フロントエンジニア転職 | フロントエンジニアの転職実情や年収、転職実現のコツを解説!

転職市場動向分析

2022.05.30

Webに関連した仕事のひとつである「フロントエンジニア」。
さまざまな業務を担うエンジニアのひとつですが、Webサイト制作やアプリケーション開発大きく携わる仕事です。


難しい仕事というイメージがありますが、着実にスキルを身に着けていけばフロントエンジニアになることは可能です。

そこで本記事では、フロントエンジニアへの転職を検討している方、すでに転職活動を行っている方に向けて、フロントエンジニアとしてどのようなスキルを身に着けておくべきなのか、転職を実現するためにやっておきたいことをご紹介します。


また、未経験の方でもフロントエンジニアに転職するためのステップも併せてご紹介します。

フロントエンジニアという仕事がどのような仕事なのか、転職市場におけるフロントエンジニアの事情など、詳しく見てみましょう。

 

 

 

1.フロントエンジニアとは


フロントエンジニア転職関連画像
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まず、フロントエンジニアがどのような業務を行う職種なのかご紹介します。

「フロント」とはフロントエンドのことを指し、実際にアプリなどを利用するユーザーが触れる部分のことです。

 

つまりフロントエンジニアは、プログラミングを行ってフロントエンド部分の構築を行うエンジニアのことを言います

アプリやサイトの使い勝手が良いと感じられるよう、デザイナーが設計を行い、それを実際に形にするのがエンジニアの仕事です。

 

 

フロントエンジニアとマークアップエンジニアの違い

エンジニアには種類がありますが、その中でもフロントエンジニアと間違われやすいのが「マークアップエンジニア」です。

「マークアップ」とは、Webサイトを構築する「HTML」や「CSS」などのマークアップ言語を使うプログラミングのことをいいます。

 

つまり、マークアップエンジニアはマークアップ言語を扱って開発を進めるエンジニアのことを指します。

フロントエンジニアはHTMLやCSSなどのマークアップ言語に加えて、その他のJavaScriptやPHPなどプログラミング言語も扱って開発を進めるため、フロントエンジニアとマークアップエンジニアは異なる職種です。

 

 

 

2.フロントエンジニアの仕事内容


フロントエンジニア転職関連画像
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続いては、フロントエンジニアが具体的にどのような仕事を行うのか、仕事内容について詳しくご紹介します。

プログラミング言語を用いた開発以外にも、設計やテストなどを含めさまざまな業務を行うのがフロントエンジニアです。

 

上述のとおり、HTMLやCSSでマークアップしたり、JavaScriptを用いて開発を行います。

ユーザーにとってより使いやすいと感じられる高度な設計については、後述しますjQueryやReactをはじめとする「フレームワーク」を用いることが多いです。

 

また、UI/UX設計も関わることもありデザイン関連の知識も必要になります。

マークアップ言語のみに注力するマークアップエンジニアとは異なり、フロントエンジニアは幅広い業務を行う必要があります。

 

 

 

3.フロントエンジニアの年収


フロントエンジニア転職関連画像
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気になるフロントエンジニアの年収ですが、転職エージェントサイトのマイナビエージェントによると385万円です。

また、転職サイトのdodaによると、フロントエンジニアを含むWebエンジニアの平均年収は413万円とのこと。

 

技術職としてはあまり年収が高いように見えないかもしれませんが、20代の平均年収が356万円なのに対し、30代の平均年収は495万円と大幅に増えています。

キャリアを積んで年齢を重ねると着実にスキルを身に着けられることから、年収にも反映されると考えられます。


なお、フリーランスのフロントエンジニアの月額単価は以下になっています。

  平均単価 中央値単価 最高単価 最低単価
フロントエンドエンジニア 73.8万円 70万円 200万円 15万円

 

フリーランスのフロントエンジニアの平均年収は885万円です。(月額単価を年ベースで算出)

前年と比較して月額平均が約5万円(年間で60万円)ほど上がっています。

 

フリーランスのフロントエンジニアの案件を少し覗いてみる↓

 

フロントエンドエンジニアのフリーランス求人・案件
フロントエンドエンジニアのフリーランス求人・案件

 

 

 

4.転職市場からみるフロントエンジニア需要


フロントエンジニア転職関連画像
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転職市場において、フロントエンジニアの需要は高いと言えるでしょう。

フロントエンジニアを含むエンジニアは人手不足で、経済産業省によると2030年には約79万人の人手不足に陥ると考えられています。

 

特に技術力のあるフロントエンジニアは重宝されやすく、需要が高くなっています。

そのため、転職において、フロントエンジニアは年収がアップしやすいのもうなずけるでしょう。

 

転職サイトのマイナビエージェントによると、フロントエンジニアのうち転職をした経験がある人は100%で、そのうち転職後の年収がアップしたと回答した人は75%にものぼります。

フロントエンジニアは需要が高い業種だからこそ、キャリアを積んで転職すると大きくステップアップしやすいのが特徴です。

 

フロントエンジニアの現状

フロントエンジニアはユーザーが使いやすいと感じられるサイトやアプリを作りあげる仕事です。

現状のフロントエンジニアは、WebサイトやECサイト、Web広告が増えていることから、需要が高い仕事だと言えるでしょう

 

フロントエンジニアは上述の通り、マークアップエンジニアと異なり幅広いプログラミングスキルが必要とされます。

着実にスキルを身に着けてステップアップしていく必要があり、プログラミングに興味を持つ若い世代が目立つのが現状です。

 

マイナビエージェントやdodaなどの転職サイトのデータによると、男女比は約3対1で男性の方が多く、転職をする年齢も20代のうちから30歳前後と比較的早い傾向にあります。

 

 

フロントエンジニアの将来性

フロントエンジニアの将来のニーズは高まる可能性が高いでしょう

フロントエンジニアは若い世代が多く、20代の年収はシステムエンジニアやプログラマーに比べると低い傾向にあります。

 

しかし、着実に場数を踏んで経験を積み、20代から30代にかけて転職をすると多くの方が収入アップにつながったと答えています。

さらに、デジタル社会やDXの推進によって今後もWebサイトやアプリケーション開発などの需要は高まると考えられるため、フロントエンジニアの需要も高まると言えるでしょう。

 

 

 

5.未経験からフロントエンジニアへの転職を実現させるには


フロントエンジニア転職関連画像
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ここからは、未経験からフロントエンジニアになるために、どのようなスキルを身に着けるべきなのかを紹介します。

業務未経験であっても、スキルを身に着けて転職をし、少しずつキャリアを積んでいけばフロントエンジニアとして活躍することも可能です。

 

具体的にどのようなスキルを身に着けておけば良いのか、注意点なども併せて見てみましょう。

 

フロント関連プログラミングスキル

まず、フロント関連のプログラミングスキルを身に着けておきます

「フロントエンジニア」という名前の通り、ユーザーが直接触れる部分(フロント)を構築するのが仕事です。

 

そのため、ユーザーにとって使いやすい、見やすいなどポジティブな使い心地を実現するために、スキルを身に着けておく必要があります。

たとえば、プログラミング言語ではHTMLやCSSを基本スキルとして身に着けておくとWeb制作に活用でき、さらにJavaScriptも必要です。

 

「JavaScript」「HTML」「CSS」を用いたプログラミングができるスキルを身に着け、さらにライブラリやフレームワークも利用できるスキルを身につけましょう。

フロントエンドの仕事はプログラミング言語のみを習得しておけば良いのではなく、より効率良く開発を進めるためにフレームワークやライブラリが使われています。

 

jQuery
React
Vue.js
Angular

 

などが、実際に利用されるフレームワーク・ライブラリとして挙げられます。

ここでご紹介しましたプログラミング言語やフレームワーク・ライブラリの他にも、今後数年経つと新たなプログラミング言語や技術が登場していくでしょう。

 

HTMLやCSSなど基本的なものだけでなく、新しい技術を身に着ける意欲ももっておくと良いでしょう。

 

 

 

UI/UX設計スキル

UI(ユーザーインターフェース)、そしてUX(ユーザーエクスペリエンス)のふたつを設計できるスキルを身に着けましょう

UI設計スキルは、ボタンをタップしやすい、色が見えやすいなどユーザーが直接触れる部分を設計・開発するスキルです。

 

UX設計スキルは、「あのサイトは見やすかったからまた後で見よう」「情報がまとまっていてよかった」など、「ユーザーが満足する体験」を考え、サービス全体の設計を行うスキルです。

フロントエンジニアはユーザーに対する最前線を設計・開発する仕事のため、いかにユーザーが使いやすく満足してもらえるか、を開発で実現するスキルが必要です。

 

 

Webサイト制作関連スキル

続いて、Webサイト制作に関して身に着けておくべきスキルです

上述したJavaScriptのスキルをはじめ、CMSでの構築や実装ができるようにしておく必要があります。

 

また、Webサイトで非常に重要なのが、デザインです。

ユーザーが離脱しにくく、読み続けたりサイトに滞在したりしやすいよう、快適なWebサイトを作る必要があります。

 

サイトが多くの人の目につきやすいよう、SEOを含むSEM(検索エンジンマーケティング)についての知識を身に着けておくと、ユーザーが求めるサイトデザインがわかりやすくなるでしょう。

 

 

退職理由と志望動機を一貫させる

未経験からフロントエンジニアとして転職するにあたり、なぜフロントエンジニアを目指すのか、その退職理由と志望動機を一貫させておきましょう

エンジニアの中でも特にさまざまな知識を必要とするフロントエンジニアは、クライアントの要望を形にするやりがいがあり、専門的な知識を身に着けて長く続けられる仕事と言えます。

 

しかし、なぜ未経験の自分がフロントエンジニアという職を目指したのか、その理由や目的をはっきりさせておかないと、まず、転職は成功しない可能性が高いです。

仮に転職出来たとしても、思うようにスキルが身に着かないとき、年収がなかなか上がらないときなどに挫折してしまうかもしれません。

 

スキルを一つずつ身に着け、さらにフロントエンジニアとしてキャリアアップのために転職をして活躍する場を増やしたいなど、明確な理由を持って退職するとともにフロントエンジニアとして働きたい志望動機を一貫させておきましょう。

 

 

 

IT専門の転職サイトや転職エージェントを活用する

未経験からフロントエンジニアへの転職を検討している場合、IT専門の転職サイトや転職エージェントを活用するのがおすすめです

一般の転職サイトに比べてフロントエンジニアの求人が見つかりやすいというメリットがあります。

 

また、転職エージェントは専任のエージェントと呼ばれるスタッフがついてくれるため、たとえ未経験であっても必要なスキルを身に着けて転職に臨むと、フロントエンジニアの仕事を紹介してもらえる可能性があります。

自分一人でフロントエンジニアへの転職活動を進めると、思うように仕事が見つからないこともありますが、転職エージェントやIT専門の転職サイトを活用して、より転職の可能性を増やすのがおすすめです。

 

 

 

 

6.まとめ


フロントエンジニアへの転職を検討している方に向けて、必要なスキルや転職の具体的な方法についてご紹介しました。

フロントエンジニアへの転職を現在または将来的に検討している方はぜひ参考にしてみてください。

 

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