公開日:2021.12.06
更新日:2025.03.24
インフラエンジニアとして働いている場合、業務外の時間を使って副業をすることも考えられます。
インフラエンジニアのスキルや経験は多くの事業で役立つので、副業でも手伝って欲しいという企業は珍しくありません。
インフラエンジニアとしてもっと活躍したい、インフラエンジニアのスキルを使って時間を有効活用したい。
そういった場合には、インフラエンジニアの副業をすることがおすすめです。
本記事では、インフラエンジニアの副業について解説します。
インフラエンジニアの副業の単価はいくらくらいなのか、どんなメリットがあるのかなどを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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<目次>
1.インフラエンジニアって副業出来る?
インフラエンジニアの副業は土日のみでも出来る?
2.副業インフラエンジニアの単価
フリーランスインフラエンジニアの単価
3.インフラエンジニアが副業するメリット
副業メリット①:収入が増える
副業メリット②:人脈が広がる
副業メリット③:様々な経験ができる
4.副業インフラエンジニアに必要なスキル
クラウドスキル
プロジェクト管理スキル
5.副業インフラエンジニアの案件獲得方法
フリーランスエージェントや副業サイトを活用する
クラウドソーシングサービスを活用する
副業案件を直接受注する
6.副業インフラエンジニアの注意点
確定申告をする可能性がある
本業と副業のバランスを取る
7.まとめ
インフラエンジニアは、副業が可能な職業です。
ITサービスや企業内のインフラ基盤を設計、構築、運用するインフラエンジニアは、必ずしも1人のエンジニアがフルタイムで対応しなければならない仕事ではありません。
インフラに関する知識と技術を持ち、必要に応じて対応できるスキルがあれば、副業でも仕事を獲得できます。
特に近年はリモートワークの普及によって、自宅にいながら仕事をするインフラエンジニアが増えてきています。
「本業が終わって帰宅した後、数時間だけ自宅でインフラエンジニアの副業をする」といった仕事のスタイルも実現しやすいです。
インフラエンジニアの副業には「土日のみ」を条件とした求人・案件も多数あります。
平日は会社員として働きつつ、週末にまとまった時間を使って副業をすることも可能です。
週末に多くの時間を副業に割くことができるので、収入を増やしやすいです。
週末に集中することで、副業によって本業が疎かになることも防ぎやすく、仕事のバランスを取りやすいのも特徴となっています。
シューマツワーカーなど、副業に特化したWebサービスもあるので、土日のみインフラエンジニアの副業をしたいという希望は叶いやすいでしょう。
副業インフラエンジニアの単価は、doocyJob(ドーシージョブ)の時給情報を見ると以下のようになっています。(2021年12月現在)
職種名 |
平均単価 |
中央値単価 | 最高単価 |
最低単価 |
---|---|---|---|---|
インフラエンジニア |
4,900円 |
4,720円 |
16,250円 |
2,000円 |
(参照:インフラエンジニアのフリーランス求人・案件 時給単価相場)
時給4,000円以上で副業ができるので、かなり高単価な求人・案件が多いと判断できます。
仮に1日8時間、月8日間の土日だけ副業をした場合、月収約30万円の収入アップが可能です。
1年間同様に副業を続ければ、単純計算で約360万円の収入アップに期待できるでしょう。
インフラエンジニアは、副業として限定された時間だけ働くのではなく、フリーランスへ独立して働くことも検討できます。
フリーランスのインフラエンジニアなら会社に所属することなく、より自分らしい働き方や得意な仕事のみを追求できるのが魅力です。
フリーランスエンジニアの単価は、フリーランススタートの情報を参考にすると以下のようになっています。(2021年12月現在)
職種名 |
平均単価 |
中央値単価 | 最高単価 |
最低単価 |
---|---|---|---|---|
インフラエンジニア |
65.4万円 |
65万円 |
200万円 |
3万円 |
(参照:インフラエンジニアのフリーランス求人・案件 月額単価相場)
インフラエンジニアのフリーランスの年収は、約784万円となっています。
一般的な会社員のエンジニアの年収が約469万円であることを考慮すると、かなりの高単価を実現しているのです。
インフラエンジニアの正社員の年収も見てみると、求人ボックスを参考にした場合平均約549万円となっています。
フリーランスのインフラエンジニアとして働く方が、収入面のメリットは大きいでしょう。
インフラエンジニアの求人・案件を覗いてみる↓
インフラエンジニアが副業をすることには、多くのメリットがあります。
副業を通してインフラエンジニアの経験を積んでいくことで、将来的にフリーランスとして独立したり、社内で昇給したりといったことにつながっていくでしょう。
以下からは、インフラエンジニアが副業をするメリットを解説します。
インフラエンジニアが副業をするメリットは、何といっても収入が増えることです。
これまで持て余していた時間を収入源に変えることができるので、生活に金銭的な余裕を持つことができるでしょう。
現状の収入で満足がいかない場合には、会社での昇給を目指すのではなく副業で別の収入源を作ることがおすすめです。
インフラエンジニアの副業は1日数時間から働けるので、土日の時間に何かしたい、帰宅後の時間を有効活用したいといった場合にもはじめやすいです。
副業がはじめての場合には数時間からスタートし、慣れてきたら少しずつ時間を延ばしていくといいでしょう。
収入を増やすことは単純に資産が増えるというだけでなく、そのお金を使ってエンジニアとしてのスキル獲得に投資したり、快適なリモートワークができる環境を整えたりといったことにつなげられます。
インフラエンジニアとしてのキャリアアップにつながる可能性があることから、収入アップからは多くのメリットを得られるでしょう。
インフラエンジニアの副業は、エンジニアの人脈が広がるというメリットもあります。
副業の職場でエンジニア仲間を作ることができれば、アドバイスを受けたり相談したりできるようになるでしょう。
それはインフラエンジニアとして働く際に、大きな支えのひとつとなります。
同じくインフラエンジニアとして働いている人と副業先で出会えれば、最新のIT情報や就職情報などを交換することも可能です。
今後の副業求人・案件探しに活かしたり、インフラエンジニアとしての技術向上につなげたりもできるでしょう。
インフラエンジニアの副業をはじめる際には、積極的に業務先で人脈を作り、自分にとってメリットになる人間関係を構築することを意識してみてください。
インフラエンジニアの人脈は、例えば今後フリーランスエンジニアとなった場合に仕事を紹介してくれるなどの、具体的なメリットにつながります。
また心許せる存在が増えると、仕事に対するストレスも軽減できるので、改めてエンジニアにとって人脈の有効性を理解しておきましょう。
インフラエンジニアの副業は、様々な体験をするきっかけになります。
ひとつの企業で働いていると、着手できる仕事の種類が限定されてしまい、特定のスキルアップが望めない場合があります。
その点、副業で様々な求人・案件に参画できれば、いろいろな規模のや責任のある仕事を任される可能性があり、インフラエンジニアの経験値を獲得していくことができるでしょう。
インフラエンジニアとして幅広い業務に対応できるようになれば、さらに多くの副業求人・案件に応募できるようになり、収入アップも見込めます。
「現在の職場では同じ業務ばかりを任されて、インフラエンジニアとしてのスキルアップができない」といった場合には、副業を行って様々な業務を経験していくことがおすすめです。
インフラエンジニアとして副業を行っていくのなら、いくつか身につけておきたいスキルがあります。
スキルの有無によって対応できる業務内容や副業先での評価が変わるため、応募できる求人・案件の幅や収入が変わってくるでしょう。
特に以下のスキルは重要視されるため、この機会にインフラエンジニアの副業に必要なスキルをチェックしてみてください。
インフラエンジニアの副業をするのなら、クラウドスキルはぜひ習得しておきましょう。
近年はインフラエンジニアもクラウド環境を使って仕事をする機会が多く、AWSやGCP、Azureの知識が求められるケースがあります。
クラウドサービス全体に関する知識はもちろん、特定のクラウドサービスを利用できるスキルを持っていれば、副業求人・案件の獲得につながるでしょう。
クラウドサービスのスキルを所有していることを証明するために、AWS認定資格やAzureの認定資格に挑戦することもおすすめです。
クラウドスキルを習得していると、リモートワーク求人・案件を獲得できる可能性も高まります。
自宅にいながらインフラエンジニアとして働くこともできるので、在宅での仕事に興味があるのならクラウドサービスのスキルを重点的に学んでみましょう。
また、インフラエンジニアの副業のためにクラウドスキルを学ぶのなら、同時にセキュリティシステムに関する知識を持つのも重要です。
サイバーセキュリティに関する知識がなければ、例えばリモートワークの副業の際に情報漏洩などのリスクを考慮しない可能性があります。
副業でもインフラエンジニアとしての責任を全うできるように、セキュリティについても勉強をしておきましょう。
インフラエンジニアの副業をするのなら、プロジェクト管理スキルも重要です。
基本的に副業は企業のプロジェクト単位で仕事に関わるので、いつまでに成果物を納品すれば良いのか、どのような成果が求められているのかを正確に把握し、滞りなくプロジェクトの進行をサポートする能力が必要です。
自分のスケジュール重視で仕事ができないこともあるので、プロジェクト管理スキルはしっかりと意識して身につけておきましょう。
また、インフラエンジニアは、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーの補佐として仕事をすることもあります。
その場合にはプロジェクト管理スキルや、メンバーと綿密にコミュニケーションを取るスキルが求められるでしょう。
プロジェクト全体をマネジメントできれば、副業でも重要なポジションで働くことができるので、今後につながる経験が得られます。
インフラエンジニアとして副業をはじめるには、いくつかの案件獲得方法があります。
複数の案件獲得方法を把握していれば、そのときに合わせて自分の求める仕事を見つけやすいです。
以下を参考にインフラエンジニアの副業案件の獲得方法を確認し、すぐに働けるように準備をしておきましょう。
インフラエンジニアの副業を探すには、まずフリーランスエージェントや副業サイトを利用することがおすすめです。
エンジニア向けの副業求人・案件を集めたサービスは多数あり、登録することでスムーズに自分に合った副業を探すことができます。
特にフリーランスエージェントでは、副業探しをサポートしてくれるコンセルジュやキャリアカウンセラーの力を借りることができるため、はじめての副業探しでも使いやすいです。
「副業をしたいけど、まずどうすればいいのか分からない」といったときには、フリーランスエージェントに登録してみましょう。
インフラエンジニアの副業案件を探すときには、レバテックフリーランス、パーソルテクノロジースタッフ、テックストック (TechStock)などフリーランスエージェントがおすすめです。
また、副業サイトの場合はdoocyJob(ドーシージョブ)などへの登録がおすすめです。
doocyJobは副業やフリーランスエンジニアのリモートワークなどが多数掲載されているので、多くの副業求人・案件を見つけることができるでしょう。
まずは複数のフリーランスエージェントや副業サイトに登録して、それぞれのサービスを体験してみてください。
インフラエンジニアの副業をはじめるときには、クラウドソーシングサービスを利用するのもひとつの方法です。
クラウドソーシングサービスにもインフラエンジニアの求人・案件があるため、気になる仕事があれば自由に応募できます。
クラウドソーシングサービスには例えばクラウドワークス、ランサーズ、ココナラなど様々なサービスがあるので、この機会に各サービスをチェックしてみましょう。
基本的にひとつのプロジェクトごとに仕事を請け負うことになるため、気軽な関係性から仕事をはじめられるのがクラウドソーシングサービスの特徴です。
もちろん契約次第で、長期契約で副業求人・案件を請負い続けることもできます。
一方で、クラウドソーシングには詐欺求人・案件や個人情報収集を目的とした悪意のある求人・案件もあります。
副業の求人・案件内容をよく吟味して、契約をするようにしましょう。
インフラエンジニアの副業をする際には、直接求人・案件を受注することも可能です。
例えばSNSでインフラエンジニアとしての専用アカウントを作成し、副業を探していることをアピールしたり、自分のホームページを作成して求人・案件の受注を行ったりといったことが方法として考えられます。
また、エンジニア仲間や知人に副業を探していることを話すことで、紹介という形で副業求人・案件を獲得できる場合もあるでしょう。
副業求人・案件を直接受注する場合、契約書などをしっかりと交わしておくことがポイントです。
口約束だけで仕事をはじめてしまうと、報酬の未払いや成果物のクオリティの認識などでトラブルに発展することがあります。
直接受注する際には自分の身を自分で守らなければならないため、その点を意識して副業をするようにしましょう。
インフラエンジニアの副業を行う場合、いくつか注意点があります。
事前に内容を確認し、トラブルに見舞われないように備えましょう。
インフラエンジニアとして副業をする場合、確定申告が必要になる場合があります。
基本的には年間20万円以上の収入がある場合、所得税の確定申告をして納税をする必要があるでしょう。(住民税などは別)
もしインフラエンジニアとして副業で本格的に稼ぐのなら、確定申告のやり方について調べておくこともポイントです。
インフラエンジニアの副業をはじめる際には、本業と上手にバランスを取ることも意識しましょう。
副業に力を入れすぎると、本業が疎かになって会社での評価を下げる原因になってしまいます。
とはいえ副業の手を抜くと、クライアントからの信頼を損ねてしまい、継続した案件の受注が難しくなるでしょう。
本業と副業のどちらもしっかりと仕事として責任を持って行い、生活に無理のない範囲で業務に携えるように調整するのがポイントです。
特に時間管理は重要で、インフラエンジニアの副業に多く時間を割いてしまうと、睡眠時間や休憩時間が減ってしまい、体調を崩す原因になってしまうでしょう。
体調が優れないと副業はもちろん、本業の仕事も満足にできなくなってしまいます。
収入アップやスキルアップのためにインフラエンジニアの副業をする場合は、時間管理をきちんと行って体調不良などのトラブルを引き起こさないように気をつけましょう。
インフラエンジニアとして仕事をする場合、本業とは別に副業で新しい求人・案件を探すことが考えられます。
収入が十分でないときや、新しい職場でインフラエンジニアの経験を積みたい場合には、副業という形で仕事を増やしてみることもおすすめです。
また、インフラエンジニアはフリーランスとして働くこともできます。
フリーランスエンジニアとして企業と個人で契約する環境を構築できれば、よりワークライフバランスを考慮した生きやすい働き方が実現できるでしょう。
この機会にインフラエンジニアは、副業だけでなくフリーランスとしての独立も検討してみてはいかがでしょうか。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
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