公開日:2022.02.08
更新日:2025.03.24
プロジェクトマネージャ(PM)試験とは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「情報処理技術者試験」の中で、プロジェクトマネジメントに特化した公的資格試験です。
本記事ではプロジェクトマネージャ(PM)試験について以下の点を詳しく解説します。
・プロジェクトマネージャ(PM)試験とは何かについて
・プロジェクトマネージャ(PM)試験の詳細について
・プロジェクトマネージャ(PM)試験の資格取得のメリット・デメリットについて
・プロジェクトマネージャ(PM)試験に合格するためのおすすめ参考書について
・プロジェクトマネージャ(PM)試験とPMP試験、資格取得するならどっちなのかについて
プロジェクトマネージャ(PM)試験を現在勉強している/今後勉強する予定の方はぜひご一読ください。
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<目次>
1.プロジェクトマネージャ試験とは
2.プロジェクトマネージャ試験試験の詳細
プロジェクトマネージャ試験の試験会場・日程・受験料
プロジェクトマネージャ試験の試験時間・出題形式・出題数
プロジェクトマネージャ試験の出題内容
プロジェクトマネージャ試験の受験者数・合格率・難易度
プロジェクトマネージャ試験の申し込み手順
プロジェクトマネージャ試験の有効期限
プロジェクトマネージャ試験の勉強時間
3.プロジェクトマネージャ試験の資格取得のメリット
プロジェクトマネージャーの知識が身に付く
IT系企業に就職しやすい
資格手当や報奨金を貰える
他の高度試験及び支援士試験の一部免除
4.プロジェクトマネージャ試験の資格取得のデメリット
勉強時間を確保する必要がある
5.プロジェクトマネージャ試験合格のためのおすすめ参考書や対策法
おすすめ参考書①:情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2021年版
おすすめ参考書②:プロジェクトマネージャ 合格論文の書き方・事例集 第6版 (合格)
プロジェクトマネージャ試験を合格するには過去問もおすすめの対策
6.プロジェクトマネージャ試験とPMP試験、資格取得するならどっち?
プロジェクトマネージャ(PM)試験がおすすめの人
7.まとめ
プロジェクトマネージャ(PM)試験とは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「情報処理技術者試験」の中で、プロジェクトマネジメントに特化した公的資格試験です。
プロジェクトマネージャ(PM)試験の主な対象者は、高度IT人材として確立した専門分野をもち、システム開発プロジェクトの目標の達成に向けて、プロジェクト全体の計画を構成し、必要な人選や資源を確保し、予算やスケジュール、品質などを計画に基づいて実行・管理する仕事をしていきたい人です。
プロジェクトマネージャー(PM)自体について簡単に解説していきます。
プロジェクトマネージャー(PM)とは、主に情報システムや組み込みシステムなどシステム開発プロジェクトにおける責任者を指します。
【プロジェクトマネージャー(PM)の具体的な仕事内容】
・プロジェクト計画の策定
・プロジェクトチームの編成
・プロジェクトの推進、管理
・評価およびレビュー
【プロジェクトマネージャー(PM)に必要なスキル】
・要件定義スキル
・ITスキル
・プロジェクトマネジメントスキル
・ファシリテーションスキル
・リーダーシップスキル
・コミュニケーションスキル
【プロジェクトマネージャー(PM)の年収】
2022年2月時点、約270,000件以上の求人・案件数を誇る「フリーランススタート」を参考に、フリーランスプロジェクトマネージャー(PM)の単価を見ていきましょう。
職種名 |
平均年収 |
中央値年収 | 最高年収 |
最低年収 |
---|---|---|---|---|
フリーランスプロジェクトマネージャー(PM) |
986万円 |
960万円 |
2,520万円 |
240万円 |
(参照:プロジェクトマネージャ(PM)のフリーランス求人・案件一覧)
上表は年収ですが、月額単価に換算すると平均単価は82.2万円、中央値単価は80万円、最高単価は210万円、最低単価は20万円でした。
ここからは、プロジェクトマネージャ(PM)試験の詳細について見ていきます。
【試験会場】
全国主要都市
試験地の詳細はこちらより確認できます。
【試験日程】
2022年10月予定
(出典:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験:各試験のスケジュール)
【試験受験手数料】
7,500円(税込)
受験手数料は5,700円でしたが、以下の時期より上記7,500円に改定されています。
・筆記により実施する試験区分 令和3年度秋期試験から適用
・CBT方式で実施する試験区分 令和4年(2022年)4月から実施する試験に適用
午前I |
午前II |
午後I |
午後II |
|
---|---|---|---|---|
試験時間 |
9:30~10:20 (50分) |
10:50~11:30 (40分) |
12:30~14:00 (90分) |
14:30~16:30 (120分) |
出題形式 |
多肢選択式 (四肢択一) |
多肢選択式 (選択問題あり) |
記述式 |
論述式 |
出題数 |
30問 | 25問 | 3問 |
2問 |
解答数 |
30問 | 25問 | 2問 |
1問 |
プロジェクトマネージャ(PM)試験では、以下の内容が問われます。
【午前Ⅰ:共通試験】
・基礎理論
・コンピュータシステム
・技術要素
・開発技術
・プロジェクトマネジメント
・サービスマネジメント
・システム戦略
・経営戦略
・企業と法務
プロジェクトマネージャ(PM)試験は、テクノロジ系で出題される内容は、応用数学や情報理論などの基礎理論やデータ構造やプログラミング、アルゴリズムなどです。
また、セキュリティに関しても情報セキュリティ管理や技術評価、対策などの内容が出題されます。
【午前Ⅱ:独自試験】
①技術要素
出題分類 |
詳細 |
---|---|
セキュリティ |
情報セキュリティ、情報セキュリティ管理、セキュリティ技術評価、情報セキュリティ対策、セキュリティ実装技術など |
②開発技術
出題分類 |
詳細 |
---|---|
システム開発技術 |
システム要件定義・ソフトウェア要件定義、設計、実装・構築、統合・テスト、導入・受入支援、保守・廃棄 |
ソフトウェア開発管理技術 |
開発プロセス・手法、知的財産適用管理、開発環境管理、構成管理・変更管理 |
③プロジェクトマネジメント
出題分類 |
詳細 |
---|---|
プロジェクトマネジメント |
プロジェクトマネジメント、プロジェクトに関する統合、ステークホルダ、スコープ、資源、時間、コスト、リスク、品質、調達、コミュニケーション |
④サービスマネジメント
出題分類 |
詳細 |
---|---|
サービスマネジメント |
サービスマネジメント、サービスマネジメントシステムの計画及び運用、パフォーマンス評価及び改善、サービスの運用、ファシリティマ ネジメント |
⑤システム戦略
出題分類 |
詳細 |
---|---|
システム企画 |
システム化計画、要件定義、調達計画・実施 |
⑥企業と法務
出題分類 |
詳細 |
---|---|
法務 |
知的財産権、セキュリティ関連法規、労働関連・取引関連法規、その他の法律・ガイドライン・技術者倫理、標準化関連 |
【午後】
①プロジェクトの立ち上げ・計画に関すること
・プロジェクトの定義や目標設定
・マネジメントプロセスの修整、
・個別システム化計画の作成と承認
・リスクの特定や評価
・品質計画や調達計画、コミュニケーション など
②プロジェクトの実行・管理に関すること
・プロジェクト作業の指揮/管理/変更
・プロジェクトチームのマネジメント
・ステークホルダのマネジメント
・プロジェクトチームの開発
・プロジェクトに関する内部統制 など
③プロジェクトの終結に関すること
・プロジェクトフェーズ/プロジェクトの終結
・プロジェクトの評価指標と評価手法/完了基準/計画と実績の差異分析
・検収結果の評価
・契約遵守状況評価
・得た教訓の収集 など
なおプロジェクトマネージャ(PM)試験(午後)の出題内容の詳細は、以下のファイルをご確認ください。
【詳細|プロジェクトマネージャ(PM)試験:試験要綱(37ページ)】
ここでは、プロジェクトマネージャ(PM)試験の受験者数・受験者層・合格率について見ていきます。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公式に掲載している「統計情報」を基に、平成29年〜令和3年までの過去5年間におけるプロジェクトマネージャ(PM)試験の受験者数・受験者層・合格率について調べてみました。
【プロジェクトマネージャ(PM)試験(春期・秋期)】
|
受験者数(人) |
合格者数 (人) |
合格率 (%) |
---|---|---|---|
平成29年度 |
11,596 |
1,521 |
13.1 |
平成30年度 |
11,338 | 1,496 |
13.2 |
令和元年度 |
10,909 | 1,541 |
14.1 |
令和2年度 |
6,276 | 948 |
15.1 |
令和3年度 |
6,680 | 959 |
14.4 |
平均 |
9,359 | 1,293 |
13.9 |
(参照:令和3年度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 統計資料)
過去5年間において、プロジェクトマネージャ(PM)試験の平均合格率は13.9%という結果になりました。
また、プロジェクトマネージャ(PM)試験は、情報処理技術者試験のレベル区分(1〜4)でも最高峰のレベル4に設定されています。
以下は同じレベル4に該当する情報処理技術者試験の平均合格率を比較した表です。
試験名 |
平均合格率(%) |
---|---|
プロジェクトマネージャ(PM)試験 |
13.9 |
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES)試験 |
17.2 |
データベーススペシャリスト(DB)試験 |
15.1 |
システム監査技術者試験 |
15.0 |
(参照:令和3年度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 統計資料)
上記2つの表を見比べると、プロジェクトマネージャ(PM)試験はかなり高難度の試験だと推測されます。
また令和2、3年度に関しては受験者数が例年より少ないです。
これは新型コロナウイルスの影響に伴い、受験者が一時的に少なくなったことが原因と推測できます。
プロジェクトマネージャ(PM)試験の申し込み手順は以下の通りです。
プロジェクトマネージャ(PM)試験は秋期試験であり、2022(令和4)年は10月(秋期)と予定されています。
申し込み手順などは、まだ公表されていないため、ここでは参考までに前回試験(令和3年10月10日実施の秋期試験)の申し込み手順について記述します。
【プロジェクトマネージャ(PM)試験の申し込み手順】
①インターネットにて申込み
※公式ホームページにアクセスして案内書の参照
②ホームページで受験の申込み (7月27日〜8月6日18時)
※申込画面にアクセスし、申込手順に従って受験者本人が必要事項を入力(受験手数料 7,500円)
※クレジットカード決済やペイジー(Pay-easy)による払込み、コンビニ利用による払込み可能
③申込後の申込内容の変更 (7月27日〜8月10日)
④受験票の発送 (9月24日)
⑤受験票再発行受付期間 (9月30日〜10月5日)
⑥試験 (10月10日)
⑦合格発表(12月17日)
⑧合格証書交付(2022年1月7日)
プロジェクトマネージャ(PM)試験の有効期限は特にありません。
しかし、時が経つにつれ、必要なスキルやノウハウは更新され続けます。
資格を取得したことに慢心せず、日々勉強を怠らないようにしましょう。
プロジェクトマネージャ(PM)試験は、情報処理技術者試験のレベル区分(1〜4)でも最高峰のレベル4に設定されています。
また合格率は14%前後で、情報技術者試験の中でも取得難易度が非常に高いです。
出題範囲は、プロジェクトの立ち上げから終結までに必要とされるスキル・知識に関すること全てです。
そのため、プロジェクト開発に関するスキル・知識は全て網羅すべきと言えるでしょう。
上記の考察から、プロジェクトマネージャ(PM)試験は、プロジェクトマネージャー(PM)としての実務経験やある程度の知識を要していないと合格が難しいと言われており、合格には1日3~4時間以上を3か月、約300時間くらいを要すると言われています。
しかし、これはあくまで目安の時間です。
弊社が調査した人の中には、合格までに約800時間要したという方もいました。
各々が持つスキルやノウハウで合格までに必要な時間は大きく異なるため、あくまで参考程度に考え、勉強時間には必ず余裕を持っておきましょう。
なお、プロジェクトマネージャー(PM)の実務未経験の方は、まず基本情報技術者試験や応用情報技術者試験などの試験から資格取得を目指すと、ITに関する基礎や応用知識が身に付き、プロジェクトマネージャ(PM)試験勉強の理解が早まるでしょう。
ここでは、プロジェクトマネージャ(PM)試験の資格取得のメリットについて4点解説します。
プロジェクトマネージャ(PM)試験の資格を取得すると、プロジェクトマネージャー(PM)の知識が身に付きます。
例えば、以下のようなスキル・知識が身に付きます。
・マネジメントスキル
(人材を適材適所に配置したり、役割の指示や軌道修正など)
・管理スキル
(プロジェクトのスケジュールや予算、品質、納期の調整など)
・問題解決・分析スキル
(リスクの洗い出しや影響の見積もり、ステークホルダーとの調整、効果的な解決策を導ける分析力や問題解決能力)
プロジェクトマネージャ(PM)試験の資格を取得すると、IT系企業に就職しやすいです。
プロジェクトマネージャ(PM)試験は、マネジメントに関する資格の中でも難易度が高い試験です。
また、プロジェクト進行関連のスキルは定量的にアピールしづらいです。
資格取得者は、高度な知識とスキルを客観的に示せるため、IT系企業、特にマネジメント系企業への就職を有利に進めることができます。
またプロジェクトマネージャ(PM)試験は、業種を問わずシステムを開発する企業において重宝される機会が多いため、さまざまな業界・企業で活躍できるでしょう。
プロジェクトマネージャ(PM)試験に合格すると、企業によっては、資格手当や報奨金を貰える場合があります。
プロジェクトマネージャ(PM)試験の資格手当は10,000円〜20,000円前後/月が相場、合格報奨金は約120,000円前後が相場です。
しかし、上記はあくまで一例です。
所属する企業によって資格手当や報奨金は異なるため、参考程度に把握しておきましょう。
プロジェクトマネージャ(PM)試験に合格(資格保有時から2年間有効)していると、情報処理技術者試験の高度試験や情報処理安全確保支援士試験の一部(共通的知識を問う午前Ⅰ試験)が免除され、午前Ⅱ試験から受験できる特権があります。
【免除対象条件(以下1つでも合格していれば対象となる)】
(参照|IPA:免除制度の概要)
ここでは、プロジェクトマネージャ(PM)試験の資格取得のデメリットについて解説します。
プロジェクトマネージャ(PM)試験に合格するには、長い勉強時間を確保しなければならない点がデメリットです。
先ほども解説しましたが、プロジェクトマネージャ(PM)試験は、レベル区分4かつ、合格率は14%前後で、情報技術系資格の中でも取得難易度が非常に高いです。
そのため、プロジェクトマネージャ(PM)試験はプロジェクトマネージャー(PM)としての実務経験があり、ある程度の知識を要していないと合格が難しいと言われており、合格には1日3~4時間以上を3か月、約300時間くらいを要すると言われています。
しかし、これはあくまで目安の時間です。
弊社が調査した人の中には、合格までに約800時間要したという方もいました。
各々が持つスキルやノウハウで合格までに必要な時間は大きく異なるため、あくまで参考程度に考え、勉強時間には必ず余裕を持っておきましょう。
ここでは、プロジェクトマネージャ(PM)試験合格のためのおすすめ参考書2選について解説します。
(出典:Amazon)
【本書のおすすめポイント】
・毎年丁寧な改訂が行われているため、最新試験への傾向・対策が万全
・必須の基本知識に関する説明や解答テクニック、学習プランの作成、モチベーションアップのためのコラムなどが多数掲載
・書籍に掲載した最新問題に加えて、過去問題の解答/解説がWebで無料ダウンロードできる
(出典:Amazon)
【本書のおすすめポイント】
・合格論文の構成が、わかりやすく徹底解説されている
・演習問題が多数掲載されているため、実践を通して合格テクニックを会得できる
・専門家の論文が30本掲載されているため、合格できる論文とは何かについて理解できる
プロジェクトマネージャ(PM)試験の資格を取得する際、独学で勉強することも1つの選択肢です。
その際、公式サイト(IPA)や「プロジェクトマネージャ(PM)試験.com」に掲載されている過去問を活用しましょう。
過去問は、現状理解しているIT知識がどのくらいかを点数として客観的に判断できます。
そのため、プロジェクトマネージャ(PM)試験に合格するには、過去問を何度も解き、間違えた問題を振り返ることで、足りない知識を補うことができたり、勉強すべき箇所が把握できます。
プロジェクトマネージャ(PM)試験に合格するためにも、必ず過去問は解くようにしましょう。
ここでは、プロジェクトマネージャ(PM)試験とPMP試験、資格取得するならどっちなのかについて解説します。
結論、本記事ではPMP試験の資格取得をおすすめします。
その理由は以下の通りです。
・PMPは仮に試験に失敗しても、年3回まで受験できるため
・PMPは論文試験対策が不要のため
・論文試験など試験自体の専門性が高いプロジェクトマネージャ(PM)試験で悪戦苦闘するよりも、どんな業界でも通用する基礎知識が多く問われるPMP試験に合格し、現場で実践した方が早くプロジェクトマネージャーとしてのスキルが身につくため
PMPとは、「Project Management Professional」の略称で、プロジェクトマネジメント協会(PMI)が認定するプロジェクトマネジメントに関する国際資格です。
試験では、主にPMBOK(プロジェクトマネジメント知識体系ガイド)の理解度が問われます。
PMPは、プロジェクトマネジメントに関する資格のデファクト・スタンダードとして世界中で認知されており、プロジェクトマネジメントスキルの評価基準として、IT以外の多くの業界からも注目を集めています。
【プロジェクトマネージャ(PM)試験とPMP試験の比較表】
プロジェクトマネージャ(PM)試験 |
PMP試験 |
|
---|---|---|
出題形式 |
多肢選択式/記述式/論述式 60問 |
マークシート 180問 (多肢選択問題や複数回答問題、マッチング、限定的な穴埋め問題など) |
試験時間 |
300分(各時間区分の合計) |
230分 |
受験資格 |
制限なし |
制限あり ・プロジェクトマネジメント経験 |
受験費用 |
7,500円 |
約6万円(555ドル) |
有効期限 |
なし(永続) |
3年ごとに更新が必要 |
合格率 |
14%前後 |
非公表(一般的に60%前後と言われている) |
実施頻度 |
年に1回 |
毎日(1回の申し込みで3回受験できる) |
実施場所 |
全国主要都市 |
全国主要都市 |
ここまで「資格を取得するならPMPがおすすめ」と解説しましたが、人によってはプロジェクトマネージャ(PM)の資格を取得する方がおすすめの場合があります。
【プロジェクトマネージャ(PM)の資格取得がおすすめの人】
・PMPの受験資格を満たさない人
・ITに特化した専門知識を会得/強みにしたい人
・プロジェクトマネージャ(PM)試験に限らず、高度試験(情報処理技術者)を受験予定の人
・受験料金の高さが気になる人
(PMP試験は、受験資格取得に必須な研修費用など総額約10〜15万円必要)
将来の自分のキャリアを考え、最適な資格取得を目指しましょう。
今回は、プロジェクトマネージャ(PM)試験を現在勉強している/今後勉強する予定の方に向けて、プロジェクトマネージャ(PM)試験の概要や取得するメリット・デメリット、合格に向けた対策、おすすめの参考書などについて詳しく解説してきました。
・プロジェクトマネージャ(PM)試験とは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施している「情報処理技術者試験」の中で、プロジェクトマネジメントに特化した公的資格試験
※試験では、主にプロジェクトの立ち上げ・計画、実行・管理、終結に関することが問われる
・プロジェクトマネージャ(PM)試験のメリットは、以下の4点
①プロジェクトマネージャー(PM)の知識が身に付く
②IT系企業に就職しやすい
③資格手当や報奨金を貰える
④他の高度試験及び支援士試験の一部免除
・プロジェクトマネージャ(PM)試験の資格取得のデメリットは、以下の1点
①勉強時間を確保する必要がある
・プロジェクトマネージャ(PM)試験に合格するためのおすすめ参考書は、以下の2選
①情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2021年版
②プロジェクトマネージャ 合格論文の書き方・事例集 第6版 (合格
・プロジェクトマネージャ(PM)試験とPMP試験、資格取得するならPMP試験がおすすめ!
→しかし最終的には自分で調べ決断しよう!
プロジェクトマネージャ(PM)試験は数あるIT系資格の中でも難関資格の1つですが、資格を取得することで、自分の市場価値を高めることができます。
今後のキャリアプランにおいて、選択肢をさらに広げておくという観点から、プロジェクトマネジャ(PM)資格取得はメリットしかない選択肢と言えるでしょう。
プロジェクトマネージャー(PM)として活躍したいと考える方は、ぜひプロジェクトマネージャ(PM)の認定試験にチャレンジをしましょう。
フリーランスエンジニア専門の求人・案件一括検索サイト「フリーランススタート」に少しでも興味がある方は是非ご登録ください。
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