公開日:2023.03.11
更新日:2025.03.24
これからフリーランスエンジニアとして働いてみたい、もしくは既にフリーランスエンジニアとして働いている方の中には、ソフトウェア開発の案件をスムーズにするにはどうしたら良いかとお悩みではありませんか。
同時にフリーランスエンジニアとして仕事を選べるようにするためにも、まずは様々なソフトウェア開発案件に携わっていく必要があるのも事実です。
今回はソフトウェア開発に関する基礎知識、ソフトウェア開発をフリーランスエンジニアとして起業するために必要なスキルや考え方についてお話しします。
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<目次>
1.ソフトウェア開発に関する基礎知識
ソフトウェア開発とは
ソフトウェア開発におけるフリーランスエンジニアの役割
ソフトウェア開発をフリーランスエンジニアが受注するメリット
ソフトウェア開発をフリーランスエンジニアが受注するデメリット
2.ソフトウェア開発をフリーランスエンジニアとして受注するために必要なスキル
プログラミング言語やコーディングのスキル
プロジェクトに関連する技術的知見
チームメンバーとしてのコミュニケーション能力
開発案件を受注するための営業力
3.ソフトウェア開発をフリーランスエンジニアとして受注するために必要な考え方
フリーランスエンジニアは技術だけでは受注できないということ
自分自身をアピールして売り込んでいくための材料を用意すること
成長や実績の積み上げを楽しめるようにすべきということ
フリーランスエンジニアの道だけにこだわりすぎないこと
4.まとめ
はじめにソフトウェア開発に関する基礎知識について解説します。
ソフトウェア開発とは、顧客が望む機能や性能を満たす要件のソフトウェアを開発することを指します。
基本的にはプロジェクトとして、複数のチームとチームメンバーによって開発が進められ、規定の傷に合わせて成果物を作成していく流れが一般的です。
複雑ではない簡単なアプリ制作も開発案件として存在するため、場合によってはフリーランスエンジニアが一人で成果物の作成まで担うこともあります。
ただし、企業案件など大規模な開発の場合はフリーランスエンジニア一人では対応しきれないため、チームメンバーの一員として携わっていくことになるでしょう。
ソフトウェア開発におけるフリーランスエンジニアの役割として、特定の範囲や機能の一部を成果物として作成するというものが挙げられます。
その他にもプロジェクトのチームメンバーとして参加し、プロジェクトが完了するまで他のチームメンバーと一緒に仕事をするということもあるでしょう。
実際の仕事内容は契約によって異なるため、契約の内容をしっかりと理解した上で対応していく必要があります。
そのため、フリーランスエンジニアとしての役割は契約に書かれていると言っても過言ではないため、契約の時点でどのような仕事を割り当てられており、どのような命令系統なのか、しっかりと理解した上で契約するものだと覚えておきましょう。
ソフトウェア開発をフリーランスエンジニアが受注するメリットとして、フリーランスエンジニア自身が受注までのプロセスを自分自身で学べることが挙げられます。
どのような案件が募集されており、どのようなスキルが必要か、どのように応募すれば良いのかを自分自身で学んで実際に受注するということです。
その上でプロジェクトなどに参加できれば、実際に仕事をして報酬をもらうまで自分自身で対応していく必要があります。
結果としてソフトウェア開発に携わったという実績が積み上がり、同時にプロジェクトに参加したことでスキルもアップしていくでしょう。
ソフトウェア開発をフリーランスエンジニアが受注するデメリットとして、即戦力が求められるような現場の場合はなかなか採用されにくいということが挙げられます。
例えば、スキルを磨きながら働きたい、今は未熟でも学びながら仕事ができるようになりたいというレベルの場合、そもそも採用されない可能性もあるということです。
もし、スキル不足の状態で偶然採用されたとしても、プロジェクトの現場で馴染ず、周囲に迷惑をかけてしまいます。
結果的に契約を終了となる可能性は高いでしょう。
そのため、フリーランスエンジニアになって何とか頑張れば仕事が取れるというような甘い考えですと一番最初の仕事が取れずに困ってしまうことになりますので注意しなくてはいけません。
次にソフトウェア開発をフリーランスエンジニアとして受注するために必要なスキルについて解説します。
ソフトウェア開発をフリーランスエンジニアとして受注するために必要なスキルとして、プログラミング言語や自分のスキルが挙げられます。
昨今ではノーコードでの開発なども注目されていますが、まだまだ特定のプログラミング言語によるソフトウェア開発が主流であり、何らかのプログラミング言語に精通していないとなかなか案件の受注は難しいでしょう。
そのため、いきなりフリーランスエンジニアとしてソフトウェア開発案件を受注するというよりも、会社勤めや派遣社員としてプロジェクトに携わり、実際にチームメンバーとして成長しながら働ける場に飛び込んだ方が良い可能性もあります。
フリーランスエンジニアとしてプロジェクトに参加する場合は、基本的には即戦力であるということを忘れず、自分自身が即戦力で働けるという自信が身につくまではフリーランスエンジニアになるのを我慢しても良いかもしれません。
ソフトウェア開発をフリーランスエンジニアが受注するために必要なスキルとして、プロジェクトに関連する技術的知見が挙げられます。
プログラミング言語への理解とコーディングのスキルだけではなく、開発環境の構築や様々なツールの使い方を覚えておく必要があるのです。
そのため、普段から様々な領域に興味をもっておき、 ある程度は使いこなせるようにしておく必要があります。
現実問題としてプロジェクトに参加した時点で、よくわからない、これから学ぶというような形ですとその時点でチームメンバーとしてお荷物になってしまう可能性があるのです。
OSなどについてもWindowsやMacだけでなく、Linuxには触れておいた方が良いですし、コマンドラインの使い方もある程度は覚えておいた方が良いでしょう。
ソフトウェア開発をフリーランスエンジニアとして受注するために必要なスキルとして、チームメンバーとしてのコミュニケーション能力が挙げられます。
ソフトウェア開発は基本的にプロジェクトのチームのメンバーの一人として、協力し合う必要があるためです。
ただ単に決まった定型の作業を行うことがフリーランスエンジニアとしての役割ではなく、他のチームメンバーの状況を見ながら、タスク管理やスケジュール管理にも対応していく必要があります。
その他にもチャットツールなどもしっかりと使いこなして、お互いがお互いをフォローしはるようにすることも重要と言えるでしょう。
ソフトウェア開発をフリーランスエンジニアとして受注するために必要なスキルとして、開発案件を受注するための営業力が挙げられます。
フリーランスエンジニアになる方が最初に悩む壁でもあり、技術力はあるものの営業ができない、アピールができない、アプローチがよくわからないということで仕事が取れないのです。
フリーランスエンジニア自身が自分自身を理解し、適切にクライアントへアプローチしていけるようになる必要があります。
会社勤めのエンジニアとの違いでもあるため、今までエンジニアとしてしか働いたことがないという場合は営業やマーケティングについても学んでおくと良いでしょう。
次にソフトウェア開発をフリーランスエンジニアとして受注するために必要な考え方について解説します。
フリーランスエンジニアは技術だけでは受注できないということをまずはしっかりと覚えておくべきです。
前述したように営業力については、知らないままでいると大きな壁になるということは前もって知っておきましょう。
逆に言えば、エンジニアとしての自分をしっかりとアピールできる場合、早い段階からソフトウェア開発の案件を受注できる可能性が高いです。
また、スムーズに案件が取れるようになるまでは、情報収集と交互の繰り返しを何度も行う必要があります。
採用されないことでがっかりすることもあるかもしれませんが、案件を取るコツがわかってくると自分で仕事が選べるようにもなりますので、最初のうちは勉強と割り切っていろいろと応募することが大切です。
フリーランスエンジニアとしての自分自身をアピールして売り込んでいく材料を用意することも重要と言えます。
例えば、実力を示すためにアプリを作成したり、何らかの資格を取得したりするなど客観的に判断しやすい材料を集めましょう。
その他にもフリーランスエンジニアとして受注した案件について、守秘義務の部分は公開できないとしても、どのようなことをしたかということは実績として示すこともできます。
プロジェクトに参加し、ソフトウェア開発案件を完了させた実績が積み上がってくれば、しっかりと対応して完遂させる能力のある人としても評価されやすくなるでしょう
フリーランスエンジニアとして長く働き続けたい、着実に案件を受注したいと言うのであれば、スキルや技術を伸ばすことを楽しむべきということが挙げられます。
フリーランスエンジニアとしての成長や実績を積み上げが楽しめるようになってくれば、仕事自体も楽しくなりますし、新しい技術に触れることが嬉しくなってくるのです。
実際にフリーランスエンジニアとして働き続ける人の中には、古い技術にも精通しており、同時に新しい技術を柔軟に受け入れている人が存在しています。
もしくは、一つの技術を極める形で、周辺の技術をどんどん吸収して、他の人とは違ったレベルのスキルに成長させているというタイプも仕事が途切れることはありません。
フリーランスエンジニアとして狭く深く、または広く浅くのの両方で成長していくということが大切です。
フリーランスエンジニアについて検索すると、高収入で自由に働けるというメリットが強調されそのようなイメージを持つ方が多いかと思います。
実際には収入を得るためにはそれなりに頑張らなければいけませんし、収入が安定するまでは不安な気持ちでいっぱいになります。
そのため現時点におけるスキルが足りない、営業力がない、実績がないという状況であればフリーランスエンジニアとしての道にこだわりすぎずに、普通に会社勤めのエンジニアになった方が良い可能性が高いです。
フリーランスエンジニアになるのは実力を身につけてからでも遅くはないということ、足りないスキルを手に入れてからの方が案件も受注しやすく、安定化までも早いということを覚えておいてください。
今回はソフトウェア開発に関する基礎知識、ソフトウェア開発をフリーランスエンジニアとして起業するために必要なスキルや考え方についてお話ししました。
フリーランスエンジニアとして実績やスキルが伴うまでは、なかなか好きな仕事だけを選んで報酬をもらうのは難しいかもしれません。
ただし、着実にソフトウェア開発の案件に携わっていけば、結果としてそう遠くない将来に自分のスキルに見合った報酬のもらえる案件のみを選んでいけるようになります。
フリーランスエンジニアとして仕事をしながら、プログラミングスキルや技術的知見も蓄積しつつ、営業力も高めていくという意識を持つことが大切です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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