ネットワークエンジニアになるには?ネットワーク開発案件へ参画したい時に必要なこと

転職

2023.04.13

未経験からネットワークエンジニアになりたい、もしくは他のエンジニア領域のスキルや経験を活かしてネットワーク開発案件のプロジェクトに参画でみたいと考える方の中には「どうすればネットワークエンジニアとして働けるか」と悩むことがあるでしょう。
まずはネットワークエンジニアがどのようなものかを理解し、ネットワークエンジニアになるための方法や流れについて理解を深めることが大切です。

今回はネットワークエンジニアに関する基礎知識、ネットワークエンジニアはどんな人におすすめか、未経験からネットワークエンジニアになる方法、フリーランスエンジニアがネットワーク開発案件のプロジェクトに参画するための手順や流れについてお話しします。

<目次>
1.ネットワークエンジニアに関する基礎知識
ネットワークエンジニアとは
ネットワークエンジニアに必要なスキル
技術面以外でネットワークエンジニアに必要なスキル
2.ネットワークエンジニアはどんな人におすすめか
ソフトウェアだけでなくハードウェアにも強い人
コミュニケーション力があるできる人
営業時間外での作業などにもしっかりと耐えられる人
3.未経験からネットワークエンジニアになる方法
大学や専門学校で学んで就職する
独学で学んでエンジニア専門の求人や案件サイトで探して応募する
転職エージェントやプログラミングスクールを利用する
4.フリーランスエンジニアがネットワーク開発案件のプロジェクトに参画するための手順や流れ
実務経験の有無に関係なくスキルや技術を磨いておく
情報収集する際の視野と範囲を広げて、積極的に応募する
働き方の選択肢を増やして、まずは関わりを持つことが大事
5.まとめ

 

 

 

1.ネットワークエンジニアに関する基礎知識


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はじめにネットワークエンジニアに関する基礎知識について解説します。

 

ネットワークエンジニアとは

ネットワークエンジニアとは、ネットワークの「要件定義・設計・構築・監視・運用・保守」を行うのが仕事です。

昨今では様々なデバイスのスペックが向上していますが、本質的にはネットワークがなければ最大限に有効活用することはできません。

 

ネットワークエンジニアが安全で利便性の高いネットワークを構築することで、企業や組織においてもパソコンやスマートフォン、タブレットやオフィス機器がネットワークを自由に使えるようになるのです。

ネットワークは悪意のある第三者に乗っ取られてしまったり、侵入されてしまったりするとサイバー攻撃などに悪用されてしまう可能性もあり、同時に直接的な被害を受けることも考えられます。

 

社内や組織内の従業員が自由にネットワークを利用できることと、外部から侵入されないことの両立させる必要があるため、ネットワークエンジニアの役割はとても重要と言えます。

 

 

ネットワークエンジニアに必要なスキル

 

ハードウェアに関する知識
ソフトウェアに関する知識
ネットワークに関する知識
セキュリティに関する知識
配線や工事に関する知識

 

上記はネットワークエンジニアに必要なスキルの一例です。

ネットワークエンジニアの仕事は、物理的なネットワーク機器や配線など取り扱うことがあるため、各種ベンダーから販売されている製品の企画や仕組みも知っておく必要があります。

 

その上でパソコンやスマートフォン、タブレットやオフィス機器などの仕組みも理解し、ネットワークに安全につなげるためにはどのようにすれば良いかを追求していくことが求められるのです。

同じく、外部からの光回線、光回線からのネットワーク機器、ネットワーク機器から有線LANという形で段階的な配線や工事についても理解しておく必要があり、場合によってはサーバールームなどの配置においても、担当する可能性があります。

 

また、ネットワークが繋がらない、サーバーが落ちたなどのトラブルについても対応する必要があるため、幅広い範囲の技術について把握しておき、問題を解決できる能力も必須と言えるでしょう。

 

 

技術面以外でネットワークエンジニアに必要なスキル

 

顧客やクライアントの要望を汲み取る力
要望に合わせて、コストを考えながらネットワークを構築する能力
トラブル発生時に冷静に対応する能力
継続的な運用や保守のために円滑にコミュニケーションする能力
ネットワーク開発案件を受注する営業力

 

上記は技術面以外でネットワークエンジニアに必要なスキルの一例です。ネットワークエンジニアはパソコンの前に座って仕事をするだけでなく、客先や現地で対応する必要も出てきます。

そのため、顧客やクライアントの要望を読み取る力やコミュニケーションする能力は必須と言えるでしょう。

 

また、ネットワーク機器に関してもコスト度外視で構成することはないため、予算内で要望を叶えるためのコスト計算もする必要も出てきます。

その他にもトラブル発生時にすぐに対応するだけでなく、復旧のために焦らず冷静に対応する能力も求められるのです。

 

同時に、フリーランスエンジニアや未経験でネットワーク開発案件を受注したい場合など、受注するための営業力も必要になってくるでしょう。

 

 

 

 

2.ネットワークエンジニアはどんな人におすすめか


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次にネットワークエンジニアはどんな人におすすめかについて解説します。

 

ソフトウェアだけでなくハードウェアにも強い人

ネットワークエンジニアは、ソフトウェアだけでなくハードウェアにも強い人、もしくはハードウェアを触るのが好きな人におすすめです。

特にネットワーク型のハードウェアについては、ほとんどの人が日常では触れるようなものではありませんし、詳しくなくても他のエンジニア領域では活躍できることもあります。

 

もちろん、ネットワークエンジニアが特別なエンジニアということではありませんが、興味の有無はエンジニアとしての成長に違いが出てくるため、興味がある人の方がネットワークエンジニアとして成長しやすいのも事実です。

例えば、自宅の光回線やネットワーク機器にこだわりがあったり、無線LANなどについても最新の機器や規格を理解して導入していたりするなど、ネットワークに興味がある人なら向いていると言えます。

 

同様にOSやソフトウェアの設定などでネットワークの安全性の確保や速度の向上が好きだったり、セキュリティについても詳しかったりするのであれば、ネットワークエンジニアとして長く働くことができるでしょう。

 

 

コミュニケーション力がある人

ネットワークエンジニアは、前述したように客先で直接作業することがあります。

そのため対面でのコミュニケーションができる人、むしろ対面でのコミュニケーションが好きな人におすすめと言えるでしょう。

 

また、ネットワークエンジニアとして、いくつかのクライアントを受け持つようになれば、様々な企業や組織の担当者と話す機会も増えるため、少しずつ人脈も広がっていくというメリットもあります。

同様に様々な現場を体験することで、どのような環境においてもしっかりと対応できる底力やじ力を手に入れることにもつながっていくでしょう。

 

その他にも作業するための工具を揃えたり、持ち運びしやすいように考えたりするのが好きな人であれば、身一つで色々なことができるという自信がつくのも利点です。

 

 

営業時間外での作業などにもしっかりと耐えられる人

ネットワーク開発案件の現場においては、客先がクライアントの営業時間外に作業をすることも考えられます。

そのため、深夜や早朝、日曜日や祝日などでも気にせず仕事できる人におすすめです。

 

同様にトラブル発生時に時間帯に関係なくすぐ行動できる人、客先やクライアント側の事情を理解して、復旧までの時間を最短にできる人なども向いていると言えます。

現実問題としてネットワーク関係のトラブルは、企業や組織にとって「事業活動ができないという致命的なトラブル」でもあるため、すぐに対応するだけでなく、すぐに解決できる人が求められるということを覚えておきましょう。

 

同時に、自分の手に負えない時にすぐに上司や管理職の判断を仰ぐいることも重要と言えます。

他の先輩や技術者と普段からコミュニケーションしておき、問題解決に向けて車内や組織内の人材とスムーズに繋がるようにしておくと良いでしょう。

 

 

 

 

3.未経験からネットワークエンジニアになる方法


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次に未経験からネットワークエンジニアになる方法について解説します。

 

大学や専門学校で学んで就職する

未経験からネットワークエエンジニアになる方法として、大学や専門学校で学んで就職することが挙げられます。

社会人の方ですとまとまった時間が取れずなかなか難しいですか、将来的にネットワークエンジニアになりたいという方であれば、専門学校に通うという道も検討してみましょう。

 

また、ネットワークエンジニアとしての授業や教科が必ずしもあるとは限らないため、独学で学ぶことも求められます。

ITパスポート試験基本情報技術者試験ネットワークスペシャリスト試験などの資格を取得するための勉強を行い、受験して資格を取得すると就職も有利になるでしょう。

 

 

エンジニア専門の求人や案件サイトで探して応募する

ネットワークエンジニアとしての経験はないものの、他のエンジニア領域ての経験がある場合は、エンジニア専門の求人や案件サイトで探して応募する方法もあります。

未経験でも応募可能な求人案件を探して、未経験の状態から卒業するのが目的です。

 

実務の現場で働く機会が得られるようになれば、必要なスキルや能力が見えてくるため、ネットワークエンジニアとしての成長も期待できます。

ただし、未経験でも応募できる求人や案件であったとしても、何も分からない状態で応募するのは避けましょう。

 

前述したように何らかの資格を取得するか、独学で学ぶなどして最低限の知識を身につけておくということを前提としてください。

現実問題としてネットワークエンジニアに憧れて、現場で働けるようになったとしても、技術的知見やスキルがなさ過ぎると仕事を覚えるどころか周囲に迷惑をかけるだけということも考えられます。

 

未経験であることと知識がないことは別の問題であることだと理解し、ソフトウェアやハードウェアも含めてネットワークについて興味をもって知識を増やしてから応募しましょう。

 

 

転職エージェントやプログラミングスクールを利用する

未経験からネットワークエンジニアになる方法として、転職エージェントやプログラミングスクールを利用する方法もあります。

プログラミングスクールであれば、エンジニアとしての最低限必要な技術的知識及びスキルを手に入れられる可能性が高いこと、社会人なっても無理なく通えるカリキュラムな場合もあることから、エンジニア業界で働きたいといった場合におすすめです。

 

転職エージェントの場合は、スキルや能力を加味した上で、就職や派遣などの仕事も見つけてくれる可能性もあるため、未経験でもマッチングする仕事にたどり着ける可能性があります。

ただし、明らかに技術的な知識やスキルがない場合は難しい場合もあるので、何らかの資格を取得するか、技術やスキルを示せる材料を作っておくことが重要です。

 

企業や案件によっては研修期間を設けて最低限の技術や知識を身につけさせてくれる可能性もあるため、まずは転職エージェントに相談するという道があることも覚えておいてください。

 

 

 

 

4.フリーランスエンジニアがネットワーク開発案件のプロジェクトに参画するための手順や流れ


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次にフリーランスエンジニアがネットワーク開発案件のプロジェクトに参画するための手順や流れについて解説します。

 

実務経験の有無に関係なくスキルや技術を磨いておく

フリーランスエンジニアの方が、ネットワークエンジニアとして働きたいという場合は、実務経験の有無に関係なくネットワークに関するスキルや技術を磨いておくことから始めましょう。

ネットワークやセキュリティに関する技術書を購入して勉強したり、Linuxなどに触れてサーバーやネットワークを構築してみたりするなど、実際にどのような仕組みなのかを理解しておくことが大切です。

 

昨今ではRaspberry Piのようなワンボードコンピュータもありますし、手元のOSに仮想環境を作り、サーバーやネットワークを構築するなどの方法もあります。

その他にもオンラインでネットワーク関連の動画を視聴してみたり、無料で利用できるプログラミング関連の講座を受けてみたりするなど、幅広く技術とスキルを伸ばして、自分自身をまずは成長させていきましょう。

 

結果的に実務経験がないことが問題でなくなれば、応募した際に採用される可能性も高まりますし、他のエンジニア領域の実績が後ろ盾となって、働ける可能性も高まるでしょう。

 

 

情報収集する際の視野と範囲を広げて、積極的に応募する

フリーランスエンジニアの方がネットワーク開発案件のプロジェクトに参画するための手順として、情報収集する際の視野と範囲を広げて、積極的に応募することが挙げられます。

直接的にネットワークエンジニアの案件ではなくても、客先のクライアントや他のエンジニア及び技術者との横のつながりができれば、ネットワーク開発案件の受注に繋がる可能性も高くなるのが理由です。

 

同時に、エンジニアとして案件を受注するという営業力を高めるためにも、現在のフリーランスエンジニアとしてのスキルで実績を積み上げていくことにもつながっていきます。

ネットワークエンジニアとしての経験はなくても、エンジニアとしての経験が増えることで、結果として技術やスキルも成長していくことも期待できるでしょう。

 

重要なのは積極的に行動することでもあり、勉強して終わり、資格を取得して終わりということにならないように常に情報収集を行うとともに、行動に移していくことが大切です。

 

 

働き方の選択肢を増やして、まずは関わりを持つことが大事

フリーランスエンジニアの方の中には、正社員や契約社員、または派遣社員どういう形で働くという選択肢がない場合があります。

ネットワークエンジニアとして働きたいと言うのであれば、フリーランスエンジニア以外の働き方の選択肢を増やして、まずはネットワーク開発案件に関わる事を重視しましょう。

 

現実問題として実務の現場で働く方が技術やスキルも身につきやすいですし、何よりも経験が積み上がっていきます。

もちろん、他のエンジニア領域でもネットワーク関連の技術やスキルは身につけることはできますが、やはり実務の現場にはなかなかかなわないでしょう。

 

前述したようにまずは働くことができれば、人脈も増えていくということを忘れず、人脈から仕事を作るという能力を身につけて、最終的にネットワークエンジニアになる道を模索していくことをおすすめします。

 

 

 

 

5.まとめ


今回はネットワークエンジニアに関する基礎知識、ネットワークエンジニアはどんな人におすすめか、未経験からネットワークエンジニアになる方法、フリーランスエンジニアがネットワーク開発案件のプロジェクトに参画するための手順や流れについてお話ししました。

ネットワークエンジニアは、物理的な機器や配線を取り扱うことがあるため、ハードウェアとソフトウェアの両面に関する知識が必要になります。

 

同時に、ネットワーク構築後の運用や保守にも携わる必要があることから、顧客とのコミュニケーション力も必須と言えるでしょう。

ネットワークエンジニアとしての実績や経験を積み上げるためにも、まずは様々な案件に関わって、スキルやコミュニケーション力を成長させていくことが大切です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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