2Dデザイナーはリモートワークできる?リモート/在宅ワーク求人・案件実情や要求されやすいスキルを解説!

リモートワーク市場動向分析

2022.09.22

リモートワークや在宅ワーク求人・案件に関心を持っている、2Dデザイナーの方はいませんか?
働き方改革やコロナ禍などの影響によって、近年リモートワークに注目が集まっています。


通勤時間の削減や自分の時間が増えるといったメリットがあり、リモートワークは今後も働き方の1つとして認められていくでしょう。
しかし、2Dデザイナーでもリモートワークを行えるのか、疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?


そこで今回は、2Dデザイナーのリモートワーク・在宅ワーク事情について解説します。
合わせて、リモートワークで要求されるスキルや注意点についてもご紹介。

この記事を読めば、2Dデザイナーとしてリモートワークができるかどうかが、分かるようになりますよ。

<目次>
1.2Dデザイナーはリモート/在宅ワークできる?
2.2Dデザイナーのリモート/在宅ワーク求人・案件実情
2Dデザイナーのリモート/在宅ワーク求人・案件の将来性
3.2Dデザイナーの年収
リモート/在宅ワーク求人・案件だと年収は変化する?
2Dデザイナーとイラストレーターの年収の違い
4.2Dデザイナーのリモート/在宅ワーク求人・案件獲得方法
フリーランスエージェントの活用
クラウドソーシングサービスの活用
SNSの活用
5.2Dデザイナーがリモート/在宅ワーク求人・案件で要求されやすいスキル
デッサン力
Webデザインスキル/経験
2Dデザインスキル/経験
コミュニケーションスキル
自己管理スキル
6.リモート/在宅ワーク求人・案件に参画する際の注意点
評価基準が成果物だけとなる
長時間労働になりやすい
情報漏洩に注意
7.まとめ

 

 

 

1.2Dデザイナーはリモート/在宅ワークできる?


2Dデザイナーはリモートワークできる?関連画像
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結論から言えば、2Dデザイナーでリモートワークは十分に可能であるといえるでしょう

2Dデザイナーはキャラクターデザインや背景などの、2Dグラフィックスをデザイン・制作する職業です。

 

主にゲーム業界で活躍しており、近年ではスマートフォン向けのゲームを手掛けるなど、活動の範囲は広がっています。

対面で仕事を行う業務とは異なりPC上で仕事が完結するほか、ゲーム・Web業界が働き方に柔軟であるため、リモートワークしやすい職業といえるでしょう。

 

また、世界中で蔓延しているコロナウイルスの影響によって、リモートワークの需要が拡大しています。

ただし、フリーランスとしてリモートワークを行う場合は、自宅にディスプレイなどの機器を用意する必要がある点には注意が必要です。

 

 

 

2.2Dデザイナーのリモート/在宅ワーク求人・案件実情


2Dデザイナーはリモートワークできる?関連画像
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フリーランススタートの調べによると、2Dデザイナーのリモートワーク求人・案件は2022年9月時点で、255件と少ないです。

フリーランス求人・案件全体の割合と比較すると、常駐の求人・案件が93.1%であるのに対し、リモートワークの求人・案件は6.9%となっています。

 

企業によってはセキュリティの問題や、リモートワークの環境が整っていないなどの理由があるので、常駐の求人・案件が少なくなってしまうのでしょう。

しかし、上述の通り業界自体がリモートワークしやすい環境であるほか、コロナ禍の影響も手伝ってリモートワーク求人・案件を受注できる可能性は十分にあります。

 

2Dデザイナー求人・案件を覗いてみる↓

 

2Dデザイナーのフリーランス求人・案件
2Dデザイナーのフリーランス求人・案件

 

 

2Dデザイナーのリモート/在宅ワーク求人・案件の将来性

今後も成長が期待できるゲーム業界によって、2Dデザイナーはリモートワーク求人・案件も含めて、需要が拡大していくでしょう。

グローバルゲームマーケットレポート2021によると、ゲーム業界は今後も成長を続け、2023年には2,000億ドルを超える見込みであると発表しました。

 

スマートフォンやタブレットなどの普及に加え、コロナ禍によるロックダウンや外出自粛によって、世界でゲームに対する関心がもたらされたのが原因でしょう。

ゲーム市場の拡大に伴って、2Dデザイナー人材の需要も加速していくと考えられます。

 

 

 

3.2Dデザイナーの年収


2Dデザイナーはリモートワークできる?関連画像
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フリーランススタートによると、2Dデザイナーの月額平均単価は53.4万円で、年収にして640万円です。

フリーランスの2Dデザイナーの月額平均単価の相場は、次のようになります。

 

平均単価

中央値単価

最高単価

最低単価

53.4万円

55万円

130万円

22万円

 

会社員の2Dデザイナーの平均年収が474万円ですから、フリーランスの方が高収入を期待できるでしょう。

フリーランスの2Dデザイナーとして高収入を目指すのなら、実務経験や所持しているデザインスキル、センスなどが重要になります。

 

貪欲に新しい知識や技術、流行などを取り入れながら勉強し続けるのが年収アップに大切です。

 

 

リモート/在宅ワーク求人・案件だと年収は変化する?

リモートワークや在宅ワーク求人・案件だからといって、常駐と比べて年収が大きく変化してしまうことはないでしょう。

例えば会社員の場合、労働契約法で守られているため、リモートワークを理由に給料を減らされません。

 

リモートワークで残業が発生したとしても、企業は残業代を支払わなければ労働契約法違反となってしまいます。

通勤代のような手当は発生しませんが、基本的には常駐と変わらない給料であるはずです。

 

また、フリーランスの場合でも求人・案件ごとに単価が異なるケースがあっても、平均報酬額はリモートワーク求人・案件でも常駐求人・案件と大きく違わないでしょう。

 

 

2Dデザイナーとイラストレーターの年収の違い

フリーランススタートによると、イラストレーターの平均月額単価は50.1万円で年収に換算すると601万円なので、2Dデザイナーと比べると若干低いです。

フリーランスのイラストレーターの月額単価相場は、次の通りとなります。

 

平均単価

中央値単価

最高単価

最低単価

50.1万円

50万円

200万円

4万円

 

中央値単価と最高単価は2Dデザイナーと変わりませんが、最低単価の違いが平均単価に影響したのでしょう。

そもそもイラストレーターとは、雑誌やゲームなどで使われるイラストを専門的に各職業を指します。

 

デザイナーがイラストを含めた全体のデザインを担当するのに対し、イラストレーターはイラストを専門的に担当している職業です。

デザイナーの方が担当している範囲が大きいため、単価が比較的高くなりやすいのでしょう。

 

その他、要求されるスキルも2Dデザイナーの方が専門的であるため、年収に差が生じている要因の1つでしょう。

 

 

 

 

4.2Dデザイナーのリモート/在宅ワーク求人・案件獲得方法


2Dデザイナーはリモートワークできる?関連画像
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2Dデザイナーのリモートワークや在宅ワーク求人・案件を獲得するには、次のような方法を活用するとよいでしょう。

 

フリーランスエージェント
クラウドソーシングサービス
SNS

 

初めてフリーランスとして活動するのであれば、フリーランスエージェントなどのサービスを活用するのがおすすめです。

会社員として働きながら、クラウドソーシングサービスを利用し副業として経験を積むのも有効でしょう。

 

フリーランスとしての活動に慣れてきたら、SNS等を活用して直接営業を行っていけばさらなる高収入も目指せるはずです。

次に、それぞれの方法について解説しますので、参考にしてみてください。

 

 

フリーランスエージェントの活用

フリーランスエージェントを活用すれば、自ら営業を行わなくても安定して求人・案件を受注できるようになります。

フリーランスエージェントとは、フリーランスと企業の受発注をスムーズに行えるようにサポートするサービスです。

 

エージェントが職務経歴書の準備や面接の日程調整、書類事務などを代行してくれるので、営業に苦手意識のあるフリーランスでも業務に集中できます。

また、エージェントが仕事を紹介してくれるので、安定した仕事の継続が可能です。

 

ただし、様々な業務を代行してくれる一方で手数料がとられてしまうので、直接求人・案件を獲得するよりも収益性が下がってしまう点には理解しましょう。

手数料が気になるフリーランスの方は手数料が低いフリーランスエージェントを活用することをおすすめします。

 

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クラウドソーシングサービスの活用

クラウドソーシングサービスを活用して、リモートワークや在宅ワーク求人・案件を獲得するのも有効な手段でしょう。

クラウドソーシングサービスは企業がインターネット上で、不特定多数に対して業務を発注する形態をサポートするサービスです。

 

クラウドソーシングサービスで提供されている求人・案件の業態形式は、次の3通りです。

 

タスク
プロジェクト
コンペ

 

全体の求人・案件の比率で最も多いのはプロジェクト形式ですが、デザインの場合はコンペ形式でよく見られるでしょう。

ただし、フリーランスエージェントとは異なり、求人・案件や募集要項を自ら見極めてアピールをする必要があります。

 

代表的なクラウドソーシングサービスとしては、クラウドワークスランサーズなどが挙げられます。

 

 

SNSの活用

フリーランスとして営業を行うのであれば、SNSを活用すれば効率よく自分をアピールできるでしょう。

定期的にTwitterやFacebookなどのSNSで、自分の実績や活動状況を更新して発信していきます。

 

投稿を読んで依頼したいと考えている人から、メールやダイレクトメールが送られてくるケースもあるので、初めは反応が無くても根気よく続けてみましょう。

実績集やポートフォリオを持っていれば、仕事の依頼が来た時にすぐに近況報告も行えます。

 

 

 

5.2Dデザイナーがリモート/在宅ワーク求人・案件で要求されやすいスキル


2Dデザイナーはリモートワークできる?関連画像
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リモートワークや在宅ワーク求人・案件で2Dデザイナーに求められるのは、次のようなスキルです。

 

デッサン力
Webデザインスキル
2Dデザインスキル
コミュニケーション力
自己管理スキル

 

クオリティの高いグラフィックを作成する能力はもちろんのこと、業界のトレンドやユーザーのニーズの推移まで踏まえた知識と経験も必要となります。

また、フリーランスとして活動する上で欠かせないスキルもあるので、しっかりと押さえておきましょう。

 

次に、それぞれのスキルについて解説します。

 

デッサン力

キャラクターのデッサンを適切に行える美術的な技術力と、人気のテイストや流行のデザインを取り入れられる情報力が、2Dデザイナーには必要不可欠です。

頭の中にあるキャラクターを具現化できるのかどうかが、デッサン力のスキルに求められています。

 

クライアントが求めているイメージと自分の持つイメージを具現化できれば、互いの認識がずれていないか確認できるでしょう。

また、魅力的なキャラクターを創り出せるだけの引き出しや、創造力も欠かせません。

 

2Dデザイナーだけでなく、他のあらゆるデザイン活動を行うあらゆる職業で求められるスキルなので、しっかりと身に付けておきましょう。

 

 

Webデザインスキル/経験

Web全体のレイアウトを考えて、使いやすいようにデザインを行うWebデザインに関するスキルも2Dデザイナーに求められます。

ゲーム業界においても、キャラクターデザインだけでなく背景やUIなどのグラフィックを担当するケースがあるので、必要になってくるでしょう。

 

Webデザインを行うには、画像を作成・編集できるソフトウェアを一通り扱えるようになるのが必要です。

代表的なソフトの例として、

 

Photoshop
Illustrator
Figma

 

などが挙げられます。

クライアントからの情報を整理して、ツールを駆使してデザインに落とし込めるようにしましょう。

 

 

2Dデザインスキル/経験

フリーランスの2Dデザイナーにとって、2Dデザインが行えるツールを使いこなせるだけのスキルや経験、知識を身に付けるのは重要です。

 

具体的には、

Photoshop
Illustrator
Figma

 

といったソフトはどの会社でも使用されているような基本的なソフトなので、使いこなせるようにしましょう。

キャラクターのイラストデザインを作成するのであれば、

 

SAI
CLIP STUDIO

 

といったソフトも扱えるようになると便利です。

 

また、2DCGや3DCGに関するスキルや知識を求められるケースもあるため、

Live2D
Maya
Blender

 

などのソフトの使い方も覚えておくとよいでしょう。

幅広くデザインツールを扱えるようになれば、それだけ獲得できる求人・案件の幅も広がり高単価求人・案件も獲得しやすいです。

 

 

コミュニケーションスキル

2Dデザイナーに限った話ではありませんが、制作に携わる様々なスタッフとのコミュニケーションは、円滑な進行のために欠かせません。

ただ上手な絵が描ければよいというわけではなく、クライアントの意図をしっかりと把握した上で、デザインに反映させる必要があります。

 

クライアントの要望に対してしっかりと耳を傾けた上で、適切な提案ができれば信頼して任せてもらえるようになるでしょう。

また、コミュニケーションスキルを鍛えていれば、求人・案件を獲得するための営業でも有利になれます。

 

相手と価値観を合わせて良好な関係を築いた上で営業活動を行えば、仕事を任せてもらいやすくなるはずです。

 

 

自己管理スキル

リモートワークや在宅ワークで働く際に、業務を効率的に進めるためには、自己管理スキルを身に付けるのが必要不可欠です。

リモートワークで必要となる自己管理スキルは大きく分けて、次の4種類です。

 

時間管理
体調管理
感情の管理
モチベーション管理

 

会社で決められた時間に働いていた時とは違い、自分で業務時間を管理しなければなりません。

怠けすぎてしまったり、逆に働きすぎて体を壊してしまったら、業務にも支障が出てしまいます。

 

効率的に仕事を進められるように、

 

1日のスケジュールを立てる
休みの日を設ける
集中できる環境を整える

 

といった対策を行うとよいでしょう。

 

 

 

6.リモート/在宅ワーク求人・案件に参画する際の注意点


2Dデザイナーはリモートワークできる?関連画像
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リモートワークや在宅ワーク求人・案件に参画する際には、次のようなポイントに注意しましょう。

 

評価基準は成果物のみ
長時間労働になりやすい
情報漏洩に注意

 

リモートワークは会社で働くのとは違い、働く時間や環境を自分で管理しなければならないので、今までの働き方とは勝手が違います。

これまでと同じ意識で働いていると、効率良く仕事に取り組めないでしょう。

 

これまでとは違う環境で働くからこそ、しっかりと自己管理を行わなければ、かえって収入が落ちてしまいかねません。

次に、それぞれの注意点について解説いたしますので、ご覧ください。

 

 

評価基準が成果物だけとなる

リモートワークや在宅ワークの場合、業務の過程を把握できないため、どうしても評価基準が成果物だけとなってしまいやすいです。

会社や常駐の仕事であれば、仕事への取り組み姿勢やコミュニケーションの取り方など、多方面から評価を行えます。

 

しかし、リモートワークだと業務の進捗をある程度任せなくてはならず、対面でのコミュニケーションも取りにくくなってしまいます。

適切に仕事の評価をしてもらうためには、定期的な進捗報告を行ったり、業務内容に関する相談を行ってコミュニケーションを積極的に取るとよいでしょう。

 

働きぶりが相手に伝われば、相手も安心して評価しやすくなるはずです。

 

 

長時間労働になりやすい

リモートワークで働いている場合、しっかりと時間の管理を行っていないと、長時間労働に陥ってしまいやすいです。

会社であれば定時が決まっているほか、残業も申請が必要なので、業態にもよりますが長時間労働になりにくいでしょう。

 

しかし、リモートワークだと定時や上司による監視もないので、制限なく働けてしまいます。

仕事に対して強い責任感を持つ人や、時間の使い方が上手くない人だと、長時間労働になってしまいやすいでしょう。

 

長時間労働を防ぐには、納期までのスケジュールを逆算して1日当たりの仕事量を決めるなど、タイムマネジメントをしっかりと行うとよいでしょう。

 

 

情報漏洩に注意

リモートワークでクライアントの情報を取り扱う場合、情報漏洩には最大限の注意を払わなければなりません。

情報処理推進機構が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2021」において、テレワークなどを狙った攻撃が3位にランクインしているほどリスクは高いです。

 

もし企業や個人の情報など機密性の高い情報を漏洩してしまうと、損害賠償を請求されてしまう高いリスクを負いかねないため、気を付けなければなりません。

 

情報漏洩を防ぐための対策として、

 

データや通信を暗号化する
暗号化されていないWi-Fiを利用しない
外で仕事をする場合、パソコンから目を離さない

 

などが挙げられるでしょう。

それぞれの対策をしっかりと行えば、情報漏洩してしまうリスクを抑えられます。

 

 

 

7.まとめ


2Dデザイナーのリモートワーク・在宅ワーク事情について、ご紹介しました。

2Dデザイナーはゲーム業界を中心に、様々な業界で活躍できる、安定した需要が見込める職業です。

 

フリーランスとしてリモートワーク求人・案件を獲得していくなら、デザインに関するスキルを鍛えるのはもちろん、流行や流行している技術を取り入れていくとよいでしょう。

ぜひこの記事を参考にして、リモートワークとしての活動も検討してみてください。

 

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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

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