システムエンジニア(SE)はリモートワークできる?リモート/在宅ワーク求人・案件実情や要求されやすいスキルを解説!

リモートワーク市場動向分析

2022.09.09

システムエンジニア(SE)はリモート/在宅ワークできるのか、気になる方は多いかと思います。
新型コロナウイルスの影響もあり、出社するよりリモート/在宅ワークで働きたい人も多いでしょう。


本記事では、システムエンジニア(SE)のリモート/在宅ワーク事情についてまとめました。
システムエンジニア(SE)のリモート/在宅ワークの年収や将来性について解説しています。


加えて、リモート/在宅ワーク求人・案件の獲得方法や参画する際の注意点もまとめました。
リモート/在宅ワークで働きたいシステムエンジニア(SE)の方は、本記事をぜひ参考にしてください。

<目次>
1.システムエンジニア(SE)はリモート/在宅ワークできる?
2.システムエンジニア(SE)のリモート/在宅ワーク求人・案件実情
システムエンジニア(SE)のリモート/在宅ワーク求人・案件の将来性
3.システムエンジニア(SE)の年収
リモート/在宅ワーク求人・案件だと年収は変化する?
4.システムエンジニア(SE)のリモート/在宅ワーク求人・案件獲得方法
フリーランスエージェントの活用
クラウドソーシングサービスの活用
SNSの活用
5.システムエンジニア(SE)がリモート/在宅ワーク求人・案件で要求されやすいスキル
プログラミング言語スキル
システム開発スキル/経験
上流工程スキル/経験
自己管理スキル
6.リモート/在宅ワーク求人・案件に参画する際の注意点
評価基準が成果物だけとなる
長時間労働になりやすい
情報漏洩に注意
7.まとめ

 

 

 

1.システムエンジニア(SE)はリモート/在宅ワークできる?


システムエンジニア(SE)はリモートワークできる?関連画像
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システムエンジニア(SE)がリモート/在宅ワークできるかは、仕事の担当箇所にもよります。

上流工程を中心に担当する場合、リモート/在宅ワークが難しい場合が多いですが、リモート/在宅ワークは可能です

 

難しい理由として、顧客と打ち合わせを行うために出社を伴うことも必要だからです。

対面した方が意思疎通がしやすいため、オンラインで打ち合わせを行う場合は少ないです。

 

反面、設計書作成やプログラミング、テストといった下流工程の仕事は、リモート/在宅ワークで働きやすいです。

パソコンがあれば問題なく開発業務が行えるからです。

 

ただし下流工程であっても、障害発生などの緊急時は出向しないといけない場合もあります。

いずれにせよ、システムエンジニア(SE)の仕事が完全にオンラインで完結することは、少ないでしょう。

 

 

 

 

2.システムエンジニア(SE)のリモート/在宅ワーク求人・案件実情


システムエンジニア(SE)はリモートワークできる?関連画像
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システムエンジニア(SE)のリモート/在宅ワーク求人・案件実情を解説します。

フリーランススタートには、システムエンジニア(SE)の求人・案件が25,803件ありました。

 

そのうちリモート/在宅ワーク求人・案件は、7,748件となっています。

リモート/在宅ワーク求人・案件は割合的には約30%と少ないです。

しかし、前年と比較し20%もリモート/在宅ワーク求人・案件の割合が増加していることから年々割合が増加していくと考えられます。

 

求人・案件の内容としては、上流工程の仕事よりも、開発を行う仕事が多めとなっていました。

開発を行う仕事の方が、リモート/在宅ワークで働きやすいことがわかります。

 

また「リモートワーク可」と書かれていても、週1日は出社が義務づけられている場合も多いです。

システムエンジニア求人・案件を覗いてみる↓

 

システムエンジニア(SE)のフリーランス求人・案件
システムエンジニア(SE)のフリーランス求人・案件

 

 

システムエンジニア(SE)のリモート/在宅ワーク求人・案件の将来性

システムエンジニア(SE)自体の将来性は高いと推測されます。

今後IT人材が不足すると言われており、システムエンジニア(SE)の需要も高まると思われるからです。

 

経済産業省の「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」では、2015年時点で約17万人のIT人材が不足しているとのことです。

そして今後はIT市場の拡大により、更に人材不足が問題となると書かれています。

 

2030年には、最大79万人程度IT人材が不足すると予想を立てています。

上記データからもわかる通り、システムエンジニア(SE)の将来性は高いでしょう。

 

ただし、経済産業省の資料には「ビッグデータや人工知能など先端IT技術を扱えるエンジニアの需要が高まる」とも書かれています。

先端IT技術を扱えるスキルの高いエンジニアは、特にこの先求められるでしょう。

 

逆に言えば、スキルの低いエンジニアは、今後厳しくなる可能性はあります。

将来性が高いことに安心せず、システムエンジニア(SE)としての技術を高めていくことが重要と言えます。

 

 

 

3.システムエンジニア(SE)の年収


システムエンジニア(SE)はリモートワークできる?関連画像
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システムエンジニア(SE)の年収についてまとめました。

システムエンジニア(SE)求人・案件の単価は次のようになっています。

 

職種名

平均単価

中央値単価 最高単価

最低単価

システムエンジニア(SE)

65.6万円

60万円

200万円

20万円

(参照:フリーランススタート システムエンジニア(SE)のフリーランス求人・案件一覧)

 

システムエンジニア(SE)の平均年収は787万円となっています。

一方で、求人ボックスのデータを見ると、正社員のシステムエンジニア(SE)の平均年収は509万円となっていました。

 

正社員よりもフリーランスのシステムエンジニア(SE)の方が、平均年収が約280万円も高くなっています。

フリーランスのシステムエンジニア(SE)の方が全体的にスキルが高めで、かつ求人・案件を自由に選択できて単価交渉もしやすいのが、平均年収の差に影響していると推測されます。

 

 

リモート/在宅ワーク求人・案件だと年収は変化する?

フリーランススタートの求人・案件を見る限り、リモート/在宅ワーク求人・案件でも年収の低下は見られませんでした。

ただし、リモート/在宅ワーク求人・案件の場合、上流工程の業務が難しくなるため、単価交渉の際に不利になる可能性もあります。

 

とはいえ、リモート/在宅ワーク求人・案件の方が自由な働き方が実現するため、年収が下がっても参画するメリットはあるでしょう。

リモート/在宅ワーク求人・案件に参画すべきかは、自分が何を重視するかを考慮した上で決めましょう。

 

 

 

 

4.システムエンジニア(SE)のリモート/在宅ワーク求人・案件獲得方法


システムエンジニア(SE)はリモートワークできる?関連画像
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システムエンジニア(SE)のリモート/在宅ワークの求人・案件の獲得方法についてまとめました。

代表的なリモート/在宅ワーク求人・案件の獲得方法は次の3つです。

 

フリーランスエージェントの活用
クラウドソーシングサービスの活用
SNSの活用

 

1つ1つのリモート/在宅ワークの獲得方法について、詳しく解説します。

 

フリーランスエージェントの活用

1つ目の方法はフリーランスエージェントを活用することです。

フリーランスエージェントに登録すると、担当者が1人もしくは複数人付き、自分のスキルや希望に沿った求人・案件を紹介してくれます。

 

IT企業に熟知した担当者が選んでくれるので、自分で探すよりも、優良求人・案件に出会いやすいでしょう。

また、フリーランスエージェント経由でしか応募できない、非公開求人・案件も多く保有している場合があります。

 

非公開求人・案件は好条件である場合が多く、狙い目といえるでしょう。

システムエンジニア(SE)のリモート/在宅ワークの求人・案件を探すなら、まずはフリーランスエージェントを活用しましょう。

 

フリーランスエージェントには多くの種類があるので、自分の仕事に合い、かつ評価の高いものを選択しましょう。

ただし、フリーランスエージェントは報酬の何%かをマージンとして支払う必要がある点だけ、注意してください。

 

フリーランスエージェントを探してみる→

 

 

クラウドソーシングサービスの活用

2つ目の方法は、クラウドソーシングサービスを活用することです。

クラウドソーシングにはリモート/在宅ワークが多く揃っています。

 

リモート/在宅ワーク求人・案件を獲得したいなら、クラウドソーシングの活用はおすすめです。

ただし、クラウドソーシングサービスの求人・案件は単価が低めとなっています。

 

また、サービス運営側に手数料を報酬額の約15~20%支払わなくてはいけません。

最初の内はクラウドソーシングサービスの利用はおすすめですが、実績が増えてきたら複数の方法を使い、求人・案件を獲得していきましょう。

 

クラウドワークスランサーズココナラなどが代表的なサービスです。

 

 

SNSの活用

3つ目の方法は、SNSを活用することです。

TwitterやFacebookなどのSNSでは、フリーランスエンジニアを募集している企業も多いです。

 

それらの企業に直接コンタクトを取ることで、リモート/在宅ワーク求人・案件を獲得できる可能性もあります。

SNS経由で契約するメリットは、クラウドソーシングやフリーランスエージェントと違い、システム利用料や手数料(マージン)を取られないことでしょう。

 

反面、SNSでやり取りする場合、契約処理がいい加減になることも多いです。

途中で企業と連絡が取れなくなり、報酬の支払いが行われない可能性もあります。

 

SNS経由で契約する場合でも、契約書はしっかり交わすようにしましょう。

 

 

 

5.システムエンジニア(SE)がリモート/在宅ワーク求人・案件で要求されやすいスキル


システムエンジニア(SE)はリモートワークできる?関連画像
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システムエンジニア(SE)がリモート/在宅ワークで要求されやすいスキルを紹介します。

要求されやすいスキルは次の4つです。

 

プログラミング言語スキル
システム開発スキル/経験
上流工程スキル/経験
自己管理スキル

 

上記4つのスキルを抑えておかないと、システムエンジニア(SE)のリモート/在宅ワーク求人・案件に参画できない可能性もあります。

1つ1つの要求されやすいスキルについて、詳しく解説しましょう。

 

プログラミング言語スキル

プログラミング言語スキルは、システムエンジニア(SE)にとって必須スキルです。

特に開発を担当する場合、プログラミング言語スキルの高さは重要です。

 

その企業で使うプログラミング言語やフレームワークの知識を、習得しておかなくてはいけません。

例えば、Java、JavaScript、PHP、Ruby、Python、C言語、C++などが主要なプログラミング言語です。

 

システムエンジニア(SE)として働く場合、プログラミング言語のスキルが3年以上求められるケースが多いでしょう。

開発を担当しない場合であっても、プログラミング言語スキルは必要です。

 

たとえば、設計を行う場合、実装可能なプログラムかを見極めるために、プログラミングの知識が要るでしょう。

また、詳細設計書には、実際のソースコードに近い記述を行う場合もあります。

 

いずれにせよシステムエンジニア(SE)として働く場合、プログラミング言語スキルは高めていく必要があるてしょう。

 

 

システム開発スキル/経験

システムエンジニア(SE)は、システム開発のスキル/経験も求められます。

ほとんどのシステムエンジニア(SE)求人・案件は、システム開発の経験が必須となっています。

 

フリーランススタートの求人・案件を見る限り、最低でも1年以上のシステム開発の実務経験を求められることが多いです。

システム開発未経験から参画できる求人・案件は、ほとんどありません。

 

仕様検討から設計、開発、テストまで、一通りのスキル/経験が求められます。

システムエンジニア(SE)ではなく、プログラマー(PG)なら、システム開発未経験でも応募できる求人・案件はあります。

 

そのため、未経験の方はまずプログラマー(PG)として参画して、システム開発の経験を得ましょう。

なおフリーランスにおいてシステム開発未経験で参画できる求人・案件は存在しませんので事前に理解しておきましょう。

 

 

上流工程スキル/経験

システムエンジニア(SE)は、上流工程スキル/経験も求められます。

上流工程とは、システム開発の企画や顧客の要望のヒアリング、システムの設計など、実際に開発を行う前段階の業務のことです。

 

上流工程の業務をこなすには、コミュニケーション能力が必須です。

顧客や上層部が求めていることを見極め、それを元に設計を行う必要があります。

 

上流工程スキルがどの程度必要かは、数値で表すのは難しく、求人・案件の応募要項にも「円滑なコミュニケーションが取れる方」など曖昧に書かれている場合が多いです。

ただ、上流工程を担当した経験が恐らく1回以上はあった方が良いでしょう。

 

 

自己管理スキル

リモート/在宅ワークで必須となるのが、自己管理スキルです。

リモート/在宅ワークでは、自由に働ける反面生活リズムが不規則になってしまうことも多いです。

 

昼夜逆転を起こしたり、体調を崩したりしないよう、自己管理を行う必要があります。

また、リモート/在宅ワークでは管理してくれる人がいないため、つい仕事をサボってしまいがちです。

 

ダラダラと仕事をしてしまい、結果労働時間が増えてしまう人もいるでしょう。

こういったことにならないよう、リモート/在宅ワークで働く場合、自己管理スキルが求められるのです。

 

 

 

 

6.リモート/在宅ワーク求人・案件に参画する際の注意点


システムエンジニア(SE)はリモートワークできる?関連画像
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最後に、リモート/在宅ワークに参画する際の注意点を紹介します。

リモート/在宅ワークに参画する際の注意点は次の3つです。

 

評価基準が成果物だけとなる
長時間労働になりやすい
情報漏洩に注意

 

トラブルを避けるためにも、これら3つには最低限気をつけて業務を行う必要があります。

1つ1つのリモート/在宅ワークに参画する際の注意点について、詳しく解説しましょう。

 

評価基準が成果物だけとなる

リモート/在宅ワークでは働いている様子を直接見られないため、評価基準が成果物だけとなり、プロセスを評価されることはありません。

どんなに仕事を熱心に行い、やり方に工夫を凝らしたとしても、成果物の質が悪ければ、契約を更新してもらえなかったり、単価交渉を断られてしまったりするでしょう。

 

リモート/在宅ワークでは、成果物の質を上げることを意識しましょう。

 

 

長時間労働になりやすい

リモート/在宅ワークでは、長時間労働になりやすいので注意です。

評価を上げようとした結果、頑張りすぎてしまう人は多くいます。

 

特にシステムエンジニア(SE)は、ただでさえ仕事が忙しく、労働時間が長くなりがちです。

長時間労働が続くと、体調不良の原因にもなるので注意しましょう。

 

また、リモート/在宅ワークの場合、チャットなどでやり取りするため、相手からの連絡を待たないといけない時間が発生します。

連絡を待つ間も仕事モードが抜けず、疲れてしまう人も多いです。

 

リモート/在宅ワークで働く場合は、仕事モードのオン・オフを意識し、休むときは休むようにしましょう。

 

 

情報漏洩に注意

リモート/在宅ワークで働く場合、気をつけるべきなのが情報漏洩です。

特にシステムエンジニア(SE)は、企業の機密情報を扱う場合も多いです。

 

機密情報が自宅のパソコンに入っていると、パソコンに侵入した人に情報を盗まれる可能性があります。

そのため、パソコンのセキュリティ対策は万全に行ないましょう。

 

またカフェなどで作業すると、他の人にパソコンを覗かれてしまう恐れや無料WiFiに使用によりウイルスが侵入する恐れもあります。

パソコンに覗き見防止フィルターを貼る、もしくはモバイルWiFiを使用する、自宅と会社以外では作業しないようにしましょう。

 

 

 

7.まとめ


本記事では、システムエンジニア(SE)のリモート/在宅ワーク求人・案件について解説しました。

システムエンジニア(SE)が、リモート/在宅ワークできるかは、任される仕事の範囲にもよります。

 

開発中心の求人・案件なら、比較的リモート/在宅ワークで働きやすいでしょう。

リモート/在宅ワークでは働きたいなら、そういった求人・案件を中心に探していくと良いです。

 

システムエンジニア(SE)は幅広いスキルを求めるられる反面、平均年収は高めとなっています。

システムエンジニア(SE)に必要なスキルを身につけて、ぜひ求人・案件に参画してみてください。

 

フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。

 

なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。

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