公開日:2022.02.10
更新日:2025.03.24
現在データベースエンジニアをしており、副業を検討している方もいるでしょう。
副業を始めるにあたって、案件の取り方や必要なスキルを把握しておく必要があります。
また、単価を知ることで、よりスムーズに案件を獲得可能です。
今回はデータベースエンジニアの副業について、単価から案件の取り方、注意点まで詳しく解説します。
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<目次>
1.データベースエンジニアって副業出来る?
2.副業データベースエンジニアの単価
フリーランスデータベースエンジニアの単価
3.データベースエンジニアが副業するメリット
副業メリット①:収入が増える
副業メリット②:人脈が広がる
副業メリット③:様々な経験ができる
4.副業データベースエンジニアに必要なスキル
データベーススキル/知識
セキュリティスキル/知識
コミュニケーションスキル
5.副業データベースエンジニアの案件獲得方法
フリーランスエージェントや副業サイトを活用する
クラウドソーシングサービスを活用する
副業案件を直接受注する
6.副業データベースエンジニアの注意点
確定申告をする可能性がある
本業と副業のバランスを取る
7.まとめ
結論からお伝えすると、データベースエンジニアは副業できます。
データエンジニアリングは、あらゆる産業で応用されている技術です。
各企業は大量のデータを収集し、データサイエンティストやアナリストの手元に届くまでに、データを利用価値の高い状態にするために、適切な人材と技術を必要としています。
つまり、処理すべきデータがある限り、データエンジニアは需要があります。
実際、Dice Insightsは2019年に、データエンジニアはコンピューターサイエンティスト、データサイエンティスト、データベースアーキテクトを抑えてテクノロジー業界のトップトレンドの仕事であると報告しています。
また、LinkedInは、2021年に増加する仕事の1つとして挙げていました。
エンジニア向け求人・案件サイトのdoocyJobによると、データベースエンジニアの求人・案件の業務委託における平均単価(時給)は5,045円です。
関東エリアを中心に副業案件があります。
リモート案件もあり、在宅や持ち帰りで働くことも可能です。ただし、現状として多くはありません。
doocyJobでデータベースエンジニアの副業案件を覗いてみる↓
フリーランス求人・案件サイトフリーランススタートによると、データベースエンジニアの平均月額単価は66.6万円です。
最低単価は30万円、最高単価は160万円と幅のある単価となっています。
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データベースエンジニアが副業する主なメリットは以下の通りです。
・収入が増える
・人脈が広がる
・様々な経験ができる
当然ですが、副業をすることで収入が増えます。
社会の変化に伴い、終身雇用制は当たり前の時代ではなくなりました。
1つの収入に頼ることはリスクでしょう。
デジタル時代の変化で、どんな仕事や会社が廃れるか分からないからこそ、副業で収入源を確保することは賢明な選択だといえます。
また、収入が増えることで、より自立した生活を送ることが可能です。
データベースエンジニアとしてキャリアを積むための有効策の1つは、人脈を広げることです。
ただスキルがあるだけでは、キャリアアップは難しいでしょう。
副業を通じて、他のエンジニアやクライアントなどと関わることができます。
出会いによって、キャリアの選択肢が広がるはずです。
また、会社や部署内で同じような考えの人たちに囲まれて仕事をしていると、エンジニアとしての成長を妨げてしまうこともあります。
副業をすることで、新たな人々と出会い、成長へのブーストとして作用するかもしれません。
最初はコネクションがないと思っていても、意外と知り合いがいたり、言葉をかけてくれたりするものです。
独立を目指している場合、パートナーと出会えるチャンスもあります。
副業を通じて、様々な経験ができます。
データベースエンジニアの副業といっても、ただエンジニアとしての業務を行うだけではありません。
自分を売り込むためのWebサイトの作り方やSNSマーケティング、先述した実際のさまざまな出会いもあるでしょう。
本業とは違った様々な経験ができます。
副業データベースエンジニアに必要なスキルは主に3つです。
・データベーススキル/知識
・セキュリティスキル/知識
・コミュニケーションスキル/知識
データベースの基本的なスキルとして、SQLは重要です。
SQLのスキルがなければ、希望する案件を獲得するのは難しいでしょう。
SQLを使いこなせることはマストです。
SQLに加え「Oracle」や「MySQL」など他のデータベースプラットフォーム言語も知っておく必要があります。
仕事によって必要とされる言語が異なるため、少なくとも1つの言語のエキスパートになることを目指しましょう。
データベースエンジニアはデータベーススキルに加え、セキュリティスキルも求められます。
具体的には、アクセス制御、データの暗号化、アクセス権の付与などを実装するスキルが必要です。
また、昨今はデータベースサーバーをクラウド化・仮想化する企業も増えています。
クラウド上でデータを管理できるスキルがあれば、長期的に活躍できるデータベースエンジニアに近づけるでしょう。
どんな仕事でも、他人とコミュニケーションを取らなければなりません。
データベースエンジニアであれば、データベースの管理について、そのプロセスや理由を理解していない人に説明する必要があります。
データエンジニアは、機械学習エンジニア、データアナリスト、CTO、開発者と接することが多いです。
また、他のチームと協力して要件を収集し、プロジェクトのスコープを定義することもあります。
そのためには、問題点、変更点、セキュリティ対策などの重要性を伝え、会社のためにデータベースが必要であることを担当者に納得してもらうことが大切です。
こうしたコミュニケーションスキルは、副業データベースエンジニアとして活躍するために、欠かせません。
副業データベースエンジニアの案件獲得方法は以下の通りです。
・フリーランスエージェントや副業サイトを活用する
・クラウドソーシングサービスを活用する
・副業案件を直接受注する
フリーランスエージェントや副業サイトを活用しましょう。おすすめは以下の通りです。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスはITエンジニアに特化したフリーランスエンジニア向けのエージェントです。
2022年1月時点でデータベースエンジニアの案件数は900以上とさまざまな案件を取り揃えています。
案件の多くは大企業からのもので、高単価の案件が集まっているのが特徴です。
フリーランスを見据えて、副業を始めたい方におすすめのエージェントとなります。
doocyJob
doocyJobはフリーランス・副業エンジニアに強いIT求人・案件サイトです。
副業の案件を最短3日で受注できます。
面接日程や打ち合わせはチャットで手軽に調整可能です。
サイト利用料や手数料は発生しません。
無料で利用できます。
クラウドソーシングサービスを利用する方法もあります。
クラウドソーシングとは、企業がインターネット上で不特定多数の人に業務を発注できる仕組みのことです。
クラウドソーシングサービスを活用し、大小さまざまな副業案件を獲得できます。
国内で著名なクラウドソーシングサービスには、クラウドワークスやランサーズなどがあります。
クラウドソーシングサービスは案件が豊富なため、営業次第で案件を受注しやすいのがメリットです。
単発の案件が多く、実績作りにおすすめです。
スマホから手軽に案件を受注できる一方、報酬からシステム手数料が差し引かれます。
SNSや自分のWebサイトを活用し、副業案件を直接受注することも可能です。
最近では、大半の企業が優秀な人材を見つけるために、TwitterやLinkedlinなどのSNSを活用しています。
これらのSNSで「副業エンジニア」や「データベースエンジニア」など、希望する職務に関連するキーワードで検索してみてください。
また、自分がどんな仕事を探しているのかを投稿することで、採用担当者があなたを見つけやすくなります。
また、同じ志を持つ人たちと出会える業界団体に参加するのも良い方法です。
また、自分のキャリア分野の専門家グループが主催するカンファレンスやイベントにも参加しましょう。
データベースエンジニアが副業するメリットはご理解いただけたでしょう。
実際に副業を始める際、注意点が2つあります。
・確定申告をする可能性がある
・本業と副業のバランスを取る
副業の収入でも確定申告は必要となるので、注意しましょう。
確定申告とは、1年間の所得を税務署に申請し、納税することです。
副業の収入が一定の額を超えた場合、確定申告をしなければなりません。
副業の所得が20万円以下の場合は、確定申告は不要です。
所得とは、売上から経費を差し引いた金額となります。
副業によって、副収入が得られることは喜ばしいことですが、ワークライフバランスの問題がより切実になってきます。
継続的に本業と副業を両立するのは、簡単ではありません。
時には、リラックスする時間を副業で削ってしまうこともあるでしょう。
自分に合った最適なバランスを模索する必要があります。
今回はデータベースエンジニアの副業について解説してきました。
データベースエンジニアは、副業が可能です。
副業することで、収入の増加に加え、人脈の広がりや本業ではできないような様々な経験ができるなどのメリットがあります。
フリーランスエージェントや副業サイトを活用し、副業案件を受注しましょう。
また、SNSや自分のWebサイトなどで、直接受注することも可能です。
副業を始める際は、確定申告の必要性や本業とのバランスに注意してください。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
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