フリーエンジニアとは?フリーエンジニアの特徴や資格、おすすめの職種を紹介!

転職市場動向分析

2021.10.04

会社を独立してフリーエンジニアになりたいと思っても、「フリーエンジニアってそもそもどういう感じなの?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。


フリーエンジニアにはメリット・デメリットがあり、必ずしも目指すことが正解とは限りません。
独立前にフリーエンジニアのことについてよく調べ、自分がなるべきか深く考えることが重要です。
とはいえ何から調べれば分からない、という方も多いでしょう。


そこで本記事では独立に興味を持った方のために、フリーエンジニアとは何か?について1から解説します。

フリーエンジニアの年収、メリット・デメリット、さらにはフリーエンジニアの代表的な職種も紹介します。


フリーエンジニアについて全く知識がない人でも理解できる内容となっていますので、ぜひご覧ください。

本記事を読むことで、フリーエンジニアに関する基礎知識を網羅することができ、独立のための第一歩を踏み出すことができます。

<目次>
1.フリーエンジニアとは?
2.フリーエンジニアの年収
3.フリーエンジニアのメリット・デメリット
<メリット>
フリーエンジニアとして収入増加する
フリーエンジニアとして時間的制約がなくなる
フリーエンジニアとしてITスキルを身に付けることができる
フリーエンジニアとして得意な仕事(案件)を選ぶことが出来る
<デメリット>
収入が不安定になりやすい
自由時間が無くなる可能性がある
自己管理能力が必要になる
社会的信用が低くなる
4.フリーエンジニアは年齢の限界ってある?
5.フリーエンジニアは資格を取得した方が良い?
6.フリーエンジニアとしておすすめの職種
フロントエンドエンジニア
サーバーサイドエンジニア
インフラエンジニア
モバイルアプリエンジニア
ゲームエンジニア
7.まとめ

 

 

 

1.フリーエンジニアとは?


フリーエンジニア関連画像
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フリーエンジニアとは会社に所属せず、フリーランスとして働くエンジニアのことです。

フリーエンジニアは、企業と直接契約を交わしエンジニアとしての仕事(案件)をもらいます。

 

フリーエンジニアが企業とコンタクトを取る場合、フリーランスエージェントを利用したり、クラウドソーシングを利用したりすることが多いです。

また、サラリーマン時代に知り合ったクライアントから仕事(案件)をもらっている人もいます。

 

フリーエンジニアはフリーランスですので、常駐案件への参画を除き会社に通勤する必要はなく、働く場所も時間も自分で決めることが可能です。

現在日本では1,670万人ほどのフリーランスがいます。

 

これは労働人口の約1/4にあたる数です。

また、株式会社Brocanteが運営しているフリーランススタートの発表によると、フリーランス向け案件が掲載されている「フリーランススタート」の月間利用者数が2021年8月に20万人を突破しています。

 

こういったデータからもフリーエンジニアという働き方が注目されていることが分かります。

 

 

 

2.フリーエンジニアの年収


フリーエンジニア関連画像
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フリーエンジニアの年収は特に決められてはなく、その人のスキルや作業量で大きく変動します。

駆け出しのフリーエンジニアの場合サラリーマンと比較すると年収が低いケースも多いですが、ベテランの場合年収1,000万円を超えている人もいます。

 

フリーエンジニアとして年収をアップさせるには、エンジニアとしての実績を積み重ねていき、単価の高い仕事(案件)も獲得できるようにする必要があります。

 

参考までに、サラリーマンのエンジニアの平均年収はシステムエンジニアが568万円、プログラマーが424万円となっています。

参考:賃金構造基本統計調査 令和元年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

 

フリーエンジニアの年収事情をより詳しく理解したい方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

3.フリーエンジニアのメリット・デメリット


フリーエンジニア関連画像
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フリーエンジニアの具体的なメリット・デメリットを解説します。

フリーエンジニアとして独立することは良い面、悪い面があります。

双方の面を把握し自分に合っているか確かめましょう。

 

<メリット>

まずはフリーエンジニアのメリットを紹介します。

メリットは大きくわけて以下の4つです。

フリーエンジニアとして収入増加する
フリーエンジニアとして時間的制約がなくなる
フリーエンジニアとしてITスキルを身に付けることができる
フリーエンジニアとして得意な案件を選ぶことが出来る

 

フリーエンジニアとして収入増加する

フリーエンジニアになると収入が増加することがあります

サラリーマンの場合収入は固定されていますが、フリーエンジニアの収入には上限がありません。

 

フリーエンジニアは自分の努力と能力次第でどこまでも収入を伸ばすことができます。

たとえば、フリーエンジニアは複数の企業から仕事(案件)を得ることかでき、同一単価の場合は単純に2倍の収入を得られます。

 

このようにサラリーマン時代より収入を増やせるのはフリーエンジニアの魅力です。

 

 

フリーエンジニアとして時間的制約がなくなる

フリーエンジニアになれば、常駐案件に参画している場合を除きサラリーマンとは異なり定時の概念が存在しないため、時間的制約がなくなります

フリーエンジニアが毎日好きなだけ仕事をすることもできますし、逆に休みたいときは休むことも可能です。

 

たとえば、土日に継続して仕事を行ったり、長期休暇を作って旅行に行くこともできます。

フリーエンジニアは文字通り自由です。

 

働く時間を自分で決められるというのは大きなメリットです。

 

 

フリーエンジニアとしてITスキルを身に付けることができる

フリーエンジニアになればITスキルもアップし、エンジニアとしてさらなる成長が望めます

1つの会社に所属すると、どうしてもその会社で使われる技術以外を学ぶことは難しいでしょう。

 

フリーエンジニアの場合、様々な会社から仕事(案件)をもらうため、エンジニアとして幅広いITスキル/知識を身につけることができます。

また、フリーエンジニアは技術力が収入に比例しやすく、技術力を高めるモチベーションも上がりやすいでしょう。

 

エンジニアとして成長したいという方にもフリーエンジニアの道はおすすめです。

 

 

フリーエンジニアとして得意な仕事(案件)を選ぶことが出来る

フリーエンジニアは自分で仕事(案件)を選ぶことができるので、得意なジャンルや好きなジャンルに特化することができます

サラリーマンの場合、自分が苦手とする仕事もこなさないといけない場合が多いですし、途中で別の技術に興味が湧いたからといって急に別の仕事を行うことは不可能です。

 

フリーエンジニアの場合、たとえばAI(人工知能)関連が得意な場合、AI(人工知能)関連の仕事(案件)を探し参画することが出来ます。

どんな仕事(案件)をこなすかも自由なのがフリーエンジニアの魅力と言えます。

 

 

<デメリット>

つづいてフリーエンジニアのデメリットを紹介します。

デメリットは大きくわけて以下の4つです。

収入が不安定になりやすい
自由時間が無くなる可能性がある
自己管理能力が必要になる
社会的信用が低くなる

 

収入が不安定になりやすい

フリーエンジニアは収入が不安定になる、というデメリットがどうしても付き纏います。

企業から突然契約を解除されたり、営業を行っても仕事(案件)が全く取れなかったりすると、収入が途絶えてしまいます。

 

フリーエンジニアはサラリーマンとは違い、険しい山を登るイメージがあります。

フリーエンジニアには収入が不安定になるデメリットがあるため、独立前にある程度貯金を用意しておくことをおすすめします。

 

 

自由時間が無くなる可能性がある

フリーエンジニアはサラリーマンよりも自由なのがメリットと書きましたが、実は必ずしもそうとは限りません。

同時に複数の企業の仕事(案件)を引き受けると1週間ずっと仕事をしていなければならず、かえって自由時間が無くなる可能性があります。

 

フリーエンジニアとして独立すると必要以上に頑張りすぎてしまい、働く時間の制限がない分、休日を作らず働き詰めになる方もいます。

このような事態を避けるために、フリーエンジニアは仕事量を自分で管理し、働きすぎないように気をつけないといけません。

 

 

自己管理能力が必要になる

フリーエンジニアは自己管理能力も必要です。

フリーエンジニアはサラリーマンとは違い上司となる存在がいなくため、自分で自分を管理しなくてはいけません。

 

たとえば、毎日決まった時間に起きるようにしたり、納期を守れるようにスケジュール管理を行ったりする必要があります。

フリーエンジニアの中には自己管理ができる昼夜逆転してしまう人などがいます。

 

自己管理ができないとフリーエンジニアとして成長するのが難しくなります。

 

フリーエンジニアとして自己管理を見直してみたい方は下記記事をご一読ください↓

 

 

社会的信用が低くなる

フリーエンジニアは社会的信用が低くなるのもデメリットと言えます。

たとえばフリーエンジニアはクレジットカードを作成するのが難しいことが多いです。

 

また、ローンを組むときなども社会的信用が低いがために障害になることがあります。

フリーエンジニアはサラリーマンよりも収入が不安定であるため、社会的信用が低くなりこういったことで不利になります。

 

フリーエンジニアとして銀行口座についても確認しておきたい方は下記記事をご一読ください↓

 

 

 

4.フリーエンジニアは年齢の限界ってある?


フリーエンジニア関連画像
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結論から言うとフリーエンジニアは何歳になっても続けることが可能です。

サラリーマンは60代で定年となりますが、フリーエンジニアは60代以降働き続けても問題はありません。2021年現在86歳でエンジニアを続けている方もいます。

 

ただし、フリーエンジニアに年齢の限界はありませんが、年齢による影響はあります。

歳を重ねると頭の回転が鈍くなっていき、エンジニアとしての能力が下がってしまうこともあります。

 

また、最新技術についていけなくなり、若手エンジニアに遅れを取ってしまうこともあるでしょう。

くわえて、50代や60代になると体力も低下していき、長時間働くことが辛くなってきます。

 

フリーエンジニアは何歳になっても続けることはできますが、年齢によるハンデが生まれることには注意が必要です。

 

 

 

5.フリーエンジニアは資格を取得した方が良い?


フリーエンジニア関連画像
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フリーエンジニアは資格を取得した方が良いのか、と疑問を持つ方もいると思います。

結論を言うと、資格は特になくてもフリーエンジニアになることはできます。

 

フリーエンジニアが仕事を獲得する場合、資格よりも仕事の実績の方が重要です。

実績さえあれば技術力があることは伝わるため、資格の有無は影響しません。

 

ただし実績が全くない場合資格を持っていた方が、「こういった技術は最低限持っています」というアピールになるため、少し有利になるということは言えます。

資格を取得することは技術力アップにも繋がりますので、独立前に資格取得を目指すのも悪くはないでしょう。

 

IT系の資格には応用情報技術者試験やネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリスト、など様々な種類があります。

資格取得のために時間を使うことも良いですが、フリーエンジニアとして実績が重要です。

 

そのため、自分にとって今有効的に使うべき時間は資格の勉強なのか、実績を積むために仕事(案件)を多く遂行するのか、をしっかり考えましょう。

 

 

 

6.フリーエンジニアとしておすすめの職種


フリーエンジニア関連画像
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最後にフリーエンジニアとしておすすめの職種を紹介します。

おすすめの職種は以下の5つです。

フロントエンドエンジニア
サーバーサイドエンジニア
インフラエンジニア
モバイルアプリエンジニア
ゲームエンジニア

 

フリーエンジニアとして、どのような仕事をして活躍しているか知っておきましょう。

 

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアはWebサイト作成においてフロントエンド側の開発を担当します。

具体的にはユーザーがサイトに来訪したとき、アニメーションが動くようにしたり、必要な情報を表示できるプログラムを作成します。

 

フロントエンドエンジニアが必要な技術はJavaScriptが主です。

JavaScriptはフロントエンドエンジニアの開発専用のプログラミング言語であり、長きに渡って現場で活躍しています。

 

他には、HTMLやCSS、PhotoShopやIllustrator、SkecthなどWebデザインのスキルも持っておくと、フロントエンドエンジニアとして仕事(案件)の幅が広がります。

 

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サーバーサイドエンジニア

サーバーサイドエンジニアはWebサイト作成においてサーバー側の開発を担当します。

具体的にはサイトの裏側でデータを調整したり集計したり、ユーザーの目に見えない処理を行うプログラムを作成します。

 

サーバーサイドエンジニアが必要とするプログラミング言語はJavaやPHP、Python、Ruby、JavaScript、Perl、Scala、Go言語などがあります。

サーバーサイドエンジニアが活用するプログラミング言語にはPHP、Python、Ruby、JavaScriptなどスクリプト言語と呼ばれるものがあります。

 

スクリプト言語とは記述な簡単なプログラミング言語であり、他プログラミング言語に比べ少ない時間が習得できるのが特徴です。

ほかにも、MySQLなどのデータベースやLinuxなどのインフラ知識も持っておくと、サーバーサイドエンジニアとして更に成長ができます。

 

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インフラエンジニア

インフラエンジニアはシステム開発におけるインフラの構築から保守を担当します。

たとえば、プログラムが正常に動くためのサーバーを設置したり、コンピューターをインターネットに正常に接続できるようにしたり、インフラエンジニアはIT業界における縁の下の力持ちの役割を担います。

 

インフラエンジニアに必要なのはサーバーやデータベース、ネットワーク、クラウドに関する深い知識です。

サーバーのスペックや機器の性能を把握し、しっかりとしたITインフラを構築する必要があります。

 

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モバイルアプリエンジニア

モバイルアプリエンジニアはスマートフォン向けのアプリを開発するエンジニアのことです。

昨今ではPCよりもスマホの方が利用頻度が高い人も多く、モバイルアプリエンジニアの需要が高まっています。

 

モバイルアプリエンジニアはiPhone向けアプリを開発するエンジニアとAndroid向けアプリを開発するエンジニアに分けられます。

iPhoneアプリを開発する場合は、SwiftやObjective-Cの知識が必要になります。

 

Androidアプリを開発する場合は、JavaやKotlinの知識が必要です。

なお、案件によってはSwiftやKotlin、どちらのプログラミング言語を要求されることもあります。

 

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ゲームエンジニア

ゲームエンジニアは家庭用ゲーム機やスマホアプリゲームなどを開発するエンジニアを指します。

ゲームはどの時代においても一定の人気を集めているため、ゲームエンジニアも需要ある職種と言えます。

 

ゲームエンジニアとしてC#やC++、C言語、Ruby、Pythonといったプログラミング言語を使う場合が多く、ゲームエンジニアはこれらの言語に精通している必要があります。

スマホアプリのゲームを開発する場合は、モバイルアプリエンジニアと同様Swift、Objective-C、Kotlin、Javaのプログラミング言語の知識が必要になります。

 

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7.まとめ


本記事ではフリーエンジニア、というテーマについてまとめました。

フリーエンジニアのメリット・デメリットやおすすめの職種がお分かり頂けたかと思います。

 

今回はあくまでフリーエンジニアに関する基本的なことに絞って解説しました。

フリーエンジニアに興味を持った方は本記事を参考にして、フリーエンジニアに関する知識を更に深めていってください。

 

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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

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