも多いですが、IP-VPNなどのプライベートネットワーク・社内LANネットワーク・イントラネットなどに限定して活用される場合もあり、必ずしもWeb環境が必要というわけではありません。

現在はコストをおさるために、汎用機のシステムをパソコンのシステムに移行する動き(マイグレーション)が盛んになってきており、その中でパソコンベースでシステム開発をするオープン系システムが普及しました。

 

UNIXやWindowsをベースにしたパソコンは年々低価格になり導入コストが低く、常にアップデートが行われており、著しい能力の低下の心配がありません。オープン系システムへ移行する主なメリットは次の3つです。

 

管理・維持コストの削減が可能
技術者不足に対応可能
ベンダー依存*から脱却可能

 

*ベンダー依存とは、情報システムに特定のメーカーやサービスや製品を使用することで、他社製品への移行が困難になることです。

オープン系システムの開発は入手が簡単なハードウェア・ソフトウェアを組み合わせて活用するため、開発工数・コストを抑えて、柔軟性の高いシステムを開発可能です。

 

例えばWindowsやLinuxなどのOSを活用すれば、開発基盤をゼロから構築する必要はありません。

パッケージを活用してシステム構築を行えば、工数を大幅に削減可能です。またサーバー・ルーター・スイッチといったハードウェアも年々高性能化・低価格化が進んでおり、AWSなどのパブリッククラウドを安価に利用できる環境があります。

 

 

オープン系システムで使用されるプログラミング言語

オープン系システムで使用されるプログラミング言語は、以下のように多岐に渡ります。

 

C#
C++
VB.NET
PHP
Ruby
Python
Javaなど

 

前の項でオープン系システムのメリットとして技術者不足に対応可能であることを紹介しました。

オープン系システムではこれらの一般的なプログラミング言語が使用されるため、技術者の確保が難しくありません。ただ利用頻度はプログラミング言語により異なります。

 

オープン系における汎用的開発では「C++」が利用されることが多く、OSをまたいで共通使用する場合には「Java」が利用されることがあります。Windows上で頻繁に利用される「C#」「VB.net」等の互換性のあるツールによってLinux系での利用も可能となってきており、オープン系システム開発においては複数の言語に精通したプログラマーの需要は高いです。

 

また環境開発次第で多様なパターンがあることはオープン系の特徴の1つです。開発プロジェクトによっては利用するOSやデータベースに応じて、利用するプログラミング言語はさまざまであり、開発環境に「相性」があります。

例えばWindows上の開発では「C#」「VB.net」が相性が良い一方で、Linux系では「LAMP環境」と呼ばれるLinux(OS),Apache(サーバー),MySQL(MariaDB),PHP/Perl/Python」を組み合わせた開発環境が相性が良いです。

 

 

 

2.汎用系システムとは


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汎用系システムとは何か、使用されるプログラミング言語を解説していきます。

 

汎用系システムとは

汎用システム開発とは一般では入手できない専用コンピュータの「汎用機」をベースにゼロからシステムをスクラッチ開発していくシステム開発を指します。

一般的にインターネット・社内LAN・イントラネットで共有されますが、汎用系システムはあくまで「クローズドな環境」で開発・構築されます。

 

汎用機の以前には「専用機」が使用されており、商用計算や科学技術計算など、目的別に複数の専用機を用意する必要がありました。

つまり情報処理の目的によって使うコンピュータ機器を使い分けなくてはならないことになります。

 

しかし高性能な「汎用機」1台で全てを統合することが可能になりました。汎用機は名前の通り、汎用的に情報処理可能なコンピュータです。

汎用機は演算処理能力も旧来の専用機と比較して非常に高く、システム開発に用いるコンピュータの主流になりました。ソフトウェアの部分を書き換えることで、さまざまな目的な情報処理作業を1つのコンピュータで対応可能です。

 

そのため汎用系システムはクローズドな環境でシステム開発されるものの、汎用系と呼ばれています。

なお汎用機は1台で全ての情報処理を行うため、情報の相互運用はできません。またパソコンの普及と性能の向上により、オフィスではパソコンが利用されるようになっています。

 

汎用系システムは高性能の汎用機をベースにすることで、高速処理・堅牢性を重視したシステムを開発・構築可能です。

機械語に近いプログラミング言語でコンパイルされるためです。

 

ただ汎用機は高額であり、開発基盤・アプリケーションを含めたスクラッチ開発が必須となります。

システム開発にかかるコストはオープン系よりも大きいです。またクローズドな環境で動作するシステムのため、外部システムとの連携に弱みを持ちます。

 

 

汎用系システムで使用されるプログラミング言語

汎用系システムで使用されるのは機械語に近いプログラミング言語です。主に以下のプログラミング言語が使用されています。

 

COBOL
FORTRAN
PL/SQL
Java
C

 

JavaやC言語が利用されることもありますが、主に使用されるのはCOBOLです。

国家試験「基本情報技術者試験」では「教育機関等における指導言語としての利用の減少、本試験における受験者の選択率の極端な低下」を理由に2019年秋期以降の試験ではCOBOLが廃止しています。

 

若い技術者もCOBOLからキャリアをスタートすることは稀になりました。

 

 

 

 

3.オープン系システム開発に向いているエンジニア


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特に汎用系システム開発を行いたいエンジニアを除いて、多くのエンジニアにはオープン系システムが向いているでしょう。

2000年以降はオープン化が進んでおり、基幹システムの汎用系からオープン系への移行を進める企業が増えています。

 

そのためCOBOLによる開発は縮小しています。幅広い分野でシステム開発を行いたいエンジニアにはオープン系システム開発がおすすめです。

 

 

 

 

4.汎用系システム開発に向いているエンジニア


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堅牢性・機密性が重要な業界・業種の基幹系システム開発を行いたい方は、汎用系システム開発に向いています。

 

COBOLによる開発は減少傾向です。しかし既に汎用系システムを利用している企業では、トータルコストの検討の結果やCOBOLの規格改正や開発環境変化の兆しから、汎用系システムを継続することも珍しくありません。
COBOL技術者が減少しているため、今後COBOL技術者の希少価値は高まることが予想されます。

 

ただCOBOL技術者にもCOBOLをベースとしたオープン系システムの知識が求められるでしょう。

 

 

 

 

5.まとめ


オープン系システムはコストの削減やベンダー依存の防止、技術者不足への対応が可能といったメリットがあり、汎用系は堅牢なシステム開発が可能といったメリットがあります。

現在はオープン化が進んでいるため、汎用系システム開発を行いたいエンジニアの方は、COBOLをベースとしたオープン系システムの知識も習得しましょう。

 

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