公開日:2020.07.26
更新日:2025.03.24
JavaScriptが未経験な初心者にとって転職できるのか心配になる方もいるかと思います。
またエンジニアやデザイナーだけど、今後JavaScriptを習得してJavaScriptエンジニアとして転職を希望している方もいるのではないでしょうか。
JavaScriptはプログラミング言語の中でも人気のあるプログラミング言語です。
しかしJavaScriptの転職事情はどうなのでしょうか。
今回の記事では、JavaScriptエンジニアの転職ニーズ、JavaScriptエンジニアの求人・案件情報、JavaScriptエンジニアの年収、JavaScript未経験からの転職は出来るのか、JavaScriptエンジニアとして転職する上で抑えておくべきポイント、転職する上でおすすめの資格、JavaScriptエンジニアとして転職する方法、JavaScriptエンジニアとしておすすめのフリーランスエージェント紹介を解説していきます。
仕事でJavaScriptを使用したい方には、必ず役に立つ情報が詰まっているので、ぜひ参考にしてみてください。
特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・JavaScriptエンジニアの転職事情を知りたい方
・JavaScriptエンジニアとして既に活躍をされている方
・JavaScriptエンジニアを将来的に検討している方
・JavaScriptエンジニアに興味/関心がある方
・現時点でITエンジニアやデザイナーの方
あなたの経験職種のフリーランス案件相場を確認しませんか?
<目次>
1.JavaScriptエンジニアの転職ニーズ
Webサイト作成
Webアプリケーション開発
スマホアプリ開発
モバイルゲーム開発
ブロックチェーン開発
2.JavaScriptエンジニアの求人・案件情報
3.JavaScriptエンジニアの年収
4.JavaScript、未経験からの転職は出来る?
5.JavaScriptエンジニアに転職する上で抑えておくべきポイント
JavaScript以外のプログラミング言語も習得
JavaScriptエンジニアとしてポートフォリオや職務経歴書を作成
プレゼン能力を向上させる
6.JavaScriptエンジニアとして転職する上でおすすめの資格
CIW JavaScript スペシャリスト
Microsoft 試験70-480 Programming in HTML5 with JavaScript and CSS3
7.JavaScriptエンジニアとして転職する方法
フリーランスエージェントを活用する
転職サイトを活用する
転職エージェントを活用する
8.まとめ
この章ではJavaScriptエンジニアの転職ニーズについて、解説していきます。
JavaScriptは、HTML/CSSでは実装が難しい、特殊効果やアニメーションなどの動的な機能を付けることが出来ることやフロントエンド・サーバーサイドの両方の開発で使用できるプログラミング言語です。
現在JavaScriptはWebサイト、Webアプリ、バックエンド、デスクトップアプリ、モバイルアプリなど様々な開発に使用されています。
そのためJavaScriptエンジニアの転職ニーズは非常に高いと考えられます。
現在のIT業界において、JavaScriptにどのような転職ニーズがあるのかを具体的に解説します。
JavaScriptを使用してWebサイトのWebサイト作成をすることが出来ます。
JavaScriptはHTML/CSSでは実装が難しい、特殊効果やアニメーションなどの動的な機能を付けるなど、ユーザビリティーが良いWebサイト作成に利用されています。
Webサイトは企業用や個人など様々なサイトがあり、JavaScriptのスキルが要求されることが多いです。
JavaScriptやHTML/CSS以外にもjQuery、PHP、WordPressの開発スキルがあると良いでしょう。
そのため、JavaScriptスキルを持っていることによりWebサイト作成を担当するエンジニアとして転職が可能です。
JavaScriptを使用してWebアプリケーション開発をすることが出来ます。
JavaScriptはフロントエンドにもサーバーサイドにも活用することができます。
サーバーサイドの開発では、Java、Ruby、PHP、Python、Perlなどサーバーサイドのプログラミング言語と併用することも多いでしょう。
また、JavaScriptエンジニアの転職においてJavaScriptフレームワークを習得することをおすすめします。
Webアプリケーションのフロント開発の場合、Angular(AngularJS)、React.js、Vue.jsが良いでしょう。
Webアプリケーションのサーバーサイド開発の場合、Node.jsが良いでしょう。
JavaScriptスキルを持っていることによりWebアプリケーション開発エンジニアとして転職が可能です。
JavaScriptを使用してスマホアプリ開発をすることが出来ます。
スマホアプリはOS環境ごとにそれぞれ異なるプログラミング言語が活用されますが、JavaScriptはReact Nativeというプラットフォームを使用することでOS環境を選ばず動作させることができます。
開発工数を少なく出来るため、スマホアプリ市場でも需要が高まりつつあります。
JavaScriptスキルを持っていることによりスマホアプリ開発エンジニアとして転職が可能です。
JavaScriptを使用してモバイルゲーム開発をすることが出来ます。
スマホアプリを制作する技術を応用して、モバイルゲーム開発をすることも可能です。
JavaScriptには、効率よくゲーム開発を行うためのライブラリやフレームワークがあります。モバイルゲーム市場は、スマホの普及も伴って高いニーズが見込まれます。
JavaScriptスキルを持っていることによりモバイルゲーム開発エンジニアとして転職が可能です。
JavaScriptを使用してブロックチェーン開発をすることが出来ます。
Javascriptは様々なブロックチェーンのライブラリが多数出ており、Ripple、Bitcoin、Ethereum等数多くのブロックチェーンのトランザクションへの署名・アドレス生成処理などで活用されています。
2021年8月現在、JavaScriptを活用したブロックチェーン自体の開発求人・案件はなく、ブロックチェーン関連のシステム開発や仮想通貨(暗号通貨)取引所の開発が多いです。
JavaScriptスキルを持っていることによりブロックチェーン開発エンジニアとして転職が可能です。
この章では、JavaScriptエンジニアの求人・案件情報について解説していきます。
フリーランススタートにおけるJavaScriptフリーランス求人・案件数は8,250件です。(※フリーランススタート調べ/2021年08月)
JavaやPHPと比較するとJavaScriptの求人・案件数は少ないですが、C#やC++、SQLの求人・案件数と似ていることから、ニーズが低くないことがわかります。
前述した通り、JavaScriptはWebサイト、Webアプリ、バックエンド、デスクトップアプリ、モバイルアプリなど様々な開発に使用されていることもニーズがある理由の1つでしょう。
では、フリーランススタート内でJavaScriptを保有しているフリーランスエージェントを見てみましょう。
JavaScriptのフリーランス求人・案件 エージェント別公開案件数の分析によるとレバテックフリーランスが691件、techtreeが438件、ITプロパートナーズ(ITPRO PARTNERS)が398件、TechStockが382件、キャリアプラスが284件、Midworksが280件、at-engineerが265件、レバテッククリエイターが224件、ギークスジョブが215件、PE-BANKが185件となっています。(※フリーランススタート調べ/2021年08月)
JavaScriptのフリーランス求人・案件を豊富に保有しているフリーランスエージェントはtechtree、レバテックフリーランス、ギークスジョブであることがわかります。
興味があるエンジニアの方はJavaScriptを豊富に保有しているフリーランスエージェントをクリックして詳細をご覧ください。
この章ではJavaScriptエンジニアの年収について解説していきます。
JavaScriptのフリーランスエンジニアの年収詳細です。
職種名 | 平均年収 | 最高年収 | 最低年収 |
---|---|---|---|
JavaScriptエンジニア | 811万円 | 2,160万円 | 240万円 |
JavaScriptの平均年収が811万円、JavaScriptの最高年収が2,160万円、JavaScriptの最低年収が240万円です。(フリーランススタート 調べ/2021年8月時点)
JavaScriptのフリーランスエンジニアの年収詳細は下記JavaScriptのフリーランスエンジニアの月額単価を年ベースで算出したものです。
フリーランススタート JavaScriptのフリーランス求人・案件 月額単価相場では、JavaScriptの平均月額単価が67.6万円、JavaScriptの中央値月額単価が70万円、JavaScriptの最高月額単価が180万円、JavaScriptの最低月額単価が20万円となっています。
また、JavaScriptが活用できる会社員のフロントエンドエンジニアの平均年収は約569万円と言われています。
JavaScriptについて、より詳しく年収について知りたい方は下記記事をご一読ください↓
なおJavaScriptのフリーランス求人・案件の詳細が知りたい方はこちらから↓
JavaScriptエンジニアとして上手く転職する際のポイントを知りたい方は「5.JavaScriptエンジニアに転職する上で抑えておくべきポイント」をご覧ください。
JavaScript、未経験からの転職は可能かどうかについて解説していきます。
JavaScriptは未経験でも転職することは可能です。
フリーランススタートで未経験のJavaScript求人・案件を検索してみると440件あります。(フリーランススタート 調べ/2021年8月時点)
昨年が55件であったため、約8倍にフリーランス求人・案件数が増加しており、ある程度未経験でも参画できる体制ができていることがわかります。
未経験でも2種類に分けることが出来ます。
JavaScript自体は習得していないが、既に他プログラミング言語や開発スキルを活用してエンジニアやデザイナー実務経験がある方とJavaScript自体は習得しておらずかつエンジニアも未経験の方です。
前者の場合、JavaScript自体が未経験ですが、既にエンジニアやデザイナーとして実務経験があるため、比較的、転職やプロジェクトなどにアサインされやすいでしょう。
後者の場合、JavaScript自体は習得しておらずかつエンジニアも未経験ですので、転職をすることは難しいと言えるでしょう。
その場合、まずJavaScriptの習得から始めてみましょう。
JavaScriptを習得する場合、独学の場合とプログラミングスクールで学習する場合の2パターンに分けられます。
現在では、オンラインで学習できるサービスや転職までしっかりサポートしてもらえるプログラミングスクールが数多くあります。そのため、プログラミングスクールで学習することを検討してみましょう。
早速、おすすめのプログラミングスクールを見てみる場合はこちらから↓
またプログラミングスクールを通っている方には、同時にクラウドワークスやランサーズなどクラウドソーシングサービスを活用して自身でも開発出来そうな求人・案件を探してみるのも良いかもしれません。
実績を重ねることができ、ポートフォリオや職務経歴書が作りやすいです。
この章では、JavaScriptエンジニアに転職する上で抑えておくべきポイントを解説していきます。
以下の内容にも取り組んでおくと市場価値の高いJavaScriptエンジニアとして評価されやすいため、特にJavaScriptエンジニア初心者は必読です。
JavaScript以外のプログラミング言語も習得することを転職する上で抑えておきましょう。
JavaScriptエンジニアとして活躍したいなら、関連業務で多く登場するHTML/CSS、Java、PHP、Ruby、Python、Perlなど他プログラミング言語を習得しておくと希少性の高いJavaScriptエンジニアとして企業側に評価されやすいです。
また、JavaScriptエンジニアとしてAngularJS、Vue.js、React.js、Node.js、Nuxt(NuxtJS)など2020年で人気のあるJavaScriptのフレームワークを習得していることも企業の評価が上がりやすいです。
JavaScriptエンジニアとしてポートフォリオや職務経歴書を作成することを転職する上で抑えておきましょう。
自身の持っているJavaScriptスキルを証明出来るように、JavaScriptで開発した成果物のポートフォリオを作っておくと良いでしょう。
転職の面接時に企業側の担当者がスキルレベルを把握出来ることにより、どのポジションで活躍出来そうかイメージしやすいです。
エンジニア向けの職務経歴書の書き方を教えて!と思った方は下記記事をご一読ください↓
プレゼン能力を向上させることも転職する上で抑えておきましょう。
JavaScriptエンジニアとして転職し就業した際、仕様、開発計画、進捗状況などをプレゼンすることもあります。
滞りなくにプレゼンが行えるように、プレゼン資料の作成方法や、理論立てて相手にコミュニケーションしたり提案できるように日々勉強しておきましょう。
この章では、JavaScriptエンジニアとして転職する上でおすすめの資格を紹介します。
JavaScriptエンジニアとして興味/関心のある資格がある場合、詳細をしっかりと調べてみましょう。
CIW JavaScriptスペシャリストは国家資格であり、世界で認められている資格です。
受験料はおよそ15,000円程であり、JavaScript以外にもPerlやHTML5の資格も存在しています。
CIW JavaScript スペシャリストは国家資格であるため日本でも有用性のある資格であり、JavaScriptエンジニアとして転職を検討している方、世界でもJavaScriptエンジニアとして活躍を検討している方はおすすめの資格です。
試験問題が英語であるため、英語があまり得意でないと難しいかもしれません。
JavaScript、HTML/CSS、jQueryの知識/スキルが出題される資格です。
Microsoft 試験70-480 Programming in HTML5 with JavaScript and CSS3は、1年以上のエンジニア実務経験がある人が受験するレベルの資格であり、エンジニア初心者にはやや難しいでしょう。
JavaScriptエンジニアとして実務経験を積んでいる方やJavaScriptエンジニアとして転職を検討している方は、JavaScriptのスキルを保有しているという証明をすることが出来るためおすすめの資格です。
JavaScriptスキルを資格を取得することによって、JavaScriptスキルの証明することは可能ですが、転職において一番重要視すべきことは、JavaScriptの実務経験やJavaScript周辺で必要な開発スキルを保有していることです。
そのためJavaScriptの資格は時間的に余裕がある方に特におすすめします。
JavaScriptエンジニアとして実務未経験の場合、まず実務経験が積めるよう積極的に行動してみましょう。
この章では、JavaScriptエンジニアとして転職する方法を解説していきます。
転職する方法は主に以下3つになります。それぞれ詳しくみていきましょう。
・フリーランスエージェントを活用する
・転職サイトを活用する
・転職エージェントを活用する
JavaScriptエンジニアとして転職するために、フリーランスエージェントを活用する方法があります。
フリーランスエージェントは、エンジニアのために求人・案件の提案から、クライアントへの営業、契約締結までの業務を代行してもらえるサービスやその運営会社を指します。
フリーランスエージェントは、具体的にエンジニアの希望求人・案件の紹介やクライアント企業との面談同席、スキルシートや経歴書の添削、新規や継続契約時の契約処理や請求書類作成の代行など行います。
さらに希望するエンジニアには商談の練習などを行います。
その他フリーランスエージェント毎、正社員にも負けないほどの充実した福利厚生制度があったり他エンジニアとの交流会や確定申告など税金関係のサポートなど特長があります。
正社員ではなくフリーランスエンジニアとして転職を検討している方、フリーランスとしてスキルを向上させたいエンジニア、高収入を希望しているエンジニア、様々な開発を経験し自身を成長させたいエンジニア、在宅ワークやリモートワークを希望しているエンジニアなどはフリーランスエージェントを活用してみましょう。
早速、おすすめのフリーランスエージェントを覗いてみる方はこちら→
JavaScriptエンジニアとして転職するために転職サイトを活用する方法があります。
転職サイトとは、採用企業が広告として掲載している求人をご自身で選んで応募できるサービスです。
大手転職サイトのリクナビNEXTやdoda、マイナビ転職、en転職では常時全国1万前後の求人情報が掲載されています。
転職サイトのメリットは、閲覧できる求人・案件が豊富であること、会員ページがついており、エンジニア自身の転職活動状況やスケジュールを確認できること、好きな時期に転職活動が出来ることが挙げられます。
大手転職サイトでも良いですが、エンジニアに特化した転職サイトがあります。
代表的なエンジニアに特化した転職サイトは、Green(グリーン)、paiza転職、bizreach(ビズリーチ)、Wantedly(ウォンテッドリー)などが挙げられます。
他にもエンジニアに特化した転職サイトは多数存在します。
エンジニアとして様々な転職サイトを見てみたい方は下記記事をご一読ください↓
JavaScriptエンジニアとして転職するために転職エージェントを活用する方法があります。
転職エージェントは転職を希望している方に対して専属キャリアコンサルタントが付き、希望の求人・案件の面談から、求人・案件情報の紹介/提案、履歴書/職務経歴書の添削、企業の面接対策のサポートまで転職活動を丁寧にアドバイス、サポートをしてもらえるサービスです。
転職エージェントを利用するメリットは、転職サイトなどには載っていない情報などを教えてくれたり、転職に対するアドバイスをしてもらえること、年収の交渉などを行ってくれることなどが挙げられます。
転職エージェントとして、マイナビエージェント、リクルートエージェントなどあります。
転職エージェントでも良いですが、エンジニアに特化した転職エージェントがあります。
代表的なエンジニアに特化した転職エージェントは、レバテックキャリア、Geekly(ギークリー)、Findy(ファインディ)、Tech Stars Agent(テックスターズエージェント)などがあります。
他にもエンジニアに特化した転職エージェントは多数存在します。
エンジニアとして転職エージェントを活用してみたい方、転職活動をどのように行ったら良いか分からないエンジニア、現職が多忙だけど転職する時間があまり取れないエンジニアなどは転職エージェントの活用を検討してみてください。
今回は、JavaScriptエンジニアの転職ニーズ、JavaScriptエンジニアの求人・案件情報、JavaScriptエンジニアの年収、JavaScript未経験からの転職は出来るのか、JavaScriptエンジニアとして転職する上で抑えておくべきポイント、転職する上でおすすめの資格、JavaScriptエンジニアとして転職する方法について詳しく解説していきました。
JavaScriptは世界でも人気のプログラミング言語であり、様々な開発現場で活用されています。
JavaScriptエンジニアとして、自身がどのような選択をして転職をするのか、少しは理解いただけたかと思います。
JavaScriptエンジニアとして転職をする場合、まず行動に移すのではなくしっかりと市場動向を確認したり、下調べを満遍なく行うことをおすすめします。
下調べを行うことにより、短期間でJavaScriptエンジニアとして活躍できる可能性が高まります。
なお、JavaScriptエンジニアとしてフリーランスでの活躍を検討している方は、まず実務経験を数年間積んだ後チャレンジしてみましょう。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
なお、フリーランススタートはiOSアプリ版やAndroid版をリリースしています。
通勤しているエンジニア・デザイナーでちょっとしたスキマ時間で手軽にフリーランス求人・案件を検索したい、開発言語の単価が知りたい、フリーランスを将来的に検討している方などは是非インストールしてみてください。
フリーランススタートのアプリを有効活用して、フリーランスとして第一線で活躍しましょう!
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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