社内SE転職の実態とは?社内SEとして転職を実現させる方法も紹介!

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2021.02.16

近年、情報化社会の加速に伴い、転職にITエンジニアを検討される方も多いのではないでしょうか。


しかし、ITエンジニアといってもシステムエンジニア(SE)やWEBエンジニア、プログラマー、社内SEなど種類が別れており、職種ごとに実務内容は全く異なります。

そのため、自分がエンジニアとしてどんな業務に携わりたいかを考えながら転職活動を行わないと、企業(会社)とのミスマッチに繋がり、最悪の場合再転職という失敗に繋がるかもしれません。

そうならないためにも、エンジニア職について知識を深めておく必要があるのです。


本記事では、ITエンジニアの中でも「社内SE」について以下に焦点を当てながら解説します。


・社内SEとは何かについて
・社内SEとシステムエンジニア(SE)の違いについて
・社内SEの仕事内容について
・社内SEへの転職は難しい理由について
・未経験でも社内SEへ転職できるのかについて
・社内SEとして転職を実現させるにはどうすればいいのかについて


社内SEへの転職を現在行っていたり、今後転職を検討している会社員やフリーランスは是非ご一読ください。

<目次>
1.社内SEとは?
2.社内SEとシステムエンジニア(SE)の違いについて
仕事の範囲
必要なスキル
年収
3.社内SEの仕事内容
ヘルプデスク業務
社内インフラ整備業務
社内システム開発業務
保守メンテナンス業務
4.社内SEへの転職は難しいって聞くけど理由は?
スキルを持っている人が多い
人気の職種である
業務内容が企業(会社)毎によるため、転職活動の対策が立てにくい
5.未経験でも社内SEへ転職出来る?
6.社内SEとして転職を実現させるには
幅広いITスキルを身に付ける
退職理由と志望動機を一貫させる
転職エージェントを活用する
7.まとめ

 

 

 

1.社内SEとは?


社内SE転職関連画像
社内SE転職関連画像

社内SEとは簡単にいうと自社の情報システムの企画や開発、運用、保守を担当する仕事です。

外部からの案件は基本的に対応しません。ゆえに転職先の企業(会社)の内部システムを担当するシステムエンジニア(SE)という職種です。

 

企業(会社)によって担当する仕事内容は異なりますが、社内SEの仕事は主に情報系システムやソフトウェアの開発、アプリケーションの運用から保守、ITインフラの構築、ヘルプデスクなど幅広く担当することが多いです。

※各部門の仕事内容の詳細は後述します。

 

 

 

2.社内SEとシステムエンジニア(SE)の違いについて


社内SE転職関連画像
社内SE転職関連画像

では、皆さんが馴染みのあるシステムエンジニア(SE)と社内SEは何が違うのでしょうか?

ここでは仕事の範囲、必要なスキル、平均年収の3つのポイントに分けて解説します。

 

  仕事の範囲 必要なスキル 正社員の平均年収
社内SE

・自社の戦略をもとにシステムの考案や運用
・自社勤務のため転勤が少ない
・求められる技術範囲が狭い

・システム構築力
・自社システムに関する一連の知識
・コミュニケーション能力

489万円
システムエンジニア(SE)

・クライアントのニーズに沿ってシステムを開発
・案件ごとにクライアントの企業に常駐する可能性あり
・クライアントごとに案件が異なるため、幅広い知識・技術が必要

・高度なシステム開発スキル
・幅広い開発スキル
・コミュニケーション能力

494万円

 

仕事の範囲

システム開発は企画に始まり設計、開発、運用、保守などさまざまな工程があります。
社内SEとシステムエンジニア(SE)は担う仕事範囲に大きな違いがあるのです。

 

 

・社内SE
社内SEは社内のシステムの運用や保守の工程に深く関わる仕事です。

 

アウトソースが難しい会社内部の重要情報を扱う場面では社内SEが活躍します。
自社内部のシステムに焦点を当てれば良いので、求められる技術範囲が狭く、転勤も少ないです。

 

・システムエンジニア(SE)
システムエンジニア(SE)は社内SEとは対照的に、外部のクライアントから受託したシステムの企画や設計、開発に関わる仕事です。

 

外部のクライアントごとに案件が異なるため、社内SEに比べると幅広い知識や技術が必要になります。また、案件ごとに顧客先の企業に常駐する可能性あるので転勤も多いです。

 

 

必要なスキル

仕事の範囲が異なると求められるスキルにも違いが生まれます。

 

 

・社内SE
社内SEはシステムの運用や保守を担当することが多いため、自社の事業を成長させるためにはどう改善すれば良いかなど、システムの構築力が重要になってきます。
そのため、システム開発に関する一連の知識が必要です。

 

また、企業(会社)の経営戦略を踏まえて新しいIT戦略を立案・提案したり、業務分析をして課題を抽出したりと対人での仕事も多いため、高いコミュニケーション能力も求められます。

 

・システムエンジニア(SE)
システムエンジニア(SE)は社内SEとは違い、直接システムの企画や設計、開発を担当することが多いので、高度な開発スキルが要求されます。

 

 

年収

社内SEとシステムエンジニア(SE)は年収にも違いがあります。

 

一般的に社内SEよりもシステムエンジニア(SE)の方が年収が高いことが多いです。

しかし、どちらも年収の幅が広いので、転職先の待遇や保持するスキルやノウハウによっても大きな差があるのかもしれません。

 

 

・社内SE
求人ボックスによると、社内SEの平均年収は489万円です。派遣社員の平均時給は1,932円、アルバイト・パートは1,009円となっています。
また、大手企業や外資企業では600万円を超えたり、管理職以上では900万円を超える場合もあります。

 

・システムエンジニア(SE)
求人ボックスによると、システムエンジニア(SE)の平均年収は約494万円です。派遣社員の平均時給は2,179円、アルバイト・パートは1,094円となっています。
大手企業や外資企業では700万円を超えたり、管理職以上では900万円を超える場合もあります。

 

 

 

 

3.社内SEの仕事内容


社内SE転職関連画像
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ここからは社内SEの仕事内容について解説します。

 

社内SEの仕事内容や範囲が広いため、企業(会社)によって異なります。
社内SEとして転職を検討する際は自分が希望する仕事かどうかを必ず確認するようにしましょう。

 

ヘルプデスク業務

ヘルプデスク業務は社内システムに関する質問やトラブルなどの問い合わせに対応する仕事です。

 

【具体的な仕事内容】

電話、メール、クレーム、サポート対応
IT機器購入手配
アカウント管理
セットアップ作業などのキッティング業務
マニュアルなどの社内外資料作成
報告書作成
不具合検証、IT機器点検

 

 

社内インフラ整備業務

社内インフラ整備業務は情報インフラの設計や敷設などを行う仕事です。

 

【具体的な仕事内容】

PCやプリンターなどの各種設定
使用ソフトのインストール
サービス運営のためのインフラ設計
設計されたインフラの構築
インフラの正常運用のサポート
事務所移転の際のネットワーク敷設

 

 

社内システム開発業務

社内システム開発業務は企業(会社)の業務効率化や改善に向けて、企業(会社)で使うシステムの企画や設計、開発などを専門的に行う仕事です。

 

業務で使用するシステムを自社で開発するような大企業では、常に複数の部署から修正や改善要求がくるので、多数のプロジェクトを同時進行しなければならない場合もあります。

 

【具体的な仕事内容】

自社で開発したシステムの設計、開発、テスト
AIを使った高度な開発
進捗管理や品質管理といったベンダーマネジメント業務

 

 

保守メンテナンス業務

保守メンテナンス業務は社内システムが障害なく継続的に稼働できるよう運用や保守を行う仕事です。

 

【具体的な仕事内容】

社内のサーバーやネットワークを監視
サーバーやネットワークのトラブル対処
自社システムをより良くするためのアップデート業務
セキュリティソフトの導入やパスワード管理、定期的なセキュリティ診断など

 

 

 

4.社内SEへの転職は難しいって聞くけど理由は?


社内SE転職関連画像
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インターネットでは社内SEへの転職は難しいという情報が多いですよね。
皆さんはそれがなぜかを考えたことはありますか。

 

ここでは社内SEの転職が難しいと言われる理由について3つのポイントに分けて解説します。

 

スキルを持っている人が多い

社内SEに転職を考える方は、もともとシステムエンジニア(SE)として働いていた方やIT関係の専門的なスキルやノウハウを持っている方が多いのです。

 

専門的な仕事をするわけですから、どんな企業でも優秀なエンジニアを雇いたいのは当然です。そのため、未経験だと少し転職しにくい職種とも言えるでしょう。

※後述、職種ごとに求められる知識やスキル、役立つ資格について表にまとめましたので、詳細はそちらをご参照ください。

 

 

人気の職種である

社内SEは転職市場において非常に人気が高いです。
レバテックキャリアの情報によると社内SEの内定競争倍率は5倍以上を示しています。

 

人気の理由は以下の意見が多いようです。

転勤が少ないから
残業が少ないから
IT戦略などシステムエンジニア(SE)ではあまり担当しない仕事に従事できるから
自社のシステム開発なので、納期に縛られず、伸び伸びと開発できるから

 

このように待遇面や仕事のやりがいを理由に、社内SEへ転職を希望する方が多いです。
人気が多いとライバルも多いので転職が難しくなっているという現状なのかもしれません。

 

 

業務内容が企業(会社)毎によるため、転職活動の対策が立てにくい

社内SEは業務内容や待遇、必要なスキルなどが企業(会社)によって全く違います。
ヘルプデスク作業だけ担当してくれれば良いという企業もあれば、開発や運用まで積極的に対応してほしいという企業など業務の幅が非常に広いです。

 

そのため、転職活動の対策やスキルやノウハウを勉強する際に非常にやりにくいと言えるでしょう。
社内SEへ転職を考える際は、自分が希望する業務を具体的かつ明確に定めてから動き出した方がいいかもしれません。

 

 

 

 

5.未経験でも社内SEへ転職出来る?


社内SE転職関連画像
社内SE転職関連画像

結論から申し上げると、業務経験が未経験でも社内SEに転職をすることは可能です。

 

なぜかというと、現代社会においてIT系の職種は深刻な人材不足に陥っているからです。
そのため、時間や費用を掛けてでも優秀な人材を確保したいのが企業(会社)の本音です。

 

しかし、企業内の別部署から社内SEへの異動を希望する人は多く、社内SEは競争率の高い職種なので、高いスキルとノウハウが求められます。

未経験で転職を成功させるためにも必要になりそうなノウハウやプログラミング言語の習得は、前もって独学やプログラミングスクールなどで勉強しておきましょう。

 

※次の章では社内SEとして転職を実現させるための方法についていくつか紹介しているので、詳しくはそちらをご覧ください。

 

 

 

 

6.社内SEとして転職を実現させるには


社内SE転職関連画像
社内SE転職関連画像

では社内SEとして転職を実現させるにはどのようなことを心がければ良いのでしょうか。
ここではそれについて3つのポイントに分けて解説します。

 

幅広いITスキルを身に付ける

幅広いITスキルを身に付けることは社内SEへの転職に有効です
目に見えてわかるスキルは転職先の企業からしてみても採用しやすいでしょう。

 

業務の種類によっても必要なスキルやノウハウは異なりますので、自分が一番必要だと思うものをチョイスし、取得に励んでみてください。

 

以下はそれぞれの業務で求められる知識やスキル、役立つ資格についてまとめた表です。
参考までにご確認ください。

 

  求められる知識 求められるスキル 役立つ資格
ヘルプデスク業務

・PC全般の知識
・ネットワークに関する知識
・IT系以外の各専門分野(財務、経理など)の知識

・コミュニケーションスキル/ビジネスマナー
・OSの操作スキル
・Office製品の操作スキル

・ITパスポート
・基本情報技術者試験
・MOS
・TOEIC

社内インフラ整備業務

・自社のシステム開発の知識
・自社のサーバー、ソフトウェア、データベース、ハードウェア、セキュリティに関する知識

・ヒアリングスキル
・提案スキル
・サーバー
・ネットワーク
・データベーススキル(SQL)
・インフラ設計スキル
・プログラミングスキル

・ITサービスマネージャ試験
・Microsoftテクニカル認証
・Linux技術者認定資格
・シスコ技術者認定
・システムアーキテクト試験
・ネットワークスペシャリスト試験

社内システム開発業務

・自社のシステム開発に関する知識
・自社のサーバー、ソフトウェア、データベース、ハードウェアの知識

・プロジェクトマネジメントスキル
・設計スキル
・開発スキル(プログラミング、データベース、サーバー構築、品質管理など)
・ベンダーマネジメントスキル

・基本情報技術者試験
・システムアーキテクト試験
・PMP
・Linux技術者認定資格
・シスコ技術者認定

保守メンテナンス業務 ・自社のサーバー、ネットワーク、データベースの知識

・監視ソフトのスキル
・サーバースキル
・ネットワークスキル
・データベーススキル(SQL)

・ITサービスマネージャ試験
・Microsoftテクニカル認証
・シスコ技術者認定

 

 

退職理由と志望動機を一貫させる

転職理由や退職理由、志望動機に一貫性を持たせることも転職に有効です

 

転職理由が年収や待遇の不満足や人間関係のトラブル、会社の将来性への不安などネガティブなものだと採用担当者もなかなか採用しにくくなってしまいます。

ポイントは転職によって実現したいことをどのように達成できるのかという観点で志望動機を考えると、一貫性を持たせやすくなります。

 

皆さんがなぜ社内SEとして転職したいのか。その具体的かつ明確な根拠と理由を表現できれば採用担当者からの評価も高いでしょう。

 

 

転職エージェントを活用する

自分の希望条件に合う求人に出会うために転職エージェントを活用することもおすすめです。

 

転職のプロに相談することで自分の転職条件に沿った求人を探してもらえるので、自分に最適な企業(会社)を素早く見つけることができます。

中には社内SEのような専門的な職種でも、未経験者を募集している企業(会社)が多数あります。また未公開求人も紹介してもらえるので、転職の可能性を広げるためにも積極的に活用していきましょう。

 

【社内SEなどITエンジニアの転職に強みを持つ転職エージェント】
①レバテックキャリア
②マイナビITAGENT
③Geekly(ギークリー)
④WORKPORT(ワークポート)
⑤TechClipsエージェント

 

 

 

 

7.まとめ


今回は社内SEへの転職を現在行っていたり、今後転職を検討している会社員やフリーランスに向けて社内SEとはどんな仕事なのか、転職を成功させるためのポイントなどについて詳しく解説してきました。

 

社内SEとは自社の情報システムの企画や設計、開発、運用、保守を主に担当する仕事です
社内SEとシステムエンジニア(SE)の違いは仕事の範囲、必要なスキルです
社内SEの仕事内容にはヘルプデスク業務、社内インフラ整備業務、社内システム開発業務、保守メンテナンス業務などがあります
社内SEへの転職が難しいと言われる理由は人気が高い職種であるためや、業務内容が企業(会社)毎に異なり転職活動の対策が立てにくいためです
社内SEは未経験でも転職可能です
社内SEの転職を実現させるには幅広いITスキルを身に付けること、退職理由と志望動機を一貫させること、転職エージェントを活用することです

 

現在、多くの企業(会社)がIT機器や情報システムを必要不可欠としており、今後益々情報化社会は加速すると言われています。

それに伴い、開発、運用、保守する社内SEの需要は増え、その将来性も明るいと言えるでしょう。

 

理想の社内SEになるためにも、社内SEに関するノウハウを身につけ、ライバルよりも早く転職活動を始めることをおすすめします。

 

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