公開日:2021.08.16
更新日:2025.03.24
Javaの派遣エンジニアに興味があるが、派遣のエンジニアはどういった感じなのか分からず、不安を抱えている人は多いでしょう。
Javaの派遣エンジニアには良い面、悪い面があるので、自分に向いているかどうか考えてから転職する方が良いです。
本記事では、Javaの派遣エンジニアについて解説します。
Javaの派遣エンジニアとして働くメリット・デメリットや、将来性についてまとめました。
本記事を読むことで、Javaの派遣エンジニアを目指すべきかどうかが分かります。
Javaの派遣エンジニアになることを検討している方は、ぜひ本記事をお読みください。
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<目次>
1.Javaとは?
2.Javaエンジニアの単価相場
3.Javaの派遣エンジニアとして働くメリット
様々なエンジニアの指導を受ける事が出来る
様々な企業でエンジニア経験が積める
ライフスタイルに合わせて仕事ができる
エンジニアとしての人脈形成を行いやすい
4.Javaの派遣エンジニアとして働くデメリット
派遣エンジニアは会社員と比較して不安定である
会社員やフリーランスと比較して給与が低くなる可能性がある
企業での雇用期間が定められている
重要またはコアな開発業務を任されにくい
5.Javaの派遣エンジニアの将来とは?
6.Javaエンジニアとして仕事をする場合、派遣とフリーランスどっちがいいの?
7.まとめ
Javaとは1995年にリリースされたプログラミング言語です。
Javaの特徴はオブジェクト指向型言語であることです。
オブジェクト指向とは、関連性のあるデータや関数をオブジェクトという単位にまとめてシステムを構築する手法のことです。
オブジェクト指向で書けると、プログラムの修正が簡単、開発の役割分担をしやすい、などのメリットがあります。
Javaは大規模開発で使われる傾向があります。
具体的には、Webアプリやデスクトップアプリ、Androidアプリを開発する求人・案件が多いです。
これらの開発に携わりたい方はJavaを勉強するのが良いでしょう。
また、Javaには「Jakarta EE」や「Spring Framework」など多くの優れたフレームワークがあります。
フレームワークを活用することで、アプリケーション開発を素早く行うことが可能です。
このように、Javaは優れた特徴を持っており、多くの企業で活用されています。
Javaエンジニアの単価相場についてまとめました。
求人ボックスによると、派遣社員におけるJavaエンジニアの平均時給は2,143円です。
はたらこねっとによる2022年7月SE・プログラマ(オープン系)の平均時給は2,705円です。
派遣エンジニアの中ではJavaエンジニアは平均時給が高めと言えるでしょう。
また、フリーランスのJavaエンジニアの平均時給単価は次の通りです。
職種名 |
平均時給単価 | 最高時給単価 |
最低時給単価 |
---|---|---|---|
Javaエンジニア |
4,540円 |
10,000円 |
1,850円 |
(参照:doocyJob Javaのフリーランスエンジニアの求人・案件 時給単価相場)
平均時給単価は4,540円となっています。
フリーランスのJavaエンジニアの時給が非常に高いことが分かります。
さらに、フリーランスのJavaエンジニアの平均月額単価は次の通りです。
職種名 |
平均月額単価 | 最高月額単価 |
最低月額単価 |
---|---|---|---|
Javaエンジニア |
62.4万円 |
200万円 |
5万円 |
(参照:フリーランススタート Javaのフリーランス求人・案件 月額単価相場)
こちらは、フリーランススタートの案件を参考に算出しています。
平均月額単価は62.4万円とやはり高額となっています。
Javaエンジニアの単価が高い理由には、Javaは大手企業での大規模案件で使われることが多い、などが挙げられるでしょう。
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Javaの派遣エンジニアとして働くメリットについてまとめました
Javaの派遣エンジニアとして働くメリットは次の4つです。
・様々なエンジニアの指導を受ける事が出来る
・様々な企業でエンジニア経験が積める
・ライフスタイルに合わせて仕事ができる
・エンジニアとしての人脈形成を行いやすい
こういったメリットがあるため、Javaの派遣エンジニアを積極的に目指す方もいます。
1つ1つ、Javaの派遣エンジニアとして働くメリットについてみていきましょう。
Javaの派遣エンジニアは、様々なエンジニアの指導を受けることが可能です。
エンジニアによって、考え方や保有するスキルはそれぞれ異なります。
様々なエンジニアから指導を受けることで、幅広い知見を得ることが可能でしょう。
正社員として1つの会社で働く場合、複数のエンジニアから指導を受ける機会はあまりないため、派遣エンジニアならではのメリットと言えます。
Javaの派遣エンジニアは、様々な企業で働きエンジニア経験を積むことが可能です。
会社ごとに扱う技術は異なります。
たとえば、会社によってフレームワークが違ったり、インフラ環境が変わっていたりします。
幅広い経験を積むことで着実にスキルアップしていけば、正社員やフリーランスへの道も開かれるでしょう。
正社員の場合、特に自社開発が中心の会社だと、自社製品に関連したスキルや経験しか身につけられないこともあり、転職や独立で苦労する場合があります。
1つのスキルを追求するのも良いですが、幅広くスキルを身につけることにもメリットがあります。
Javaの派遣エンジニアは、ライフスタイルに合わせて仕事をしやすいです。
正社員の場合、フルタイムで働く必要があります。
その上、正社員だと責任の重い仕事を任されることも多く、残業が発生するケースも多いです。
派遣エンジニアの場合、フルタイムで働く必要はなく、働く時間・期間を選択しやすいです。
子育てや勉強との両立もしやすいですし、場合によっては複業を行うこともできるでしょう。
正社員よりも派遣エンジニアの方が、自由度に関しては高いと言えます。
Javaの派遣エンジニアは、人脈形成を行いやすいのもメリットです。
正社員の場合、営業職ならともかくエンジニアは、社内の限られた人としか仕事できず人脈を広げるのが難しいです。
派遣エンジニアは、様々な会社で働く分、多くの会社の人や取引先と知り合うことができます。
エンジニアとしての人脈を多く作れば、フリーランスとして働く場合に有利になります。
以前一緒に仕事を行った人には安心して業務を任せられるため、フリーランスになってから仕事を振ってもらいやすいでしょう。
Javaの派遣エンジニアとして働くデメリットについてまとめました
Javaの派遣エンジニアとして働くデメリットは次の4つです。
・派遣エンジニアは会社員と比較して不安定である
・会社員やフリーランスと比較して給与が低くなる可能性がある
・企業での雇用期間が定められている
・重要またはコアな開発業務を任されにくい
Javaの派遣エンジニアとして働くことは、良いことばかりではありません。
デメリットも把握した上で、Javaの派遣エンジニアに転職するか決めるのが良いです。
1つ1つ、Javaの派遣エンジニアとして働くメリットについてみていきましょう。
Javaの派遣エンジニアは、会社員よりも不安定なのがデメリットです。
派遣エンジニアは派遣先によって時給が変動します。
また、派遣エンジニアが同じ派遣先で働けるのは、最長で3年となっており、3年以上経ったら新しい職場を探さなくてはいけません。
更に必ずしも3年働けるという保証もありません。
3ヶ月ごとに契約解除となるタイミングがあり、いつ契約解除になるか分からない怖さがあります。
このように、派遣エンジニアは働き方が不安定になる点は覚悟しておく必要があります。
Javaの派遣エンジニアは、会社員やフリーランスと比べると、収入は下がってしまうことが多いです。
責任が重くない仕事が多い分、会社員よりも給料は安く設定されていることがほとんどです。
また、派遣エンジニアは、住宅手当や家族手当などの福利厚生が受けらないことも多いです。
更に、時給で給料が支払われるため、長期休暇がある月は月収が減ってしまいます。
このように、派遣エンジニアは会社員より待遇が下がっていることが多いです。
さきほど解説したように、派遣エンジニアは雇用期間が定められています。
雇用期間が終了すれば、新たな職場で1から働かなくてはいけません。
仕事も再度覚えなくてはいけませんし、人間関係も1から構築する必要があります。
そのため、ストレスが溜まってしまう人も多いです。
新しい環境にストレスを感じやすい性格の場合、派遣エンジニアは厳しいかもしれません。
Javaの派遣エンジニアは、任される仕事の範囲が限定され、重要な業務をやる機会が少ない傾向にあります。
そのため、簡単な開発ばかりやることになり、裁量のある開発やスキルアップにつながらないケースもあります。
スキルアップができないと、正社員やフリーランスにキャリアアップするのも難しくなるでしょう。
派遣エンジニアとして転職する場合、転職前にどういった仕事を任されるのか、その仕事を通じてスキルを高められるのか、確認してからの方が良いです。
「Javaの派遣エンジニアの仕事は5年後、10年後もあるか」不安な方も多いでしょう。
Javaの派遣エンジニアの将来性について解説します。
Javaエンジニアの将来性はあります。
情報処理推進機構の「ソフトウェア開発データ白書」の2018-2019版には、Javaが開発言語である割合が42.7%と書かれており、他の言語よりもかなり高いです。
ここまで使われている言語の需要が、急に下がることはないと思われます。
また、Javaは汎用性が高く、幅広いアプリケーション開発に使われます。
そのため、Javaスキルを習得すれば、多くの案件に応募する選択肢が得られます。
こういった面からも、Javaの派遣エンジニアの仕事がなくなることはないでしょう。
さらに、Javaの派遣エンジニアの仕事を通じて得たスキルは、他のプログラム言語の習得にも役立ちます。
特に、同じオブジェクト指向型言語のRubyやC++が学びやすくなるでしょう。
そのため、もしJavaの需要が下がったとしても、他の言語に乗り換えることが可能です。
Javaエンジニアを志望する方の中に、派遣かフリーランスかで迷っている方もいるかと思います。
派遣よりもフリーランスエンジニアになる方がおすすめです。
なぜなら、フリーランスの方が収入アップが見込みやすいからです。
フリーランスは、求人・案件ごとに企業と成果報酬型の契約を結ぶことが多いです。
成功報酬とは、仕事の成果に対して支払われる報酬のことであり、労働時間に関わらず仕事を完遂し承認されれば契約時に決められた報酬が支払われます。
そのため、仕事を素早く行えるようになれば、それだけ時給換算したときに高くなります。
一方で派遣の場合、報酬は時給で決められるためスキルが上がり仕事の処理スピードが上がっても、中々報酬が上がらないです。
こういった理由で、派遣よりもフリーランスをおすすめします。
フリーランスエンジニアの方が30代、40代になってからも満足の行く年収を得ることが可能です。
さらに、フリーランスエンジニアは契約時に単価の交渉ができます。
実力あるフリーランスエンジニアなら強気に交渉でき、単価を上げることが可能です。
また、フリーランスは仕事にかかる費用を経費にできるメリットもあります。
節税の面からみても、フリーランスの方が得なことが多いです。
もちろん、フリーランスは実力主義のため、最初の内はあまり稼げない可能性はあります。
しかし、フリーランスは派遣と違い難しい仕事も任されるため、案件をこなすことでスキルアップがしやすいです。
スキルアップして多くの案件をこなしたり、単価の高い案件も受けられるようになれば、除々に収入がアップしていくでしょう。
本記事では、Javaの派遣エンジニアについて解説しました。
Javaの派遣エンジニアは実際のところどうなのか、お分かり頂けたかと思います。
Javaの派遣エンジニアはメリット・デメリットがあるので、目指すのはよく考えてからの方が良いです。
Javaエンジニアとして仕事をする場合、派遣よりもフリーランスをおすすめします。
フリーランスの方が収入アップが見込みやすく、30代、40代になってからも満足の行く年収を得ることが可能です。
フリーランスは不安定とよく言われていますが、Javaそのものの将来性が高いため、フリーランスのJavaエンジニアに関しては今後も安定して稼ぎやすいと言えます。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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